勝つのは光か絶望か。   作:決別・裏切りの罪 レイン&ネガ

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12,悪魔の審判/人類に託された想い

 

 

 

 

 

 

 

 

くそ、

 

 

 

 

 

 

クソッタレ………………

 

 

 

 

奴は、オレのことを知っているのかまるで攻撃が当たらない。開始早々状況が不利だ。それも避けてるのではなく、オレの攻撃を読んではそれを弾いているような感覚だ。最初から戦法は周知済みって訳かよ………………そんなことを思っていたら、奴は最後列の車輌をもぎとっては橋の方に投げつけようとした。

 

 

 

 

 

 

 

 

(あの方角にはアイツらが…………!!!!

 

 

 

 

 

間に合ってくれ…………!!)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

いつまで待っても痛くない………………目を開けたそこには、身体が青紫を基調とするあの光の戦士が車輌をしっかり受け止めていました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

令王那

 

 

「……ウルトラマン…………ティガ…!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

パレオがいきなりこんなことを言い出した。ウルトラマン…………親父から話を聞いただけだが、そのウルトラマンってのは、確か…………地球を守る為に巨人が戦うっていうドラマだったって言うのを聞いた。確かに、言われてみれば胸に付けてるマークが蒼く光っている点で共通点がある。けどよく考えたら、それはドラマの中の話だし、こんな現実でこんなことをできるはずがない。でも、今こうして起きているわけだ…………信じる他無い。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

六花

 

 

「パレオさん、今…………ウルトラマンって」

 

 

 

 

 

 

 

 

チュチュ

 

「What?

 

ウルトラマンってパパとママを助けてくれたあの……ウルトラマンってこと?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

混乱してる人もいるけど、これが普通だよね…………でも、私は知ってる。Roseliaのリサさんから海音があの巨人に光と一緒に現れたって…………聞いたから………………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それに…………山奥から見ても、あの巨人の背中には、海音と同じ雰囲気が流れていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

レイヤ

 

「ウルトラマン…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

光の国の戦士………………

 

 

お願い………………勝って…!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

………………ハァッ!!

 

 

 

 

 

 

こうなったらあの時と同じように火力で押し切るしかねぇな…………この時の俺は大きく違う炎魔戦士だということを、知らなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ジュゥッ……………………ジュァリィッ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(何だと!!?アイツ…………そんなことも出来るのか!!?)

 

 

 

 

 

 

 

 

俺は驚きが隠せなかった。何故なら、コチラがパワーでおしきることを予測したのか、身体は更に硬化して、手の甲に鋭い刃が突き出ていた。そう、オレの性質を奴は知り尽している。

 

 

互いの拳がぶつかっても、互いに掴んで押し合いになっても、圧倒的にコチラが不利だ。RASには被害はでないものの…………確実にエネルギーが削られていく……

 

 

 

だったら………………!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

…………………………ハァッ!!!!

 

 

 

 

今度は、体色が青紫を基盤とした巨人へと姿を変えた。

 

 

 

 

(なんだこれ………………身体が………………軽い。これなら流石に………………!!!!!)

 

 

 

 

 

 

 

だが、その考えも甘かった。

 

 

 

 

 

ジュゥッ……………………ジュァリィッ!!!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

何と、奴も同じように手の甲の刃をしまい込み、背中から翼?羽?のようなのが突き破っていて、見事にこちらの手の内を読まれていた。

 

 

 

 

 

 

 

やむ無く飛び立って空中で戦うことにした。当然奴も空を飛んでこちらを追いかけるが、パワーも速さも明らかにアイツの方が上だ。徐々に追いつかれている。

 

 

 

仕方が無いので逃げることをやめて、互いに向き合い、光弾を放ったが奴も光弾を放って相殺する、放っては相殺するの繰り返しで、最早勝ち目が薄かった。

 

 

 

 

 

 

 

やはり元々の姿でやり合うしかないのか。コッチが圧倒的に光を強く放てるしな…………なら早速、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

……………………ハァッ!!

 

 

 

 

 

 

ジュゥッ…………ジュァリィッ!!!!

 

 

 

 

 

 

ほぼ同じタイミングで元の姿に戻った二人の巨人はまた、同じように殴りあっていたけど、少しづつ…………ホントに少しづつだけど、ウルトラマンの元気がなくなっている気がする。明らかにガードに徹している。そこにさらに追い打ちをかけるように、

 

 

 

 

 

 

ジュゥアッ……ジュゥアッ………………ジュゥアリィァッ!!!!!

 

 

あの炎魔戦士が、殴り、回し蹴り、最後に飛びつきながら叩きつける大技を繰り出し…………ウルトラマンはその三連撃をもろに受けて、遂に膝をついてしまった……………………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あのウルトラマン特有のカラータイマーが赤く点灯をし始め、高い音を出し始めた。エネルギーの残量が少なくなっている証拠だ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「海音っ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それをハードロック少女こと有村律が、そう叫び走り出している。ウルトラマンに光を届ける為に………………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(クソゥ…………ここまで圧倒的な差をつけられると、流石のオレも無理が過ぎるぜ………………RASと約束したんだけどな……………………だが、それも叶わねぇのか…………)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「海音っ!」

 

 

 

 

 

 

アイツ…………有村か?よせ、来るな…………お前までも死ぬぞ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その時、律のスマホから光が放たれた…………そう、懐中電灯システムを使って光を最大限に出した。そこにあることを気づいた。光が差し込むことで力がわき出ることを…………

 

 

有村の助けもあって、辛うじて立つことができたウルトラマンは両手を重ね合い前へ伸ばし、限界にまで広げ、必殺光線をやつに向けて放った。炎魔戦士は、防御の態勢をとる限り、この技は相当威力があるのだろうと俺は踏んだ。だが、まだ光が足りないのか、奴は見事に防ぎ続けている。

 

 

 

(このままじゃ…………またあの時のようになる……!!頼む…………少しでもいい…………

 

 

 

 

 

 

オレに…………『光』を…………力を!!!!)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

すると、遠くから

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「頑張って…ウルトラマン!!!」

 

 

 

 

 

 

「俺達の光を受け取れ!ウルトラマン!!」

 

 

 

 

 

 

「我々も全力支援する、必ず勝利せよウルトラマン!」

 

 

 

 

 

 

方方から無数のライト…………そして上空からは、複数機のヘリから大きなスポットライトを浴びている……その様子は、どこにも影の入る隙間がないほどに全体を照らされている。

 

 

多くの人々から光を背負ったウルトラマンは、見てわかるとおり先程とは全く違う強い光が撃たれた、人々の光という行為に予想外となった炎魔戦士も流石に防ぎきれずまともに受け、いつの間にか奴が展開していた禍々しい扉に磔にされ、爆発と共に扉は消滅した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

激しい攻防の末の勝利でウルトラマンも、座り込み光をしばらく浴びた後、光の柱の中へ消えていった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ますき

 

「……間近で見ると、すげぇ迫力だ。これを放送してたのか…………」

 

 

 

 

 

 

 

海音

 

 

「チュチュ!!」

 

何とかチュチュ達のもとに戻ることに成功した。その為に、すごい息切れが激しくなってるがな…………まあ、あそこまで3km離れてたしな…………やはり体力的にもボロが出たな。ともかく、無事でよかった………………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

チュチュ

 

 

 

「海音〜!!!!」

 

 

 

チュチュがそう叫ぶと、すぐさま俺に抱きついた。幸い、赤ん坊は親元に返したし、なんの問題は無いが………………それよりも………………RASの皆の視線が……先程とは違う………確実に俺が秘密を背負っていることがバレたかのように。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

いや、確かに隠していたことは事実だが、それが何かにもよるんだよ…………先の赤ん坊のことと言い…………

 

 

 

 

 

 

 

 

ますき

 

 

「海音…………ちゃんと説明してもらうからな……。」

 

 

 

 

 

この話を切り出したのは、やはりますきだ。万一を備え、閻魔刀は懐に隠してるが、今のオレでは引き抜くことは出来ない。これも呪いの類いってやつなのかもしれない。そして、もう言い逃れることの出来なくなったオレは完全に詰んだ。

 

 

 

 

海音

 

 

「…分かってる…………だが、この事はまだ誰にも伝えるな。」

 

 

 

 

 

 

 

レイヤ

 

 

 

「それは良いけど、その話って香凛さん達には言ってるの?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

オレはこの質問につい押し黙ってしまった。伝えてはいる…………だが、満には言っていない。あの出来事がおきなければ、俺が悪魔の力を手に入れてなければ、満とは会ってないからな…………。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

海音

 

 

「オレが海音じゃなくて、もう一つの人物が存在してることは分かってるな…………?」

 

 

 

 

 

 

六花

 

 

「は、はい!もしかして…………それと関係が……?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

海音

 

 

 

 

「聴きたくないならそれでいい……オレは哀れんで欲しい訳じゃないからな。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして、彼女らの前で最強のバンドに専属する最強のマネージャーが……彼の全てを話してくれた…………。

 

 

 

 

 

全ては………………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あの凄惨な悲劇が始まりだった……。

 

 

 

 

 

 




ホントならコレをこれから載せるやつを出そうかと思ったんですけど、先にやってしまったのでもう、一話に丸ごとぶち込んで無理矢理にでも繋げました…………すいません。

ほかのバンドの交流を見たいかな?

  • もちろん!ってかやれ
  • 要らん、早く次の怪獣と戦わせろ
  • ほかのメンバーともイチャイチャしろ
  • 早く満のエピソードを作れ
  • そんなことより吉野家の牛丼食べたい
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