【LEY LINE】
それは地球を廻るエネルギー。
地球の血潮・未知の力
それは血管のように地球に張り廻り、時に地表に現れ、人々に奇跡をもたらした。
悪夢もまた
そのレイラインが再び地の表に現れようとしている。
その力(パワー)は求める者を誘惑し強者を集わせる。
とある洞窟
そこには一人の少年が鳥居の前で精神統一をしていた。
しかし、ただの精神統一ではない事を目の前の光景が物語っていた。
目の前には巨大な光の塊が存在していた。その姿は蛇のようであり、竜のようでもあった。
「・・・世界を識(し)るには、世界を変えたくば世界を識らねばならない。・・・世界を識りたくば己の世界を差し出せ。」
少年が呟くと光はより輝き、より荒れ狂う。
まるで少年の言葉に応えるかのように・・・
「理央様。そろそろ時間です。」
少年の背後から声をかけられる。
そこには四つの人影があった。
その一人の人影からの言葉に理央と呼ばれた少年は「ああ。」と応え立ち上がり、ゆっくりと人影の方へと歩きだした。
【荒宮理央:あらみや・りお】
とある工場
街から無数のトラックがある工場へと戻ってくる。
その工場の見た目は工場というよりもテーマパークにあるような城だった。
辺りを照らすサーチライト。所々に飾られたバルーンにキラキラ光る電球。城を取り囲むように建てられたサーカステント。
そんな城とテントにはデカデカと『GAIA JUICE』。そして『JOKER PARK』と刻まれた看板があった。
「いひっ。ひひひ!!マズいなァ・・・大して美味しくもねェ・・・だけどなァどうして俺様がこいつを造って飲んでると思う?」
その人物の周りには大量のカラになったガイアジュースのビンが散乱していた。
「これが最高に笑える味だからさぁ。それって凄ーく大事な事!」
「はい・・・!ジョーカー様!!」
声の主に怯えながらも応える部下
そんな部下を只々静かに見る声の主
「なァ。どうしてそれが大事な事か分かるか?」
声の主は静かに部下に近づきながら尋ねる。
部下は近づいてくる声の主に怯え戸惑いながら「え?」と声を漏らすも答えを考える。
「これはなァ人間の太古の本能を増幅させるジュースだ。それって凄く凄ーく人間を自由にさせるだろう!!」
声の主はグラスにガイアジュースを注ぎ部下の前に突き出す。
「俺様は自由と笑顔が大好きだし!」
「さあ飲んで」部下はグラスを受け取り。「笑って!」戸惑いながらもジュースを飲み。「飲んで!!」笑顔の声の主に向けて引き攣りながらも口角を上げ笑顔を作る。「笑ってェエェ~~~!!!」そんな部下に声の主は。
DAN!!!
静かに愛銃の引き金を引き部下を撃ち殺した。ドサッと倒れる部下。
「だけど。俺様以外が楽しそうなのは腹立つんだよねェ。これがジレンマって奴か!?ひゃっはっはっはっはっ!!!」
声の主は部下を殺したことなどどうでもいいような様子で狂気じみた笑い声を上げた。
「おっと。そろそろ時間だなァ。せっかくの楽しいパーティーに遅れるわけにはいかねェなァ!!HOHOHOO!!」
【ジョーカー】
とあるラボ
そこには無数のモニターがあり一つ一つに様々な光景が映されていた。
その中には先程の二人、荒宮理央・ジョーカーの姿も映っていた。
モニターの前には一つの人影が腰掛けていた。
「さて、盤(ボード)は整いつつあるな。」
人影はモニターを見つめ何処か愉快そうに微笑みながら呟く。
「私には我慢がならない事がある。・・・この世に私の知らない事があるという事だ。私の頭脳は人類の得た最上の贈り物であり、その頭脳に空きを作る事こそ罪悪と思うからだ。何故なら人類は怠惰だからね。何十億人もの思考停止者の代わりに私が思考し世界を導かねばいけない。だが・・・嘆かわしい事に人は目の前の安易な救いに群がる習性がある。それこそが得体の知れぬ上に無知なヒーロー達にヴィラン達を調子に乗せる最大の原因にも関わらずだ。・・・ではどう解決すればいいと思う?答えは簡単だ。」
「人類そのものを歴史から作り替えれば良いのさ。」
「それまで精々良い駒でいてくれよ。ヒーローにヴィランの諸君。」
【レディ・レックス・ルーサー】
真に賢しい敵(ヴィラン)は闇に潜み、悪意や狂気や力は静かにされど妖しく魅了され集い合い。着々と脅威と化す。
リメイク前の作品にいたキャラは何人かは出す予定です。
今後とも宜しくお願い致します。