Warrior beyond despair   作:レオ2

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おはようございますm(*_ _)m
光輝VS男、第3ラウンドです。
⊂('ω'⊂ )))Σ≡GO!!


アインクラッド最強の戦士

 世界が閃光に包まれた。ボルト達もあまりの眩しさに全員眼を閉じた。波が発生し体が揺れている。生徒達は思わずしゃがんでやり過ごす。

 

「そっちから来てくれるとはな。好都合だ。」

 

 そう光輝の声が聞こえボルトや生徒達は恐る恐る眼を開けた。そうすれば船を守るようにドーム状の黄緑色の光ががボルト達を包んでいるのが見えた。未来の悟飯が使っていた防御技、爆魔障壁だ。

 ボルトは光輝が誰と話してるんだと思い光輝が上空を睨んでるのを見て同じ上空に目を向け·····背筋に冷たいものが通った。冷徹な殺気、シズマなど比じゃない射抜くまでの殺気が船を・・・もっと言えば光輝に向けられていた。シカダイもいのじん、サラダもその上空にいた存在·····不気味な程に目すらも少ししか見えない仮面を付けた存在から放たれる尋常じゃない殺気に思わず足が震える。光輝は2年ぶりに会う仮面の男を見上げ観察する。背丈は光輝が初めて会った時はそれなりに小さかった光輝と同じ位の大きさだったが何故か今の成長した光輝とも背丈は同じ位だ。既に自分が滅多切りにした傷はないと思っていいだろう。1番違うのはやはりやりにくいと思ったのか眼が見えている事だろう。そう思っていたら男は真っ黒な気弾を再び放った・・・のと同時に光輝も甲板を蹴り上空に飛びその気弾を全て弾いて船内から出てきたシノ達に向かって叫んだ。

 

「俺がこいつを引き離す!先生達は船長さんを急かしてでも早く帰ってください!」

 

 だけれどもボルトはそんなの受け入れられる訳もなく叫んだ

 

「何言ってんだ!俺だって·····!」

 

自分の力を見誤るな!

 

 そう今まで聞いた事のないような怒号が光輝から発せられた。ボルト達を殺させる訳には行かない。寧ろ今ここでこいつを倒す。そもそもボルト達は空を飛べないから救援のしようもない。光輝はある意味で懐かしくある意味で最も憎い相手と同じ高さになり双剣を背中に出しながら少し皮肉げな顔で言う

 

「やっぱりお前暇なんじゃねえの?」

 

 初めて見る男の眼を見ながら言った。だけれども·····その眼・・・それも黒目には何故か既視感がある。パッと見今まで会ってきた黒目の人達は変わらない。だけど·····光輝や光輝と深く関わった人が見れば光輝と同じ感想になる。レイン辺りが男の目を見ても同じ感想になるだろう。それだけ何かが引っかかったのだ。

 

「2年ぶりにお前に会いに来てやったんだ。素直に喜べよ。」

 

 そうイライラしている声で言った。男の中では光輝を殺したい衝動が広がっている。男は仮面を付けて自分の名前と大事な人の名前を忘れた。シーラスが計画の邪魔と言ったからだ。シーラスの仲間になった後光輝のSAOでの歴史を見せられた。最初は1人だったのにどんどん仲間が増え姉と言える存在もいて·····レッドプレイヤーを殺さなかった。数奇な運命を辿ってきた男からすればあまっちゃんと呼ぶに足りる存在だった。

 

「・・・何をしに来た。」

 

 そう聞かれ仮面の中でニヤッとしながら超速で光輝の目の前に現れ拳を振りかざした。光輝は反応し片手で止めた。しかし男は気を放出しながら叫んだ

 

「てめぇをぶっ殺す!!」

 

 黒と若干禍々しい紫色の気をバーナーのように迸らせ気を上げる。光輝は分が悪いと考え力を抜いて躱すのと同時に膝を腹にぶつけようと思ったが片手で止め逆に回し蹴りを光輝に放った。光輝はそのスピードに吹き飛ばされボルト達の船に突撃する所だったがぶつかる瞬間に白色の気を放出しながらブレーキをかけ直ぐに男の元まで飛んで行き再び男の真正面にまで来て

 

(しょうがない)

 

 自分の周りに爆魔障壁をやりながら光輝は両手を腰にグーにして握りしめ歯を食いしばる。

 

「はあああああ·····!!」

 

 光輝に金色の気が纏い始める。バリアを張っているから迂闊に攻撃も出来ない。前回男が戦いを楽しむ性格では無いのが分かったからその対策だ。船は先程よりも早いスピードで光輝達から離れて行っているがまだ眼で見えるから安心出来ない。

 

「ああああっ・・・くっ・・・はあああああ·····!!」

 

 そしてとうとう気が全身を包み込み光輝はその両手を左右に勢いよく広げ同時に髪が金髪、瞳が碧色になり蠢いた。この様子を見たトランクスは未来の悟飯と重ねたのだった。光輝の髪は逆立ち周りにその気によってプラズマが発せられ青白い雷が発生している。パッと見雷遁に見えるがそうでは無く光輝の成っている形態·····超サイヤ人2ならば大概なる現象である。

 

「·····行くぜ」

 

 その瞬間にバリアを失くし一瞬で距離を詰め男もギリギリ反応し拳をぶつけ合った。それにより下の海が波立つ。しかし2人はそれに目もくれず拳と拳、蹴りと蹴りをぶつけ合う。ぶつけ合う度に振動する。

 

「はっ・・・っ!」

 

 そう男は蹴りを放つ。光輝は腕を横に置きガードし弾いた瞬間に腹に拳を向ける。男は即座に腕を戻しその拳を止め光輝はもう片方の拳も向けたがこれも止められる。止めた瞬間に男の後ろがざわつくがそんな事を2人とも気にせず力比べを始める。互いに掴んでる手から紫色と青白いスパークが2人を照らし徐々に2人は気を解放し金色と黒紫色の気をバーナーの様にする。そしてどちらかともなくその場に留まりながら再び乱撃戦が始まった。パワーもスピードも5分と5分、しかし·····

 

「がハッ!」

 

 光輝の拳がとうとう男の腹部に直撃し勢いが無くなりくの字曲がった。光輝は瞬時に右手の拳を握りしめ叫んだ。

 

龍翔拳!!

 

 その拳は男の顎にぶち当たり男の意識が一瞬刈り取られ上空に少し吹き飛び光輝は

 

「まだだ!」

 

 すぐ様少し上に吹き飛んでる男に追いつき真正面に来たあと瞬時に強力な蹴りを放ち吹き飛ばす。男はそこで意識が戻り体勢を立て直した。しかしその時横から光輝が猛スピードで通り抜け男は追い越した光輝を見れば更なる蹴りを放って男はギリギリ腕を交差して防いだ。しかし勢いをつけて蹴りを放っていたのもありガードが崩されまた少し吹き飛び何とか落下だけは防いだが顔を向けた瞬間に殴り飛ばされた。

 

「ぐはッ・・・っ!」

 

 その連撃を前に男から血が少し出て仮面の中を蒸らすがそんな事を気にする余裕などない。吹き飛ばされていたと思ったら唐突に脚をガシッと掴まれ·····そして水平に吹き飛んでいたのにどういう訳か水平では無く垂直に猛烈な勢いで海面に向かっているでは無いか。光輝はぶん殴った後直ぐ様男の脚に追いつきその脚を掴み海上に向かって全力で降下し始めた。プールに入る時プールサイドから飛び込んでもあまり痛くはないがその距離がどんどん離れて行けば落下距離も上がり痛くなっていき60メートル辺りから落ちれば普通の人間の生存率は低い。男は普通ではないから普通ならば死なない。しかし今は光輝の猛烈なスピードのせいでそんな前提条件など全てひっくり返ってる。光輝はそのまま男の脚を持ち全力で海面に男をぶつけた。

 

「かハッ·····っ!!」

 

 コンクリート以上の何かに叩きつけられた感じがし男は初めてこの仮面がクソ邪魔な事に気がついたがもう遅い。海面に叩きつけられた事により巨大な水しぶきが上がるが光輝はチャクラをコントロールして海面に立っている。叩きつけが終われば直ぐにバク転で男から離れるのと同時に片手に青白いエネルギーを溜めた。武天老師が50年に渡って開発しその後味方でも敵でも使われる技

 

「かめはめ·····波ーーーーーー〜っ!

 

 片手を突き出し男を叩きつけた海面に向けて放った。光輝は意識はしていないが愛美達がいる世界のドラゴンボールのゲームでは未来悟飯のアルティメットブラスト·····「爆裂乱魔」と呼ばれる連撃技だ。

 

「な・・・めるなーーーーーー〜っ!!」

 

 男は意地で立ち上がりそのかめはめ波を両手で止めた。しかし爆裂乱魔のダメージもあり押されていく。それに伴いボルト達の船からも遠ざかる。狙ってやったの半分、もう半分はこのまま倒せればそれで良いというものだ。まあ光輝はこれでやられるとは思っていない。

 

「ぉぉおおおおお!!うあああっ!」

 

 そう気合いの声を上げながらかめはめ波を上空に投げ飛ばした。·····ここまでが光輝の計算通りだが。

 

「・・・なっ·····!!」

 

 男がやっとの思いでかめはめ波を吹き飛ばしたのと同時に光輝は二刀を携え吹き飛ばして一瞬でも気を緩めてしまった仮面の男の目の前に一瞬で現れその二刀に青白い雷が宿る。超サイヤ人2の雷では無く光輝自身が出した雷·····千鳥だ。甲高い千鳥の音が鳴り響いている中世界がスローモーションに入る。光輝が叫んだ。

 

ジ・イクリプス!!

 

 二刀流最上位ソードスキル、ジ・イクリプス。文字通りアインクラッドにあったキリトのユニークスキル『二刀流』の熟練度がMAXになった時に出来るソードスキルだ。光輝がキリトの二刀流の先生なのだから出来るのは道理。超速の二刀流奥義が男を襲った。吹き上がる太陽のコロナの如く全方位、合計27連撃の剣尖が男のあらゆる所を切り刻む。肉体から血が吹きでているが知らね。

 

「終わりだーーーーッ!」

 

 その言葉と共に左突きが男を貫くのと同時にそのあまりの威力に男は海面を抉りながら吹き飛んだ。光輝は今殺すつもりでやった。あいつを拘束して連行出来るのが一番良いが暴れるだろうからやめた。貫いた格好から片方の剣の切っ先を向け浮上するのを待つ。

 一方男の方は海に仰向けになりながら沈んで行く。

 

(何故だ·····何でだ!?この俺が·····あんな奴に劣るだと!?)

 

 綺麗な海に血が流れる。幸い顔面には当たらないようにしたがそれ以外の箇所はズタズタで体に穴が空いている。

 男はシーラスと共に行く前にもサバイバルを生き抜いてきた。私利私欲の為に自分に襲いかかってきた人間を何度も追い払い少女と生きる為に悪い事と分かっていても人のものを盗んだりした。・・・しかしある人間の不意打ちで少女は男を庇い死んでしまった。最後に少女になんと言われたのかすら覚えていない。その後男は自暴自棄・・・襲ってくる醜い人間を片っ端から自らの肉体と肉親が大事に手入れして瓦礫の中にあった真剣で生き抜いてきた。

 それに比べればたかがゲームの中で生き抜いてきた光輝に自分が劣るとは思えなかった。だが現実はそのゲームの技で滅多切りにされ沈んでいる自分だ。それが許せなかった。拳が血が出るまで握られ歯を食いしばり男は勢いよく穴を開けたまま上昇し海面を突き抜けた。

 

「な·····ん・・・!?」

 

 その上がってきた男を見て光輝は絶句した。穴が空いても上がってきたことでは無い。その男の眼が·····変色していたのだ。瞳孔がある蒼色(・・)と瞳孔が無い赤色(・・)に。それと同じ変化を光輝は知っている。SAO時代の最前線攻略組や悟空達も·····そして櫂一家も知っている変化・・・。そう、光輝の眼と同じ変化だ。絶望の奈落に光輝が落ち慟哭をあげている最中に誰も知らない人外の変化・・・。それと同じ事が今目の前に·····自分と同じ変化になっているものがいる。

 

「お前·····そいつは・・・」

 

 だが光輝の絶句は収まらなかった。今度は何と少しゆっくりめだが男の腹に空いてた穴やズタズタになっていた切り傷が閉じていったのだ。そして·····光輝はそれと似たような現象を知っていた。セルじゃない。セルも再生は出来るがあんなゆっくりではない。しかし光輝はセル以外に再生を使う奴を知っている。再生の後の戦いの方が印象があるが光輝には忘れようもない。しかしそう考えれば納得出来る事でもあった。

 

「・・・成程・・・その変化を成し遂げる為にあのクズ野郎もお前も2年いるのか。」

 

 あいつも何で2年も経ってあんなセルゲームみたいな事をしたんだろうと不思議に思っていた。しかし目の前の何らかの再生能力を得る為と考えれば納得も出来る。

 そしてあいつの生死も。あの爆発で時空を漂ったのは俺だけじゃないって事か・・・。俺は生きたいと言う想い·····心意がSAOサーバーに入り込んで俺を作り上げたがあいつは指図め生への執着って所か·····。肉体と魂が分離する前にシーラス達に捕まえられた·····あいつは

 

あのクズ野郎(笠木)は生きてるな!?」

 

 その答えは先程の比ではないスピードの鉄拳だった。俺は反応出来ず今度は俺が海面に吹き飛ばされた。

 

「がハッ・・・!」

 

 思わず血反吐を吐いてしまった。海汚してごめんなさいとか思いながら俺はゆっくりと上昇し気を纏い再び突撃した。

 

 光輝と変化を遂げた男は海上で激突した。

 

 一方戦いの地から割と猛スピードで遠ざかっている船の上、ボルトは甲板から光輝の所を見るがほんの少ししか見えないバーナーのようなものを吹きあがらせぶつかり合う度に振動が結構離れているここにも伝わり波も荒くなる。宙に浮いていた光輝に言われた事を思い出す

 

『自分の力を見誤るな!』

 

 最初は反発したかった。俺は強くなっている。だから力になれると・・・。だがここから見える戦いは次元が違う。その場に留まり乱撃戦をする事もあれば高速移動しながらぶつかり合う事もある。しかし·····何度も見失う。次見つけた瞬間にまた光輝も相手も消えてしまいまた探すという繰り返しでもう船と光輝が頑張った結果か見えなくなってしまった。見えなくなってしまった光輝を想っているとサラダが近づいてきた

 

「光輝先生って·····何者なの?」

 

 ボルトは光輝が木の葉にいるのはある用事があるからとしか聞いていない。用事って何だ?って5回位聞いたがはぐらされた。用事があると言う割には何かよく分からないゲームしていたりアカデミーに一緒に来たり・・・。

 しかし光輝のお陰で父親と少しマシになれた。それは確かだ。

 

「分からねぇ、だけど·····」

 

「だけど?」

 

 サラダもここから見えていた戦いを見ていた。と言うよりも殆どの生徒達が見ていた。感想としてはやはり驚愕・・・教育実習生のレベルなんてとうに超えている。あれなら普通に任務をやった方が絶対に良いだろと思う生徒もいる。

 

「光輝さんは負けねえ!!」

 

 ボルトの光輝の印象は・・・変な人というのが大半を占めていた。入学式の時なんて自分よりも目立ってたしその後居候して同じ部屋で寝泊まりするようになった時からアミュスフィア被ってゲームしてるし、起きてる時は自分には難解な工学で何かを作ってたり。しかしそれと反対にどんどん頼れる人という印象も抱くようになった。イワベエとの喧嘩を止めた時2人の言い分を聞いてくれたし公平に言ってくれる。そこに7代目の息子だからなんて言う事もない。螺旋丸も教えてくれた。そんな光輝を見てきたボルトには光輝が何者なのか、ミツキの言葉では無いがそんなのはどうだっていい事だ。

 ボルト達は船が港に着くまで光輝がいる方向まで目を向けていた。

 

 

 場面は戻り光輝と男の戦いは熾烈を極めている。光輝の攻撃が全て躱すか受け流され当たらない。だが男の攻撃も光輝は危うい所はあるがまともな一撃はまだ貰っていない。パワーもスピードも男の方が上なのにだ。男の眼が光輝と同じならば2倍から4倍程強くなっている筈だ。それも蒼眼によるスローモーションの効果もある。それなのに一撃も加えられない事にほんの少しの頭痛も合わさり苛立ちが募り男の動きが雑になっていき·····大振りになった所を光輝はカウンターを合わせ腹部に強烈な一撃が突き刺さった

 

「がハッ!」

 

「はっ・・・!」

 

 光輝は回し蹴りを喰らわせようとしたが間一髪体勢を取り直し腕を交差して吹き飛びブレーキをかけ息を荒くしながら光輝をその眼で睨みつける。そして思わず叫んだ

 

「何でだ!?何で当たらない!?」

 

 初めて会った時、自分がこの眼になった時は圧倒した。光輝が同じ眼になってからは互角になってしまったが本気では無かった。だが次に会った時、光輝は比べもならない程強くなり自分を八つ裂きにした。それは男がシーラスに言った通り不規則な動きにいっぱい食わされただけだと思った。だが・・・2年経った今はどうだ?自分が押されているではないか。あまっちゃんと言った光輝に押される・・・男には屈辱以外の何ものでもなかった。

 光輝は渋々相対しながら先程飛ばされた時に手を離してしまった剣達を量子変換器から呼び出す時のイメージで海から引っ張りあげ勢いよく両手に収めながら言った。

 

「そりゃあ何度もお前以上の人達と戦えばある程度は分かるしエネルギーを回収しその蜜に縋ってるだけのお前が俺に勝てる道理はない。」

 

 悟空達との修行で光輝は蒼眼を使いある程度は見えるようにはなっている。肉体が追いつかないが。それに・・・

 

「俺の戦いは勝たなければならない戦いだ!!死んでしまった人達に託された想いがある!こんな俺でも生きて欲しいと願ってくれてる人達もいる!!!」

 

 そう言いながら光輝は気を高めスパークが走る。

 

「俺と一緒に剣の修行してくれた友も、修行をつけてくれた悟空さん達、皆に顔向けする為に俺は負けない!!負けられない!」

 

 そう言って左の剣の切っ先を男に見せて右の剣は外側に向ける。

 

「お前が何を目的としシーラスについてるのか知らないしどうでもいい!お前は敵、それだけで充分だ!」

 

 光輝の言動に歯を食いしばり憎悪が増大するが光輝の出す圧力に初めて何かを感じた。

 

「俺の名前は西沢光輝!!アインクラッド最強の戦士、心してかかって来い!」

 

 光輝が初めて男に名乗った瞬間男の中で何かの記憶を引っ張ろうと頭痛がしたが男は雄叫びを上げながらそれを打ち消し光輝に自分の真剣を出しながら突撃した。

 

「死ねっッッ!!」

 

 そう言って超速の横払いが来るが光輝はスレスレで飛びながら躱すのと同時に振り向きながら剣を振った。男はこれを髪を1センチほど斬られながら躱す。躱されながらも光輝は上空に飛び上がり男が追い剣をぶつけ合う。その最中雷では無く煉獄の炎が剣から蠢き男に7連撃技が襲う。

 

「くっ・・・はっ・・・グッ!!」

 

 3連撃程は何とか防げたがその後の4連撃は防ぎきれず諸に当たった。アインクラッド流7連撃技、デッドリー・シンズだ。生々しい火傷の切り口が出来ているが終わりではない。光輝は右脚で蹴りを放ち吹き飛ばし超接近しながら剣から炎の球が何個か出てきた

 

「ジェネレートサーマルエレメント!!」

 

 光輝は今度は武装完全支配術の規模を低くし珠状に出来るようにした。ただし男の生命エネルギーを使った訳ではなく自分の気を変換させたものだが。参考にしたのはアンダーワールドと呼ばれる世界で神聖術と呼ばれる言わば魔法みたいなものだ。神聖術はシステムコールから成る式句を唱える事によって出来る。勿論何でも出来る訳では無く所謂神聖術のレベルがその神聖術に届いていなければ出来ない。まあそれは今関係ない。アンダーワールドでは無いのだから。

 

「ディスチャージ!!」

 

 それにより合計5個の火の球が男に襲いかかる。男は真剣をもってその5つの火の玉をぶった斬るが再生と並行してしている故に集中力が乱れ一撃当たってしまいよろけた。その間に再び剣に炎を纏わせて光輝は重突進技·····ヴォーパル・ストライクを放った。男はよろけから起きると猛烈な勢いで来てる光輝の剣を·····自分の真剣で受け流した。火花がすれ違う2人を照らす。そして男はすれ違った瞬間に体勢を崩している光輝をぶった斬ろうと振り向きながら上段に構え振り下ろし·····唖然とした。受け流され体勢が崩れたはずなのにそれ所かそれを予期していたみたいに今は右の剣が蒼く輝いている。

 

「ぐはっ!」

 

 自分の斬撃を避けつつその剣で自分の腹部に一閃。

 

「まだだッ!」

 

 光輝は振り向き様にも剣を振り少し間が空いた所を利用し振り抜いた剣をまた戻しながら一閃。それにより光輝は背中を晒す。男は無我夢中で剣を振り下ろすが光輝はアタマを下げて回避しつつまた振り向きながら斜めに一閃。

 

「ホリゾンタル・スクエア!!」

 

 そう叫び今度は左の剣に煉獄の炎が蠢き先程と同じ4連撃技を超速で放った。それにより男は血反吐を吐きながらよろけ・・・

 

(今だ・・・っ!!)

 

リリース・リコレクション!!

 

 そう叫びながら2つの剣の切っ先を男に向けた。そうすると剣から蒼い氷の蔓が大量に出てきて男を拘束しようとする。男は逃げようとしたが合計8連撃の技をまともにくらい動きが鈍くなり為す術もなく捕まった。

 武器の全ての記憶を呼び覚ます記憶解放術だ。その拘束力は武装完全支配術の比ではない。

 

「終わりだ!!」

 

 そう叫びながら片手で印をした後後ろから光輝の影分身が1人出てきて額に手を重ねそこに紫色の光が出てきた

 

「魔閃烈光波!!」

 

 そう叫びながらその額に重ねた手を勢いよく突き出しそこから紫色のエネルギー波が拘束されている仮面の男に突き進んだ。

 

「こんな・・・こんな奴に・・・負ける筈が無い!」

 

 そう負け惜しみとも取れる言葉を叫ぶがそんなので魔閃烈光波が止まる訳もなく·····ぶち当たった。拘束諸共ぶち当たり蔓は切れてしまったが男は紫色の閃光と共に海にまで吹き飛ばされたのだった。海が静寂になり波の音しか聞こえなくなり光輝は息を切らしながら変身を解きながらトランクスに聞いた

 

「あいつは生きてますか?」

 

「·····はい、シーラスがギリギリ救出しその歴史から消えたのが見えました。」

 

「・・・やっぱり。手応えないと思った。」

 

そう言いながら剣にありがとうと言いながら背中の鞘に収めた。

 

「俺も詰めが甘いな。」

 

だけど·····あいつに会う度に何か違和感が増していく。まるで・・・有り得ないもの見ているようなそんな気に・・・

 

 

 

 




お疲れ様ですm(*_ _)m
仮面の男はここからどう変わるのか·····光輝にとって悪い方向に。
それはそうと未来悟飯リスペクト多数。ヒーローズでも未来悟飯のifストーリーを出してくれるらしいんで楽しみです(っ ॑꒳ ॑c)ワクワク
(*´∇`)ノシ ではでは~
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