雷の鳳は天を翔る   作:ルプス・ハティ

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第10話:ヒロインズ、全員集合!後編

社「えー、では今回の、実習ではこの『打鉄』を使います。基本システムは初期状態なので、皆乗れるから安心してくれ。」

 

前回、殴られた頬がちょいと腫れているので皆ちょっと引き気味だ。織斑先生って加減知らないのかね?一瞬浮いたからね?織斑?未だにグラウンドに犬神家してる。助けてやろうとは思わない。だって大嫌いだもん。

 

社「とりあえず、順番に乗って貰うけど。注意事項ね、必ず着座状態。つまりこの正座状態で乗り降りしてくれ。立ったままだと思わぬ怪我するし、次使う人が大変だから。分かったら、返事して下さい。」

 

生徒『はーい!』

 

社「よし、乗る前に質問は?」

 

生徒「はーい!彼女いますか?」

 

社「関係ない質問は、答えない。他は?」

 

生徒「歩行って難しそうだけど、何かコツみたいなのある?」

 

社「そうだな、厚底の靴を履いて歩くイメージだとやりやすいかな?俺はそう教えられたよ。」

 

生徒「あ、それなら分かりやすいね。」

 

やっぱり、女子にはそういう靴履く機会が多いからかな。そういう風に言えば分かりやすいようだ。

 

???「あ、刀隠君。」

 

社「ん?どうした?相川さん。」

 

突然、クラスメイトである相川さんが、話かけてきた。なんじゃいな?

 

相川「コツを教えてくれたお礼に、ちょっとした情報を教えて、あげる。」

 

社「このタイミングで、言われると怖いなぁ。一応聞くけど・・・。」

 

相川「私達、1組はそうでもないけど。2組には多いからね。筋肉フェチが。だから、気をつけてね。」

 

おい、ウソだろ?なんでこのタイミングでそんな話題ブチ込んできた?恐る恐る、周りを見渡すと何人かと目が合った。怖っ!

俺、この学園に来てから。怖い目に合う運命なの?!ヤダよ!そんなの!普通に過ごしたいよ!いいもん!今度の休みにツーリング行くもん!でないと、俺のメンタルが、もうデジモン!ポケモン!メタモン!ムリモン!

 

雷凰『皆ー、マスターのメンタルに負担かけないでね。でないと、落雷落とすわよ?』

 

雷凰が脅し気味に話しかけると、そそくさと視線が外れた。ヤダ、俺の専用機ホント有能過ぎない?もう、大好き。

 

雷凰(ん"っ!私もマスターのこと大好き!!)

 

可愛いなぁ、コイツ。あ、そうだ。

 

社「歩行とか。基礎をしっかりやって慣れるとこんな事できるようになるから。」

 

そう言って、皆からちょっと距離を置き。脚部と腕部を部分展開させ、ゆっくりと歩き出し、徐々にスピードを上げ歩行から疾走へと至り、そこから体操選手さながらのバク転を連続で決め最後のにムーンサルトを決めキレイに着地すると。周りのグループから拍手喝采を浴びる。よせやい、照れるだろうが。

 

千冬「うむ、しっかりと基礎をやっている証拠だな。全員、あそこまでとは言わんが。基礎は大事だ、精進するように。」

 

全員『はい!』

 

なんだろ?織斑先生に褒められたよ、なんか嬉しい。・・・。調教されてないよね?俺・・・。自信なくなってきたよ。その後、篠ノ之が駄々を捏ねた以外は概ね良好で終わった。織斑は最後の最後に犬神家から脱出してきたので、罰として皆が使用したISの片付けを言い渡されていた。ざまぁwwww

 

ー食堂ー

 

社「腹減ったー。おばちゃーん、カツ丼の特盛と、エビフライと、ハンバーグの5段重ねちょーだい。後、デザートにチーズケーキ1ホールで。」

 

 

おばさん「あいよー、ウチの息子より食うから作りがいがあるよ。また出来たら、持って行ってあげるから。ちょっと待ってな。 」

 

社「はーい。」

 

ここの特盛は最初の注文が有り得ない量だったからか、自動で丼からすり鉢にランクアップした。やったね、お腹いっぱい食べれるドン。

 

マドカ「お兄ちゃん、相変わらず良く食べるね。」

 

社「成長期なんだよ。多分、身長まだ伸びるかもな。」

 

簪「筋肉つけるのはいいけど、あんまり身長伸ばさないでね?」

 

社「なんで?」

 

ヒロインズ『キスする時、身長差が辛いから。』

 

社「えぇ~・・・。」

 

そんな理由で身長伸ばすなって、理不尽じゃね?

 

雷凰『女の子は、複雑なのよ。』

 

社「お前まで言うのかよ。」

 

後、ここ食堂だからね?皆気聞き耳たててるからね?周りがヒソヒソしてるから、この話題は終了!閉店!お疲れ様でした!

 

麻耶「あ、デュノアさん。ボーデヴィッヒさん。居ましたね。こちらが部屋の鍵になりますので、大切に保管をお願いします。」

 

社「お前等部屋番号は?遊びに行くわ。」

 

麻耶「大丈夫ですよ。刀隠君。」

 

社「はい?」

 

麻耶「お二人とも、刀隠君の部屋に追加ですから♪」

 

社「ウソダドンドコドーン!!」

 

またかよ!またなのかよ!なんで増えるの?!

 

シャル・ラウラ『社。』

 

なんだよ?俺は今精神を安定させようとだな・・・。

 

シャル・ラウラ『不束者ですが、よろしくな(ね)。』

 

社「あぁーーー!!!」

 

雷凰『あ、崩壊した。』

 

もういいもん、放課後にバイク乗り回してやる。クーさんが持ってきたハティ乗るもん。(IS学園は、東京ドーム。18個分の敷地があるので、めっちゃ広い。)俺は風になるんだもん。

 

雷凰『ところがどっこい、専用機は雷属性なのよね。』

 

お黙りやい、早速織斑先生にメールしとこ。許可貰わんとな。あ、返事きた。なになに・・・?『安全運転を心掛けるなら、許可。』よし、言質とった。雷凰預ける前に乗ろ。

 

ー放課後ー

 

社「あー!楽しかったー!」

 

2時間ほど乗ったが、満足満足。今週は外出許可取って、どこかツーリング行こう。そうなると、護衛の人達と打ち合わせしとかなきゃ、雷凰も明後日には戻ってくるし。まぁ、夢で会えるから、そん時に話そ。買い物を済まして帰ってる最中、むくれっ面でズルズルと俺に引きずられている乱ちゃんに目線を向けて話しかける。

 

社「ほら、乱ちゃん。いつまでもむくれないの。」

 

乱「むー。」

 

ダメだ、会話にならん。乱ちゃんがここまでむくれているのには、ワケがある。ワケと言っても在り来りなことだ。購買で皆で買い物をしていると、簪と乱ちゃんが一緒になって買い物カゴにいっぱいにお菓子を入れてきたから、軽く注意すると簪は割と素直に戻したが、乱ちゃんが以外とワガママを言ってしまい。俺と鈴に怒られた。それから、ずっとむくれたままで歩こうとしないので、買い物袋を分担して持って貰い。俺は、買い物袋と乱ちゃんを引きずって歩いてるのだ。

 

社「鈴ー、何とかならんか?」

 

鈴「しばらくはこのままよ。昔からこうなんだから。」

 

社「早くも、子持ちになった気分だよ。」

 

ラウラ「社なら、良い父親になりそうだな。」

 

シャル「分かる、結構子煩悩になりそうな。」

 

簪「社は、子供好きだし。時に厳しく、それ以外は優しいお父さんみたいな?」

 

セシリア「何故か、その光景が容易に想像できますわね。と、言う訳で。社様、早速結納致しましょう。」

 

社「結婚できる、年齢じゃないので。」

 

簪「なら、婚約なら。」

 

ヒロインズ『それだ!!お前!天才かよ?!』

 

乱ちゃん、機嫌治ったのね。それと、セシリア。キミ最近、俺等に毒されてない?あ、大丈夫ですか。そうですか。いやはや、仲良くていいや、さてと、部屋着いたし、鍵開けて入ろ。

 

社「ただいま~っと。」

 

刀奈「おかえりなさい♪ご飯にする?お風呂にする?わt・・・。」

 

あまりの衝撃に、一瞬でドアをバン!閉め、ルームメイト達に目配せをする。すると、簪以外、目を大きく見開いていた。簪さん?アンタ、そんな冷めた目ぇできたのね。初めて知ったわ、それよりも・・・。

 

社「なんか居たな・・・。」

 

ヨシ!確認だ。確認の為にもう一度開こう。居ないハズだ、なんか裸エプロン的な格好で刀奈がいるなんてことは無いんだ。ヨシ!開けゴマ!

 

刀奈「おかえりなさい♪わたしにする?わたしにする?わt・・・。」

 

再び、ドアをバン!と閉めた。いる!いる!いる!つか、いた!

なに?!最近、忙しいから疲れたとかじゃなく?!え?!そんな風に混乱していると、不意に肩をポンと叩かれた。振り返るとそこには、鉄血メイス先輩を担ぎ、額に青筋を浮かべた簪が立っていた。え?お前、鉄血メイス先輩どこから出した?

 

簪「社、ちょっと退いて。次は私が開けるから、鈴と乱は中のヤツの確保をお願い。」

 

鈴・乱「任せて。」

 

ホント仲良いよな。ラウラよ、拳銃取り出して初弾込めないの。そんな物騒なモン取り出してんじゃないよ?セシリアは、なにやってんの?なんで俺を目隠ししてんの?ちょっと身長足りないよ?精一杯背伸びしてんの可愛いなぁ。

 

簪「ふん!」ガン!

 

社「( ゚∀゚)ポゥ!!」

 

べ、弁慶?!鉄血メイス先輩で!弁慶だと?!簪!お前ぇ!

 

社「ふっ!ぐっ!」

 

セシリア「や、社様?大丈夫ですか?」

 

社「だいじょばない、圧倒的な弁慶ペイン・・・。」

 

簪「さて、ウォーミングアップはこれぐらいにしといて。行くよ、鈴、乱。」

 

おい、お前後で覚えとけよ?タイキックをカマしてやるからな!

 

簪「カウント3.2.1!はい!」

 

刀奈「モー、最後まd鈴・乱『確保ー!』えっ?!えっ?!」

 

ラウラ「動くな!部屋を確認する。」

 

そう言って、部屋の中をくまなく見て回るラウラの姿は正しく軍人そのものだった。それと簪さんや、鉄血メイス先輩を素振りするの止めようか。ブオン!ブオン!唸ってるから。ホント、お前ソレどっかから出したんだよ・・・。

 

ラウラ「オールクリアだ。盗聴器及び隠しカメラの存在も確認出来なかった。」

 

社「お疲れ様、ありがとうな。ラウラ、今度なんか好きなモン作ってやるよ。で?刀奈なにやってんの?」

 

刀奈「あー、それは・・・。」

 

簪「真面目に答えなよ?この駄姉。返答次第じゃ、この鉄血先輩がアンタの尻に炸裂するよ?」

 

刀奈「簪ちゃん?!答えるから!鉄血先輩だけは!」

 

簪「なら、早く言うことだね。私の先輩は、そんなに優しくない。」

 

刀奈「えっとね、社の部屋に織斑先生と共謀して、私を含む社に好意を持っている子達を集めたは、よかったんだけど流石にね、年頃の男女でしょ?間違いが起こったらアレだから。」

 

社「監督役として、刀奈が突っ込まれたと。なるほどね・・・。」

 

うん、俺は納得できた。監督役大いに結構、でないとシャルが怖い。ぜってぇなんかやりそうだもん。初日の簪とセシリアみたいにさ、うん、ぜってぇなんかやりそう。

 

簪「わかった。納得してあげる。」

 

刀奈「簪ちゃ・・・。簪「だけど、先輩は許さないって。」へ?」

 

社「手早く終わらせて、飯の支度手伝いな。」

 

簪「わかった。じゃ、往生せいや!この駄姉がー!!」

 

刀奈「ちょま!ちょま!ちょま!」

 

シャル「チョマチョ? 」

 

ラウラ「なんだ?チョマチョって。友人にポチョムキンっていそうな感じの名前だな。」

 

社「ラウラw座布団やるよw 」

 

つか、誰だよポチョムキンってw不覚にも笑ったわwまぁ、無慈悲にも鉄血先輩が刀奈の尻に炸裂し、『ぎゃおおおおおお!!』なんて、断末魔を上げていた。

 

-数分後-

 

社「おーい、刀奈ぁ。大丈夫か?」

 

刀奈「ううう・・・。社ぉ、私のお尻どうなってる? 」

 

社「え、みt・・・。セシリア「社様?最初は目から始まるジャンケン致しましょう?」スマン、俺は役不足だわ。」

 

なんだ?セシリアの圧が凄い、後なジャンケンは、最初はグーかからなんだ。目から始まったらそれただの目潰しだからな?もしかして、それが狙いだった?だとしたら、ヤダなぁ・・・。

 

シャル「社、晩御飯はなに?」

 

社「今日は、魯肉飯だ。八角とか、苦手だろうからアレンジしてるがな。」

 

乱「魯肉飯?!ヤッターー!!」

 

鈴「ホント、好きよね。ソレ飽きずにもまぁ。」

 

乱「大好物だもん。特に社さんのは大好き。」

 

社「よし、デザートにアイスも着けてやる。」

 

簪「社、私チョコレート。」

 

ラウラ「私はチョコミントだな。」

 

シャル「え?アレ歯磨き粉じゃん。」

 

あ、バカ。チョコミント派の人って、歯磨き粉扱いされると話長いんだよな。あの「キノコタケノコ戦争」みたいな。ま、俺はタケノコ派なんだがな。

 

ラウラ「ちょっと表出ろ、シャルロット。とことん、チョコミントについて、語ってやろう。」

 

社「飯の後にしろ、ほれ出来たから運べ運べ。ホレ、刀奈。いつまで転がってんだ?水色のパンツ見えてんぞ。」

 

刀奈「え?!嘘?!」

 

社「嘘だよ、なんも見てねぇよ。だから、セシリアその立てた二本指をしまおうか。シャルは無言でハイライトをオフらせんな。怖いんだって、夢に出てくるんだから。にじり寄るな、飯にすんぞ。」

 

飯の後、シャルはラウラと舌戦を繰り広げているところを巡回中の織斑先生に制圧され、部屋の中に放り込まれた。その際に謝罪も忘れない。だって、怖いんだもん。

 

社「よし、片付け終わり。ありがとうな乱ちゃん、手伝ってもらって。」

 

乱「いえいえ、社さんの、ご飯すっごく美味しかったので。せめて片付けぐらいは、手伝いしないとです。」

 

社「サンキューな、お前らは早く大浴場行ってこい。俺シャワー浴びれないだろうが。」

 

シャル「なら、一緒に入る?」

 

社「丁重にお断りだ。刀奈、連行しろ。 」

 

刀奈「はーい、ほーら。行くわよ、皆。社とは、そのうち入れるから。」

 

んな予定ねぇよ。こんな傷だらけの男の裸なんて誰得だよ。そう思いながら、着替えを持って脱衣場に入り制服を脱いでから、シャワーを浴び。ふと、鏡に写った自分の身体を改めて見てみた。鍛え抜かれた身体に走る袈裟懸けに斬られた痕。それに、左目に縦に走る痕。傍から見たら、アッチ系の人間に間違われそうだ。まぁ、ガラが悪いのは自分でも認めてるから仕方ないが、止めよ。さっさと着替えないとシャル辺りに写真撮られそうだ。その後、歯磨き等の支度を済ませて寝ようとしたら寝袋にラウラがインストールされていたので、ベッドに放り出した。お前らは、人の寝袋にインストールするのが流行りか?本当に油断も隙もないと言うのはこのことか。俺は、明日のことと、これから雷鳳に会える楽しみを胸に眠りに着いた。さぁ、明日はどんな日になるかな?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




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