勝つのは光か絶望か。   作:決別・裏切りの罪 レイン&ネガ

32 / 71
最大の宿敵の前の敗北…………それぞれの葛藤の中、子供達の力でティガは光を宿した『グリッターティガ』となり完全復活。





勝つのは、闇か…………光か…………


32,RASとの想いは、永遠に/『輝ける者たちへ』

邪神の前に、光の戦士………………

 

コレは…………夢だろうか…………夢ならば醒めないでくれ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

両手を広げ、光を集中させた拳を放つと、邪神とは距離が開いているというのに、光の力がその壁さえも破壊していった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

フゥアアアアアアアアアアアアアンンンッ!!!!?

 

 

高い鳴き声をあげ、吹き飛ばされた邪神は全長を目測だけでも100はゆうに越してて、とてつもない巨大な存在だった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一方、彼らはというと…………

 

 

 

『ハァッ!!!!』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

彼らもまたティガと一つになり、一丸となって邪神にひたすら攻撃していた。彼らの光が彼自身を強くしたのだ。

 

 

 

 

 

 

チュチュ

 

 

『ワタシも…………光に…』

 

 

 

 

レイヤ

 

 

『海音…………やっぱり…私達のこと…』

 

 

 

 

パレオ

 

『素晴らしいです…コレが我々のホントの強さなのですね!!』

 

 

 

 

 

ますき

 

 

『やべぇ…………さっきから力が漲るぜ。今なら、あいつを倒せるかもしれねぇ……』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

六花

 

 

『かもしれないじゃダメなんです………倒さなきゃダメなんやっ!!!!!』

 

 

 

 

彼女らもまた、彼の一部となっていた。目の前の邪神を打ち勝つべく、彼は自らこの道を選んだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

再び両手を広げ、今度は蹴りの二連撃を繰り出し、先程まで一方的に追い詰めていた邪神が、いまは打って変わってこちらが押している。

 

 

 

 

 

 

 

多くの光を受けたのか、邪神は動けずにいる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

子供達が必殺光線の構えをとり、私達も見よう見まねでやると、ティガはそれにつられ腰と腕を引き、両手を前へ突き出し、広げることで光を、さらなる光を集約させる。どうやら我々の動きに合わせているのだ。そして、腕をL字に組み全力の『ゼペリオン光線』を放った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

フゥアアアアアアアアアアアアアンンンッ!!!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ハァッ!!!!

 

 

邪神は爆発と共に鳴き声をあげ、その様子から、大きなダメージを与えたことがみうけられる。さらに、腕を額の上から交差させ、肩まで降りた後、両腕をカラータイマーに合わせた。すると、カラータイマーから虹色に輝く光の波動が邪神に直撃。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

フゥァァァアアオオオオオオォンッ!!!!!!!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

邪神は歪んだ鳴き声と、大気中の爆破で、消え去った。

 

 

 

 

それと同時に、空を覆っていた闇が消え去り、明るい青空が広がる。

 

 

 

ティガはやがて光の粒子となり散っていくのであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一度は滅ぼされた人類。光の巨人すらも倒してしまった暗黒の支配者。しかし、最後まで希望捨てることのなかった子供達…………そして、最後まで生きることを辞めなかった人類の勝利だ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

チュチュ

 

 

 

「海音っ!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私達の呼び掛けに応じたのはやはり彼だった。手には、石になったスパークレンスを持っていた。

 

 

 

 

 

 

 

ますき

 

 

「おい、それって………………」

 

 

 

ますきがそう心配そうに問いかけるも、彼はこう言った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

海音

 

 

「ティガは役目を果たしたんだ。コレからは俺たちが未来を切り開いていくって…………それを、ティガは最後まで見届けてくれたんだ。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

六花

 

「でも、海音さんの心の中にはまだ……」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

海音

 

 

 

()()()()()だ。

 

 

 

 

 

 

 

 

()()()()()()()()()なんかじゃない。』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そう力強く答える彼に、これ以上何かを言うことは出来なかった。

 

 

 

 

 

 

 

ますき

 

 

「そうだ!みんなで写真撮ろうぜ!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ますきの一言でみんなは乗り気だった。かく言うオレもこの思い出をなくしたくなかったため、ますきの提案に乗ることにした。

最終日の修学旅行……色々あったが、コレでもう終わりなのだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

満が、カメラを持ってこっちを見ている。RASとオレのみんなで愛する街をバックに六人全員横に並んだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

チュチュ

 

 

「海音、もしまたMonsterが来たらどうするつもりよ。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

海音

 

 

「そうなったら、『(アイツ)』が何とかやってくれるはずさ…」

 

 

 

 

 

そう心配そうに問いかける彼女に、オレは笑ってそう答えた。すると、ちゆも不安が完全に抜けたのか、みんなのよく知るチュチュらしい振る舞いをした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

チュチュ

 

 

「さぁ、満!!ワタシたちのこのperfectな記録を、そのpictureに残しなさい!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「はーい、ちーゆ!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そのシャッターの音と共に、オレと彼女達の歴史が刻まれていった。

その瞳に映る光は皆輝いていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

例え、どんな闇に覆われたとしても

 

 

 

 

光さえあれば、無限の可能性をつなげることができる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

決して光を失っても

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『光を消し去ることは出来ない』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この思いが、遠い誰かに届くように、オレは人間として生きてゆくことを決意した。

 

 

 




ここまで見てくれてありがとうです。コレで海音ルートは一旦終了です。アンケートの途中経過だけど、なんか結婚生活も載せろってあったので、それを番外編として書いていこうと思います。コレからは、満のエピソードを書いていこうと思います。満の方は、ホントに浮き沈みも激しい上、戦闘描写も海音以上にザックリしてますし、出てくる怪獣もそこまでいないです。日常がほとんどです。それでも良ければ是非とも満ルートの方も読んでみてください。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。