仮想世界で繋がる縁   作:ガチタン愛好者

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日に日に増える例の病気、明日は我が身と思って皆さん出来る限りの備えをしましょう。


決闘

ポリゴンとなってボスが消え去るのを見届けたところで気が抜けたのだろう、キリトは倒れた。何だかんだで赤ゲージまで減ったHPを膝枕のアスナさんが無理矢理ポーションを飲ませて回復させる。ってかそこ変われ!キリト!羨ましい!

 

「ってか小次郎様‥‥」

 

「様は止めろと‥‥‥‥」

 

「さっきのなんですか?いくら小次郎様が凄いとは言えたったの3回の攻撃であそこまでダメージが出るなんて‥‥ソードスキルも使ってないのに」

 

「うーむ、まあ明かしてもいいか。別に隠すことでもないし、エクストラスキルというやつだ。侍とかいう名前だったか」

 

「小次郎様にぴったりじゃないですか!で、入手方法は?」

 

「非常に言いにくいのだが‥‥‥ソードスキルをゲーム開始から一切使わず刀スキルの熟練度がMAX、その上でボスを数体倒すとある」

 

「‥‥‥‥そんなの小次郎様以外無理じゃないですか‥‥」

 

絶望した顔のクライン。するとアスナが

 

「それってどんな効果のスキルなの?」

 

「非常にピーキーだ。簡単な話刀のメリットデメリットを更に尖らせるもの。カスダメがほぼノーダメージになり、クリティカルは一撃必殺に等しい火力が出るようだ。後は刀以外が装備できなかったり、ソードスキルが一切使えなくなる位か」

 

「それは‥‥まさしくあなたのためにあるようなスキルじゃないですか!」

 

「それは私も同意だ」

 

「んん?」

 

起きたのだろう。蠢くキリト

 

「キリト君!」

 

おー嬉しそうだな、アスナさん。俺もあんな風に思ってくれる彼女が欲しいものだ。あっ、叱られてら、まあそうなるな。

 

 

 

その後はキリトがユニークスキルの二刀流を持っていることを明かしたり、それで回りがざわついたりした。まあエクストラスキルと違ってユニークスキルは本人でもどうやって入手出来たか分からないらしいから騒ぐのも無理無いか。だが、私は想像できていなかった。まさかこの後ああなるなんて‥‥

 

 

 

数日後

「助けてくれ!小次郎!」

 

「なぜ私の所に来る、キリト」

 

「大勢が俺を追っかけてくるんだ!行く先々で囲まれて‥‥もう限界だ!」

 

「人気者だな。良かったじゃないか。これでボッチともおさらばだな」

 

「人‥‥‥怖い‥‥‥」

 

こうなったのは昨日発行された新聞にデカデカと

 

黒の剣士の二刀流、驚異の50連撃の前にボス屈する!

 

随分と尾ひれが付いていた。

 

「いつからスターバースト・ストリームは倍の50連撃になったんだ!」

 

「まあまあ落ち着け」

 

「てかなんで小次郎は平気なのさ!お前も報道されてたろ!」

 

「大方入手方法がはっきりしているエクストラスキルだと言うことと、恐らく私以外入手出来ないばかりか運用も出来ないと思われたからだろうな」

 

「くそ!」

 

ピコン!

 

「ん?メール?何だ?‥‥‥‥マジかよ‥‥」

 

「どうした?キリトよ」

 

「血盟騎士団から勧誘だ。てかこの書き方は勧誘じゃなくて強制じゃないか。あっ」

 

「ん?」

 

キリトはイイ笑顔を浮かべながら

 

「喜べ、お前もだ」

 

「まことか?」

 

 

 

数日後

 

ワー!ワー!

 

「で、なぜ我らはコロッセオにいるのだ?」

 

「そりゃ俺が嫌だって言ったらじゃあ剣で決めようってなったんだよ」

 

「私は知らないぞ?」

 

「言わなかったからな!」

 

どうやらだいぶキリトは私を恨んでいるらしい。

 

「どっちからだ?団長様は既に真ん中で待ってるぞ?」

 

「俺が勝手に決めたんだ。俺から行く」

 

「頑張ってこい!」

 

意気揚々と出ていくキリト。さて、絶対防御と呼ばれる団長ヒースクリフのお手並み拝見といこうか。おお、盾で剣を隠しながら攻撃か、あれでは剣筋が読めない。それにあのエフェクトは‥‥盾にも攻撃判定があるのか。お!キリトのソードスキルだ!流石の連撃にヒースクリフも‥‥おお!防ぎ切った!ありゃ避けられないぞ。

 

  Win

ヒースクリフ

 

凄いな。まさかヒースクリフが勝つとは‥‥‥

 

だが小次郎は感じていた。それは強者と戦える胸の高鳴りである。

 

「相手にとって不足なし!」

 

 

 

コロッセオ中心

「やあ、始めましてだね。小次郎君」

 

「御託はよい。さっさと始めよう。さっきから胸の高鳴りが収まらないのだ」

 

「ほう、ならば‥‥‥」

 

5

「既に言葉は」

 

4

 

「不要か?」

 

3

 

「応とも」

 

2

 

「いざ尋常に」

 

1

 

「「勝負!」」

 

ピーッ!

 

まずはキリトの時と同じように盾で剣を隠しながら突進するヒースクリフ。だが

 

ガキャ!

 

長い小次郎の刀に阻まれる。圧倒的なリーチの差はなかなか詰められない。

 

ガキャン!キンキンキン!

 

「どうした?そんなものか?神聖剣の実力は!」

 

小次郎はほぼ突きに近いような戦い方であった。リーチを存分に生かして近づけさせない。ヒースクリフは防戦一方である。

 

「いやはや実際に戦うと分かるものだな。その長い刀は想像以上に驚異だ」

 

「そういうならそろそろ降参しても良いのだぞ?いい加減こちらも疲れるというもの」

 

「そのまま疲れ果ててくれると良いのだが‥‥無理そうだな」

 

「その通りだ!」

 

ギャリン!

 

言葉を交わしながら一瞬の隙を突いて盾で刀を受け流すヒースクリフ、当然小次郎はそのままバランスを崩し大きな隙を晒す。

 

「勝負あったな」

 

そう言い剣を振り下ろすヒースクリフ。が、

 

「甘い!」

 

コンッ!

 

即座に柄の先で剣の腹を叩き、剣を反らす小次郎。そのまま切りつけるも

 

ガンッ!

 

盾に阻まれる。

 

「中々に良い腕だ。このままでは千日手だな。小次郎君」

 

「ならば次の一撃でもって終わらせよう」

 

ガキャン!

 

一際響く音と共にお互いに距離を取った。

 

ヒュイーン

 

ヒースクリフの剣と盾が赤く光る。

 

チャキン

 

「秘剣」

 

ヒースクリフに背を向けてあの構えを取る小次郎

 

ダッ!

 

駆けるヒースクリフ。一層目を細める小次郎

 

「ハアアアァ!」

 

気合いのこもった掛け声と共に剣を振り下ろすヒースクリフ

 

「燕返し」

 

静かに呟き剣を振る小次郎。一息のうちに三回剣を振るう。

 

「ッ!」

 

その時ヒースクリフの腕がブレた。具体的には振り下ろそうとした剣を止め、盾を構えた。その早さにポリゴンがブレた。すると

 

ガキャキャキャン!

 

流石のヒースクリフも燕返しをモロに食らってはダメージは無くとも吹き飛ばされる。受けきったヒースクリフの目に飛び込んだのは

 

「秘剣」

 

目の前であの構えを再び取る小次郎の姿。盾を構え直す時間はもう無い。するとヒースクリフは素早く

 

「リザイン!」

 

そう叫んだ。

 

 win

小次郎

 

 

チンッ

 

刀を降ろし、鞘に刀を納める小次郎。背を向けたまま

 

「興が冷めた。帰る」

 

その声には明らかに怒りが含まれていた。小次郎は帰り際に

 

「見損なったぞ。ヒースクリフ」

 

そう言い残して小次郎は大歓声を背にコロッセオを後にした。




後二話くらいですかね?アインクラッド編は。フェアリーダンスは要りますかね?

フェアリー・ダンス編は?(やるならばヒロインの登場が大きく遅れます)

  • 全部必要!
  • 主要な所だけやってくれ!
  • 不要!さっさとヒロイン出さんかい!
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