途中までオフの会話です
「クレイモアって近接武器ですよね」
「突然何言ってるの?」
「いやだからクレイモアって近接武器ですよね」
「そろそろ病院行った方がいいよ」
「なんでや!」
クレイモアって立派な近接武器でしょレンさん頭おかしくなったのかな。こんな話になったのは何でだろうか確かレンさんが近接武器を持たない理由を聞いてきてクレイモア持ってますって言ったらおかしくなってきたんだ。よぐわがんね。
「いやま、百歩譲って近接武器だとしよう。ただの自爆用の武器じゃない?こんなんいらないでしょ」
「いやいや。自爆しませんよ」
「どうして?爆発巻き込まれるじゃん」
「少しくらいどうってことないですよ。現に前それで敵倒しましたし」
俺はこの前のミニガン戦をレンさんに見せる。
「ほんとだ。ってなるか!!これは運が良かっただけでしょ!せめてコンバットナイフくらい持とうよ……」
「爆発するナイフとか売ってないですかね」
「んなもんあるか!」
「あったらとっくに買ってますしね笑笑」
「なんで私だけ疲れなきゃなんないの…そういえば配信いつやるの?もうそろそろやらない?」
「べつにいいですけどその前にやること決めません?前は待ち伏せとかやってたんで次は違うことやりたいです」
そうそれだ。前回もその前もだいたい待ち伏せで楽だけど案外つまらないものだ。あまりPKはしたくないがだからといってつまらないPKもしたくない。せめて突っ込んで爆発くらいは起こしたものだ。なのでレンさんにこうやって提案を求めているというわけだ。
「そうだなー。まだやった事ないからよくわかららないけど普通にPKとかでいいんじゃない?」
「待ち伏せの?それじゃあつまんないでしょー。せめてデカネード10個爆発させて見たとか」
「んー待ち伏せ以外だとしたら……「あ!!!」まーた突然どうしたの」
「さっき言ってたクレイモアは近接武器っていう内容で行きましょうよ!」
「えー」
「他の敵はレンさんが倒しちゃっていいですから!だからそろそろ俺に爆弾渡してくれませんか?禁断症状が……」
「あーそうだね。企画的に面白そうだし今回は巻き込まれないでしょ。わかったそれで行こう」
「やったーこれで爆弾に触れる」
「それが目的じゃない?」
レンさんがクレイモアとか一応グレネードとか用意してくれてる間に俺は配信の準備をしとく。少し前にSNSで配信予定は流しといたから待機してる人が数人いる。ここまで来たら自爆シーンを見せなきゃいけない気がしてならない。
「自爆だけはダメだよ」
「なんで心ん中読めるんですか」
「だいたいそんなことだろうと思ってたよ」
「話変わりますけど移動してから配信します?それともこれから?」
「今からでいいんじゃない?もう待機してくれてる人いるし」
「わかりましたそれじゃあ……これであと1分くらいでスタートしますよ」
「おっけー」
レンさんはあの後色々やり取りして結構楽しみにしてくれてる感じだ。だから今回はあまり失敗したくない。失敗したとしても笑顔でおわれるような感じにしときたいといまは思ってる。大丈夫大丈夫。あともう少しでスタートだ……
「「やぁ。」」
『やぁ。』『やぁ。』『やぁ。』『今回は二人でやるんですね』『全裸待機してました』
「やっぱいっぱい来ますね」
「そ、そうだね。ここまで集まるとは思ってなかったけど」
「一応SNSにあげといたんでそれから人が感じですから。さ、視聴者もみてることですし移動しましょ」
「そうだね。これってコメント返信?ってやつをすればいいの?」
「そうですね。俺も一緒に返すんで。てことでコメントむ」
『レンさんってなんでP90使ってるんですか?』
「可愛いから?だね」
『こんな爆弾狂といて大丈夫ですか?』
「とりあえず悪い人じゃないから。頭おかしいけど」
「失敬な」
『レンさんのすきな爆弾は?』
「ないです」
「あるでしょ」
「普通はないの。あなただけだよグレネード20個持ち歩くの」
「だから没収されたんでしょ。はやくかえちて」
「断る」
『一刀両断されてて草』『レンさんってステータス何に振ってます?』
「AGIだね。こう、走って撃ってって感じです」
『ちっこいから当てにくそう』『主もグレネードと相性悪いとか言ってたからなー』『好き』
「あ、ちっちゃいですか?へへへっ」
「なんで照れてるんですか?」
「いやなんでもないです」
『照れてるレンちゃん可愛い』
「ありがとう!!」
こんやなりとりをしているうちに作戦をやるための場所に来た。ここは木が生い茂ているジャングルだ。ここだと基本的に遠距離ではなく近距離戦になることが多いことからクレイモアでぶっ刺して逃げちゃおう大作戦ができる場所である。
「ここで敵と会うのかな……」
「俺の運命力を舐めてもらっちゃあかんですぜ。なんたって俺はレンさんと会ったんですから」
「確かにそうですね。頭おかしい人と会う方が低確率ですもんね」
敵が来るまでだべっていると4人くらいの男がこっちに近づいているのがわかる距離にいた。幸いまだ敵はこっちに気づいていない。こういう運はいいんだけどな……
レンさんと少し前に作戦は話し合った
【作戦としては1人でもクレイモアで倒せればいいからそれ以外は私が倒すよ】
【わかりました!】
【……なんでそんなに素直なの?前だったら爆破させなきゃ意味がないって】
【流石に前のは反省してますから。あれ?爆発させた方が良かったですか?】
【結局クレイモアで爆発させられるんだから】
【ですよねー】
こんな感じの作戦だからそこまで細かく動かなくても大丈夫そうだ。流石に今回は変な行動をしないよう心がける。
『…上手くいきそうで怖い』『わかる。主失敗してくんねぇかな』『もしくはまたプラズマ投げてくんねぇかな』『やりそう』
「私にも見えてるんだからね。変な行動しそうだったら教えて」
『あいあいさー』
俺はそんなことせんわ。多分おそらく絶対。
敵が近くなってきた。意図せずとも今回も待ち伏せ作戦になってしまった。ちくせう。
レンさんが「もうそろそだから」と言ってきたので一応グレネードも用意しとく。一応だから。絶対爆発させないから。右手にクレイモア。左手にグレネード。どこからどう見ても普通の格好だ。
レンさんが飛び出していった。俺もそれに続きグレネードを1個投げる。あ、良かった。レンさんに当たることなく相手を動揺させた。レンさんが睨むけど気にしないでおく。
『これはうまい』『レンちゃん睨んでる姿も可愛い』『レンちゃんって名前定着してる』『レンさんじゃあ味気ないしな』『誰も気にしてないけどこの人まーた爆弾投げたよ』
コメ欄がうるさいけど気にしなーい。俺も突っ込んでいく。敵との距離が近くなってきたのでクレイモアを突き出す。
「は?なんでクレイモア?」
敵がなんか喚いてる。近接武器で倒すのは普通でしょうが。敵との距離をとる。刺したからと言って反撃されない訳では無いのでさっさととる。爆発した。流石に直撃で倒れるか。よく見たら他の敵も倒れてる。ドロップ品を回収してるレンさんがなんか言ってきた。
「……よく成功させたね。正直失敗するか自爆特攻かと思ってた」
『わいもそう思ってた』『こういう所は上手いから』
「やっぱ俺って強いですから」
実際問題タイマンだと囲まれて殺られた。レンさんがいて助かったわ
「ま、おつかれ。酒場に帰ろう」
「わかりました」
俺たちはまた変なコメントと戦ったりしながら大人しく帰っていった。
戻ったあとレンさんはほかのフレンドと合流するからと言って帰っていった。俺もちらっと見えたけどポニテでぺったんこの美人な人だった。俺もお近付きになりたい。
『今回はおつかれ』『面白かったぞ』『次も期待』
何でだろう。あんま言われてこなかっただけあってめっちゃ嬉しい。最初は何人か笑えればいいかなって思ってたけどこんなふうに言われるとまだまだ続けたいと思う。さ、また次の爆弾を探して歩こうかな。
俺はログアウトせずにショップの中へと歩いていった
ひとまずここで完結です
後味悪すぎだと思いますが自分は納得する終わり方です
初めてやってみたのですが文を作るのは難しいですね。
また他の作品も書いていこうと思うのでもうしばらくお付き合い下さい
また会う日まで
追記
続けて欲しいと言われたら続けます