開いた扉には、
何故か吾郎が立っていた。なぜここを知ることが出来たのかは分からない………だが、結莉と満を近づけてはならない気がして結莉を部屋の奥に押し込んだ。結莉に前から凄い執着していたことを知っているからな………しかし、こうも早く居場所を突き止められることは想定外だ。
しかし、この行動が全てを引き裂く引き金を引くことになった。
海音
「何の用だ……」
吾郎
「何しに来たって、おいおい……親友に対して扱い酷くねぇか?」
そう言いながらニタニタしながらこっちに近づいてくる。
香凛
「どうしてココがわかったの…ここのことはバレないようにしてたのに……」
吾郎
「…んなもん…結莉との愛がありゃなんとでもなるんだよ……どけ」
そう言い放ち、吾郎は香凛を押し退けた……………ココからオレの記憶は徐々に薄れていき………最終的に、
吾郎
「分かんねえか……そりゃそうだよな……お前…『人間』じゃねえもんな!!親を殺すなんて正気じゃねえ、ただのクズさ!!」
海音
「……っ!!!!」
この一瞬にして消失した。
待って…………
夜月蓮爾………って……海音のことを言ってるの?
だとしたら鬼龍海音って………本名じゃなかったの?
偽名を使っているとしたらなぜ……?それに、
『人間』じゃない………?そんなはずがない……とも言いきれない、その場の全員が思ってるハズだ………でも、それを否定するにも時間はかからなかった。それもそうだ。
青い炎と包まれたと同時に、黒かったシャツも青いコートに変化して、どこから現れたのか、刀を手にしている………
海音(?)
「……………女如きのために、貴様の過ぎた力を求めるとはな、恥と知れ……」
目つきも髪型もまるっきり変わった、全くの別人がここにいるからだ。その姿は、もう悪魔そのものだった。
吾郎
「ようやくお披露目だな………なぁ!!お嬢ちゃん達、お嬢ちゃん達は……今までこんな怪物と仲良くしてたんだぜ!!!ありえないよなー。」
確かに………言うことも理解出来る………あんな一瞬で別人になれる人間など…常人のできる芸当ではない………つまり………ホントに………私達を騙していたことになる……今まで………………ずっと………………
驚きを隠せない者………酷く怯える者……全く違う人物に警戒心を抱く者とそれぞれだったが、そこから一瞬の間もなく何度も切り刻まれる音が聞こえるも特にそういった行動は起こしておらず、何故か吾郎は大量の血を吹き出し倒れ伏し、いつの間にか背後にまわっていた海音(?)は何事も無かったように歩き、自室に戻った……私達は、その様子を見てることしか出来なかった……。足がすくんで動けなかった。まさか、彼にそんな本性があったことを知らなかったから…………。
暫く事務所内に沈黙が走ること数十分……
香凛
「みんな、大丈夫?怪我も……ないね。良かった…………」
チュチュ
「弥助………全て話してもらうわよ…海音は……偽名だったの?それに………『人間』じゃないってのも…説明して貰うわ。」
と、最悪すぎるタイミングで………
満
「ただいまー…………え…」
この大変な時に、既に冷や汗が流れている満が帰ってきたのだ。
そこに反応して紗夜は満に怒り心頭状態で詰め寄った。
紗夜
「満さん!!鬼龍さんが偽名だったなんて!!人間でないなんて……何故そんな人を野放しにしているんですか!!!」
満
「…!!!
……………もしかして…吾郎…ここに来てたの?」
そう尋ねてきたので、弥助は縦に振った………すると、秘密を完全に知られたことに絶望しているのか、満はそのまま力無く膝をついた。
リサが何とかフォローを入れるも、彼のぐちゃぐちゃに混ざった感情の中にいる満には全く聞こえていない。仕方なく、俺達は海音から聞いた過去のすべてを………覚悟を決めて………
香凛
「……これから話す事は、誰にも言っちゃダメだよ。海音……ホントに戻って来れなくなるから……」
みんなは黙って頷いたので、腹を括って海音を呼び出し、海音の部屋に案内した………。
海音
「みんな………心臓に悪いものを見せて悪かった………」
レイヤ
「うん、大丈夫………それよりも…海音って偽名だったんだね。」
海音
「…………………ああ、そうだ。
改めて紹介する………夜月蓮爾だ。」
友希那
「……それで、『人間』では無い理由……さっきのやつと関係があるのね。」
海音
「……………………………」
コワイ……………この事を正直に話してみたところで、結局は人間離れしてることからオレたちを避け続け、無慈悲にも殺していく……。
そんな結末なんて………………オレは認めたくない……
だが、少しくらいは………ぶちまけても……文句は言わねぇよなぁ……
海音
「……ああ……オレはお前らと違ってもう一人のオレがいる。」
表情に出ないものの、やはり動揺は隠せてなかった。まあ、そうだろうな……今まで……旅してきた奴が人外だなんてな……なんの冗談かと思う。だが、コレらは全てが真実………全てを認め………繋げていくしかない。
六花
「じゃ、じゃあ……さっきの人って……誰……なんですか?」
海音
「さっきの人………ああ、やはり奴が動いたのか……その通りだ、オレは今この時をもって………殺害犯へなり変わった。お前らも息の根を止められないうちに………………帰ってくれ。」
みんなはこの視線を浴びて圧倒されてしまった。最早人間へ対する感情の激しさが増している気がしてならなかった。
またも沈黙が続くと、
あこ
「リサ姉…この写真と記事………龍兄だよね…?」
あこが彼の机の引き戸に隠していたであろう、冊子を持ってきて広げていた。見てみるとそれはもうこの世のものとは思えない惨劇だった。
家は崩れていて
一面が炎に包まれて、
そこから血の海が流れ出ており、
まさに地獄と言っても違和感はないこと写真の中に、
刀を手に持った二つの人影が立っていた………
その姿が、満と海音にしか見えなかった。しかも、その二人の間に赤ん坊が見えたのだ。
海音
「なぜ………あこがそれを持っている。」
あこ
「ごめんなさい…でも!
この写真………龍兄と満さんだよね………?」
パレオ
「それに、御二人の間のお子さんは…」
海音
「………それはここじゃ話せん…話す時になった時に教える……………」
そう優しく言う彼に流されてこの場は収まった……
しかし、あの別人の海音と記事と写真を見た今となっては………海音さんのことが分からなくなっていた。
六花
「海音さん…………私…は、どうすれば……………海音さんをホントに…………信じていいんでしょうか……。」
RASの皆さんに支えられながら帰路へ着くも、海音さんがああなってしまった理由が………私は全く分からずにいた。
RoseliaとRASの皆が帰した後に響いたのは、一気に大切なものを失った虚無感……………香凛と弥助の助けがあって、皆の言う別のオレを押し戻したオレ……………だが、満は未だに沈んだままだ………満はそういった仲間意識を楪以上に気にする。吾郎と言う予測外の乱入者が現れてRoseliaとRASとの仲に亀裂が入ったから、余計に皆と会いづらくなってる事だろう………まあ、満の事は結莉に任せるしか無かった……アイツのことをわかってるのは、オレと結莉くらいだしな。
香凛
「海音……何処に行くの…?」
海音
「……案ずるな……満が普通に戻る頃には…………オレも居る。」
そうして、静かになったウチを背にして、オレは気づけば夜になっていた街へ出かけていった。
人目のつかない路地裏の隅の方で、箱の中からすすり泣く声が聞こえていたから……オレは箱の中から一人の赤ん坊を抱きかかえ……………
海音
「お前も……………『捨てられた』んだな……悲しいよな……お前は望んでることじゃないのに…親の勝手な欲望のお陰で………こんなにも小さなお前は…………泣きたいよな……安心しろ……オレはお前を絶対に死なせやしない……!!」
オレは、一人の赤ん坊を左腕に抱え…静かに涙を垂れ流した。
……空いた右手に閻魔刀を手に取り………もう一人のオレとして………姿を変えた後にただひたすら、刀身を月夜に突きつけ……眩しい閃光と共に走り、刃を振るい続ける。こんな赤子を勝手な都合と欲望為に平気で捨てる人間への【復讐】を始めたのだ。
ザシュッ!!
ドスッ!!!
ブスッ!!!
ズパンッ!!
オレは夜月蓮爾………オレは普段から抹殺依頼が絶えない。だがオレはこの依頼を断ることはしなかった………それは小さな赤子の為にオレ自身の人生を無にしてまでこなす。無論、殺人鬼として認識されていたオレは警察に目をつけられている。だからこうして姿形を変えてまで、やっている。まあ、警察に目をつけられても別に構わない……だって警察の中には理解してくれる橘さんという不良じみた顔つきだが、面倒みもいいしオレがこんなことをしていても、赤ん坊を預かってはオレの罪を帳消しにしてくれる程の上位の警部さんだ。
それに………こんな赤子があっという間に死ぬくらいなら……オレはどんな罪にだって………オレは背負ってやる……。
たとえ………殺人鬼のレッテルを貼られても…オレはこの子のような小さな命を救えるのならば………喜んでやってやる……
海音
「覚悟しろ………奪われた小さな光と命の怒りを今、知らしめてやる……。決して逃さん…………!!!!」
彼は、その堅い意志を閻魔刀に込め、ひたすらに刃を振るい、捨てられた小さな子供たちの『悪の正義という名の犯罪者』として……生き抜くことを強く決意した……。
血の表現って以外にも難しいですね。まあ、何はともあれ中盤から現れたもう一人の海音の存在………もうわかった人はいるのでしょうか………もし分かってない方のために一応言いますと、とあるゲームに登場する鬼畜悪魔兄貴を元にしてます。
正直、僕の物語……変なのが多いですよね。もし、批判コメントが沢山来てたら本格的に、ここを去ろうかなと思います……。
まあ、そもそもこんなの読んでる人はいないどころか、興味も無いだろうけどね……www(汗)
ほかのバンドの交流を見たいかな?
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もちろん!ってかやれ
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要らん、早く次の怪獣と戦わせろ
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ほかのメンバーともイチャイチャしろ
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早く満のエピソードを作れ
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そんなことより吉野家の牛丼食べたい