「はああああ!」
「きぇぇえええ!」
俺とフリーザは雄叫びを上げながら激突した。そして互いに高速移動で出たり消えては周りにクレーターを作っている。他の人は今あのミニピッコロさんみたいな人·····デンデに回復して貰って俺達の戦いを見て入る隙を見つけようとしている。
あの後俺達はフリーザに戦いを挑んだ、ドラゴンボールで復活したピッコロさんも来たが·····強かった。一言でフリーザを言うならやっぱりそうだ。
(強い、10倍界王拳をしてるのに全然届かない。)
俺は内心めちゃくちゃ焦っていた。界王拳のリミットはまだ大丈夫だがまだ遊ばれている。
「どうしたんだい?もう限界かな?」
「さあな?」
俺はフリーザの背後にいたベジータさんに注意を向けないようにしょうもない会話を続ける。
「貰ったあーーっ!」
そしてベジータさんが手刀でフリーザの首をはねようとしたが
「な―――っ!」
「ベジータ、君もその程度なのかい?所詮、伝説の超サイヤ人なんてただの伝説だったんだ。」
フリーザは防御も何もせずに腕を組みながらその手刀を受けた。そして結果はただ首を少し動かしただけだった。
「く、クソーーーーーーっ!」
そう言ってベジータさんは空に行った。・・・何かこの光景はデジャブなような。
俺はその間に離脱して成り行きを見守った。ベジータさんは両手を突き出してそこにエネルギーを貯めた。
(って普通にナメック星ぶっ壊れる位だと思うんだけどそれ。)
俺はそんな懸念を抱いたがフリーザをじっと見る。やっぱりあのエネルギーに恐れてる節はない。·····通じない。
そしてそのエネルギーがフリーザ向けて放たれたがフリーザは奇声を上げながらそのエネルギーを蹴り返した。フリーザの圧倒的な力に皆唖然としている。俺も全部の攻撃が見えるわけじゃない。そしてフリーザはベジータさんに処刑宣告したがその前にとか言って指先に気を溜めた。そしてある所に放った。
轟音と共に横たわっていたのは·····
「デンデ!」
デンデだった。·····予め聞いていたとはいえ罪悪感で胸がいっぱいになる。そしてそんな驚いている俺達をほっといてフリーザは動いた。俺にも見えないスピードで動くといつの間にかベジータさんを殴っていた。そしてその後は·····もう酷いの一言だった。トランクスさんも本当は見たくないはずなのに。
ベジータさんはフリーザの尻尾に首を巻かれている。背中の戦闘服ももうボロボロだ。思わず目を逸らしたくなったがその時に気を感じた。
暖かく優しい気だった。そしてその気がこっちに凄い勢いで来た。その人は·····
「悟空!」
「お父さん!」
悟空さんだった。
悟空さんが来てからの状況は良くも悪くもなかった。少なくともさっきよりはマシだった。だけど俺も悟空さんもあまり長く界王拳が出来ない。そしてそんな時に悟空さんは一気に気を引き上げた。そして
「20べぇ界王拳にかけるしかねえ!」
20倍だと、そんなの体が持つか分からないしそして何よりそれで勝てるかは分からないのに。だが悟空さんはやってのけた。俺も思わず少し吹き飛んだが体勢を整えた時にはもう殴っていた。そしてまた殴った後に腰に手をやりエネルギーを溜めた。そしてそれを放った。
「はあーーーーーっ!」
そしてそれをフリーザが抑えている。そしてそんな拮抗状態が続いた時、大爆発が起きた。
(どっちが勝ったんだ?)
俺は気を探る事も忘れて見た。そしてそこにいたのは少しボロボロになっただけのフリーザだった。
「今のは痛かった·····痛かったぞーーーっ!」
「悟空さん!」
その後は力を使い果たした悟空さんが一方的にやられていた。俺も戦いに入ったがなすすべもなく吹き飛ばされた。そしてぶっ飛ばされた後に悟空さんを見たら手を空に上げてる。あれは·····
「元気玉か!」
そこで通信が入った。
『元気玉を撃つ時まで何とか悟空さんを守ってください!』
「ラジャー!」
俺はそう言って再び赤色の気を纏った。
(やっぱり対抗するにはこれしかないか、)
俺は目を蒼色にして右目を昔のカカシさんがやったように額当てをズラした。
(こいつでどこまで見切れるようになるか·····或いは時間切れになるか、その勝負だ!)
俺はその後フリーザに1人で戦いを挑んだ。そして問うた。
「おまえは何で·····何で罪もない人達を殺すんだ!」
「ふっ、何でだと?そんなのはそいつらが弱いからだ。僕は宇宙最強ではないとダメなんだよ。そしてそれを証明する為に僕は殺す。そして奪うものは奪う!これが強者の権利ってやつだよ。」
俺は猛烈に怒っていた。こんな奴の為に死んだ人達·····ただ平和に生きたかった人達。そしてこいつ或いはこいつの仲間に抵抗したけど届かずに散った命。確かにこいつが滅ぼした奴の中には同じぐらい罪もないやつを殺した奴らだって·····サイヤ人の人達だって殺しをいっぱいしたと聞いている。それについてトランクスさんに謝られた事だってある。だからってこいつがやっているのはただ自分の力を証明したいだけだ。それなら殺す必要なんてない。一緒に高めあえたらそれでいいじゃないか。何で·····そんな物の為に殺すのかが分からない。
人の命を·····なんとも思っていない。
「ふざけるな」
俺はフリーザに接近し先ずは殴ろうとしたが手のひらで止められた。そして今度はフリーザがさっきまでの俺なら見えない速度で顔面辺りを殴ってきた。
俺はその高速殴りを顔を逸らして躱しそしてまた殴ろうと拳を振り上げ殴ろうとしたがそれももう片方の手に止められた。
そしてその手を離して俺とフリーザは手を勢いよく掴みあって力比べをした。だが俺は律儀にそれを続けるつもりは無い。俺はフリーザの手を無理やり動かした。そしてある形にした。
「貴様何グアっ!」
途中で変な声になったのはフリーザが俺が自分の手と俺の手で何かをやろうとしたからだろう。そしてその隙をついて俺はフリーザの顎を蹴りあげた。流石にこれはきいただろう。そしてそのままフリーザを踏み台にして蹴飛ばした後に俺は残りの印をした。·····見てると格好良いが実際やるとなったら嫌なランキングで上位に入るであろう忍術。
「火遁!豪火球の術!」
「何ッ!?」
驚いている、そりゃそうだろ。いきなり火を吹くとは思わないし。あの皆がくれた巻物に書いてあった·····のでは無く巻物でナルトさんの歴史を見ている時にサスケさんが使っていたから取り敢えずやってみたら全然出来なかった。まあ俺のチャクラ性質は雷と風だから当たり前っちゃ当たり前かもしれないけど。でもその後めちゃくちゃ頑張った。頑張れば出来ると思ったからだが。何故ならカカシさんも色んな術を使っていたからだ。なら理論上誰にでも努力すればいけるはずだと思ったのだ。
そして最近漸く出来るようになった。·····何かパトロールギリギリで出来るようになる事が多いなぁ。
そしてその豪火球の術がフリーザを包んだと思ったらフリーザは消えて避けた。そのまま豪火球は下の湖?に落ちた。
そして後ろを振り向きながら俺はクナイを出して投げた
いきなり飛んで来たから焦っただろうに顔を逸らして躱した。そして俺は躱された瞬間にこれもまた漸く出来るようになった術、飛来神の術でマーキングがある投げたクナイの所に飛んだ。それはもう瞬間移動と遜色ないスピードで·····まあ実際瞬間移動のような気がしないことも無い。そして俺は投げたクナイを左手で取りながら右にあの術を出した
(借ります、ナルトさん!)
「螺旋丸!」
俺はがら空きの背中に螺旋丸をぶつけた。何か喚きながら吹っ飛んだフリーザは直ぐに体勢を整えた。フリーザはすんごい俺を睨んでいるが俺はそんなもん無視して悟空さんの少し離れた所にクナイを投げた。何故なら·····
「よおぉぉし!出来たぞ!おめえ離れてくれーーっ!」
もう元気玉が出来ていたからだ。俺はその声を聞いた瞬間にまた飛来神の術をして悟空さんの隣に行った。そして振り下ろされる両手·····フリーザが元気玉を受け止めながら喚き散らしているがそのまま押し切られた。
「伏せろーーっ!」
俺と悟空さんは伏せた。そして伏せた瞬間に星を揺るがすほどの振動と地形変化が起きた。
この作品の今の所の序列(それぞれの全力状態で)
悟空=ベジータ>トランクス=悟飯>悟天>光輝
因みに全力状態は悟空とベジータと悟飯は超サイヤ人4、トランクスはゴット、悟天は潜在能力解放です。
光輝は今の所10倍界王拳と赤眼(2倍〜4倍)で理論上は最高40倍出来るけど頭も肉体も痛くなったら戦いどころじゃないという。
あとすいません、やっぱり気とチャクラは別物にしました。だってやっぱりそうじゃないとナルトの分身の整合性が取れないので。本当に(ó﹏ò。)スイマセンッ。
チャクラ→精神エネルギー的な
気→肉体エネルギー的な
チャクラは光輝の場合サスケ以上ナルト未満って事で。
光輝、相手の腕も使って印をする高等技術をする。あのオビトとカカシの戦いの時のあれやね。
では(*^-^*)ノ~~マタネー