Warrior beyond despair   作:レオ2

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おはようございます。それからあけましておめでとうございます。
アンケートの結果,本作品の設定の上での独断と偏見で悟空VSジレンします!
前書いたと思いますが,ジレンは力の大会を通っているのでそれなりに表情豊かです!

では参りましょう!


これが全次元一の究極バトル!! 孫悟空・ゼノVSジレン!!

 吹き荒れる黄金のオーラと,全てを燃やし尽くすような紅蓮の気を纏った2人の存在は大地を揺るがし,天をも焦がす勢いで燃え上がっていた。

 2人を見守っているだけのピッコロたちもその凄まじさを肌で感じ取る。

 

「何という気だ,2人の気だけでこの世界が揺れていやがる」

「ジレンが初めから全力とは……あの孫悟空,一体どこまで!」

 

 ただ立っているだけだというのに2人から放たれるプレッシャーは尋常ではない。そして,悟空もジレンもお互いを見合い──空気が切裂かれた

 

「始まった!」

 

 中央で拳を合わせ激突した2人の衝撃は有象無象であればそれだけで消し飛んでしまうほどのエネルギーが生まれ地が震えた。

 

「すげえぜジレン,まさかここまでとはなぁ」

「お前も俺が戦った孫悟空とは違うが……どの時代でもお前はお前のようだ」

 

 強者は1つ拳を合わせるだけで力量を測る事が出来る。この2人にとってそんなのは当たり前の事で,お互いがお互いの強さを称えあった後,凄まじい乱撃戦が始まった。

 悟空が強烈なストレートを放てば,ジレンも全く同じ動きでストレートを放ち轟音を放ち相殺する。

 秒間1000はくだらない読みあいと打撃の応酬が繰り広げられ,瞬く間に地形が変わり始めた。その衝撃はピッコロ達の元にまで届き,彼らが立っていた崖まで崩壊した

 

「うわぁ!!」

 

 悟天が慌てて飛び上がると,他の3人も飛び上がっていて空で2人の激闘を見届ける事になった。

 

「あの2人やばいよ,ここら辺なんてあっという間に壊れちゃうんじゃないかな」

「何を見ている悟天,驚くべきなのはあの2人の戦いだ」

 

 ピッコロの言葉を聞き,さっきから全く同じ場所で打撃の応酬を繰り広げている2人を見る。

 2人ともその場を動かない為一見激しさはないように見えるが、実は2人自体は様々な所に現れては激突し至る所で衝撃波が走っている。

 

「何という戦いだ。どっちも一歩も譲らないぞ」

 

 既に有象無象では何が起こっているのかすら把握が出来ない程の激戦,悟空の金色の光とジレンの紅蓮の光が消えては弾けるのを繰り返している。

 地ではいくつものクレーターが出来上がり轟音が鳴り響く。

 

「あの孫悟空,ジレンを相手にここまで!」

「しかも速いぜ!」

 

 気を感じられて尚且つそれなりの領域にいるピッコロやトッポ達でさえもう眼に追う事が出来ない戦いになっていた。その時,ドゴンと強烈な音が空に響き全員が上を見ると,悟空とジレンが拳を突き合わせた状態で現れた。

 お互いにニヤリと笑い,心底を戦いを楽しんでいるのが伝わって来る。

 

「流石だジレン,オラが押しきれないなんてよ」

「それはこちらの台詞だ。純粋の強さでこの俺と張り合うとはな」

 

 そんな会話をしながらも2人の拳は押し合いを続けているが,均衡が全く崩れない全くの互角だ。ジレンにとって自分を真っ向から凌駕したという意味ではさっきの超サイヤ人ブルーになった悟空がそうだが,この悟空はその悟空が使った身勝手の極意を使わず超サイヤ人だけで自分と張り合っている。

 

(孫悟空が変身している超サイヤ人……先程の西沢光輝と同じだが実力が桁違いだ)

 

 超サイヤ人4に変身したさっきの光輝よりも,同じ姿の筈のこの悟空の方がずっと強くジレンは内心笑みを浮かべた。さっきの光輝には修練と称し戦っていたが,この悟空相手にはそんな事を言っていられない。

 恐らく本気を出さなければ──押し切られる

 

「けんど……こんなものじゃないだろ? ……ジレンッ!!」

 

 大猿の雄叫びを連想させる叫び声を上げ,悟空が均衡を崩そうと気を放出させる。するとジレンも紅蓮の気を燃え上がらせ,次にジレンの瞳が光ると悟空は突き合わせていた拳を引き腕を交差しガードすると,悟空の身体に拳の痕が現れ衝撃で悟空は後ろに吹き飛んだ。

 

「ッ!」

 

 悟空は見えない打撃に歯を食いしばるが,直ぐに抑えきれない笑みへ変えお返しとばかりにかめはめ波をジレンに放つ。

 しかし,そのかめはめ波はジレンの気の圧力によって相殺された。

 

「っ……ただのかめはめ波じゃだめか」

 

 一方ジレンも今のかめはめ波に何かを感じたのか,目を見開き直ぐに笑みを浮かべる。

 

「やはり……お前は力の大会の孫悟空よりも強い」

 

 自分の気の圧力という壁が押し切られる所だったからだ。直ぐに気を張りなおしたから防げたが,次に本腰を入れたかめはめ波がくれば恐らく押し負ける。

 その事にジレンは嬉しく思い,更に気を高める。

 

「孫悟空,行くぞ」

 

 その言葉に悟空もニヤリと笑みを浮かべ闘気を纏う。

 

「ああ,派手にやろうぜ!」

 

 叫んだあと,悟空の姿はその場から消えるとジレンの背後に拳を振りかざしていた。

 しかしジレンはその拳を頭を下げるという最小限の動きで躱した後,振り向きざまに回し蹴りを見舞う。

 悟空はそれを拳を引いておくことでガードし,逆にジレンの足を掴んだ。

 

「はあっ!」

 

 そのままでは反撃されるのは眼には見えていた為,そのままジレンの体勢を崩しながら地上へと投げる。そしてそのまま追撃をしようと接近したが,ジレンはくるりと1回転して見事な着地を決め反撃に拳圧を悟空に放った。

 

「——ッ!」

 

 その拳圧を悟空は間一髪身体を逸らす事で躱す事に成功したが,一瞬ジレンから眼を離してしまう。次の瞬間には背後の気を認識したと同時に身体を宙に翻すと,さっきまでいた場所にはジレンの拳が突き刺さっていた。

 

「おりゃああ!!」

 

 ジレンの突きを躱した悟空は,そのままオーバーヘッドでジレンの脳天へと蹴りを入れようとした。

 

「フンッ!」

 

 だがそれもジレンの気のバリアが防ぎ,2人はそれぞれ遠心力で反対方向に吹き飛び──次の瞬間には様々な場所で殴り合いが始まっていた。

 観戦しているピッコロ達の元にも衝撃波が幾度も襲い,瓦礫の山が出来始めていた。

 

「これがあの2人の本気か,どちらも凄まじい戦闘力だ」

「孫悟空,姿が違うだけでこれほどまでにジレンに迫るか!」

 

 トッポの中の悟空のイメージが超サイヤ人ブルーの悟空だが,あの悟空ですら身体能力では身勝手の極意にならなければジレンに追いつくことは出来なかった。

 だが超サイヤ人4に変身した悟空は”超サイヤ人”なのにもかかわらずジレンと互角以上の戦いを繰り広げている。神の御業を使わずにジレンに迫る悟空は間違いなくトッポから見ても強敵だと分かる。

 

「孫悟空……なんて楽しそうに戦いやがる」

 

 トッポの言葉を聞きながらもピッコロは生涯のライバルが心底楽しそうに,それでいて絶対に負けられないという強い意志を感じさせる獰猛な眼をしているのを見てピッコロの拳も知らず知らずのうちに握られる。

 

「ジレンの奴も……楽しそうにしているな」

 

 仲間の中でも表情の変化が少ないジレンだが,付き合いの長いディスポやトッポには分かる。ジレンもまた自分に迫る,或いは凌駕しているかもしれない悟空に対して”楽しい”と思い始めている事に。

 トッポはジレンに対して叫んだ。

 

「ジレン,お前は孫悟空を倒し更なる強さを身に着けるのだ!」

 

 簡単に言うと悟空はジレンがさらに強くなるための踏み台である。そんな声援ともとれる言葉も既にゾーンに入ってしまっているジレンには聞こえなかったが,ジレンの戦闘力は更に上がり続けた。

 

(……ッ! やっぱすげえなジレン,ここまでやってもダメージを与えられないなんてよぉ!)

(流石だ孫悟空,この拳を持ってもノーダメージとはな!)

 

 2人の打撃の交換はどちらも一歩も退かない殴り合い,しかしその殴り合いの中でも2人が培ってきた技と心,力が織り交ぜられていて一種の芸術とでも言うべき殴りあいが行われていた。

 その事に互いを称賛しあい,2人は同時に距離を離して気功波をぶつけ合った

 

「「うおおおおおお!!!」」

 

 2人の気功波は全く同じ威力で──相殺された。

 悟空とジレンは宙で止まったままお互いを見てニヤリと笑みを浮かべた後,呟いた。

 

「ジレン,そろそろ良いんじゃねえか?」

「お前こそこのままで良いのか?」

 

 その腹の探り合いのような言葉にディスポは疑問符を出す

 

「お,おいおい。なに言ってんだあいつら……?」

「お互いに本気ではない……だから本気を出せ……そんな所だろう」

「え……えぇ~!?」

 

 悟天がピッコロの解説に呆れたように声をあげ二人見ながら言った。

 

「い,いやいやでももうここまで戦えたんだし,これ以上戦わなくったって……ほら,シーラスとかの調査もまだある訳だしさ!」

 

 これ以上戦ってしまえばここらの地帯は原形をとどめる事は出来ないし,そもそもそんな敵同士でもないのだからガチで戦う必要はないんじゃないかと思うのが悟天の論なのだが……ピッコロは呆れたように言った。

 

「悟天……貴様の父親がそんな事で戦いを辞めると思うか?」

「あはは……そんな訳ないよね」

 

 悟天の言葉に諦めが混じったと同時,悟空の身体に金色の闘気が再び纏い始めた。

 

「オラをここまでさせたんはおめえが久しぶりだジレン,オラの力見てビビんじゃねえぞ!!」

 

 宣戦布告ともとれるその言葉にジレンは口元を笑みに変え,それを見た悟空も笑みを浮かべる。するとすぐに食いしばる表情を見せると悟空の周囲に蠢いていた金色の闘気が変わっていく。

 赤みがかかった炎のような揺らめき,超サイヤ人ブルーのような気が悟空の周りに吹き荒れた。

 

「「——ッ!?」」

 

 その炎はただ観戦しているだけだというのにピッコロたちの肌にも衝撃を打ち付けるように吹き荒れ,そこらの有象無象なら失神してしまうほどの気の嵐が悟空を包んでいた。

 

「その姿は……」

 

 しかし,ジレンは有象無象に当てはまらない。淡々と悟空の新たな姿を観察し,問いかける。

 悟空はニヤリと口の端を上げながら答えた

 

「こいつは俺一人じゃ辿り着けなかった世界……超フルパワーサイヤ人4……限界突破だ!!」

 

 宣言と共に今までのは序の口と言うように更に悟空の力が高まり始め,天井知らずのその気は次元すらも超越していた

 

 ★

 

 精神と時の部屋

 

「はあっ!」

 

 超サイヤ人ブルーとなった光輝が千鳥の雷鳴を纏いながら2人の超サイヤ人ブルーと互角以上の戦いを繰り広げている中,光輝の腕が2人の拳を受け止めた時に一瞬光輝は感じた

 

「——ッ?! この気……!」

 

 完全に反撃のチャンスだったが,悟空とベジータもそれを感じたのか攻撃の手を休め3人は地上にある精神と時の部屋の出入り口へと目を向けた。

 

「嘘だろ,ここまでくんのかよ」

 

 光輝が信じられないとばかりに呟くと,悟空はワクワクを抑えきれないように言った

 

「すげえ……すげえよもう1人のオラ!」

「何という気の高まりだ,次元が違うはずの精神と時の部屋にまで届いてやがる!」

 

 そもそも……いる世界が違う筈なのに片方から気を感じるというだけでも凄まじいいものだ。悟空がかつて善の魔人ブウ相手に超サイヤ人3になった際,地球から界王神界にまで轟かせたのなんて今の減少に比べれれば些細な物……それだけ違う世界から気を知覚出来る程の戦闘力の高まりは普通ならあり得ない。

 

「……ははっ,やっぱあなたは俺が超えるべき最強の壁だ,悟空さん」

 

 悟空さんだけじゃないのは分かっている。悟空さんがなれるならベジータさんもなれるに決まっている。だから俺の壁はまだまだ相当に分厚く高い壁だ。

 だけどそれだけじゃない,悟空さんの本当の”強さ”は

 

「光輝!」

 

 ここと外の時間は違うからか,もう既に外の悟空さんの気は感じなくなった。だけれど,悟空さんが残した力は確かに届いた。

 前を向くとベジータさんは違う悟空さんに力の違いを見せつけられたからか凄い悔しそうにしていたけれど,悟空さんは自分自身だからかとっても楽しそうな笑みを浮かべていた。

 

「オラ達はまだまだ強くなる! おめえはどうだっ!」

「……ッ! 当然です!」

 

 俺の言葉に気をよくした悟空さん,そしてその言葉を聞いて口元に笑みを浮かべたベジータさんは同時に気を高め始めた。

 

「オラも強くなる!! 誰にも負けねえ,例えそれがオラだとしてもだ!!」

「俺も負けていられんッ! こんな所で終わってなるものか!」

 

 これまでの組手でも2人は本気だった筈だ。少なくとも超サイヤ人ブルーの本気だったのは間違いない筈だ。だけど2人の気はそんなの関係ないとばかりに高まり始めた。

 

「「行くぞ! 光輝!」」

 

 2人が叫んだと同時,2人の気柱がこの白き世界に並び立ち天井知らずに伸び始めた。その衝撃で俺は少し後方に吹き飛ばされながらも耐えて見せる。

 そして2人には別々の変化が表れていた。

 

 

「界王拳ッ!!」

 

 

 悟空の身体を取り囲むように超サイヤ人ブルーの青い神の気と,その周りを紅蓮の炎を思い起こさせる界王拳の気を包んだ。その圧力に光輝は眼を見開いた。

 

「なんっ?! 超サイヤ人ブルーに界王拳の上乗せ?!」

 

 俺も一度超サイヤ人の上に界王拳を乗せようとした事があった。だけれど,悟空さんに超サイヤ人の状態で界王拳は無茶だと言われたように直ぐに身体がズタボロになってしまってそれ以降は超サイヤ人に界王拳を乗せる事はしてこなかった。

 超サイヤ人になりながらだと界王拳の気のコントロールが出来なかったから。

 だけど──ッ

 

「す……すげえっ!」

 

 ただそれしか言葉に出来なかった。

 確かに,超サイヤ人ブルーは他の超サイヤ人に比べても気のコントロールが完璧に出来る。元々自分の気をコントロールし,穏やかに強くなった時に出来る変身だったからそれ自体は不思議じゃないと考えていた。

 だけど悟空さんはその気のコントロールが完璧に出来るという点に着目して,界王拳を合わせる事をやってのけた。

 これが凄いと言わずとして他に何に形容できんだよ。本当に……戦いの天才だ。

 

「カカロットだけじゃないぞ!!」

 

 その言葉に光輝が振り向くと,今度はベジータの超サイヤ人ブルーの気が濃くなってその中にキラキラした粒子がベジータを包んでいく。

 だけどその気の高まりは悟空の界王拳を纏った超サイヤ人ブルーと同じか……それ以上に高まっている。

 

「くっく……どれだけ貴様らが先にいおうとも,最後に勝つのは俺だあああッ!!」

 

 心の雄叫びがベジータさんの内なる力が解放させる。

 

 

「はああああっ!!」

 

 

 ベジータの瞳が光った瞬間,ベジータの姿が全体的にキラキラとした濃い青色の超サイヤ人ブルーに変身した。

 

「こ,これは……ッ!」

 

 その今まで知らなかった新しい変身に光輝の胸はワクワクとドキドキを抑えるのに必死だった。

 姿自体は2人とも超サイヤ人ブルーと大差がない。強いて言うならベジータの姿がかつてなった超ベジータのように筋肉がほどほどに膨張しがたいが良くなっているとかその程度の変化だ。

 だけど光輝は真正面から2人の気を受け止め肌でその変化を感じ取る。

 

 変身を終えた2人はゆっくりと俺の方に近づき始め,俺は構えを取る。

 

「おめえはあっちのオラとベジータの弟子なんだろ?」

「ならば貴様もなれる筈だ。この超サイヤ人ブルーを越えた姿に!」

「期待してっぜ光輝……強くなっていくおめえを越えてオラ達ももっと強くなる!」

 

 既に2人は光輝を弟子としてなんて見ていなかった。光輝を越えるべき壁の1つとして,彼を強くするために己の限界を突破した姿を見せた。

 その事に気が付いた光輝ははっとした後,ふっと笑い超サイヤ人ブルーの気を纏い,次に千鳥の雷鳴をも纏う。

 

「「行くぞッ!」」

 

 そしてある程度まで近づいた2人が叫ぶと,先程までとは比べ物にならないならないスピードで光輝に迫り光輝は咄嗟に腕を交差して──吹き飛ばされた。

 

 

 ★

 

 

 場面は戻り,ジレンは限界を突破した悟空の姿を認めていた。揺らめきの炎が悟空に纏わりついているのを見て心底楽しそうにニヤリと笑みを浮かべた。

 見た目自体は超サイヤ人4と何ら変わらない。しかし,赤みかかった髪やオーラは若干だが超サイヤ人ゴッドを思い起こさせる。

 その気の高まりは既に高すぎてどの位凄いのかすらも分からない程だ。

 

「それがお前の本気か」

「ああ,俺のフルパワーだ。ジレン,本気を出さねえといくらおめえでも不味いんじゃねえか?」

 

 大胆不敵にも存外に今のジレンでは相手にならないと言い放つ。

 有象無象の言葉では聞く耳も持たなかったジレンだろうが,孫悟空に対してはその言葉を心の奥に飲み込んだ。

 悟空が言っている事は事実で恐らく本気を出さなければ──否,本気を出したとしても勝ちきれるか怪しいほどのパワーアップだ。

 

「ふ……フハハッ!!」

「ジレンが……笑ってやがる」

 

 唐突に笑い始めたジレンに対してディスポが意外そうに呟くが,それを拾う者はいなかった。そんな事を気にする余裕がこの場にいるものは悟空1人しかいなかったからだ。

 一通り笑い終えたジレンは,次に真剣な眼に変えると雄叫びをあげた

 

 

「うおおおおおお!!!」

 

 

 ジレンの身体から紅蓮の気が吹き荒れ,それによりジレンの上半身の筋肉が肥大化してプライドトルーパーズのユニフォームが破り散った。

 その高まりはまるで周囲のものを焦がすかのように燃え上がった。

 

「……ふっ」

 

 ジレンの変化を前にして悟空は心底楽しそうに笑う。

 そうして炎の中から出て来たジレンを見据える。見た目の変化は上裸になったことくらいだろうが,その身に纏う戦闘力は先程までとは桁違いだった。

 

「それがおめえの本気か,ジレン」

「そうだ。行くぞ,孫悟空!!」

 

 猛々しい叫びを上げたジレンは新たな超サイヤ人4へと変身した孫悟空と激突した! 

 

 




お疲れさまでした!
次回悟空VSジレン最終話です!

そして本作品での現状の最強形態,超フルパワーサイヤ人4・限界突破の初披露目です。個人的にこの形態は滅茶苦茶好きなので普通に輸入します。

その規格外さは精神と時の部屋にいる3人にも力を轟かせた時点でお察しです。外と中の時間が違うので3人が感じたのはほんの一瞬でしたが,3人のやる気を高めるには十分な刺激でした。
光輝の先にいるのは常に悟空であり,光輝にとって超えるべき壁なのです。

という訳でまた次回!
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