急遽書いたので文字数は少なめです。時系列はSAO終わって1回めの誕生日です。では⊂('ω'⊂ )))Σ≡GO!!
「うーん」
と唸っているのは光輝だ。何故悩んでいるのかと言うともう少しで姉として慕っているレインの誕生日だからだ。
「プレゼントどうしよう」
レイン達の世界での去年はまだ2人ともSAOの中だったから鉱石なんて言う現実世界ではノーサンキューなプレゼントをした光輝だが流石にリアルの誕生日プレゼントになんかの武器の鉱石なんて渡されても困るだけだろという。·····まあ光輝の場合は喜んで受け取るのだが。取り敢えず光輝がケーキを作る事は光輝の中では決定している。
レインは誕生日の日にはALOでライブをするので誕生日祭は夕方頃となっている。幸い休日だったから昼頃にライブが出来る。
だからその誕生日パーティーまでにプレゼントを考え用意しなければならない。それでうーんと唸ってるのだ。
そもそも光輝は誕生日プレゼントなどをあまり渡したことは無い。愛美の時も仲良くなった頃にはもう誕生日過ぎてたし血の繋がった方の姉の麗華の時には光輝は頑張って色鉛筆やらで書いた姉をプレゼントするというものだったからだ。
「しょうがない、では情報収集行こー!」
と言って光輝はキリト達の·····SAOの世界に飛んだ。
「という訳でエギルさん何か意見ないですか?」
「色々な意味で唐突だな」
光輝はSAOの世界のダイシーカフェに唐突に現れ唐突に今の問いをしたのだ。幸い平日の昼間だったからまだ客はおらずラッキーだった。
「先ずは何を聞きたいのか言えよ。」
そう言われたからかくかくしかじかと話す。
「というか、俺よりも光輝の方がレインと一緒にいたんだから光輝の方がレインの事を知ってそうだけどな。」
「それはまあそうかも知れませんが·····お姉ちゃんの好きな物ってよく分からないのが本音だし。俺はアニメとかよく分からないし」
そう言いカウンターに突っ伏した。そんな光輝に苦笑いしながら大人なアドバイスをする。
「光輝からのプレゼントならレインは何でも喜ぶと思うがな。」
「うー」
「まあどうしてもと言うなら2人の思い出の品とか·····2人の共通点をプレゼントにするってのはどうだ?」
「·····共通点」
そのまま光輝は5分程突っ伏した。その間エギルはグラスを拭いている。そんな大人と子供の時間が過ぎ光輝は顔をあげた。
「じゃあプレゼント探しに行ってきます!!」
そう言ってカウンターの席から降りて時計をいじって言う。
「エギルさんありがとうございました。」
「おう!!」
6月21日
「「「レイン(ちゃん)誕生日おめでとう!!」」」
「ありがとう皆!!」
そう言ったのは満面な笑みのレインだ。
「·····というかエギル、ケーキは?」
リズベットからそれを聞いたエギルは光輝に顔を向けた。光輝は少し緊張しながらホイポイカプセルを出して真ん中のテーブルに少し大きめなケーキを出した。それでSAOからの参加者はどよめいた。そして光輝はレインに近づいて行き言った。
「お姉ちゃん誕生日おめでとう!!」
そう言って箱を渡した。
「ありがとう!光輝君!!開けてもいい?」
「う、うん。」
そう言って全員が見守る中レインは箱を開け目を見開いて止まった。そしてゆっくり中にあった物を取り出した。それは剣が2つ交差してその剣の周りに円形の物があるネックレスだった。
「綺麗·····。」
そしてレインは気がついた。
「もしかしてこれウォーリア・ビハインド・ディスペアーとクリムゾン・ディーバー?」
その2つの剣の形がSAO時代、そしてALOでも使っているレインの一刀と現実でも光輝が使っている剣と全く同じだったからだ。
「う、うん。またあの鉱石取りに行って今度は手作りしてみた。」
·····まあ何10回と失敗したが言う必要はない。
「流石に実物大持ってても多分というか絶対お姉ちゃん持てないしそもそもそれは困るだろうし。だから頑張って小さくしたんだ。」
レインが貰ったネックレスの剣は確かに小さかった。
「お姉ちゃんがあの剣を作ってくれたから俺はヒースクリフに勝てた。皆の想いがあの剣に宿った。だから小さいけどその剣にも俺の想いを入れたんだ。お姉ちゃんの夢が叶いますようにって。」
そう聞いた瞬間レインは光輝を涙を流しながら抱きしめた。
「うん。叶えるよ、絶対に。だから光輝君も無理しないでね?」
「うん。分かってる。俺は·····1人じゃないから。」
「ふふ、ならよろしい。·····大事にするね?」
「うん!」
「ねえ、光輝君がかけて?」
「え、う、うん。」
そう言われ光輝はネックレスを受け取り少し浮いてレインの首にかけた。そして笑顔で言った。
「改めて、誕生日おめでとう!!お姉ちゃん!!」
そしてレインも光輝に負けないぐらいの顔で答える。
「スパシーバ!!」
おまけ
「さあ次は誰が歌うの!?」
とリズベットが声をあげた。今はカラオケ大会なうだ。今はレインの本職さながらのライブが終わった所だ。因みに美葉はそんなレインのライブを撮っている。後の反省会にでも利用するのだろう。そして光輝は少し離れた所にいて出来るだけ目立たないようにしている。理由は·····あまり歌を歌った事がないのだ。いやそもそも自分の知ってる曲があるのかすら分からない。忘れがちだがこの世界は光輝悟空住んでた世界とは違うのだ。物理的に。歌える歌は1つあるがそれもあるのかすら分からないからもう歌わないと言う選択肢しかなかったのだ。
だがそんな時リズベットの目が少し隠れてる光輝に目を向けた。そして·····
「そう言えば光輝はまだ歌った事ないわよね?」
それを聞き体がビクッとした。
「そう言えばそうだね、私もSAOの頃から光輝君の歌は1回も聞いたことないかも。」
とレインが言い笑顔で光輝に寄って行った。·····光輝としてはもう逃げたい。
「じゃあ次光輝君ね!」
そして頑張って拒否してみる。
「お、俺歌下手だから大丈夫だよ?」
だが満面な笑みでレインは否定した。
「大丈夫よ、お姉ちゃんも最初は下手だったから。さぁさぁ」
「むむむ無理だよー!!」
そう言って全員に見られてるのが分かり光輝は赤面になって顔を隠した。·····因みにレイン達はそんな恥ずかしそうな光輝に悶絶した。そしてもっといじろうとレインは光輝の背を押した。
「大丈夫大丈夫!!お姉ちゃんも隣にいてあげるから♪」
「でででででも!!」
「お姉ちゃんは光輝君の歌も聞きたいな〜?」
「う、うー」
そのまま光輝は背を押されステージに登った。そして参加者メンバー·····キリト、アスナ、リズベット、シリカ、エギル、クライン達風林火山、ディアベル、キバオウ、美葉、シンカーやユリエールや月夜の黒猫団を一望し
「あわわわわわわわ」
変な事になった。
「えっと光輝君大丈夫?」
「ううううん!!」
((どう見ても大丈夫じゃないよね。))
そしてレインから曲選びの機械を渡され光輝はどうしようどうしようと思いながら懸命に過去の記憶を探り自分が愛美と一緒に初めて見た映画の主題歌を探した。そして
(あ、あった。)
あった、別の世界だがその曲はあった。光輝はそれ幸いとそれを選んだ。それから音楽がなり始め光輝はその音の大きさにびくびくし始めた。そんな時レインの手が光輝のマイクを握ってる手に触れられた。
「大丈夫、私もいるからね。」
「うん!」
そして光輝はぎこちなく歌い始めた。
「暗い雲が染み渡って、街並みに影を落とし始める」
そう言って始めたのだった。
お疲れ様でしたm(*_ _)m。光輝、歌歌うのが苦手という。·····後々レインに歌に関しても魔改造されますが。(*´∇`)ノ ではでは~