勝つのは光か絶望か。   作:決別・裏切りの罪 レイン&ネガ

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28,修学旅行ってのはこんな修羅もあって修学旅行と呼ぶ(?)

満が覗き行為ってのも変だが、満が寝てる姿を誰も見た事がない。そう、そこがたった一つの違和感だ。気を失うのはしょっちゅうだが、眠ることはない。誰よりも遅くまでやって、誰よりも早く起きる。

 

 

 

 

一睡もしてないというのに、満自身はスッキリしたような顔つきだった。まるで、疲れなど初めからなかったかのように……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

オレは、コレに他意による犯行だと言う可能性がでてきた、いやもうそれしかない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

オレたちが入った男湯は左手で女湯は奥手の方にあった。

 

だが、満が言うには…奥手に男湯だったと言っていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

となると、その一瞬の隙を突いて入れ替えたとしか思えない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

なら誰が?

どうやって?複数人での犯行か?

 

 

 

 

 

考えても謎は増えてく一方だ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

海音…………一体何を考えてるの?

 

確かに満がやってないって信じていないのはわかるけど、

 

 

 

 

 

 

 

いけないいけない、海音がこう言ってるもの、ワタシだって彼を信じるわ。

 

 

 

 

 

チュチュ

 

 

「パレオッ!!例の書類持ってきなさい!!」

 

 

 

 

パレオ

 

「はいっ!ただいまお持ち致します!!」

 

 

 

と、渡された書類へと目をやる。念の為にロックも羽丘だということで彼の監視も兼ねて同行させた………もちろん、脱衣所には複数の監視カメラが設置されていたため、海音や満のような人でない限り完全犯罪は出来ないと言ってもいい…………だけど、書類と映像を見返しても、満しか姿が映っていない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

となれば、満の自作自演か…………それとも………………それ以前から準備を誰かが進めていたということになる。

 

 

 

 

 

 

こんな事言うのもなんだけど…………満って騙されやすいのね……いつも取り仕切っているから大丈夫だろうとは思ってたけど……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「………ったくよ……センコーってあんなのか?

……まあ、出てくる飯は美味かったけどな…!」

 

 

 

 

 

日菜

 

 

「あはは〜!!

ひー君口に物入れすぎ!!まんまリスじゃん!!」

 

 

 

 

紗夜

 

 

「全く…あなたが言えたことじゃないでしょ。」

 

 

 

リサ

 

 

「まあまあ、でもよく見たらホントにリスじゃん!」

 

 

 

 

 

 

 

燐子

 

「はい……なんか…和みます…。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ん?

 

 

『リサ』だけにか?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「……………………………………。」

 

 

 

 

 

 

 

 

この一言で、その場の皆が静まり返ったということは、言うまでもない……………………

 

 

 

 

 

 

 

紗夜

 

 

「今日は災難でしたが、何とか解決して良かったですね。」

 

 

 

 

 

そう彼女はにこやかな表情でこちらを見てくるもんだから、思わず目を背けてしまった。すると、氷川には気づかれてないが、さっきから着信音が鳴り止まない。誰からって………………

 

 

 

ちゆに決まってるだろ。

 

 

 

 

 

えっと……内容は……………………冗談だろ…。

 

 

 

 

 

 

 

『海音っ、寂しい…………』

 

 

 

 

 

『海音……今居場所を探ったら…………何よ…』

 

 

 

『ちょっと海音!!何で女と一緒にいる訳?』

 

 

 

『まさか、ワタシというものがいながら……浮気でもしてるの!?』

 

 

 

 

 

 

『嫌よ、そんなのは認めないわ!!』

 

 

 

 

 

『何か返事しなさいよ!!!』

 

 

 

 

 

『待ってなさい海音……今すぐそっちに向かうわ。』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『ソイツを消してワタシたちも幸せになるのよ…!』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

いかん…………そろそろ本気で乗り込んできそうだったから、すぐさま端末の電源を入れた。

 

 

 

 

 

「別に……Roseliaの奴らがいるだけだ。他意はない……それより、何故オレが一緒にいることを知っている。」

 

 

 

 

 

 

『それは、海音を盗さt…………他の女に取られたくないからよ。』

 

 

 

 

 

 

 

 

「そうか、オレは別にお前一筋だから心配する必要は無い。」

 

 

 

 

 

 

 

 

一瞬、盗撮とも聞こえた気がしたが、あえてそこには触れないでいた。何となくだが、普通の生活ができなくなる危険がある。

 

 

 

『じ、じゃあ!!

 

随時、このワタシに連絡をしなさい!!!いいわね!!?』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

………………オマエはオレの親か?

 

 

 

「分かってる……大人しく、じっとしてろ。」

 

 

 

 

 

 

『……No,problem……もう、そっちに着いたわ……。』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

海音

 

(なるほどな…………そっちに着いた……………………ん?

 

 

 

 

 

 

………………ハァッ!!!?着いた!!?着いてきたのかよ!!)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『大丈夫よ……部屋は別にあるから。ホントなら一緒が良かったけど……』

 

 

 

 

 

いや待て、それはほんとにやめておけ……

こっちは今は氷川がいる。それを見られた暁は…………

 

 

お前らの想像してる通りだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

海音

 

「あんた達はもう、寝ておきな……明日も早い。オレが起こしてやっても構わんが……………………いや……なんでもない。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

二人はやはりその辺は素直だ。すぐさま布団に入ってった。驚いたことに燐子は生徒会の仕事で忙しかったためか、すぐ寝てしまった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

海音

 

 

(…………満……やはり、アレは…………お前がやった訳じゃないんだよな…?)

 

 

 

 

 

そんな疑念を残してオレは眠りについた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あ、海音寝たわね。

 

 

 

 

チュチュ

 

 

「…………?あの光は…………それにあそこって……」

 

 

 

 

 

 

ある一室だけ妙な光が点っていた。しかも、海音とは別の部屋に……………………

 

 

 

 

しかし、次の瞬間光は消えてしまって真っ暗闇が覆われた。

 

 

その時に謎の違和感を察知した。

 

 

 

 

 

チュチュ

 

(Wait……何?この感じ…………今までのと全然違う…………この計り知れないDarkness…………)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

フゥアアアアアアアアアアアアアンンンッ!!!

 

 

 

 

誰も知らないところで、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『奴』は目覚めつつあった…………。

 

 

 

 




やれやれ…………満君…………可哀想だね……

まあ、その真相は満編で全て明かすつもりです。
楽しみにしててください。




最後に現れた影…………正体を分かってる人はいるんでしょうか……



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