絶望を超えし戦士   作:レオ2

11 / 54
こんにちはこんばんは。
今日も1話だけです。全然進んでない気がする。
因みに小物のキャライメージはSAOの須郷です。
ではどぞ(っ´∀`)っ





自覚と絶望

「う、ん」

 

 僕は目を覚ました。昨日は手紙を見た後にずっと泣いていた。悲しいやら嬉しいのかがぐちゃぐちゃになって分からなかったが、ベッドの横の椅子に置いといた手紙をもう1度取ってもう1回読む。

 

「またね、か」

 

 そして・・・

 

(大好き・・・)

 

 手紙の事考えてたらドアをノックする音が聞こえた。

 

「は、はい。どうぞ」

「失礼します。光輝君おはよう。気分はどうかな?」

 

 その声と共に入ってきたのは櫂さんだった。来るの早いな。病院に泊まっていたのだろうか?

 

「はい。特に悪くはないです。」

「そうか、あんな話した後だから気が滅入って寝れないんじゃないかと思ったけど杞憂だったみたいだ。」

「櫂さんはここに泊まったんですか?」

「いや、病院の近くに家があるんだ。急患とかあったら直ぐに駆けつけられるからね。」

「成程」

 

 僕の予想は外れたみたいだ。残念。それはさておいてちょっと恥ずかしいけど聞いてみよう。

 

「あの・・・、櫂さんって好きな人いますか?」

「どうしたんだい、藪から棒に」

「えっと、そのちょっと気になって」

「そうか、それで質問だね。うん、いるというかもう僕は結婚してるよ。」

「えっ!」

 

 そう思い思わず櫂さんの手を見た。確かに指輪があった。昨日は全然そんな素振りなかったから分からなかった。

 

「ははは、そんなに驚くことかな?」

「あっ、えっと。すいません。」

「大丈夫だよ、初めて会う人にあってその事行ったら皆似たような反応だから。」

「そうなんですか」

「うん。」

「じゃあ、その...。」

 

 その言葉で止まった僕の言葉に?ってな感じの顔の櫂さんが見てくる。なんかやっぱり恥ずかしいよ。

 

「な、何でその人を好きになったんですか?」

 

 ちょっとビックリした顔で見られてる。まあ自分でも何聞いてんだと思わない事もない。だが今の自分には重要だと思ってたりする。

 

「うーん、そうだね。分からない」

「え、何でですか?」

 

 少し落胆して聞く。

 

「僕と彼女の場合は無意識だったんだ。いつも小さい頃から一緒にいてそれが当たり前だったんだ。」

「そう、ですか。」

「何でそんな事聞くんだい?」

 

 言うか迷った。正直に言うなら恥ずかしいけどそれでもこの人なら別にいいかなと思い言う事にした。

 

「・・・その。愛美の手紙の最後に・・・。」

 

 そう言って手紙を櫂さんに渡す。それを読む櫂さん。

 

「・・・成程。良かったじゃないか。好きだって言って貰えて」

 

 何かニヤニヤしてるのは気の所為だろうか?うん、きっとそうだ。ただ問題はそこじゃない。

 

「そこは普通に嬉しいんです。でも、僕はどうなんだろうって思って。」

「というと?」

「だって今までは愛美の事は友達って思ってました。でも、その・・・。」

「?」

「もし僕のお父さんとお母さんみたいな関係みたいになっても上手くできるのかなと思って。」

 

 それを聞いて少し笑う櫂さん。

 

「な、何ですか?」

「いや、もうそういう事考えてるんだなと思って。それはちょっと早いと思うけどね。でも僕はね?結婚するなら一緒にいて安心出来る人が良いと思うんだ。どんなに美人やお金持ちでも結局お互いの相性が悪かったら時間の無駄だと思うから。でもその点君はもう答えを出してるんじゃないかな?」

「え?」

「だって君は愛美ちゃんとの生活を想像したんでしょ?それに君はよく愛美ちゃんと一緒にいた。それは愛美ちゃんと一緒にいるのが安心したからなんじゃないかな?」

 

 ストンと何かが起きた。それと共に想いが止まらなくなってく。

 

「そう、だったんだ。」

「うん、そうだと思うよ。」

 

 お互いにその後は静かになった。場が沈黙になって5分くらいたった。その間黙っててくれた櫂さんが聞いてきた

 

「そういえば」

「はい?」

「あの後ご家族の方は来られたんかい?」

「あっ、その事も言おうともってたんです。寝てる間は分かりませんけど多分来てないと思うんです。」

「えっ、それはどうして?」

 

 そう聞かれて棚の上の花を指さす。それでわかったようだ。色あせてるから必然的に水が変えられてないって事になるから。

 

「おかしいな、普通なら飛んでくるのに。」

「なんか、嫌な予感がします。」

「僕も同感だよ。流石に遅すぎる。」

「・・・今日家に帰ってもいいですか?どうせ明日帰れるはずだったんでしょ?」

「・・・わかった。ただし僕も行く。それが条件だ」

「はい、分かりました。」

「じゃあ、すまないが今日の夜で良いかい?まあ、その間に来たら来たでいいんだがね。」

「分かりました。」

「じゃあ最終検査もしないといけないから準備してくるよ。」

「はい。」

 

 そう言って櫂さんは出て言った。1人になった病室であの時のあいつの言葉を思い出してた。

 

『お前らは絶対に絶望させてやる!』

 

 こんな内容だったはずだ。

 

(まさか、な)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 同日夜

 

 

「じゃあ光輝君良いかい?」

「はい。問題ないです。」

 

 荷物を持ちながらそう返す。結局夜まで家族は誰も来なかった。そのせいでどんどん嫌な予感が広がっていった。昼間の内に警部さん達がまた来たが進展は特になかったらしい。僕が立てた予想は結局話さなかったそうだ。僕もそれで良かったと思う。それと昨日言い忘れてた事で僕と愛美に護衛さんがついてるらしい。どうりでなんか病室の前に誰かいたなと思った。因みに愛美にはFBIがつくそうだ。まあアメリカの人も殺害されてたからな。まあそれはさておいていよいよ病院を出て櫂さんと家に帰る事になった。櫂さんの車に乗り込んだ。車の種類は分からないがかっこいい車だと思う。

 

「それじゃあ行くね。」

「はい。」

 

 そう返事して家に帰るのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 家の近くの駐車場に車を止めてこっからは歩く。まだ身体は痛いし重いがまあ距離は短いから大丈夫だと思う。本当は家と病院は割と近いから歩きでも良いって言ったんだけど却下された。護衛の人も車を降りたから歩き出す。ちょっとしたら家が見えてきた。しかし

 

「電気がついてない?何で?」

 

 僕は走り出した。後ろから2人も何か言いながらついてくる。そして家の前まで来てインターホンを押すが返事がない。今度はドアの前まで行ってドアを叩く

 

「おじいちゃん!お母さん!皆開けて!」

 

 全く開かない。鍵は愛美を助けに行った時は持っていかなかったから今も持ってない。櫂さんと護衛の人もおかしい感じ始めたらしい。

 

「光輝君鍵は?」

「ないです!持っていかなかったんで。」

「どこか入れる場所は?」

 

 そう言われて庭に回った、そして見たものは、

 

「え……、」

 

 血痕と恐らくお母さんとお父さんだった(・・・)であろうほぼ皮と目が飛び出てる死体だった。後ろの2人も絶句して止まっている。

 

「おかあ・・・さん?おとう・・・さん?」

 

 そして近寄るが見た目の通りもう・・・死んでる。

 

「あ、あ、ああ」

「・・・!光輝君他の方達は?」

 

 そう言われて急いで駆け出した。隣の部屋にいるはずのおじいちゃんとおばあちゃんの部屋に飛び込んだ。あったものはおばあちゃんだったであろう死体だけだった。

 

「あ、あ」

 

 無意識におじいちゃんを探すがいない。よく見たら立てかけていた真剣がなくなってる。部屋を出て探した。そしていた。皆と同じ姿にはなってないが血だらけのおじいちゃんが出て2階に上る階段の前にいた。その隣に血が着いた真剣と何か分からない物が落ちてた。

 

「あ、あ。おじい・・・ちゃん」

 

 話しかけるが返事は・・・ない。

 

(お姉ちゃん!)

 

 そう思いおじいちゃんを飛び越えて2階に上って姉の部屋に入っていたのは姉の皮と目が出た死体だった。

 

あ、ああああああああぁぁぁ!

「光輝君!」

 

 そんな声が聞こえてくるが分からない。

 

(何で、何で何で何で!)

 

 ・・・何故かは分からないが何か探さないといけないと思ったから失意のまま下に戻りおじいちゃんの隣に行ったらあった。それは録音レコーダーだった。櫂さんに何か言われた気がするが無視してスタートボタンを押した。

 

『ハイっ!!これを聞いてるって事はもう君はこの家に帰って来てるって事だね!?そんな君の為に良い事を教えてあげよう!ヒヒヒ!今から君の家族を殺してくるよ!よく聞いててね!?因みに今は3月2日午前2時だよ!』

 

 2人が息を飲んで聞いている。俺は黙って聞く、がそれからはこのクズ野郎の声は聞こえず代わりに恐らく窓に空いてる穴を空けてる音が聞こえそれが終わったあとは鍵を開ける音が聞こえる。家はおじいちゃんとおばあちゃんが建てたって言ってたから防犯はザルだ。それが牙を向いた。そしてまずは何かが刺す音がして呻き声が聞こえた。位置的に多分母だろう。恐らく口を押さえられてるんだ。そして小さな呻き声が聞こえなくなった。

 また刺す音がした。今度は父だろう。父も呻き声を出すが押さえられて大きい声で叫べず聞こえなくなった。

 それから隣の部屋の襖を開けた音が聞こえそして今度の刺す音は小さかったから呻き声もそんなに大きくなかったがその時

 

『お前何してる!』

 

 そうおじいちゃんの声がした。

 

『あらぁ、起きちゃったみたいですねぇ?まあ良いでしょう。』

『き、貴様ぁ!』

 

 そう言って恐らく真剣を取ったであろう音がした。

 

『おう、怖い怖い。低脳の奴らは直ぐに暴力的な手段に出るから困る。』

 

 自分の事は棚にあげてそう言う。

 

『しかし。私はもう負けませんよ?貴方のお孫さんにボコボコにされた時のようにはいきません。』

『何?』

 

 そう言って真剣とナイフがぶつかりあう音が聞こえ場所を移動してるだろう足音が聞こえ恐らくおじいちゃんが階段前に来た時に会話が再開した。

 

『お見事ですねぇ。あの孫ありにして貴方ありって感じですね?ですが私は負ける気はしませんよ?』

 

 そう言って何かを取り出す音が聞こえた。

 

『何だそれは?』

『低脳の貴方の為に教えてさしげましょう!これは今まで奪ったエネルギーを一部凝縮したものです!』

『な、なに!?』

『まあ、貴方ごときに使うつもりはなかったんですがね。あなたのお孫さんの時は何時もは不意打ちで殺していたので使う必要もなかった、そもそも僕の身体が耐えられなかった使わなかっただけですがね?だから持ってなかっただけですが、想像以上に貴方お強いので使わせて貰いますよ?』

『させるか!』

『ふっ!』

 

 キンっ!とそんな音が聞こえた多分クズ野郎がナイフを投げそれを真剣で弾いたんだろう。そして何かを噛む音がしそして

 

『し、しまった!?』

『ハハハハハ!素晴らしい!何だこのみなぎる力は』

『くっ!』

『キエェー!』

『かハッ!』

 

 強烈な一撃だったのであろう。いくら鍛えていても年齢に伴う肉体の劣化は簡単には止められない。おじいちゃんは多分この一撃で・・

 

『ふぅ、汚い血がついてしまったな。それに勢い余って殺してしまった。がまあいい、あとは小娘だけだ。まあ命乞いをして僕に従事するなら殺すのは勘弁してやろうと思うがな』

 

 クックックと言いながら階段を上り始めただろう音がするが直ぐに

 

『あ、あんたは!な、おじいちゃん?』

 

 そんな姉の声が聞こえた。

 

「おねぇちゃんにげて・・・」

 

 思わず言った。そしてだだだと足音が聞こえた。

 

『隠れても無駄だよ?』

 

 ダンダンと音がする。多分ドアを閉めたんだ、でも・・・

 

 ダンっ!

 

『ひっ!』

『ほう?可愛いじゃないか?』

『あんたに褒められても全く嬉しくない。』

『良いのかな?僕にそんな口聞いて?』

『ぐっ!』

『選ばせてあげるよ。僕の女になるか・・・、死ぬか。』

 

「お姉ちゃん・・・」

 

『断固拒否するわ!』

『そうか、ならば死ね!』

 

 そして刺す音が聞こえ

 

『・・・こうきはい・・・きて』

 

 その言葉を最後に何も聞こえなくなった。

 

『ははは!あのガキも直ぐに殺してあの世に送ってやるから安心しろ!』

 

 そんな言葉もどうでもいい。そして笑いながら階段を降りてるであろうクズ野郎に変化が起きた。

 

『ははは!これであいつの家族はあいつ以外全滅した!これ程愉快な事はない!ねぇ聞いてる?光輝君聞いてる?無様に死ぬ家族の声聞けて良かったね?僕の慈悲に感謝するんだよ?くくく、はははははは・・・は』

 

 グサッ!

 

 そんな音が聞こえた気がした。そして

 

『はぁはぁ・・・、貴様だけはここで止める。光輝は絶対に殺させん!』

 

「おじい、ちゃん」

 

『グハッ!なっ、貴様、まだ生きて。クソジジイがーっ!」

『がハッ!ぐっ!』

 

 そしてまた静かになって

 

『はぁはぁ、クソジジイが!僕の身体に穴空けやがって!はぁはぁ、早く治療しなければ・・・。だが、この録音はあのクソガキの為に残さなきゃな。ヒヒヒ!」

 

 そしてレコーダーを置いた音がし

 

『光輝君、君を殺すのは君のおじいさんのせいで時間がかかりそうだよ。でも安心してくれていい。絶対に殺しに行くから待っててね?時間はかかってしまうだろうがね。でも君のせいで君の家族皆殺しにしちゃったよ?まあこれも君が悪いって事で。じゃあね、光輝君』

 

「··········」

「·····光輝君」

『··・・・こ、うき』

「!! おじいちゃんまだ生きて」

『こ、れがあの子の言ってた・・・事、なんだろうな。こうゆう・・・事か』

「何の事だよわかんないよ!」

『こうき、ここで死んでしまう不甲斐ないおじいちゃん達を許して・・・く、れ。おまえは、いき・・・ろ』

 

 それを機に何も聞こえなくなった。

 

「み、んな」

「光輝く・・・」

ああああああああああああああああぁぁぁ!何で、なんでなんだよ!何で、何で皆なんだよ!なんで、だよ・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 この日は永遠と泣いた。そしてこの時櫂さんが気づいた。俺の目が蒼色と赤色になっていた事に。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




ありがとうございました。
今話は胸糞悪くなった方はすいませんでした。
でもしょうがないよね、イメージが須郷だからね。
知らない方はすいませんm(*_ _)m
やっと冒頭の目を出せた!名前をまだ決めてないんですがどんなんがいいですかね?もし意見あったら教えてください!左が蒼で右が赤です。後左が瞳孔ありで右が瞳孔なしです。まあ、最悪蒼目と赤目って言いますけど笑。ぶっちゃけこの2つの色って超サイヤ人ゴッドとブルーの色ですけどね笑。差別化するために瞳孔有り無しになってます。そんなんあるわけないだろとは言わないでくださいお願いします。
ではまた次回( ´ ▽ ` )ノ

今の所1日1つとしてますが偶にでいいからもっと文字数を長くしてくれーとかいう人いますか?という質問

  • 今までどうりでいい。できるかは分からない
  • 時間をかけて文字数多くしてくれ

▲ページの一番上に飛ぶ
Twitterで読了報告する
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。