Warrior beyond despair   作:レオ2

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おはようございます。
めっちゃやってませんでした。レポート課題えぐい…こんな言い訳いらないですね。
すいませんでした。
ではGO


探偵光輝

「はぁ……はぁ」

 

「つ……つえー」

 

 光輝の目の前でアボとカドの二人は膝を折りそう呟いた。合体した後、二人は激戦を繰り広げたがその内光輝が動きを見切り始め二人をぼこぼこにした。そんな事があったが光輝はとっくに臨戦態勢をやめている。腕を組みながら二人に聞いた

 

「もう悪いことしないなら見逃す」

 

 その言葉にアボとカドは眼を見合わせる。まさか見逃すなんて言葉が出てくるとは思わなかったのだ。そして二人は頷き言った

 

「あ……ああ。約束するよ。それと情報交換って訳じゃねえがこんな噂を知ってるか?」

 

 光輝は二人の話を厳し気な視線で聞いていたのだった

 

 ★

 

 光輝がアボとカドの話を聞いていた時、タイムパトロールの悟空は未来の悟飯と戦っていた。

 

「はあっ!」

 

 悟飯が勢いよく突き出した拳を簡単に受け止める。悟飯は力では埒が明かないと思ったのか回し蹴りを放つが悟空はそれをバックステップで躱す。悟飯は悟空に気弾を投げつける。

 しかし悟空はニヤリと笑いながら上に弾く。

 悟飯はその気弾を囮に悟空の後ろに現れる。

 

「あめぇぞ!」

 

 悟空は裏拳を悟飯にくらわす。悟飯はその攻撃に反応出来ずもろに食らい後ろに吹き飛んだ。

 

「ぐあっ!」

 

 悟飯は背中から思いっきり倒れた。悟空はそんな悟飯を見る

 

「はぁ……はぁ」

 

 悟飯は肩で息をしながら息を整え綺麗な青空を見上げていた。そんな悟飯に近寄る人影が

 

「大丈夫ですか悟飯さん」

 

 悟飯は上体を起こしながら笑顔で答えた

 

「ああ。大丈夫だよ。デンデ」

 

 悟飯に声をかけたのは地球の神でナメック星人であるデンデだった。悟空が悟飯を運んだ先は神様の神殿であるこの場所だ。悟飯が元居た時代ではこの神殿は壊れていた訳ではないがピッコロの半身である神様もいなくなったからか少し寂しくなった場所になっていた。

 だから悟飯からすればこの場所は懐かしい場所なのだ。

 そんな悟飯のもとに悟空が近寄り声をかける

 

「この短時間で強くなったな」

 

 悟飯がここに来て約5日が経過していた。その間悟飯は悟空から修行をつけてもらっていた。それが今までトランクスが成長する前まで一人で修行していた悟飯には嬉しかった。

 修行を始めた当初、悟飯は悟空に言われた。悟空のいた時代の悟飯は今の悟飯よりも年下だったのにも関わらず今の悟飯よりも強くなっていたと。

 

「おめえは人造人間に勝つために修行をしたのかもしれねえけどよ……おめえに必要だったのは師匠だったんじゃねえか?」

 

 確かに悟飯は現代の悟飯に比べたら弱い。その明暗を分けたのは恐らく修行をつけてくれる師匠がいるかどうか、その違いだ。悟飯は少年期から戦いの戦力という意味では戦士たちの中でも秀でていたがそれはピッコロという修行の仕方を教えてくれる師匠がいたからだ。そのピッコロが人造人間に殺されてしまい更には他の技術が秀でていた戦士たちも殺されてしまった。だから悟飯は一人で修行するしかなかったのだ。しかし元々戦いが好きではなかったので修行の仕方はがむしゃらに修行をするという選択肢しかなかったのだ。

 そして現代の悟飯は精神と時の部屋で悟空に修行をつけてもらい今悟空の目の前にいる悟飯よりも高い戦闘力を身に着けた。

 

「そうかも……いや、きっとそうです」

 

 我武者羅に修行しても強くなれるわけではない。さらには実戦での修行も出来ずやり方も分からずでその結果があの時の死だ。

 そしてそれを示すようにここに来てから悟空に修行をつけてもらっているが人造人間達相手に戦うために修行していた頃よりもメキメキと強くなっているのが自分でも分かる。

 そして……眼の前で普通の超サイヤ人とは微妙に違った姿になっている悟空を見る。見た目は余り変わっていないが超サイヤ人よりも更に髪が逆だっている。悟空曰く超サイヤ人のさらに先の姿なんだとか。そして今悟飯が目指している形態。

 悟空は超サイヤ人2の変身を解除しデンデに傷を治されている悟飯の隣に腰を下ろした。悟飯は自分の手のひらをを見つめて言った

 

「今の俺なら……人造人間たちに勝てる。でも……」

 

 気になるのは悟空の体を持つ漆黒の存在。名前はゴクウブラック。略して皆ブラックと呼んでいる。ゴクウブラックはトランクスの事を知っていた。そして捌きを下すとも。トランクスが一体何をやったというのだ。

 本当はトランクスを探しに行きたい。だが今の悟飯では逆にトランクスの足手まといだと悟空に言われてしまった。

 

「まっ、時間はまだある。少しづつ強くなっていけばいいさ」

 

「でも……俺は」

 

 少しづつでは駄目なのだ。早くあのブラックと渡り合えるようにならなければならないのだ。そうしなければまたトランクスに託してしまうことになってしまう。自分が死に人造人間たちを倒したトランクスがブラックのような敵を相手にかつての自分のように一人で戦ってきた。

 今度はそんな事をさせたくはないのだ。悟空も悟飯の気持ちが分かるのか言った

 

「悟飯の気持ちも分かっけどよ、焦ったって良いことはねえぞ。よく動き、よく学び、よく遊び、よく食べて、よく休む。それが亀仙流の教えだ。そっちのオラにも言われたことがあんだろ?」

 

 悟飯は眼を閉じ過去を思い出す。ナメック星から帰ってきてフリーザ達を倒した悟空が生きていた間に教えてくれたことだ。そしてその教えは自分もトランクスに教えたことがある。悟飯はその事を忘れていた自分の焦りっぽさに苦笑する。悟空は天界から見える空を見上げながら言った

 

「光輝もおめえと出会った頃より強くなってんぞ」

 

「光輝……?」

 

 そこで悟空はあのタイムパトロールで光輝が自分の名前を悟飯に名乗ってなかったのを思い出した。だから光輝のことを教えた

 自分と同じタイムパトロールであること。地球人からサイヤ人になったこと。悟空もびっくりするくらい色んな技を使うこと。そして悟飯とのことも。

 

「あの時の……そうか」

 

 そこで悟飯は何かを悟った表情になった。自分の気を分け与えた少年。その少年は自分が死んだ後色々悩み苦しんだらしい。それを聞き悟飯は少しやるせない気もした。トランクスも自分が死んだ時きっと悲しんだに違いない。だがトランクスには戦士としての使命があった。悲しんでいる暇はなかったかもしれない。

 そして悟飯は光輝のことも気にしていた。どこか苦しそうな様子を見せていた光輝に悟飯は親近感を持っていた。どこか葛藤の中にいた光輝を悟飯は忘れていない。そしてその光輝は悟飯の死を乗り越え新たな境地にいるという。

 

「あいつもこの世界に来てんだ。もしかしたら会えるかもな」

 

「その為には俺も強くななきゃ」

 

 今を頑張っているという光輝の話を聞き少し元気が出たのか悟飯は立ち上がった。悟空もそれを見て立ち上がった

 

「よし! もういっちょやっか!」

 

 悟飯も少し距離を取り超サイヤ人になりながら構えた。

 

「はい! よろしくおねがいします!」

 

 修行という名の親子の時間は始まったばっかりだ

 

 

 ☆

 

 

 光輝はアボとカドを撃退しもう悪いことをしないと約束させた後、二人から聞いた話を確かめるために空を飛翔していた。この世界に来てから早一週間、光輝は少しずつだが強くなってる実感がある。だが油断は大敵だ。たとえ過去に倒した敵がまた相手になったとしてもその敵もこの世界で強くなってるかもしれないからだ。自分も強くなってるのだからそう考えるのは当然だ。

 

「だけど……あいつらの教えてくれたことは本当なんだろうか」

 

 光輝は飛翔しながら懐古した。光輝の目の前で膝を折った二人が心底疲れた表情になりながらも教えてくれた。まずはアボが口を開いた。どこか当時の事を恐れているような表情だ。

 

『俺達前までずっと向こうの街にいたんだが……そうしたらあいつがいきなり現れたんだ』

 

 光輝は廃墟ではなく街と言った事に驚いた。この世界に来てまだ碌な街に行ったことはないかったからだ。だが考えれば当然のことだ。悟空たちの歴史がくっついたのなら平和の場所もあるのが当然だ。光輝がそんな場所になかなか着かなかったのは単純に光輝の運が悪かっただけだ。

 アボの言葉をカドが続けた

 

『そいつはとんでもないデカさだった。それに見た目も骸骨かと思っちまった』

 

 それだけならば何を言ってるのかよくわからない。だが次の言葉が光輝をその場所に向かわせるきっかけとなった

 

『それにそいつ……人を尻尾で喰ったんだ。俺達この世界に来てドドリアやザーボン達と合流したけど……あいつらも一瞬で食われちまった』

 

『それだけじゃねえ。スカウターは無かったが肌で感じたぜ。あいつは人を食べてパワーアップする』

 

 誰かの命を奪いパワーアップする。そのやり方に光輝は眉をひそめ少しだけ憤りを感じた。本当はそれと似たようなパワーアップが出来る自分がどうこういう資格はないのかもしれないがそれでもそのやり方に笠木と似たものを感じたからだ。

 

『俺達あいつが怖くなってよ、必死で逃げた。でもあいつの噂は離れていても聞いた』

 

 それだけ強烈な姿だったんだろうな。というか骸骨みたいってどんな姿だ? というかこいつら噂を聞く程度には街に馴染んでいたのか。やっぱりストッパーがあれば割と普通の奴らなんじゃないか……? 

 

 そんな事を考えながらどうするか考え……答えは決まっていた

 

「だからこうやって向かってんだけどな」

 

 笠木と似たようなやつをほっておくわけには行かない。それにそんなやつならどのみちこの世界のどこかで激突するとも思っているというのもある。

 

「……?」

 

 光輝はまだ目標の場所にもたどり着いてないが何個目かの廃墟を見つけた。しかし様子が若干おかしいのだ。何故か服があったりするのだ。それに建物も倒壊しているわけではなくまだ割と新しいと思われる。そんな廃墟がおかしく思わないほうがおかしい。

 光輝はその廃墟に降り立った。空から見れば服が散らかっていたのがこうやって降り立ってみればそれが顕著になっていた。光輝は厳しげになりながら呟いた

 

「まさかこの世界は少ないが一般人もいたのか」

 

 光輝はそう言いながら拳を握る。光輝はてっきりこの世界には一定以上の力を持った戦士しか来ていないのかと思ったがどうやら一般人もいたようだ。

 光輝が辺りを見るとその一般人たちが着ていたであろう服が散乱している。その散らかりようは光輝に一瞬笠木を思い出させた。笠木のエネルギー吸収ナイフも刺した個所から気を吸い取り蓄えていた。そして吸収された人は筋肉や脂肪が極限までなくなり残りは骨が肌に浮彫になってしまっていた。そんな家族の死体を見た当時は気持ち悪さよりも理解が出来ないという感情が上回っていた。

 そしてその現象と似たものをこれらの痕跡から光輝は思った

 

「これが人を食うって奴の痕跡……なのか?」

 

 おかしい。この残り方ならあいつらは食うって表現じゃなくて吸収って言い方をする筈だ。人事食べるならそもそも服すらも残らないはずだ。やっぱりあいつらの罠か? だけどあの怯え様は本当に経験した事じゃないと出せない気がする。

 少し集中してあたりの気を探ってみるか。

 

 光輝は立ち上がり瞬間移動をするときの様に額に指を当て眼を閉じる。光輝が感じ取れる範囲で言えば幾らか戦闘をしている気の乱れは感じるしおかしい事は特に何もない。この一週間でこの世界での気の探知技術も上がったはずだがそれでもないというのはおかしい。

 

「もうここを離れちまったのか……?」

 

 その時光輝はかすかな物音を聞いた。その場所……建物の中を見るが外にいる光輝からは見えない。だがよく気を探ってみればかすかな気を感じた。

 

「……罠か?」

 

 だけどその割には本気で気を隠している……いや弱っているのかもしれない。それに罠ならもう少し俺に見つかりやすいように気を出すはずだ。ならこの町の生存者の確率が高い気がする。

 

 光輝は少し悩み背中に双剣を出し臨戦態勢を取りながらゆっくりとそのビルに入っていった。

 そして光輝から見つからないように気を消して光輝を見ていた人影が一つあったのを光輝は気が付かなかった

 

 ★

 

 ビルの中に入った光輝は気弾をライト代わりに進んでいた。周りを見ていたらどうやら会社のオフィスのようだ。光輝が時の巣で見たことがあるコンピュータに似ているやつとか書類が散乱していたからそれは直ぐに分かった。かすかに感じた気を頼りに光輝は進む。普通の人間がいなくなったからか電気なんかつかなかった。まだ時間的にはお昼だが中はうす暗く若干歩きにくかった。

 

(やっぱり罠なのか?)

 

 この時代でバーダックと戦ったフリーザの例がある。例え過去に倒した敵だったとしても油断は出来ない。

 

(いざとなれば建物ごと壊すか)

 

 自分が強くなったが故に発想もぶっ飛んでいる光輝に最近はキリト達もあきれる事が多かった。おまけにそれを出来てしまうほどの力を持っているのが何とも言えなくしていたが。

 そんな光輝が進んでいると一瞬足音がした。

 

「……!」

 

 光輝はその足音が聞こえた瞬間、背中のウォーリア・ビヨンド・ディスペアーを引き抜き背面に構えたと同時に光輝の剣と相手の剣がぶつかり火花が散った

 

「ぐっ!」

 

 光輝を攻撃した張本人は奇襲が失敗したことに苦虫を嚙み潰したような表情と声を上げた。光輝は一瞬散った火花で相手の顔を見た。頭は赤っぽいモヒカンの頭で顔つきは少し地球人に似ているが似ているだけで地球人ではない。というよりこの世界では地球人の方が珍しい。

 光輝は剣をパリィし距離を取った。火花が無くなり再び辺りはまた暗くなる。気もまた消され見えなくなる。光輝は大きめの窓があるのを見て気弾を放ち窓割って

 

「ついてこい!」

 

 光輝はその窓から外に飛び出した。奇襲をした本人は少し光輝が飛び出した窓から飛び出しその全貌が明らかになった。顔つきはやはり地球人ではなくどこかの宇宙人だ。その格好も余り地球では見ない格好だ。青色のマフラーっぽいものとオレンジ色の長めのコート。そして……光輝がその人の手にある剣を見た瞬間驚愕した。そんな光輝の様子に気が付かずに相手は叫びながら言った

 

「お前はホイの仲間か!」

 

 そう叫び剣を構えて来た。だけど俺はこの人を伝聞でだが聞いたことがある。臨戦態勢を取っているこの人に慌てて言った

 

「待ってください! もしかしてタピオンさんですか?」

 

 その事を聞きタピオンと呼ばれた青年は瞠目した。光輝はまだ臨戦態勢を取っているタピオンに敵対の意志はないという意味を込めてウォーリア・ビヨンド・ディスペアーを背中の鞘に納め両手を上げた。それにタピオンは思わず剣を握る手を緩める。無抵抗の相手を攻撃するのは良心が咎めたのだ。光輝は警戒を解くためにこのタピオンがいつの時代の人かは分からないが聞いた

 

「トランクスさんが教えてくれました。凄い立派な勇者だって」

 

 時の巣に来て時間が経った時に光輝やトランクスが持つ武器の話をしたことがある。その時にトランクスの剣の話を聞いたことがあるのだ。そして今タピオンが持っている剣とトランクスが持っている剣がそっくりなのだ。ならば考えるのが目の前の人物がトランクスから剣を奪って使っているか元々この人のものだったのかの二択。

 トランクス取られるわけがないという信頼を持っているので選んだ選択肢は後者。そしてトランクスの名を聞き今度こそタピオンの覇気が無くなった

 

「お前はトランクスの知り合いか?」

 

「あなたが会った事のあるトランクスさんなのかは分からないですけど。俺の師匠の1人です」

 

「……そうか」

 

 そう言いながら剣を下げた。光輝は空中に浮きっぱなしだったので降下した。タピオンも下に降り改めてあいさつした

 

「いきなり攻撃をして済まなかった。俺の追ってかと思ったんだ」

 

「いや……忍び足で入ってた俺も悪いですから。俺の名前は西沢光輝って言います」

 

 タピオンは眼を閉じ何かを決意してから言った

 

「タピオンだ。会ったばかりで悪いがこの場を離れた方が良い。俺も何時までもあいつを封印出来る訳じゃない」

 

 封印……どういう事だ。だけどタピオンさんはそれ以上は話さないつもりなのか背を向ける

 

「ちょ、どういうことですか? あいつって一体?」

 

 タピオンさんは俺を後ろ眼で見た後言った

 

「俺の中には俺の時代で1000年前、コナッツ星を襲った恐ろしい幻魔人……ヒルデガーンが封印されているからだ」

 

「ヒルデガーン?」

 

「……俺はこいつを封印し続けるという運命から逃れる事は出来ないんだ」

 

 そうどこか諦めの表情になり言った。そのあきらめの表情が光輝には不満だった。光輝に背を向け歩き始めているタピオンの背中に言った

 

「何で俺がそいつに負ける前提なんだ」

 

 そうどこか怒気を含んだ声にタピオンは思わず足を止め振り返る。光輝はタピオンをまっすぐに見つめていた。その瞳がこの時代に来る前にあったトランクスに重なった。

 

「……今俺の中にいるヒルデガーンは俺が元居た時代のヒルデガーンよりもずっと強いからだ」

 

「なに?」

 

 いや、光輝が強くなっているようにヒルデガーンだって元の時代よりも強くなっているのはまだ分からないでもない。だがずっとという表現が気になる。それだけ強くなったというのか。或いは

 

「なあ、まさかあいつらが言ってた巨大な化け物って……」

 

「見つけたぞタピオン!」

 

 光輝が言葉を続けようとした時、どこからか声が聞こえた。光輝とタピオンが臨戦態勢を取りながらあたりのビルを見ると一つの小柄な人影がいた。肌色は赤っぽく目深にフードを被っている。それを見たタピオンが苦し気に言った

 

「ホイ……!」

 

 光輝はホイと呼ばれた男を見る。

 

(ホイってのはさっきタピオンさんが俺に言ってた人だよな。今は気を隠してるみたいだが意識したら若干邪悪な気が漏れ出てる。タピオンさんをこんな目に合わせているのは……)

 

「お前が元凶って訳か」

 

 そう静かに言って光輝はタピオンの前に出る。そんな背中にタピオンは言う

 

「お前は早く逃げろ! 強くなったこいつを止める事は今の俺には……ぐぁっ!!?」

 

「タピオンさん!?」

 

 光輝に逃げろと言おうとしたタピオンが唐突に苦しみだした。光輝はホイが何かをしたのかと思いキッとホイの居場所を見るとホイの上空から異次元の扉のような場所が開いており

 

「なんだよ……こいつは」

 

 その扉から現れたのは何か巨大生物の下半身だった。今まで感じたことのない異色な気がそこに現れたのだ。光輝がその巨大生物に唖然としていた所、光輝は後ろでドサッと音がしたのを聞き後ろを振り向くとタピオンが膝を付きもがいて苦しんでいた。その苦しみ様は尋常ではなくみて

 

「ぐああああっ!! お前も……早く逃げろ! ウアアアアっ!!」

 

 そのタピオンの中からタピオンとは別の気が溢れ出した。その気はホイの上空に現れた下半身の上半身部分に集まっていく。そしてその気は徐々に生命体の姿に変わっていく。タピオンとは別の気がタピオンの中からいなくなった時、その強大な生命体の全貌が明らかになった。

 

(でけえ!)

 

 身長は光輝の何倍にも上りその大きさは旧アインクラッド第100層ボス「アン・インカーネイト・オブ・ザ・ラディウス」にも匹敵するかもしれない。それを見たホイが興奮した様子で叫んだ

 

「さあ復活の時だ! これが”幻魔人ヒルデガーン”だ!!」

 

 その言葉と共にホイの後ろに建物を壊しながら降り立ったのは見た目は髑髏の巨大生物だった

 




お疲れ様です。
タピオン参戦。そしてヒルデガーン。一気にレベル上がるやつ。
リコレクション・ブレイブと超サイヤ人併用すれば力的には勝てるけどそれ以外に翻弄されるやつ…よく考えてたら影分身とかいうとチートでジャネンバに勝ってるな光輝。マジで影分身強すぎたかもしれない。

そう言えばブラックがロゼ3になりましたね。あれは流石にびっくりした。あったとしても界王拳か進化ロゼか界王拳進化ロゼか身勝手かなと思ったら斜め上行った。
ベジータが身勝手とアニメで並んでいるのが嬉しい

では明日も投稿します。
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