Warrior beyond despair   作:レオ2

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おはようございます。
新年1発目超短い。
最後の追記は爆笑もの。


伝えし想い

 暗闇の場所、仮面の男はシーラスに語りかけた

 

「おい。そろそろ良いんじゃないのか?」

 

 その言葉にシーラスは頷く。

 

「そうだな。奴らは魔人ブウを倒して油断しているだろう。ここらで一気にダメージエネルギーを回収する。そうすれば計画は一気に最終段階に行く事が出来る」

 

 シーラスはそう言いながら隣を見上げる。男も見上げ仮面の下でニヤッとする。二人の男が見上げた先には巨大な……星一個分の大きさのオレンジ色の球状でその中に星が1つから7つまであるボールを見ていたのだった。

 

「さぁ……最凶最悪のサバイバルを生き抜くのは一体誰だろうな?」

 

 ★★★★★

 

 光輝は西沢家の家の木柱に触れる。その手触りは光輝がここに住んでいた頃とあまり変わらない。そこから家族と過ごした思い出が思い出される。何秒か経った時、光輝は木柱に触れていた右手を心臓に持って行く。

 

「皆、行ってくる」

 

 光輝はそう言って踵を返し櫂家に向かう。光輝がこの世界へ帰還して1週間、時の巣に戻る日が来た。

 この1週間、光輝は休む事はせずに……と言うより出来ずに愛美やら咲良やら櫂家に振り回された。だが別に嫌だった訳じゃない。息抜きにもなったし何より楽しかった。勿論戦闘力を下げない為の修行もしていたがやはり振り回された時間の方が長かった。

 こんな日常が普通になるように今は戦わなければならない。櫂家を、光定達や建作や新井を……そして愛美を守る為に。

 櫂家に到着すると櫂達と古原一家と光定達が揃っていた。愛美が光輝について行かなった理由は光輝が1人で行きたいと頼んだからだ。

 

「じゃっ、俺は戻ります」

 

 光輝のその言葉に櫂達は寂しそうにしながらも頷いた。咲良なんか泣きかけである。そんな咲良に苦笑いして膝を折って目線を合わせながら言った

 

「泣くなよ。永遠に会えない訳じゃないんだから」

 

「だって〜うわぁぁん!」

 

 そう泣き楓に抱きつく。咲良をポンポンとしながら楓は言った

 

「もう何言っても無駄なのは分かったから……でも、また約束して。生きて帰って。貴方の帰る場所はここなんだから」

 

「……はい!」

 

 光輝は光定や古原夫妻とも別れを言って最後は……

 

「早かったなぁ……1週間」

 

「だな。愛美も元気でね」

 

「うん」

 

 言葉はそれで十分。気の利いた言葉なんて光輝には言えないし愛美も期待していない。

 光輝はこれからは滅多にALOには行けない。魔人ブウ以上の……そして仮面の男とシーラス達に勝つ為の修行に時間を割く事になるだろうからだ。

 愛美には次元を超えて繋げる事が出来るコネクターを渡しているからこっちにいてもALOが出来る。それに光輝も仲間達に愛美の事は頼んであるから問題ないだろう。

 そして後は光輝が時計を弄り時の巣に行くだけなのだが愛美の不満そうな顔を見て?? をだす。愛美はそんな光輝に近ずき腕を掴んで上目遣いで見る。

 

「げ、現実でしてないでしょ?」

 

 そう頬を赤らめ愛美は言った。それでも光輝は鈍感なのか首を傾ける。業を煮やした愛美が上目遣いを止めて自分の整った唇を見えるようにする。その唇をじっと見ていたら吸い込まれそうになってしまう。

 それを5秒程見て光輝は愛美がして欲しい事が分かりめちゃ赤面して言った

 

「い、いや皆の前なんだけど!?」

 

 櫂家&古原一家&光定達の目の前でそれをするのは難易度が高すぎる。愛美もそれは分かっている。分かっているが理解と感情は別だ。何故なら……

 

「だって光輝あの後から1回もしてくれない!」

 

 そう思わず叫んだ。あの後というのは初日のあれからという意味で2人はその後は本当にしていない。愛美は上目遣いやらで誘ってみたが光輝にはまるで分かっておらず……手を繋ぐのは恥ずかしながらも自分から出来るのに何故口付けは出来ないんだ……と愛美は思ったのである。しかしぶっちゃけ言うとハードルが違いすぎる。

 光輝がちらりと周りを見ると皆にやにやして羞恥が半端無くなる。それでも愛美を振り払うのは躊躇われた。見てみるとまた上目遣いで光輝の心を抉る。そしてそれに抵抗する術が光輝にはなかった。

 光輝はそっと愛美の肩を持ってゆっくりと顔を近づけた。愛美も抵抗せずに少し背伸びして光輝の肩に手を置いて顔に近づく。そしてゆっくり互いの唇をくっつけて口付けを交わす。現実で初めて口付けをした愛美の唇は柔らかくこの後何も無いならずっと触れていたいと思う。

 しかしそんな訳にもいかないので5秒経ったら2人は離れた。

 周りでヒューヒュー! とかやっているのが2人には恥ずかしすぎる。それを証明するように光輝はゆっくりと離れた。その顔はやはり真っ赤だったが嫌がっている顔ではなかった。愛美も同じ。

 

「えへへ」

 

 そう愛美は嬉しそうに言ってそっと唇を触れる。現実で初めてしたキス……その感覚が離れたのにも関わらずまだ続いている。その心臓の鼓動が今は心地良い。

 そんな満足そうな愛美を見た後、光輝は3歩程下がった。

 

「じゃあ……行ってきます」

 

 その言葉に愛美は唇を触れるのは止めて光輝を見て少し寂しそうにしながらも頷いた。光輝は光輝は悟空がするように指をピッとして時計を弄った。そしてその姿が光に包まれ始める。

 皆が別れを言ってる最中、光輝は割と無意識に愛美の唇を見た。そしたらその唇が声を出さずに動いた。声は出さなかったが愛美の言った事が分かった

 

 ──愛しています

 

 そう言われた光輝は一気にまた恋に落ちた感覚をしながらも光に完全に包まれる直前に自分も口パクで伝えた

 

 ──俺も愛してる

 

 好きと言うのは一方通行の言葉、そして愛してるというのはお互いの事が好きだと分かっている時に言う言葉。

 2人の言葉はそれで十分過ぎる程で……光輝は完全に光に包まれたのだった。




お疲れ様でした。
うん。全然書けてないですね。
次回から新章開幕…何時もの半ば行き当たりばったりと違って今ざっとどうするか練っているのでもう少し待っててください。

帰還の英雄編は光輝と愛美のイチャイチャでしたね。
さぁ…愛美はALOでどれ位強くなるかな〜
今年も良いお年を。このお話が出ている時作者は山登って初日の出を拝んでると思います
(*´∇`)ノ ではでは~

追記

完全にやらかしました。元旦の何時もの時間に出そうとしたら2020年を変えるのを忘れて投稿押してしまって今の時間に出てしまいました。
ごめんなさい<(_ _)>〈 ゴン!〕マジでごめんなさいm(_ _)m
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