そして、前から出てくる雅紀慧悟……
皆さんはこの名前を聞いてどこか聞き覚えのある人はいますかね。
ククク…………………………
コレで…………ぼくも光の戦士に……!!!
海音
「_____ッ!!!」
夢か…………何だか最近この手の夢を見るようになった。雅紀慧悟…………お前は何故そこまでに光を…………力にこだわる…。
…いかんいかん、今日が退院の日だってのにこんな顔してたら、レイヤ達に不安を煽ることになる。何とか来る前にこの雑念を振り払わなくては…………
オレは急いで現場に向かう為に蒼いコートを羽織って、閻魔刀も手に取って彼らが来ることをひたすらに待った。何で、軽く武装してるかって?
満に…………雅紀慧悟が潜んでる場所に送って貰うためだよ。オレは人を送ることはできても、今の自分ではそれが出来ない。恐らく…………オレの中にいる闇しか出来ないんだろう。
もし、奴がホントに光の巨人になったとしたら…………ホントに地球を守ってくれるのだろうか…………?
ひょっとしたら、オレは必要無いんじゃ…?
レイヤ
「そんな事ないよ、海音は私達にとって、なくちゃいけないんだよ。」
そんな考えに囚われていたら急にレイヤがこっちに声をかけたことで現実に引き戻された。と言うより、さっきのぼやき全部聞いてたんだな…………。そうだ…………やつには光はあっても……オレたちの光とは違う………………アイツには光の中に欲望も混じっていた。そんな奴がウルトラマンと一体化しようとしたところで……無理に決まってる………………身体が持たないぞ……………
香凛
「あのさ、海音…………もし、海音以外の人が光の巨人になったら…………どうなる?」
満
「…………選ばれた人以外が光の戦士になることは無いよ。むしろ、生身の人間には耐えられないよ…」
香凛がそう聞くと、後ろから満がなにか含みのある言い方をしてきた。
満
「さ、こんなジメジメしたのは終わり…!早く外に行こう。」
と、先程と打って変わって明るく優しい顔つきの満になっていた。そうだよね。確かにやっと海音と一緒に音楽を奏でられるのだから、もっと喜んでいいよね。
海音
(満の奴、表情………………無理矢理にでも変えてるな。いずれ……壊れなきゃいいがな…………)
そんなこんなで気になる点はあるものの、無事に病室を後にしたオレに楪から1本のボイスメッセージが来た。
まあ、どうせアイツのことだろうから、変な実験の録画だろうと事務所に戻ってから1人で見ようとした時に、
海音
「…………怪我は無いな……足元をすくわれるとはな、お前らしくない……平気か…?」
レイヤ
「…うん、ありがと…………平気だよ。
それより…………その、手を離した方が……」
さっきからレイの歯切れが悪い。何か顔までハッキリではないが赤くなってた……疑問に思ったオレがふと下を見ると…
あっ……………………
流石にオレも羞恥のあまりに手を離してしまった。
チュチュという女がいながら、オレは何てことを……
転びそうになったレイヤの手を引いて、互いの顔が向き合って、近い状態にあったんだ。
海音
「……悪かった。別にやましい事があってのこれではない。」
レイヤは「ありがと」とだけ伝えた後、何故かレイはオレの体へ手を回し、後ろから抱きしめられてる感じになってしまった。
ホントに……どういう展開だよ…………混乱以外に何があるってんだよ……香凛は遠くから小悪魔的な笑みを見せて見守ってるし、満はどういう訳か香凛に両目を覆われていて疼いている。コレはアレか……………………アレをやれというのか……。
と思った瞬間、
……チュッ……………………………
ますきやチュチュよりも長くされていたのだろう…………
互いの呼吸が乱れている。もう永く味わってない感覚だからすごく疲れた……肉体的にでは無く精神面で…………
レイヤ
「私達も頑張るね。
貴方たちと私達RASが本気でぶつかれるように………。」
と、まさかのレイヤからの宣戦布告。しかもさっきまで顔を紅潮させてたのにすぐ真面目な顔つきでそういった。
六花の奴…………遂に全部話しやがったか………………まあ、これも時間の問題だったからな………………
そう、オレはRASのマネージャーになる以前、
夏那、結莉、香凛、オレと輝、楪に満の計7人でバンド活動をしていた。『EBA』にも出場して殿堂入りも果たしたし、もう…………オレたち『Revival Glitter´s』を超えるやつらはいない…………そう思ってた。
だが、RASとガールズバンドの奴らなら……………………
オレたちをも追い越していくのかもしれん……。
だから…………オレは奴らと………………
海音
「……ああ、本気で来い……オレたちが全力で迎え撃ってやる。」
RASの挑発に乗ってやることにし、満に奴が潜んでいる場所へ空間を通じて送ってもらった。
香凛
「やっぱ海音もどこか…………成長してるのかもね。
RASと出会ってからだいぶ変わった。」
レイヤ
「そう?
確かに……前にあった時よりは丸くなった感じはするけど……」
それは、きっと………………君達に心を許してるんだよ。
現にチュチュちゃんって言う恋人もいる訳だしね。
満
「僕達も行こぅ!!みんなの所に!!」
ボクは楽しそうに女子トークしてる二人をそう呼びかけ、楽しそうに走ってく二人を後ろからボクは優しく見守った。
満
(海音くん、君はきっと………………いや、必ず…………暗黒の世界に落ちたとしても…………君の心の悪魔に囚われてしまったとしても、
ボクは……………………常に君の横を歩き続けるよ…。)
現場に急行した彼を…一人の青年は良き相棒でありたいと強く願った。
もうそろそろ次あたりで海音と慧悟が激突する文面書こうかな。
もし気になるって人はどんどん感想書いても良し、高評価するも良し。
たくさん来ることお待ちしてますね……?