ただ、強さ関係は改変したのでよろしくです。
俺はさっきまで滅茶苦茶な戦いをしていたと思われる場所まで来ていた。やはり戦闘はあったらしく辺りは大分ボロボロだった。
ここまで来ればバーダックさんに会えると思ったのだがいたのはバーダックさんではなく何故か緑色のジャージを着ている悟飯さんとピッコロさん、クリリンさんに天津飯さん。それから武天老師様に……誰かはよく分からないけど少なくとも地球人の人ではない人がいた。
俺が空からどうしてこのメンバーなのだろう? と悩んでいたのだがピッコロさんが俺に気が付いた
「お前、何者だ」
その第一声によって俺に注目が集まりつつ若干臨戦態勢になっているのはやっぱりさっきまで戦いがあったからだろうか?
取り合えず手を上げ抗戦の意志がない事を教えつつ6人の前に降りた
「怪しい者じゃないです。ちょっと聞きたいことがあります」
「なんだ?」
臨戦態勢は変わっていないが問いかけるだけ問いかけた
「ここにバーダックさん……皆さんに分かりやすく言えば孫悟空さんに似て赤いハチマキを巻いてたサイヤ人の人が来ませんでしたか? 多分フリーザと戦ってたと思うんですけど」
「! 君は父さんを知ってるのか?」
そう悟飯さんが構えを解きながら聞いてきた。俺は頷きつつ付け加える
「はい。違う次元の悟空さんにいつもお世話になっています。今ははぐれっちゃったんですけど」
それを聞きピッコロは光輝の言ってることを吟味する。光輝がうそをついてるとは思えない。そもそも嘘をつくメリットがない。ピッコロも構えを解いたのを皮切りに他の戦士も構えをといた。その際ピッコロが言った
「成程、お前がそのバーダックって奴が言っていたここに来るサイヤ人か」
「バーダックさんと話したんですか?」
あの人俺の中ではコミュニケーション苦手の人なのかなと失礼ながら思っていた。だって悟空さんにベジータさん、悟飯さんに悟天さんがよくタッグを組んでいるのは見かけるけどバーダックさんは単独の任務が多い印象だし。
ピッコロさんが俺の言葉に頷き続けた
「ああ」
『ここにサイヤ人のガキが向かってきている。そいつが来たらこういっとけ』
「この世界で強くなれ。強くなったお前と今度は戦ってやる……それが伝言だ」
それは偶然にも光輝がサイヤ人三人衆に言ったセリフと同じだった。あの時は光輝があの中では一番強かったから光輝がボス感を漂わせたがバーダックに言わせれば光輝は3分の1人前だ。そしてバーダックはとっくに気が付いている。この世界はこうなった原因はくそったれな理由だが強くなるのにこれ以上の環境はないと。バーダックと合流すれば光輝はバーダックに甘えるかもしれないと考えたのかもしれない。この強敵が入り乱れているサバイバルを生き抜いた光輝と……とバーダックは考えているのだ。
「そう……ですか」
光輝はピッコロに言われた伝言を聞き先程まで曇りだった上空を見ると徐々に太陽の光が射し込んできていた。それに目を細めながらも光輝は深呼吸をした
「ふぅ~はぁ~」
そして次に悟飯達を見る。そして少し頭を下げた
「ありがとうございました。俺はもう行きます」
それがバーダックさんの条件ならば望むところだ。強くなってやる。バーダックさんよりも……いや師匠たち全員。それが俺の目標で夢なんだから。
そして光輝は面々に背を向け飛び立ったのだった
★
地球エリア 荒野
その場所には今二人の人間がいた。片方は赤い羽織に黒のインナーにズボンに青い帯、背中には如意棒と呼ばれる武器を斜めにかけている。髪は愛美のいる世界からすれば大分異質で四方八方に伸びてる。
相対するようにいる青年は眼鏡をかけ紫色の肌を持っている。そしてその腰には刀がある。見た目だけなら好青年だ。しかしそういう訳では無いと向かい合ってる方は知ってる。
「見つけたぞ、フュー」
「君は……タイムパトロールの方の孫悟空か」
赤い羽織の方の人間は孫悟空、青年の方はフュー。ある意味で相容れない二人が邂逅しあった。
フューが若干イライラしている声で聞いた
「何だ、君まで僕の邪魔をするのかな」
「どういう事だ?」
「とぼけるな!」
そう叫び気弾を放つ。しかし悟空は流石の反応速度でそれを躱す。次の瞬間にはフューが目の前に迫っていたが悟空は慌てる事もなく迎え撃つ。フューの拳と悟空の拳がぶつかりって衝撃波が生まれる。
悟空が鍔迫り合いの中問いかける
「おめぇ……また監獄惑星みたいなことしようとしてんのか?」
それを聞いたフューが驚いた表情を見せ一回後退する。
「成程……君は知らないのか、この世界どういう場所なのか」
「なに?」
「……先に言っておくが今回の事は僕がやった事じゃない。寧ろ僕も被害者なんだよね」
その意味が分からず悟空は困惑の顔になっている。フューは正解発表をする教師の様に続けた
「僕の計画はあいつのせいで滅茶苦茶だ。あの初代タイムパトロール、シーラスのせいでね」
「シーラス……あいつが関わっているのか」
「上を見てごらん」
悟空は臨戦態勢を取りつつも上を見た。そこには悟空に見覚えのある根があった。覚えてい物よりも何故か薄いが間違いない
「宇宙樹の根か?」
「正解。だけどあれは僕がやった事じゃない。僕の宇宙樹をあいつらが奪ったのさ」
悟空はフューを見ると彼にしては珍しく感情がむき出しになっている。悟空はフューがやろうとしていることを知っている。宇宙樹にエネルギーを与え新たな宇宙を創生する計画「ビッグバンミッション」だ。
トキトキの卵以外での宇宙を作る方法だ。難易度的にはまだトキトキの卵の方が優しい。しかしトキトキに関しては厳重に時の巣で警備されているので普通は奪取は出来ない。だから宇宙樹から作る方がフュー的にも安全だったのだ。
最もその宇宙樹は破壊神ですら破壊出来ない代物なのだが。
「だけんど……だったらなんでオラ達は気を吸収されてないんだ?」
悟空が覚えている宇宙樹は見境なく人間の気や生命エネルギーを奪うものだった筈だ。分かりやすく言えば強制的な元気玉だ。フューは不思議そうな顔で聞いた
「君は一体いつの孫悟空なの?」
「オラはおめえの計画を止めた後の世界の孫悟空だ」
それを聞きフューは不快な顔になる。遠回しに「おめえの計画はどの道終わりだ」と言ってるように聞こえたからだ。しかしこの悟空と戦ったフューと今ここにいるフューは違うと言い聞かせ続けた
「成程。これは僕の予想なんだけど本来宇宙は長い年月をかけて生まれるものだ。で、多分君と戦った僕は見境なくエネルギーを集めていた、違う?」
「いや……あってる」
正確には暗黒王となったフューの気もあったのだが余計な情報与える必要はない。
それに満足そうに頷き答え合わせする教師の様に続けた
「急激にエネルギーを集めて宇宙が出来たとしても……それは歪な宇宙になる。彼らはそれになるのだけは回避したいんじゃないかな。だから見境なく吸収ではなくダメージエネルギーを吸収を選んだ。そっちの方が時間をかけれて宇宙を作れるからね」
そう言いながら眼鏡をくいっと上げる。悟空はフューの言葉を見定めている。確かに別のフューがビックバンミッションを起こした時はフューの言う通り歪な世界になった。その結果をシーラス達がどうやって知ったのかが気になるがフューの言う事にも一理ある。というよりこれまで時間をかけてダメージエネルギーを集めてきたことにも理由が付く。しかし……
「陰でこそこそしていたおめえがやけに簡単に見つけられたのはおめえがやった側じゃなかったからか」
フューは基本的に隠密行動をする事の方が多い。悟空達もかつてはそれのせいでなかなかフューを見つける事が出来なかったのだ。そんなフューが悟空にあっさりと見つけられたのが悟空には疑問だったのだ。
フューはどちらかと言うと実験をされる方ではなくする側の人間、安全な場所でそれを見ているのがパターンだったからだ。が、今回は見事に実験される側になったのだ。
「そういうこと、どう? 僕と君が戦う理由はない筈だよ」
確かにフューの話が本当ならば別にフューと敵対する必要はない。だが悟空の方は違う。
「おめえが今回の事に関わってねえのはよく分かった。だけんど……」
悟空はそこで言葉を区切り厳し気な視線を投げながら聞いた
「おめえの事だ、もしシーラスに協力を要請されたらどうすんだ?」
フューは奪われた側の人間、本来なら協力なんてしないだろう。しかし悟空は知っている。フューは自分の目的の為ならば……自分の好奇心を満たすためならばどんな手段をも使うと言う事を。
そして悟空の言葉を聞いたフューはふっと笑った
「それはそれで良いかもね。僕の計画はバレているみたいだからこの際言っちゃうけど……宇宙誕生を見ることが出来たら僕は良いんだよね。その後のことも興味はあるけどさ」
「おめえが簡単に話したのはオラ達がシーラス達と同士討ちさせるのが狙いか」
宇宙誕生を見たいと言ってもフューは本来それは一人でやりたかったはずだ。と言うより悟空が前回止めた時は殆ど一人でやっていた。協力者の助力はフューが暗黒王に覚醒した時位だろう。
だから悟空達とシーラス達の同士討ちを狙うのは理にかなっている。
「ピンポーン! 前から思っていたけど君は他の次元の孫悟空よりも話が分かるんだね。年の功かな」
今フューの目の前にいる悟空は見た目はまだ若いが生きてきた年数はどの時代の悟空よりも長い。経験を積んでいるが故に大人らしい観察眼を持っているのだ。
悟空は構えた
「ならおめえを逃がすわけには行かねえ」
フューが味方とまではいかなくても中立になるのならば正直見逃すつもりだったがまた時空を滅茶苦茶にされるわけにはいかない……と言うのは半分建前で単純にフューと戦いたかったというのもある。フューはやれやれと言いたげな顔で頭を掻いた後構えた
「いいさ、どうせ実験が再開するまでの暇つぶしだ」
瞬間、二人は消えた。次に現れたのは空、一切の雲もない空で轟音が鳴り響く。悟空が攻撃を加えればすぐにフューもやり返す。
悟空は距離を取り連続で気弾を放つがフューがそれらを簡単に躱していく
(やっぱり強えなぁ)
気弾を躱し切ったフューと悟空は再びぶつかる。悟空の拳が空を斬ればフューの蹴撃も空を切る。
「はぁっ!」
悟空はフューの足を掴み下に投げつける。フューは一回転しながら腰にある真剣を引き抜いた空に振った。そうすると暗黒魔界の紋章が浮かび出てそれを追撃しようとしている悟空に放った。
「––!」
悟空はそれを真正面からぶつかった。ぶつかったことによる爆炎があがる。その間にフューは地面に立ち悟空と自分の技がぶつかった場所を見る。そしてその口元を笑みに変える
「やっぱり君は面白いよ、孫悟空!」
そう言った瞬間に金色の光と共に髪の毛をバーダックと瓜二つに逆だたせ金髪にしている悟空がフューにそのまま突撃していた。
「はっ!!」
フューは先程の技を何個も繰り出し迫ってきている悟空に投げつける。しかし悟空はそれらを超サイヤ人2に変身しながらジグザグに躱しフューに迫る。そんな悟空の拳は握られている。
フューはこれ以上は無駄撃ちだと思考を切り替えバックステップで悟空を躱す。悟空はそのまま地面に突撃し地面に風穴を開けた。
「伸びろー如意棒!!」
煙の中からそんな声が聞こえた瞬間赤い棒が伸縮してフューに迫る。フューはてっきり気弾か接近戦を仕掛けてくるものだと思っていたから少し目を見開き咄嗟に真剣を両手で持って如意棒を逸らした。真剣と如意棒がぶつかり合うところから火花が飛び出る。
次の瞬間、フューの眼前には悟空がいた
「なっ!?」
フューがそんな声を出した瞬間、悟空は伸びている如意棒を持ちつつ右足を思いっきり蹴り上げそれがフューの顎にぶち当たった。
「がはっ!」
フューに咄嗟に両手を使わせ防御手段を減らした上での一撃。フューは上空に蹴り飛ばされた。悟空はそこで先程再び持った伸びてる如意棒を胴で一回回した後宙にいるフューに思いっきり振り下げた。
「くっ!」
フューは咄嗟に真剣を横に構え如意棒をガードしたが
「はああああっ!!」
悟空の気合の入った雄叫びによりフューは一気に押し切られ吹き飛ばされた。
(クリリン、技借りっぜ!)
悟空が心でそう言い如意棒を背中にある鞘に納めた後両手をフューが吹き飛んだ場所目掛けてエネルギー波を放った。
そのエネルギー波は吹き飛びから起きたフュー目掛けて来た……と思ったらフューに直接当たるのではなくフューの上空に方向転換した
「はっ!」
そして両手を勢いよく振り下ろすとそのエネルギー波が何個にも分裂し下にいたフューを襲った。
「チっ!」
フューが舌打ちをしたのと同時にフューは閃光に包まれたのだった。
★
フューと悟空が激突していた頃、悟空達の場所から近い廃墟。そこから幾つもの爆発が起きた。そんな爆発に紛れオレンジ色の亀仙流の道着でその背中には「飯」と書かれている金髪の青年がビルを突き抜けて来た。
「ガはっ!」
ビルに激突し埋め込まれた顔に傷がある青年は血反吐を吐く。対する敵は不敵な笑みで言った
「どうした孫悟飯……この程度か?」
悟飯……それも絶望の未来で生きて来た悟飯はその碧色の瞳を目の前の存在に向ける。目の前にいる敵はその耳に着けている耳飾りや纏っている道着を除けば悟飯の父親にそっくり……いや、同じだった。ただし父親がいつも着ていたオレンジ色の亀仙流の道着ではなく漆黒の道着だ。
「お、お前は……何者なんだ。なんで父さんの肉体を持っている」
その問いの答えは漆黒の気弾だった
お疲れ様でした。
クリリンの技というのはサイヤ人編でサイバイマン達を一掃した拡散かめはめ波です。親友はいなくなってしまっても悟空が覚えてる…とかそういう感動的な理由では無いです。どの悟空もそういうセンチメンタル的なやつはないと思うし単純にそれがいいと思ったからです。
それから多分ヒーローズ嫌いな人達いるかもしれませんが僕は使えるものはどんどん使うのでご了承下さい。
ヒーローズのプロモアニメ3話のベジータカッコよかったー!あれはかっこよすぎた。強いて言うならターレス蹴られた時もっと吹き飛べよ。
ターレスはもう2回も出して退場させちゃったからなぁ…自分戦いが終わって互いに笑うみたいな展開好きなんでベジータVSターレスは普通に好きなんだよな。
あとカンバーも。カンバーはプロモアニメ出た時から割と好きだったりする。悟空以上の戦闘狂として。
ベジータの新形態ってキラベジとどっちが強いんだろ…。
そして最後は光輝と関わりあいがある意味1番あるあの戦士。
アンケートします!期限は5月21日の午後12時にします!