幻想の園に螢は舞う   作:螢司教

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結構長くなったので、誤字、脱字があるかもしれません

発見したら報告していただければ幸いです…!


勘違いって怖い②

永遠亭にて……

 

 

「大丈夫かしら……」

少し前に出ていった不死の青年のことを、永琳は心配していた。

 

「お師匠さま、そんなに心配しなくても大丈夫ですよ

なんてったって彼は死なないんですから!」

永琳の漏らした声を聞いていたイナバは元気に言う。

「それはそうだけど…」

 

何かが気になる。なんせ1日(時間的に言えば半日以内)に2度死んだ男なのだ。

そんな不幸属性を持つ彼がたった一週間で外を出歩いても大丈夫なのだろうか。

もう少し彼をここに引き止め、ちょっとずつ幻想郷を巡らせた方が安全性が増えたかもしれない。

一度診た患者ということもあってか、そう考えているうちに心配が増大する。

 

「心配しすぎるのも毒ですよ?

一旦お茶でも飲んで落ち着きましょう!」

そう言うとイナバはちょうど持ってきていたお茶を入れ、永琳に手渡した。

「…それもそうね。ありがとう」

確かに、そんなに気にかけることもないだろう。

ここに来た初日にあんな目に会ったのだ。少なくとも警戒はしているだろう。

それに氷精達とも会うみたいだし、まぁ大きな危険が迫らない限りは大丈夫なはず。

そう考えながら、永琳はお茶を少しずつ飲み始める……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一方その頃、紅魔館では……

 

 

 

 

 

 

 

「たぁっ!」

「ぬぅっ!」

美鈴とその件の青年が激闘している。

 

戦局は美鈴の方が優勢。

青年は守りに徹するも、彼女の猛攻を全て防ぎきれず所々ダメージを負っている。

それだけでなく、彼は打ち所が悪く、美鈴の知らぬ間に二度死んでいる。

一般に健康法として、古くからの護身術として知られる太極拳を含め、中国拳法の達人である彼女には造作もない。

 

かといって美鈴が圧倒的という訳でもなく、彼女も青年の繰り出す柔術の威力に警戒している。

彼も只者ではないらしく、空手や柔道などのある程度の武道は心得ているように見える。

証拠に、東洋武術に多く見られる摺り足がそれを物語っている。

 

「中々やりますね」

「そっちこそ、お見それしました」

一度距離を取り、互いに各々の実力を認めあう。

 

 

そしてすぐに美鈴が先手を仕掛ける。

間合いを一気に詰め、連続で中腹を狙った突きを繰り出す。

青年はそれをいなしながら後退し、相手の重心がより前に出るタイミングを待つ。

そして美鈴が右手で少し強めの突きを放つ。

青年は待っていたと言わんばかりに上半身を捻り、左側に避けつつ左手で彼女の手首を掴む。

 

 

そのまま自分に向かって外側に手首を捻り、勢いの方向を変えることを利用した投げを狙う。

ここまでの動作は完璧だった。

だが美鈴が掴まれた手首を少し震わせただけで青年の体が後ろに吹き飛ぶ。

発勁を放ったのだ。

 

 

発勁とは、身体の捻りなどといった最少の動作から最大の威力を放つ技法であり、中国拳法のみならず、極式空手や太極拳などにも使われている基礎技である。

流派や武道によって様々な応用技があり、修行を積み重ねていればどの方向にも放つことができ、放ったとしても静止しているように見えるという。

そして今美鈴が放ったのは発勁の1つ、至近距離から放つ寸勁であり発勁の中でも基礎的なものである。

 

だが美鈴は静止しているどころか投げられている状態から発勁を打ったのだ。

そこからも美鈴の実力が見受けられる。

 

 

一方吹き飛ばされた青年はそれを見越していたのか、受け身を取り素早く体勢を整える。

流石に何度も痛手を食らえば学習はするだろう。

しかしそうだとすれば勁を食らわないよう立ち回るはずである。

しかも死を味わっているのであればより当たるまいとするはずである。

 

 

美鈴もそれを疑問に思っていた。

だがそれでも相手にダメージを与えられているのでそのまま攻撃を続けていた。

今度は少し攻め方を変えながら迎え撃つ。

顔を狙い回し蹴りをし、よろめいた瞬間を狙って中腹に掌底を当てる。

 

 

しなやかな動作から放たれる剛き一撃を、青年は必死に受け流す。

そして猛攻の中、再度頭部を狙う回し蹴りに対し、青年はバランスを崩す。

その蹴りが青年の頭を砕かんとした刹那、美鈴の視界から突如として青年の姿が消えた。

そして間もなく下から襲った強烈な一撃が美鈴の首もとを狙う。

達人であるが故の直感のお陰で、美鈴は両の手でそれを弾く。

 

 

すると地面から飛び出たように青年の姿がまた現れ、正拳突きを放つ。

美鈴はそれを捌くと直ぐ様距離を取り、体勢を整える。

だが先ほどの一撃、躰道の海老蹴りの威力は大きかったらしく、痛みをとるかのように手をぶらぶらさせている。

 

 

青年はその様子を見、自身の呼吸を整える。

その隙を狙い、美鈴が手刀を当てにくるが、青年は何とか追い付きそれを投げに変換しようと手首を持つ。

当然美鈴の発勁を食らって吹き飛ぶ青年の姿が想像できる。

だが青年は吹き飛ばされずに見事投げを成功させた。

 

 

美鈴も何が起こったか分からなかったようで、地面に背中が激突するまで自分が投げられていることに気付けなかった。

大きな衝撃が体を駆け巡っていても、美鈴は何とか距離を離し体勢を立て直す。

そして青年の方に目を向けると、先ほど美鈴の腕を掴んでいた方の青年の上腕から骨が突き出ている。

更に掴まれていた美鈴の腕も青黒く腫れている。

そして美鈴は気づく。自分は反撃されていたことに。

 

 

青年が何度も発勁を食らっていたのは力の感覚や威力を覚えるため。

更に打ち方もある程度覚えるようにしていた。

そしてある程度感覚が分かった瞬間、一か八か美鈴の発勁を自身の発勁で相殺、そのまま投げに変換したということだ。

しかし打ち方の悪さや美鈴の勁の威力が高かったといった要因が重なり、彼は代償として尺骨を折ることになったのだ。

 

 

「さ、さぁ………まだまだ…………」

痛みや積み重ねてきたダメージに耐えながら、青年は弱々しく構えを取る。

その姿を見て、美鈴は思う。

(彼はここまで充分やった…

勝ち目のない戦いでも自分の持つ全てを振り絞り、勝とうとしている…

いくらハンターとはいえ、その心意気には尊敬できる…)

そして美鈴はその精神に答えるべく、距離を詰め止めの一撃をあてようとする。

彼のみぞおちに、勁が放たれる。

 

 

 

 

 

 

 

 

だが、美鈴が放った勁は紅魔館の入口付近の大木にうちこまれていた。

大きな音を立てて大木は倒れる。

 

 

「そこまでよ

これ以上は暴れないでちょうだい」

 

 

突然何者かの声が聞こえた。

美鈴は慌ててそちらを見る。

「さ、咲夜さん!?」

そこにはメイドの姿をした女性が立っていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

戦いというものは良いものだ。

相手の動きを見る度に学びとれるものが見つかり、場数を重ねる度に自分が成長していると実感できる。

しかも何故か楽しい。

よく分からないが、何かを昂らせてくれる。

だが思えば戦いは良いものを得るのと同時に大きな代償を支払わなければならぬ時もある。

今までの歴史でも、戦争という国同士の戦いは悲惨な結果を産み出してきた。

形式がどうであれ、そんなものを楽しむ自分を醜く感じる。

 

 

 

あぁ、死にたい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「おーい…???くーん……」

「大丈夫ですかー…」

周りから声が聞こえ、青年は意識を取り戻す

どうやら気絶していたようだ。

「良かった~…全然気が付かなかったから、ちょっと焦ったよ~…」

リグルが心配そうな顔つきで彼の身を案じていた。

だが安否を確認できて安心したのか、胸を撫で下ろしていた。

 

 

「す、すみませんでした!」

突如リグルの傍らにしゃがんでいた美鈴が、青年に向かって謝罪をした。

「え、な、何が…?」

あまりにも急なことに青年も困惑している。

 

 

「彼女の勘違いだった。

そう分かっただけよ」

いつの間にか後ろに立っていたのか、メイド姿の女性が説明してくれた。

何故か片手に2,3本ナイフを持って…

 

「あ、あなたは…?」

「あ、申し遅れたわね。

私は十六夜 咲夜。紅魔館のメイド長を務めているわ。

どうも、よろしく」

誰かという疑問に、丁寧で短的な自己紹介で返すと急に美鈴の頭にナイフを投げる。

 

「あぃッたぁ!」

ナイフが美鈴の頭部にしっかりと刺さった。

そしてすぐに顔に血が垂れてくる。

「「え、ゑぇ!!??」」

リグルと青年は驚きを隠せずにいた。

そんなことを気にすることなく咲夜は美鈴に説教を始める。

 

 

「全く、勘違いで致命傷を与えるなんて、門番としてどうなの?

たまたま件の人間が意外と強かったから死なずに済んだけど…

もしこれが噂になったら紅魔館の、いやお嬢様の評判が下がってしまうじゃない

まずナイフを落としたっていってもこのナイフは私のでしょう?

その時点で何があったかを聞くべきよ…

グダグダグダグダ………」

まだまだ説教は続く。

ここまで来ると美鈴がすごく可哀想になってくる。

 

 

そこから5分後、ようやく説教が終わる。

怒られた本人はめそめそと泣いている。

まぁ、あそこまで怒られれば当然だろう…

すると咲夜はこちらに向き直り、やや営業スマイルじみた表情を出す。

「うちの門番が粗相をしてしまい、申し訳なかったわ

さて、外の人間さん、今からお嬢様の所へ行く前に医務室に案内するわね」

「い、いや、俺は大丈夫ですよ

傷も治ってるし…」

「いえ、だめよ

そのような不潔な格好ではお嬢様に会わせられないもの」

 

 

という感じでケガというか身なりを整える目的で何故か医務室に案内されることになった。

ただ美鈴は咲夜に門の前で正座するように言われていたが、彼女の手当てもしてほしいと青年は頼んだ。

彼女は妖怪だからそれくらい大丈夫と言われたが、それでもと頼むと咲夜は渋々承諾した。

 

 

更に紅魔館にリグルも入れていいという許可も得られた。

本人は触角をぴょこぴょこさせて喜んでいる。

そして咲夜を先導とし、それに付いていく形で青年らは紅魔館に入っていった。

 

 

 

 

 

 

霧の湖に囲まれ、異様な雰囲気を漂わせる外見をしている紅魔館だが、中は非常に落ち着いた雰囲気であった。

入口の大扉を開ければ紅一色で彩られた左右に別れる廊下に、仄かな光を発するシャンデリアが上品な気品を感じさせる。

入口真正面にある大広間には大きなステンドグラスが飾られ、2階席にまで到達している。

またステンドグラスから射し込む僅かな光は、広間全体に神々しい雰囲気を漂わせる。

「さぁ、こっちよ」

咲夜がやや足早で医務室に案内する。

 

 

ドアを開くと、中々整った小部屋が視界に入った。

医療部屋、というより研究室のような間取りからは、中世の病院のようなものを感じさせられる。

そして室内の椅子に、紫色の髪をした女性が座っていた。

どうやら咲夜曰く、紅魔館の主の古くからの友人である魔法使いらしい。

パチュリーと名乗ったその魔法使いは咲夜から手短に事情を聞くと、直ぐ様傷薬の調合を行った。

しばし時間の掛かるものだと思っていたがそんな事はなく、3分も経たぬ内に二人分の傷薬が作られた。

しかも効果も高く、ぱっくり割れていた美鈴の頭もみるみる治っていった。

 

 

替えの服をもらい、パチュリーにお礼を言ってから咲夜とともに医務室を出る。

どうやらお嬢様の話は誰彼聞かせられるようなものではないらしく、リグルは美鈴に連れられ別室で待機することになった。

リグルはとても心配していたが、大丈夫だと言い聞かせるといつもの明るい表情に戻った。(しかも激励もしてくれた。)

 

 

 

 

「ここよ、くれぐれも失礼の無いようにね」

どうやらお嬢様の部屋の前に着いたらしく、咲夜が注意を促す。

ノックをし、向こうの了承が得られたことを確認し、ドアを開ける。

すると小さな書斎のような部屋のまん中に、一人少女が席に着いていた。

幼いながらも整った顔で、フリフリとしたドレスを身に包む姿は一見生まれの良いお嬢様に見えるが、背中にあしらえる蝙蝠の様な翼が只者ではないと直感させられる。

 

 

「待ってたわ、あなたが件の人間ね?」

可愛らしくも凛々しい声色に身を強張らせながらも、青年は返事をする。

「いかにも、私が死なずの人間でございます

お目にかかれて光栄です、お嬢様」

「ふーん、下民かと思ってたけど、ある程度の礼儀はあるようね

さ、席につきなさい」

「ありがとうございます」

彼女の指示に従い、青年は席につく。

 

 

「さて、簡単に自己紹介させていただくわ

私はレミリア・スカーレット。

紅魔館の主をしているわ、どうぞよろしく」

レミリアは席を立ち、スカートの裾を軽く持ち上げ、お辞儀をする。

それにならい、青年も右手を左胸に当てながらお辞儀を返す。

「お初にお目にかかります、レミリアお嬢様

私は???????と申します。以後お見知りおきを」

互いに自己紹介が終わり、二人とも席に着く。

 

 

するとレミリアは直ぐに口を開いた。

「一応だけど、貴方が死なずの人間だと確かめさせてもらってもよろしいかしら?」

普通挨拶をする前にした方が良かったのでは?と思いながらも青年は了承する。

するとレミリアは再度席を立ち、今度は青年の隣に移動した。

「ちょっと首もと失礼するわね」

一体何をするのか、レミリアは支えるように青年の両肩に手を添え、首筋に顔を近づける。

彼女の温かい息が首に当たり、少しこそばゆくなる。

少し恥ずかしくなって顔を赤らめるが、急に走る激痛によって顔が更に赤くなった。

 

 

首もとからは何かに噛まれているような感覚を感じ、すぐにレミリアによるものだと分かる。

「な、何を…」

「本当に死なないのかの確認よ

食事がてら、ね」

先ほどと変わらぬ声色で、必死の質問に対してさりげなく返す。

青年は再度首もとに鋭いキバが入りこむ感覚を感じた。

そして次は奇妙な感覚に囚われる。

 

 

何かが吸いとられるような感覚が首もとに集中する。

同時に「んくっ、んくっ」とレミリアが何かを飲む声を発している。

その瞬間青年は自分の血が吸われていることに気づいた。

そして少しの間吸血すると、レミリアは青年の首から口を離す。

満足そうに、そして上品に小さくぷはっと息を吐き、食後の余韻に浸っている。

一方青年は頸動脈を噛まれていたのか、首から血を噴き出しながら悶絶していた。

噴き出る血液がレミリアのドレスを、スカートを赤く染めていく。

 

 

しばらくの間余韻に浸りきったレミリアは添えていた両手をどけ、支えを失った青年の体はうつ伏せで倒れこんだ。

出血するにつれて大きく痙攣していた青年の体は、必死の呼吸によって微かにしか動いておらず、首もとからは出血することはもう無くなっていた。

強いていうなら、横になったことによって噛み跡からポタポタと少しずつ垂れているくらいであった。

そんな彼を横目に、レミリアは口をハンカチで拭きながら青年に言葉をかける。

「結構美味だったわ

もし私以外に吸血鬼がいたら、あなた、全員からたらい回しにされていたかもね」

薄れゆく意識の中それだけが聞こえたが、もう間もなく彼は冷えきった体で眠りにつくこととなった。

 

 

 

 

 

………

 

………?

 

 

あ…………う……

 

 

温かい……どこだ…ここは………

感覚を取り戻してきた青年の意識が、周りの情報を分析し始める。

今自分は何か柔らかいものの上、恐らくベッドにでも横たわっているのか。

次第に触覚、聴覚、温度覚を取り戻していき、そしてやっと視覚が復活する。

体も動かせるようになり、上体を起こし周りを確認しようとしたその時。

「どうやら本物のようね」

本の閉じる音と同時に横から聞き覚えのある声が聞こえた。

レミリアは先ほどの席に着き、今まで読書をしていたようだ。

「どう?歩けるかしら?」

「あ、はい、大丈夫です」

部屋の入口付近で待機していた咲夜が彼の動作を補助しようとしたが、青年はそれを丁寧に断る。

 

 

ベッドから降りようとすると、レミリアはやんわりとそれを制すような発言をする。

「もし動きにくいんだったら、ベッドの上でも構わないわよ?」

「いえ、大丈夫です。

それにお嬢様のお話しは重要であるとお聞きしております。

だのに寝具の上で聞くのは無礼でありましょう」

青年もレミリアの気遣いに対し丁寧に対応し、そして席へと移動する。

それを聞きレミリアはクスッと笑う。

「あなた、中々面白いわね」

 

 

咲夜が紅茶を持ってきたところで、レミリアは話を切り出す。

まず話はレミリアの謝罪から始まった。

門番が迷惑をかけたこと、確認のため何の合図もなしに殺したことについてだった。

「いえ、気にしてはいません

美鈴さんも門番としての責務を果たしていただけですし、そもそも勘違いさせるような行為をしてしまったのは私の方です。むしろこちらが謝らなければいけません。

それと事前の合図無しに私を殺した件ですが、賢明な判断であったと思っております。

もし相手が私の偽物で、危害を加えようとする輩であれば、これから殺すと聞けば自分の身を守ろうと手を出してきて、お嬢様の身を危険にさらそうとしたでしょう

だから私はそれらについて不服に思っておりませんし、お嬢様も気にしなくても大丈夫ですよ。」

青年が落ち着いた口調でそう言うと、レミリアは完全に予想外だったのか、目を見開き驚いていた。

そしてレミリアは非礼を許した彼に感謝を伝えた。

 

 

「して、本題とは如何様なことでしょうか?」

先に聞いてきたのは青年の方であった。

レミリアはその質問に対し、紅茶を一口すすってから答える。

「あなたのその能力を見込んで、1つ頼みたいことがあるの」

青年はそれを聞き、少し顔を強張らせる。

不死の能力を見込んでということは、恐らく危険な依頼なのだろう。

 

 

実を言うとそれを聞いた時点で頼み事を断りたかった。

だが断れば何をされるか分からない。

彼は断るという選択肢を捨て、内容を聞いても怖じ気づかぬよう、自分の思い付く限りの最悪な想像をしていた。

紅魔館の前には森があるから、熊とかの危険動物の狩猟か。

はたまた薬とかの実験体にさせられるのか。

 

 

そんな風に考えている内に気が重くなってきた彼は、どんな内容かをレミリアに聞く。

するとレミリアは少しの間を置く。

よほどやばいことなのだろうか、どんどん精神がすり減っていく。

そしてついに、レミリアが口を開く。

 

 

 

 

「あなたには、私の妹と遊んでもらいたいの」

 

 

 

予想以上に平和なお願いだったので、青年は逆に固まってしまった。




やっと紅魔館に入った……

今回は状況説明が多くなってしまいましたが、どうでしょうか?
戦闘の激しさや、紅魔館の雰囲気が伝わっていれば嬉しい限りです♪


咲夜さんのナイフの餌食になる美鈴がここで出るとは…笑
なお本編では書いてないのですが、不審者問題は咲夜さんにも不備があって、紅魔館に主人公を招く事を美鈴に伝え忘れてたのです。
説教中に私もあなたに伝えていたでしょう的なことを言われた時、美鈴は聞かされてないことを言うと、咲夜さんも、アッ…(゜ロ゜;てなっちゃってました。

完全で瀟酒なメイドさんですからね、仕方ないですね笑


おぜうだよ!みんな大好きおぜうだよ!!
ちょっと大人なおぜうだよ!!
うー☆

主人公が吸血されるとき、何かアダルトな雰囲気が…
って思ったあなたは真のおぜう推しです(謎)

次回は誰がでるのかなー
おや、何か破壊音が……

紅魔館の構造ですが、少し自分のイメージを取り入れてます。
そういうのが嫌いな方には申し訳ございませんが、今後も自分イメージを入れていくかもしれないので、ご了承いただければと思います。


では今回も読んでいただきありがとうございます!
相変わらずの不定期すぎ投稿ですが、応援していただけると嬉しいです!!
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