Warrior beyond despair   作:レオ2

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おはようございます。今日からナルト編であります。ではレッツラゴー─=≡Σ((( っ゜∀゜)っ


NARUTO編
忍者の世界


 あれからもう1ヶ月経ったがまだ歴史の改変は起きていない。悟空さん達が昔戦った人達は結構改変が行なわれるまでのインターバルは短かったそうだけど今回の敵はそうでは無い。そこで俺達はある1つの仮説を立てた。それはあの敵を強制的に強化するにはその術者も同じぐらい強いんじゃダメなんだろうか?そんな結論に達した。つまりあの改変をやってる奴はまだあのベジータさんと同じかそれと少し上のくらいの力という事になる。だから今の内に叩ければ良かったんだが逃げ足だけは早く手がかりを掴ませなかった。だがそいつは俺達の知らない間に歴史から1人倒される瞬間の所を誘拐しそしてそいつが歴史と違う場所に放り込んだ。そしてその場所は・・・

 

「忍者の世界!?忍者ってあの?」

 

 俺が思わずそんな声をあげてトランクスさんを見た。そしてトランクスさんは頷きその世界の説明をしてくれた。

 

「はい。この世界は忍者の世界だそうです。多種多様な忍術・仙術などを持つ忍びが多数住んでいる所で光輝さんに行ってもらいたい所はこの世界の木の葉隠れの里という所です。光輝さんにはそこに行ってもらいその違う歴史からの強敵からこの歴史を守って欲しいんです。」

 

「分かりました。うーんでも、いつ来るかまでは分からないんですよね?」

 

「はい。この世界に放り込んだ事は分かっているんですがどの時間までかはある程度までしか絞れませんでした。だから光輝さんにはその敵が現れるまではその里に留まってもらう事になります。食料などはこのホイポイカプセルに入れておきました。」

 

 そう言って青色のホイポイカプセルを渡してきた。多分この中の冷蔵庫やらに入れたんだろう。でも俺の質問はまだある。

 

「一応聞いておきますがタイムパトロール云々の事はここの長の人には言った方が良いでしょうか?」

 

「はい。大規模な戦いをすればこの世界の情報伝達は早く容易くバレてしまうでしょうから最初にこの里の長に事情を説明し滞在の許可を何とか貰ってください。この里の長はこの人、はたけカカシさんという人です。」

 

 そう言いながらトランクスさんはある1人の写真というかデータみたいなものを見せてきた。そこに映っていたのは何故か目から下を隠して額に木の葉のマークをして髪の毛は銀髪の人だった。何かのほほんとしてる顔だが長なら1番強いんだろうか?そう思っていたらトランクスさんがジト目していた。

 

「な、何ですか?」

 

「光輝さん、今あわよくば戦ってくれないかなと思いましたね?」

 

「ギグっ!」

 

 そう言ったら溜息を疲れて言われた。

 

「はあ、あなたも悟空さんや父さんみたいな性格にならなくていいのに。」

 

「いやー、あはは。」

 

 俺は右手を頭の後ろにやり乾いた声で言った。悟空さんやベジータさんは普段はしっかりしているのだが強い人がいると特に悟空さんがその相手と戦いたがるらしい。・・・俺も移っちゃたかな。

 

「でも確かにこの世界の人達は面白い技を持ってる人が多いです。それを敵を待ってる間に会得するのもいいかもしれません。まあそれは余裕があったらしてみてください。第1目的は敵を倒す事。いいですね?」

 

 俺は頷きながら返した。

 

「分かりました!じゃあ行ってきます!」

 

「はい。頑張ってきてください。その時が来たらまた通信します。」

 

「はい。」

 

 俺はそう言って時計型のタイムマシンで俺は示された座標に向かった。時の道を辿り俺はその忍者の世界に行きながら考える。

 

(忍者か、少ししか本で見た事がないけどホントにいるんだな。楽しみだな。だけど先ずは敵を倒す!)

 

 俺はそんな思考をしながら進んで行った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 どうしてこうなった?そんな思考になりながらスタンバってる短髪で金色の髪で特徴的な木の葉の額当てをしている青年を見ながらこうなった経緯を考えた。

 

(俺は確かに次元の穴をくぐってここに来た。そしてそれはここに来た。そしてそれを運悪くこの金色の髪の人に見られ話を聞かれた。だけど長の人以外に言う訳にはいかないから俺は惚けてみてそれから長の居場所を聞いたが知りたいなら戦えと言われた。そして自分が勝ったら俺の目的と俺の素性、俺が勝ったら何か長の所に連れて行ってくれると言われたんだった。だからこんな状況になっちゃったのか。)

 

 そんな思考になっていたら向こうの準備運動が終わったのか声をかけてきた。向こうは結構身長が高いから俺は見上げる側になっている。

 

「さあ、準備はいいか?」

 

 俺は少しというかかなりやる気ゲージが自業自得とはいえ下がっているが答えた。

 

「はい、大丈夫です。何時でもいいですよ。」

 

 俺は構えながらこの人について考える。何か口癖が凄いな。てばよとか初めて聞いた。それにこの人・・・気を2つ持っている。何でだ?あっちの町・・・里というのがある方向には一種類の気しか持たない奴が殆どというか全員なのにこの人だけは何か違う気も合わせて2つ持っている。

 

「じゃあ行くってばよ!」

 

 そう言って走ってきた。その速さはそれなりに速かった。まだ本気を出していないだろうがあのクズ野郎と戦った時の俺のスピードを簡単に超えている。

 

(これが忍者か、確かにすげえな。だけど俺は簡単には負けん!)

 

 普段悟空さん達にはボロ負けだがいつか追いつき追い越したいと思ってる。だからこんな所では止まらない。止めてなるものか!

 

「うおりゃああ!」

 

「ふっ!」

 

 金髪の人が飛び蹴りしてきたが右にステップして避けた。だが避けられるのが分かっていたのかすぐさま回し蹴りをしてきた。俺は右に腕をおきガードした。そして反撃した。少し舞空術で浮き腹辺りを殴ろうとしたがガードされた。だがそれでも全ては抑えられなかったのか地面に足をつけながら後退してる。俺はそのまま舞空術しながら近づく。

 

「う、浮いてるだと!?」

 

 何か舞空術に驚いている。まあ確かに空飛ぶ世界って中々ないもんな。それに俺は空を飛ぶ世界を巻物で少し見たがこの舞空術が1番使い勝手がいい。

 俺は驚いている金髪の人をほっといて右から殴ろうとしたが向こうも左腕を顔の前におきガードした。それが分かると俺は左から右に回し蹴りをしたがしゃがんで躱された。そして俺が回っている間に頭辺りを殴ろうとしたらしいけど俺が顔を左にやったから躱しそれと同時にその右側に出た腕を掴んで柔道の要領で投げた。だが着地と共にバク転の要領で空に飛んだ

 

「くっ!」

 

「身の子なしすげえな。」

 

「ふっ!」

 

 そんな声と共に凄い尖ったものを投げてきた。よく見たらそれは手裏剣だった。まじか、やっぱりこういうの使うの?そう思いながら俺は体を左に逸らし躱した。金髪の人も着地した。そして両手を何か不思議な形にしそして叫んだ。

 

多重、影分身の術!

 

 そう言って10人くらいに金髪の人が分身した。俺は思わず

 

「そんなのありなんかい!」

 

 ホントに分身をするとは思わなかった。そう言って俺は背中のおじいちゃんの形見の剣を抜き構えた。そして迫り来る10人くらいの金髪の人達を捌いて行った。

 1人目、俺の後ろに回って何か取っ手がついた尖ったものを俺に刺そうとしたが俺は咄嗟に剣を後ろに構え弾いて振り向きながら一閃、外れだ。

 2人目と3人目、俺は剣を上空に投げた。そして左右から来た2人の拳を掴んで俺の腕を交差させて互いの頭にぶつけたがどちらも外れだった。

 4人目と5人目、あの尖ったものを持ちながら突っ込んできたが1人がそれを投げてきてもう1人はそのまま突っ込んできた。俺は飛びながら躱し戻ってきた剣を回収して突っ込んできた方の腕を切って、その金髪の人を踏み台にし飛び5人目と残りの金髪の人に降り立った。その間に腕を切った分身は消えた。残りの金髪の人達が突っ込んできた。だけどフレンドリーファイアを気にして尖ったものをは使って来なかった。俺は攻撃を上手く捌いた。だけど9人目と10人目の金髪の人はまた手裏剣を投げてきて俺はそれをまた体を横に移動して躱したがその時に何かボフンと音がして俺は思わず振り返ったらそこに金髪の人がいた。

 

「なっ!?」

 

「もらったぜ!」

 

 そう言ってあの尖ったものを投げてきた。反対側の金髪の人も投げてきた。俺は剣をまた上に投げて腰を低くしそして勢いよく左右に手を突き出した。

 

「はあ!」

 

「何!?うわあああ!」

 

 俺がやったのは悟空さんから教えてもらった気合い砲だ。それで飛んできた尖ったものを弾き尚且つ左右の金髪の人にも攻撃をした。そして多分尖ったものとして投げられた方の人だけ吹っ飛び投げた方は吹っ飛びながら消えた。必然としてもう1人が本体と言うことになる。そしてその人が立ってきた。そして何かブツブツ言っている。俺が聞いた所によると

 

「クラマ、ああそうだな。俺も少し舐めてだってばよ。」

 

 何のこっちゃ?クラマさんとはどなただ?俺はそう思い周りを見たがそこにいるのは何か1人だけいるがそれ以外人はいないしそのいる人も違うだろう。だって1回も近づいてきてないし。あっ、でも動いた。でも金髪の人も動いた。

 

「少しばっかり本気で行くってばよ!」

 

 そう言った金髪の人が光ってめちゃくちゃ色々変わった。もう一言では言い表せないぐらいに。取り敢えず第一印象を言うなら・・・光ってるなぁ。だけど直ぐにそれも終わった。

 

「そこまでだ。ナルト!」

 

「えっ!?」

 

 そう言って金髪の人が木々の中にいた俺達の戦いを見ていた人を見た。俺も気で分かっていただけだから見ると

 

「あ、あれ?もしかしてこの里の長さん?」

 

「そう。俺が木ノ葉隠れの里の六代目火影、はたけカカシだ。」

 

 

 




オリジナル設定気とチャクラは一緒にしました。但しドラゴンボールは気とかである程度相手の実力がわかるのに対しナルト達はチャクラだけで全てが決まる訳ではありません。何故ならチャクラ量で全てが決するならそもそもナルトの無双物語で終わったはずです。
・・・まあ作者の本音を言えば正直ドラゴンボールの気とナルトのチャクラは別物だとは思います。いや概念的には同じなような気もしますがね。チャクラはカグヤが何かそのチャクラの実を食ってそしてその後にカグヤの子孫達がそのチャクラをどんどん受け継ぐみたいな奴だった筈なんです。それでカグヤは自身の復活の為に忍びのチャクラをまた1つにして復活しようとしてたんです。だからカグヤが産まれる前の人達はチャクラ何て持ってなかったと思うんです。だからそうなると気との整合性が取れなくなったんで苦渋の決断でごっちゃんにしました。許してください。

因みにナルト達の時系列は戦争とTHELASTが終わったあとです。だからナルトはヒナタとくっついてます。

ではまた次回。ヾ('ω'⊂ )))Σ≡サラバ!!

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