アンケートでユウキ生存が多かったので生存しました(。•̀㉨-)و ✧
そういう訳で⊂('ω'⊂ )))Σ≡GO!!
エクスキャリバー獲得クエストから少し経った後光輝は今日もALOに降り立った。そしてレインがいないのを残念に思いながら誰か対人戦やってくんねーかな〜と町に繰り出した。
「そう言えば結局どうなったんだろ?アスナさんにほっぽり出しちゃったけど。」
エクスキャリバー獲得クエストと同日に光輝はある少女と戦った。辻デュエルで何と60連勝、それを止めたのが光輝と引き分けた親友のキリト。そしてその少女、絶剣のユウキに光輝は協力して欲しいと言われでも光輝はタイムパトロールやリアルの修行もあるから来るのは割と不定期だからやめた方が良いと言いその場にいたアスナを薦めた。そしてユウキはアスナと決闘しその実力を認め光輝にしたお願い·····ボスをユウキのギルド
「あっ、アスナさん!」
そう聞いて水色の髪を持つウンディーネの女性は光輝の方に向いた。光輝はそんなアスナを訝しげに見た。何か暗い顔をしていたからだ。光輝の中のアスナのイメージは怖い時もあるけど基本的に優しい人という認識だ。あとキリトの事が大好きということは分かっている。·····将来愛美とそういう関係になれたらキリトとアスナみたいな関係になりたいと思ってたりする。
「光輝君·····」
そしてアスナははっとした感じで光輝に詰め寄り光輝の肩を掴んだ。
「光輝君、確か気ってもので人探せるんだよね!?」
光輝はそんな真剣な顔をして·····でもどこか縋り付くような顔もしているアスナにびっくりした。
レインやキリトやアスナ達に光輝は自分の現状報告や修行で得た力を見せたりよくしている。その事を思い出したんだろう。
「えっと、探せるっちゃ探せますけど·····」
光輝が言葉を続ける前にアスナが必死そうな声で言った。
「私会いたい人がいるの!だから探して欲しいの!」
光輝は今の文脈でアスナは誰かに会いたいという事とそしてその会いたい人の居場所が分からないから光輝に探してもらおうとしたらしい。だがそれなら問題がある。
「アスナさん、俺がその人の事を知ってますか?」
「うん。知ってるわ、ユウキよ。エクスキャリバーの前に光輝君も戦ったでしょ?」
光輝は何となく会いたい人がユウキなのではとは思っていたが本当にそうだったから言わなきゃいけないことがある。
「その、俺が探せるのは俺がリアルで会った人達だけです。仮想世界じゃ流石に気は分かりません。」
·····まあ普通に考えれば分かるだろうが冷静さを失っているアスナは気が付かなかった。光輝に言われハッとした顔をしてそして絶望したような顔になった。それに光輝は申し訳なくなり謝った。
「えっと、ごめんなさい。」
「うんうん、ごめんね、いきなり詰め寄って。」
「何が·····あったんですか?」
そう光輝は聞いた。2人はその後2人はキリトとアスナが借りている部屋に行った。因みにもう少しで22層が開通されるから2人はあの森の家を買う気満々である。そして光輝はアスナの反対に座って聞いた。
曰く、アスナはエクスキャリバーの翌日約束どうりユウキとユウキのギルドスリーピングナイツのメンバーと会いユウキの頼みを聞き協力した。そして道中色々あったそうだがボス撃破は出来たそうだ。そしてスリーピングナイツとアスナはお祝いをしてアスナはその時お礼は要らないからスリーピングナイツに入れてくれと頼んだ。だがユウキは涙ぐみながら断った。そして気まづくなった場をアスナが剣士の碑を見に行こうと――ワンパーティーでクリアした場合パーティー全員の名前が刻まれる――向かいそこに全員いるのを確認した後ユウキがアスナに姉ちゃんと言ったらしい。そしてそれをアスナが指摘した所ユウキは目に涙を溜め思わずというふうに後ずさりログアウトし以来1度も会ってない·····スリーピングナイツの他のメンバーも1回シウネーがアスナに会ったきりでその後は誰とも会えなかったんだと。一通り聞き終えた光輝は少し経った後に言った。
「そう言えばキリトがアスナさんにユウキさんと戦う前に何か言ってましたよね?あれ何なんですか?」
アスナは何故今その話を?と思ったが取り敢えず言った。
「ユウキは仮想世界の申し子だって」
「·····成程。俺の場合は俺が色々おかしいだけだから忘れてたけど確かにそうだな。でも俺そっちの世界の土地勘なんてないしな」
そうぶつぶつ言い始めた。
「えっと、光輝君。何か気づいたなら教えてくれないかな?」
光輝は数瞬考え言った。
「すいません、キリトと調べてからでも良いですか?」
「え・・・キリト君と?」
「はい。調べ終わったらキリトからアスナさんに言ってもらいますから」
そう言って光輝は立ち上がって部屋を出た。アスナは今の会話で何が分かったのかが分からず呆然と光輝を見送った。でも不思議とキリトと光輝なら本当に見つけそうな気がした。
アスナの部屋を出た後光輝は下の階にある光輝とレインが借りてる部屋に来てキリトにメールした。直ぐに返信があり2人は自分達の予想が合ってるか確認し合いそれぞれ調べ始めた。2人が調べているのは医療用フルダイブマシン、メデュキュボイドの臨床実験をしている場所だった。メデュキュボイドはフルダイブ技術を応用して医療の役に立たせるためのものである。·····終末医療だが。
何故2人がそう思ったのか、それは仮想世界の申し子、つまり仮想世界に順応している·····いや、もう仮想世界にずっといるような自然な動きをユウキは見せていた。だから2人は基本的仮想世界にいるであろうフルダイブマシン、メデュキュボイドの事を思いついたのだ。光輝の場合は今までの経験で知らない内にトッププレイヤーになれただけである。レベル制MMOならあっという間に最下位クラスになるだろう。
キリトはともかく何故光輝がメデュキュボイドを知っているのか?それは·····光輝の全ての戦いが終わって自分の世界にも帰るようになった時、自分の手でフルダイブマシンとSAOみたいなソフトを作りたいと思ったからだ。自分が色んな事を経験し生きた世界を櫂や楓、咲良に·····そして愛美に体験して欲しかったのだ。だから光輝はよくキリトのフォーラムやらについて行っている。勿論変化して。悟空達は騙せないが一般市民なら騙せる。だから修行やALOで特に用事がない時はまずは算数など勉強している。教師は時間があった時にはレインやキリトにアスナ、そして悟飯だ。光輝は影分身があるから少ない時間でも割と成果は出ている。
閑話休題
その後2人は病院を見つけ翌日キリトからアスナに伝えた。光輝はそれから少しALOにはログインしなかった。少しタイムパトロールに·····だが特に敵がいるとかではなくどっかの馬鹿がある星の歴史に介入したからそれを止めに行っただけだ。そして光輝はそのパトロールが終わったら3日ぶりにALOにログインした。そして·····
「統一デュエルトーナメント?」
「うん!光輝も出るでしょ!?」
と凄みを効かせて絶剣、ユウキは聞いてきた。アスナに伝えた後色々あったそうだが光輝はまだ全部は聞いていない。·····というか聞こうと思った矢先にこんな状態だ。ログインしてきたら何かメールがあってアスナからで何か部屋に来て欲しいと言われたから上に向かった。そしてそこにはユウキやらアスナやらキリトやら·····レイン以外のその他メンバーがいて自己紹介が終わるとユウキが言ってきたのだ。
「うーん、俺デュエル大会出たことないしなー」
「え?どうして?」
「いや俺の種族ってアルフでしょ?だから仮に俺が優勝したとしても何かチートとか言われかねないんだよ。勝ったとしても種族の力だーとか何とか言われるだろうし。まあ俺に言わせればそんなのを言い訳にしてる時点でそんなヤツらのタカなんて知れてるんだけどいちいち何か言われるのがめんどくさいから出てないんだよ。」
光妖精アルフ、本来ALOの種族選択場面では出ない種族だ。この種族は本来前までのALOにあったグランドクエストをクリアした種族だけがなれる種族だ。前までのアルフの特徴は飛行時間無制限だったがそれはもう今のALOでは全種族共通となっているからそれの有利不利はない。
ここで光輝のアルフの特徴を言っておく。光輝はのアルフは体術スキルや拳術スキルがなくても光輝のただのパンチや蹴りでも剣よりもほんの少し威力が弱いくらいで普通のプレイヤーよりも殴りダメージがある。剣のダメージは皆と同じ。魔法は闇魔法以外は割と使えるのだが光輝は一応覚えてはいるがあまり使わない。剣か
そんなアルフの弱点はなんと言ってもHPが少ないことだろう。光輝はあまりくらった事はないが試しに1度キリトに3連撃ソードスキルをちょっとしてもらったらそれだけで死んでしまった。だがまあつまり直撃したら終わりだが光輝の反射神経と動体視力とタイムパトロールの経験があれば別に難しい事じゃない。·····完璧光輝用の種族となっている。
「えー!出ようよ!ね!」
どうやらユウキはどうやっても光輝にリベンジしたいらしい。あの時はボス戦一緒にしてくれる人を探して自分を倒すほどの人がいたから必死にお願いしたがよくよく考えれば自分光輝に1ダメージも与えられず負けた事を思い出しリベンジしたいのだろう。
「いやリベンジマッチならちゃんと後でやりますから許してください。」
「やだ。」
·····真っ向から拒否されるとは思わなかった。
「ね!出ようよ!トーナメント!」
「あーもう分かりましたからそんなに顔を近づけないでください。」
ユウキは割とグイグイ顔を近づけてきたから光輝はそう言った。ユウキはまたやっちゃったみたいな顔をして笑顔で戻った。
「本当!?やったー!」
「何かユウキさんって悟空さんと仲良くなれそう。」
「あっ、僕のことはユウキでいいよ!·····所で悟空さんって誰?」
「ん?んー俺の師匠的な人。」
·····ぶっちゃけ言うなら光輝は色んな人に修行つけてもらってるから特定の師匠がいるという訳では無い。
「光輝の師匠って光輝よりも強いの!?」
「うん。俺の1000倍以上は強いと思うよ。」
「·····冗談だよね?」
「本気です。俺まだ一撃もあの人に攻撃まともに当てたことはないし。」
超サイヤ人になっても特に変わらなかった。
「·····何か自信がなくなってきた。」
「因みに俺の師匠的な人はあと4人いますよ。」
それを聞いたユウキが少し項垂れた。そんなユウキをアスナは励ました。ぶっちゃけこれは光輝が色々おかしいだけでありユウキはALOでもトッププレイヤーだ。その後アスナとユウキはスリーピングナイツの所へ行った。そして光輝はキリトからユウキの事を聞いた。所が
「·····エイズって何なの?」
まあ数学と英語と工学以外小3で止まっている光輝にそんな病名分かるはずもなく聞いた。
「・・・まあ取り敢えず悪いものって考えてくれ。」
「はーい。」
その後光輝は一通りユウキの事を聞いた。そして光輝も少し暗い顔をしてソファーに座った。
「·····だからあんなに明るく振舞おうとするのか、成程。」
そう言った光輝の眼光は少し怒ってるような眼になっていた。·····光輝は一つだけユウキ治す方法を知っていた。
「まあ・・・個人的にもトーナメントには出る理由が出来たな。」
そうぽつんと呟いた。
統一デュエルトーナメント当日キリトや光輝達は順調に予選を勝ち抜き本戦に出た。そして今はトーナメント表が出た所だった。
「準決勝か·····」
そう光輝は呟いた。準決勝の予想相手はユウキだった。ちらっと見ればワクワクしてる顔になっている。
(やっぱり悟空さんと仲良くなれそうだよな。)
まあ会わせることはないだろうが。光輝は今日1日休暇にしてもらっている。トーナメントの後に用事が出来るかもしれないからだ。そう考えながら光輝は1回戦に向かった。
「負けないよ、光輝。」
そう向かい側で言っているのはユウキだ。そうこうして光輝とユウキは準決勝で向かい合った。もう1つのブロックではキリトが決勝にコマを進めた。
ユウキに声をかけられたが光輝は無言で赤い剣を出して切っ先を向けて構える。そんな光輝にユウキや観戦しているアスナやクライン、そしてこのトーナメントの前にライブをして特別見やすい席にいるレインは訝しげに見ていた。だがそれを聞く前にカウントダウンが近づいてきたから誰も指摘せずに見守る。そしてレインはカウントダウンがゼロになったと同時に言った。
「準決勝·····始め!」
そうレインが言った直後ユウキが仕掛けた。前の時に掠らず負けたのが効いたのだろう前の時よりも短期間で早くなっていた。だが光輝からすれば前より微々たる変化なだけで油断せずに捌く。そして光輝は隙を見つけしゃがんで躱した後にそのまま足払いをかけ転けさせた。
「くっ!」
だがユウキは転けたのが分かると同時に羽を広げた。そして宙に浮いて光輝の追加攻撃を回避した。ユウキはそのまま光輝を空中から見る。光輝はそんなユウキに顔を上げて見ながら目でかかってこいと言う。そう感じたかは分からないがユウキはキッとして向かった。
「やぁ!」
そう気合いの雄叫びを上げて斬ろうとしたり突こうとするが光輝はそれを受け流したり逸らしたりするだけだ。反撃をしてこない事に気がついたユウキは下がった。そして怒ってる声で聞いてくる。
「·····どういうつもりなの?」
光輝はそんなユウキを冷めた目で見ながら言う。
「いや、やっぱり生きる事を諦めた人の力なんてこんなもんなんだなって思って反撃するのもめんどくさくなっただけだ。」
それを聞いた瞬間場は沈黙した。SAOからの仲間は何を言ってるんだみたいな顔をしてる。スリーピングナイツのメンバーは光輝が言った事が理解できない顔をした。そして面をきって話されたユウキは一瞬何を言われたのか分からない顔をしたが急激に理解したと同時に信じられないみたいな目で光輝を見た。
「どういう・・・こと?」
「どういう事ってそういう事だよ。あんたの事はキリトやアスナさんに聞いた。それが分かった上で言っている。」
「な・・・んで。」
「何でってあんたが生きるのを諦めてるからそう言っただけだ。」
「諦めて·····」
「あんたが出来るだけ笑おうとしたり人に話しかけて嫌われても良いと考えているのはその人の中に自分を残す事が目的なんだって?それが悪い事とは言わん。だけどあんたがそれをするのは自分が死んだ時に誰かの心に自分が片隅でもいいからいて欲しいって理由って聞いた。」
それはアスナから聞いた事だ。それを聞いた時から光輝の中にはユウキに冷めた思いがあった。生き様に関しては光輝は普通に悲しい思いになった。だがそれとこれとは別だ。
「ふざけるなよ。」
だがユウキは光輝のそれを聞いてわなわなと震えて目に涙を溜めながら叫んだ。
「ふざけるな?お前に·····お前に何が分かるの!?お前はそんな病気になった事があるの!?」
ユウキが人をお前と言うほど今のユウキは怒っていた。
「あー分からないな、生きる為の努力もしていないのに生きる事を諦めたやつのことなんざ分からないな。」
それを聞き流石にアスナ達も何か言おうとしたがキリトが止めた。
「何で!キリト君!あんなの·····」
キリトはそれを聞いてもふるふると顔を振って光輝を見た。アスナ達もそれを見てあの顔をどこかで見たと思い思い出した。あの顔にはSAOの時に光輝がアスナを試した時の顔だ。あの時アスナはフィールドボスを村におびき寄せ倒す作戦にしたがそれを光輝が却下した時に光輝がラフコフと同じになりたくないと言ってアスナを試した時と同じ顔だ。
だがそんなのはユウキは見た事ないからそりゃあ勿論怒る訳で·····
「僕だって·····僕だって探したよ!治す方法を探したよ!でも·····僕も先生も見つけれなかった。」
「で、それはどこまで探した訳なんですか?まさか日本だけじゃないですよね?」
ユウキはそれを聞き目を見張った。範囲·····確かに少なくともユウキは·····日本しか探さなかった。
ユウキが無言になったのを見て図星だと分かった光輝は畳み掛ける。
「笑わせないでくれます?日本だけってそんなの探したの内に入らないですよ?全部の可能性を探った上で得た結果でもないのによくまあ探した何て言えましたね。」
「で、でも海外何てお金が無いよ!」
そう叫んだ。光輝の世界でもこの世界でも海外での治療は高い。両親が死んでしまったユウキにそんな大金払える訳ない。だが光輝はそれでも返した。
「あんたになくてもクラウドファンディングって手もあった筈だ。」
「それは·····」
「俺からすればそういう手を使わなかった時点であんたが生きるのを諦めたって思うのは必然だ。」
そして決闘中だが静寂になった。観客はなんの会話をしているのかは全く分からないが何か重い話をしてるのは分かってるのか沈黙だ。だがそんな静寂はユウキによって唐突に破られた。
「·····れ」
下げられて見えない顔から聞こえてきた声は涙ぐみながら言う。
「・・・まれ」
そしてだんだん大きくなっていく。光輝はそれを聞きながら剣を構える。
「黙れ!」
そう叫び光輝に突撃した。光輝は特に表情変えずに迎え撃った。そしてユウキは攻撃しながら叫んだ。
「お前に何がわかるんだ!僕の事なんにも知らないくせに!」
そう叫びながら剣を振るう。だが光輝はユウキを見据え捌きながら答えた。
「ああ、お前が俺の事を知らないように知らないな。」
そう言いながら光輝は左のこぶしを握り懐に入ると同時に腹に叩きつけた。
「かハッ!」
「俺の家族のように生きたくても生きれなかった人達だっている!」
光輝の脳裏にはあの皆の死体が映っている。光輝の家族は自分達の意志とは関係なしにあの世に行ってしまった。だがユウキは違う。まだ道はどこかにあるかもしれないのにそれを探さずただ諦めてる姿を見れば光輝からすれば怒り案件だ。
「ふざけるな!」
そう光輝は言いもう一刀抜いて二刀流になった。それに観客席はどよめいた。·····余談だが光の解放者がALOに現れるのは有名だ。だから光輝自身は有名じゃないと思ってるが実は普通に有名だったりする。
そしてそんな光の解放者の二刀流を見る機会はキリト達以外は少ない。だから驚いたのだ。
そんな二刀流の光輝を見てユウキは一瞬だけ尻込みしたが直ぐに向かった。
「うるさい!うるさい!」
そう言って剣を振るうが光輝には全く通用せずそれ所か増えた手数でユウキを逆に切り裂いていく。
「くっ!やああああ!」
そう言ってユウキの剣が紫色のライトエフェクトを纏った。そして叫びながら言う。
「僕だって·····僕だって生きたい!生きたいに決まってるじゃないか!」
そう心から叫びながらユウキのオリジナルソードスキル《マザーズロザリオ》が発動した。そのスピードは怒りパワーか何かなのか最初の決闘の時よりも速かった。そして光輝はそんな叫びをあげたユウキに満足そうな顔をした。·····だがそれとこれとは別であり光輝はユウキのマザーズロザリオを躱したり剣の腹に当て全て受けきった。
「なっ!?」
ユウキはそれに目を見張った。自分でも今のマザーズロザリオは今までで一番早いと思ったのだ。そしてそれを当たり前のように光輝は防いだ。そして光輝は硬直が下されているユウキに向けて光輝の二刀に金色の光が宿った。そしてゆっくりと噛み締めるように叫んだ。
「
そう言い光輝の二刀が動いた。ユウキを真一文字に斬った後後ずさったユウキに光輝は飛びながら手を広げ光輝は自分ごと高速回転し5回斬った後ユウキの後ろに着地した後コマ周りしながらユウキの横腹を斬りつけた。その後光輝は剣でユウキの顎を跳ねさせて空中に飛ばした。その際光輝はユウキに背を向けて着地したが直ぐにバク転しながらユウキを追った。そしてそこから振り向け様に滅多斬りにした。それだけでユウキのHPはイエローゾーン、そしてレッドゾーンに入った。そしてユウキが地面に着くのと同時に光輝は右の剣を引き地面につくのと同時にユウキにその剣を叩きつけた。
·····と観客は思った。実際砂煙がめちゃしていたから余計に。だが·····
「な・・・んで?」
そう呟いたユウキの腹寸前で光輝の剣が止まっていた。これには観客もキリト達も唖然となった。そして光輝は剣を左の剣を背中の鞘に入れて右の剣を宙に投げた。そして少し体を斜めにしてその後落ちてきた剣を右の鞘に入れてユウキに言った。
「さっき言った事、嘘じゃないだろうな?」
さっき·····そう考え一瞬で思い至ったユウキは涙ぐみながら言った。
「当たり前·····じゃないか。僕だって·····生きたい!生きてスリーピングナイツの皆と・・・アスナや皆と一緒にいたい!」
そう心から叫んだ。それを聞いた光輝はふっと笑った。何故そうなるのか分からないのかユウキは全く分からなかったからまだ涙ぐんでる顔で光輝を見る。
「·····分かった。」
そう言い光輝は観客席を見てアスナを見た後宣言した。
「リザイン!」
そう言った瞬間ファンファーレがなってWINNERユウキと表示が出た。それに観客もユウキも今度こそ全員唖然とした。
「え·····どうして?」
「どうしてって今用事が出来たんだからしょうがないだろ?」
光輝はそう言いながら唖然としている皆をほっときアスナ達の所に飛んで言った。
「アスナさん、アスナさんの世界で今から会えますか?」
「え?どうして?」
「いやだって俺ユウキさんの病院の場所知らないし。」
「何でユウキの病院に·····?」
「じゃあユウキを助けられる方法があるって言ったら良いですか?」
そう言って聞いたアスナは目を見開き光輝に迫った。
「本当!?」
「いや今更嘘つきませんって。」
「分かった!今すぐ準備する。」
そう言ってアスナはログアウトした。観客は何故今のような展開になっているのか分からずまだ呆然としている。光輝はキリトにアスナの家の場所を聞き今度はレインの元に向かった。
「お姉ちゃん、ごめん。俺3位決定戦も出ない。」
「·····大切な事なのね?」
「うん。」
「分かった。行ってらっしゃい。」
「うん!」
そう言い光輝はログアウトした。時の巣の自室で目覚めた光輝はトランクスに一言言ってキリト達の世界に向かいアスナの家に向かってアスナの家の前で待った。そして割と直ぐにアスナが出てきた。2人はその後電車に乗って横浜のユウキがいる病院に向かった。その間にアスナは窓から景色を楽しんでる光輝に聞いた。
「光輝君・・・どうやってユウキを治すの?この前言ってた医療忍術ってもの?」
光輝は椅子に座り直し首を振った。
「医療忍術で治せるのは怪我だったり毒を抜いたりする事だけですよ。」
「え·····じゃあどうやって?」
「俺が3日間ぐらいタイムパトロールでALOに来なかった時の事は覚えてますよね?あの時のタイムパトロール先が何か医療がすっごく発達していた星だったんです。·····まあ日本語が通用しなくて焦りましたが。その星の人達が翻訳機をくれたのでよかったです。まあそれは置いといてタイムパトロールで助けてくれたお礼って言われて何か幾つか薬くれたんです。で、その薬の1つの説明を翻訳機を通して見てみたら」
「·····もしかしてエイズを治すための薬?」
「That's Right.そういう訳です。でもまあ俺が持ってるものだけじゃ流石にユウキが治るのに間に合うか分からないので薬を増やしたいんですが、まあ素人の俺にそんなの出来るわけなく、かと言って時の巣にいる色々万能すぎる人は今自分の時代に帰ってますしだからユウキのお医者さんに頼もうと思ったんです。でもまあ説得出来るかは分からないからアスナさんを連れてきたのもありますけど。」
アスナは光輝の話が色々飛び抜けているが取り敢えずユウキを助ける為の薬を増やす為の説得と道案内でアスナを同伴したらしい。·····アスナは光輝自身何言ってるのか理解してるのだろうかと思った。エイズを確実に治す為の薬何て売ればどんなに儲かるのか光輝は分かってるのだろうかと思った。でも今はそれは置いとく。
「·····ありがとう、光輝君。」
「別に俺が凄い訳じゃないですよ。お礼ならあの星の人達に言ってください。まああの星の人達が俺達と似たような容姿で良かったですね。違ってたら病気の種類も何もかも違ったかもしれませんし。」
そんな会話をしながら横浜の病院の最寄り駅に着き2人はアスナが予め伺う事を言ってたから真っ直ぐ病院に向かった後受付でユウキと面会したいからユウキの先生を呼んでくださいと言い先に聞いてたんだろう直ぐに呼ばれた。そしてユウキの担当医の倉橋が来て光輝とアスナは立ち上がってアスナが礼したから光輝も慌てて礼した。·····因みに光輝を見た時倉橋は目を見開いた。光輝の事は倉橋も知っている。倉橋もあの決戦の動画は何度か・・・ニュースにも取り上げられていたから光輝の事は知っている。そして3人はユウキのいる部屋の隣の部屋に向かった。そして光輝話その時初めてユウキの現状を見た。そしてそれを見た後光輝は腰に入れてた巾着の中から薬ケースとその説明書とその後説明書を翻訳したものの3点セットを出して倉橋に渡した。
「こ、これは?」
「俺が色々あって何かお礼として貰ったものです。」
それを聞きながら倉橋は3点セットを受け取ってその説明書を見た。光輝は言う。
「·····でも俺はそれで治った人を見た事はありません·····というかそもそも俺の周りにはユウキと会う前にはいなかったから使う必要がなかったっていうのが本音ですが。でもまあその薬を作った星の人達を見れば皆健康そのものみたいな人達が多かった·····というか皆そうでしたし。」
そう言い光輝は窓越しにユウキを見て言った。
「それを使うかは倉橋さんとユウキに任せます。怪しいと思って拒否するのも望みにかけるのもユウキ次第です。」
そして場は少しばかり沈黙した。倉橋は正直悩んでいた。光輝が嘘をついてるとは思えない。色々分からない事があるがそもそも光輝は平行世界の人間だからこの世界に無いものもあるだろう。だが·····はっきり言ってこんな都合のいいことが起こるのだろうかとも考えている。別に光輝はそれは命を預かってる身としては普通だと思うから何も言わない。そんな時·····
『先生·····僕飲むよ。』
「ユウキ!」
そう言ってアスナは窓に張り付いた。薬を飲むためには色々賭けがある。先ず本当に効果があるのか?そしてユウキを1度無菌室から出さねばならないこと。そして·····効果がなかった暁にはユウキの死は早まるかもしれない。
『アスナ、僕·····もう一度戦う。戦って・・・絶対に勝つよ!』
倉橋はそんなユウキを見た。そして確認するように聞く。
「·····良いんですね?」
『はい。』
そう真っ直ぐ返した。
「分かりました。お2人とも、すいませんが少し席を外します。」
そう言ってアスナと光輝に一礼し部屋を出て行った。
『光輝、ありがとう。』
そう言ってきたユウキに再び向いた。
「まあ本音を言うならあれでもまだ諦めるようなら本気で見捨てようと思いましたけどね。」
『ははは、厳しいね光輝は。』
光輝はそこであっと感じで思い出して聞いた。
「そう言えば決勝どうなったの?」
『実は僕もあの後トーナメント辞退したんだ。』
「え?どうして?」
と聞いたのはアスナだ。
『だって本当は僕が負ける筈だったのに決勝にいくわけにはいかないじゃない。』
「変な所で真面目ですね。」
『その代わり絶対に2人には勝つよ。キリトも光輝にも。』
そう聞いたアスナは嬉しそうな顔をした。ちゃんと生きると宣言したのと同義だからだ。
『ねぇ光輝。二刀流でソードスキルしたよね?あんな動きよく思いついたね?』
オリジナルソードスキルは基本的に作る時には当たり前だがシステムの恩恵なんてない。自力でしなければならない。だから基本は滅多斬りになったり滅多突きになったりする。だが光輝の動きは色々と変則的だった。最初の真一文字に斬ってからは余計に。誰があんなに剣を持ちながら高速回転したりバク転で相手の上に来たりする動きが出来るのか?少なくともキリト達の世界には1人いたら良い方だろう。
「まあ、あれ最初作った時は割と大筋だけ決めてあとは適当だったりするけどな。滅多斬りの所はキリトの技を参考にしたし。」
最後の空中での滅多斬りはキリトのスターバーストストリームを参考にした。違うのは最後が左突きではなく右の突きってだけだが。因みに光輝の2つ目のオリジナルソードスキル《シャイン・ビハインド・ディスペアー》はスターバーストストリームと同じ16連撃だ。
『そう·····何だ。·····ねえ?あの時言ったよね?光輝の家族のようにって』
「ああ。」
『あれってどういう意味なの?』
光輝は悩む素振りも見せず答えた。
「そのまんまだ。俺の家族は祖父を除いて寝てる間に全員殺された。祖父は戦った上で死んだ。」
·····こんな話をしたらそりゃあ暗い雰囲気になる訳でユウキも例外ではなかった。
『·····ごめんなさい。』
「別に謝る必要はない。俺が勝手に言っただけなんで。それに俺にはまだ守りたい人達がいる。そんな人達がいる限り俺は生きられる。」
それは光輝の思いそのものだ。
「守りたいと思った人は絶対に守る。俺の身が朽ち果てようとな。」
·····後に光輝はこの誓いを1人守れなかった事で深く傷つくが少し未来の話。
「まあそういう訳で俺は帰ります。2人の時間邪魔したら悪いし何か修行したくなってきたので。」
『邪魔何て思ってないけど·····ありがとう、光輝。』
「どういたしまして。」
そう言って光輝は時計をいじり時の巣に帰った。
1ヶ月半後、光輝はキリト達の世界に降り立った。この1ヶ月半光輝はALOにはいたがユウキとは会わなかった。·····まあ光輝が度々アインクラッドの迷宮行ったりなんならボスに殴り込みに言ってるからメールが届かないだけだが。そして今日はレインに誘われてダイシーカフェに入った。
「皆こっちじゃ割と久しぶりだね。」
「うん。そうだね、元気そうで良かった。」
そうレインは言った。そんなレインに苦笑いしながら返す。
「くたばってたら体調管理ぐらいしろってベジータさんに言われちゃうよ。」
そう言った後レインと団欒していたがある気を感じその場にいたメンバーに言った。
「あっ、来たよ。」
そう言ったら皆クラッカーを持った。そしてダイシーカフェの扉が開き一斉にクラッカーを鳴らした。
「「「ユウキ!退院と入学おめでとう!」」」
それを涙ぐみながら受けた車椅子に乗ってる少女、絶剣のユウキは笑顔で返した。
「皆·····ありがとう!」
絶剣、ユウキは薬が効き元来持ってた回復力も合わさり完全に回復した。そして今は長年寝たきりだった体を戻す為のリハビリ中だ。そしてユウキはSAO帰還者学校に入学する事が決定した。今日はそんなユウキを祝う会だ。車椅子を押しているのはアスナだ。
ユウキが回復した事により色々あった。例えばユウキの住む場所だ。ユウキが住んでた家はもう取り壊されてしまうことが決定している。そこで名乗りをあげたのはユウキの担当医の倉橋だ。奥さんと相談しユウキを引き取り倉橋家に住むことになった。
そんなユウキはパーティーが始まって直ぐに光輝の所に車椅子を転がした。光輝はレインが作ってくれたロシア料理を口に入れたまま向いて飲み込んだ。
「光輝、僕・・・生きてるよ。」
「·····うん。頑張ったね。」
それだけで会話は十分だった。そしてユウキは思い出したように好戦的な顔になりながら言う。
「次は絶対に勝つからね。」
光輝も笑って返す。
「じゃあ俺は100連勝します。」
「む!」
そんなやり取りを周りは笑って見ていた。絶剣ユウキは今日この時から新たな人生を刻むのだった。
お疲れ様でしたm(*_ _)m。
マザーズロザリオ編はやっぱり1話にまとめるべきじゃなかったですね、ごめんなさい。書いてないだけで光輝はユウキの事情はほぼ全部聞きました。その上で光輝は怒りました。
《シャイン・ビハインド・ディスペアー》 光輝の2つ目のオリジナルソードスキル。真一文字に斬って後ずらせた後メモデフの修剣士レインよろしくやたらと回転し相手の後ろに突き抜けたあとホリゾンタル・スクエアの最後のように回りながら斬った後ハウリング・オクターブのあの顎跳ねさせを真似して少し威力を高めにして上空に吹き飛ばした後威力高めにする為にユウキに背を向けてた状態からバク転しユウキに追いつき振り向き様に滅多斬りにして最後に右の突きのソードスキル。
光輝自身は現実の時は割とソードスキルの再現をするがALOだとここぞという場面でしかやらない。プレイヤーになった以上光輝にも技後硬直が出来たからです。
そして細かい説明もないのにユウキ生存(๑•̀ㅂ•́)و✧。
ドラゴンボールGTで医療の星何てあったんで大丈夫かなーとやりました。
·····後本作の時系列は色々カオスだったりする。
SAO編→ファントムバレット編→エクスキャリバー→マザーズロザリオ→まだ書いてないだけでロストソング編です。で、ロストソング編が終わってちょっと経った後が人造人間編です。
(*´∇`)ノ ではでは~