(*´∇`)ノ ではでは~
ナルトさん達の世界から帰って来た俺はトランクスさんの労いを貰った。その時にトランクスさんに気になった事は言っといた。
まず第1に相手はやっぱり俺たちの事は知っている。そして目的はダメージエネルギーの回収。
そしてターレスが使った神精樹の実、あれはおそらく敵の力か何かで効果が上がっていたということ。
そして2つ目は個人的に聞いた。何かターレスとの戦い後力が湧いて来ると言ったら1度死の淵から治ったからでしょうと言われた。何でもサイヤ人は溺死から回復すると強くなるという。·····流石戦闘民族と言われるだけあるな。
そして俺はある事をトランクスさんに言って1日休暇を貰った。改変があればすぐに飛んでくけども。俺は懐に入ってる大事な物を持ってある所に行った。
「懐かしいなぁ。」
俺は目の前の光景を見ながら呟いた。今俺がいる所はあの最初の死闘があった高台だ。取り敢えず夜中だし目立たないだろうという考えで来た。ナルトさんにはああ言われたがやっぱり·····
(すいません、まだ会う訳には行かないんです。会おうとしない俺を許してください。)
俺はそう思いながら櫂さんの家に向かってポストに結構太めの封筒を入れた。·····因みに今俺は巻物にあった変化の術というやつで姿やら変わってるから分からない·····はず!
「次は光貞さんだな。」
そう言って人目がないのを確認して舞空術で空を舞った。そして光貞さんマンションのポストにも内容は違うけど同じぐらいの手紙を入れた。その後は健作さんにも入れといた。後新井先生にも·····同じ学校か分からないけど。こっちは差出人に俺の名前は書かなかった。他の人にあまり知られたくないからな。
(本当は愛美にもあげたいけど愛美の気も住んでる場所も知らないからなぁ。)
俺は泣く泣く愛美に手紙をあげるのは諦めた。そして空から街を一望した後に戦いの後の原宿に向かった。そこにあったのは綺麗になっていた原宿だった。だけどまだ道路が凸凹になっていた所があり、少し罪悪感が出たが自分にはどうする事も出来ずに心でごめんなさいと言いながら高台に戻った。夜だからか街も綺麗だった。
(俺が守った景色·····か。)
俺は暫く感慨に浸ってたが太陽が出て来ているがもう1つ行く場所がありそこに向かった。
「皆、久しぶり。2年間来れなくてごめんなさい。」
俺は家族のお墓の前にいた。あまりお墓のルールは分からないけど取り敢えずお水をお墓にかけて綺麗にしといた。そしてしゃがんで手を合わせた。
「SAOの時、俺を激励してくれてありがとう。」
悟空さん達の世界にはあの世があるらしい。だからってこの世界にもあるのかは分からない。だけど今、俺を皆が見てくれてる·····そんな気がした。
俺はもう周りが明るくなってるから誰もいない事を確認し時の巣に戻った。
僕が起きた時、外からポストが開いた音がした。まだ新聞は早くないかと思い僕は外に出た·····が誰もいなかった。昨日は重症の患者が来てずっと手術室にこもりきりだった。そして容態が安定したから今日は帰ってこれた。
あの笠木と光輝君の激闘から2年、世界は1人の少年と引き換えに平和を手に入れた。あの大爆発で映像は途切れた。そしてその後についたニュースで戦いの地はボロボロだった。そして2人の体はどちらとも見つからなかった。光貞さんがあの大爆発でと言って説明してきた。楓はもうその報告が来た時は泣きまくった。そして数日間も食事を取れずただ泣きじゃくった。僕も影では泣いていた。だがまだ希望が消えた訳では無いと当時は思った。何故なら何となく、光輝君は生きていると思ったからだ。自分の希望という事はわかっている。だけど·····どうしても光輝君の死が認められない。
咲良はまだ真実を知らない。光輝君は武者修行の旅をしているという·····だいぶ無理だと思ったがアニメとかが好きらしい咲良には通じた。·····流石に上級生辺りになったら通じないからその時になったら言おうという事になっている。咲良は今か今かと光輝君の事を待っている。光輝君がもう旅立ったと言った時はもう泣きに泣きまくられたな。でもしょうがない。咲良は光輝君の事を本当に好きだったからな。·····楓が1度光輝君を婿に取ろうとか言った時はビックリしたけど。
そんな思考になりながら僕はポストに向かって小さな蓋を開けた。
「中々大きい封筒だな。」
差出人は·····
「·····えっ?」
西沢光輝、そう差出人の所に書かれていた。住所や郵便番号は書かれていないけど名前だけは書かれていた。最初はイタズラか?と思ったがこの字は光輝君にそっくりだ。僕はそう思った瞬間に家に飛び込み夫婦の寝室を開けて楓を起こした。
「楓、起きて楓!」
「んう、俊樹どうしたの?」
僕は黙って封筒の差出人を見せた。そしてそれを見せて5秒ぐらいで眠そうな顔から完全に覚醒した顔になった。
「えっ?光輝·····君?」
「僕はこれから見る。楓も見るかい?」
「そんなの·····当たり前でしょう。」
僕達はリビングに降りた。そして電気をつけてテーブルに座る。そして封を開けた。そこにあったのは手紙と写真だった。まず写真は何枚かあったが取り敢えず手紙を読む。
『櫂さん、楓さん、そして咲良へ。
取り敢えず最初に言うのは俺は生きています。でも訳あってまだ帰る訳には行きません。許してください。俺があの爆発の後目覚めた場所は知らない所でした。誰かに揺さぶられながら起きた所は何か森の中でした。その世界·····《ソードアート・オンライン》という世界で俺は2年間過ごしました。』
「えっ!?SAO!?」
隣で楓が驚いている。僕も内心は驚いていた。だってそれは·····
「何で光輝君がSAOに?だってあれはアニメや小説でしょ?」
そう、SAO·····正式名称ソードアート・オンラインというアニメや小説は2009年に小説になりそして今年にはアニメ化をしているフィクションだ。実在するわけがない。僕達は取り敢えず読み進める事にした。
『その世界は所謂平行世界って所だった。そのソードアート・オンラインって世界では100層からなるアインクラッドって所を全部制覇しなきゃ行けない所で俺は最初元の世界に帰るために100層を目指してた。1人で。誰にも迷惑をかけず1人で戦って。そこにいた人達を死なせたくなくて、何でも無理をして。でもある時夢見ちゃって、家族が離れてく夢。俺は怖くなって、接してきてくれた人たちを拒絶しました。そうする事で皆が守られるって勝手に思っちゃったんです。』
僕は読みながら内心めちゃくちゃ心配をした。そんなのは無理だと思った。光輝君には誰かがついていなくちゃ·····壊れる。実際光輝君がまだいた時夜中にも修行を何かに取り憑かれたようにしたのを楓が泣いて怒って辞めさせた事だってあるのだ。
『でも、そんな俺を引っ張いた人がいました。写真の1枚目の人がそうです。最初は凄くビックリした。だって死んだお姉ちゃんにそっくりだから。声もそっくりだった。唯一違うのは髪の色ぐらいだったし。その人·····レインさんは俺が間違ってるって、俺が笠木を殺したとしても俺は悪くないって言ってくれた。ハグして撫でてくれてそれがどうしようもなく嬉しくて情けなくめちゃくちゃ泣きました。その後皆にも謝りに行ったんだ。俺の大事な仲間達。2枚目がそうなの。』
僕達は手紙についていた写真を見た。そこにあったのは光輝君の頭に手を置きながら優しげな顔が写ってる写真だった。その写真の光輝君はとびきりの笑顔だった。そして確かにレインさんは光輝君の姉にそっくりだった。僕達が光輝君のお家の遺品整理の時に出た写真のお姉さんと瓜二つだった。
そして写真の2枚目の集合写真みたいな物·····僕と楓は絶句した。
「これってキリトだよね?で隣にいるのはアスナだよね?」
僕はあまりアニメとかに強くないがその2人が主人公とヒロインという事は知っている。キリトが光輝君の隣に立って写真に写ってた。そして写真をじっと見た楓がまた驚いてた。
「これってディアベルとそれにキバオウ?何でこの2人が?それに月夜の黒猫団までいる。全然知ってるSAOと違う。」
僕達は取り敢えず読み進めた。
『そしてそのSAOが始まって丁度2年後に祭りがあったんだ。その祭りである人とキリト·····2枚目の写真の俺の隣にいる真っ黒な人とそして俺が戦ってめちゃくちゃ早いけどソードアート・オンラインはクリアされた。まあ詳細は帰ってきた時に取っておくよ。それに手紙じゃ言い表せないし。』
それを残念に思いながら楽しみにして待つ事にして僕と楓は読み進めた。
『それでクリアされた後、皆に別れを言った後俺は光に包まれてそれで気がついたらまたまた知らない所だった。封筒の最後にある写真の人達が今俺が一緒にいる人達です。皆良い人ですよ。修行はちょっとあれだけど。』
僕達は何枚もあるSAOの写真を横に置いて最後の写真を見た。また絶句した。
「これって·····悟空?それに悟飯と悟天とトランクス?」
それは今言った4人と光輝君が写ってる写真だった。·····もうSAOの写真だけでも驚きなのに最後にこの人達とは·····。流石にこの人達は疎い僕でも知ってる。ドラゴンボールの主要人物達だ。知っている服装とは全然違うが間違いない。その4人が光輝君を取り囲んで写真は取られてる。
『今俺がやってる事を書きます。今俺がやっているのはタイムパトローラーと言う仕事です。あらゆる時代、あらゆる次元、そしてあらゆる歴史を悪い奴らから守るのが仕事です。まあそうは言っても俺は3回ぐらいしかパトロールに行ってませんけども。これを直接言ったら絶対に止められると思った。だからごめんなさい、直接会うことはまだ出来ません。今歴史を変えようとしている奴との戦いが終わるまで或いはある奴と戦う時以外は帰れません。それは明日かもしれないし1週間後かもしれない。或いはそれ以上だと思います。帰ったら絶対にお礼をします。だから、今は俺が行くことを許してください。恩を返すまでは絶対に死にません。』
「ばかあ!」
僕は楓の背中を撫で続けた。僕はもうあまり驚かないようになっていた。光輝君が言うなら本当なんだろうと、それに証拠もあるから疑う余地もない。
『最後に、咲良には本当にごめんと思っています。帰って来た時に何か欲しいものをあげるから許してと言ってください。じゃあまたいつか、会いましょう。俺はもう大丈夫です。これからも色々迷ったり苦しい事や悲しい事があるだろうけど、良い人達と一緒だから。だから皆も立ち上がってください。またね!』
そう書かれて手紙は終わった。暫くは楓と2人で泣いていた。それは生きていた事の安堵かそれとも帰らないって言った理由への悲しみかどちらかは分からなかった。
ただ祈った。光輝君が元気で帰ってきますようにと。
超久しぶりの櫂さん視点。悩んだけど時間の流れは一緒って事にした。ではまた今度です(*`・ω・*)ゞ