良いですか?
ちゃんと警告しましたからね。
33,それからのRAS
邪神 『ガタノゾーア』を倒し、世界に平和を取り戻したオレは、ちゆと本格的に結ばれていき、晴れて二人は夫婦になった。初めは慣れない生活にチュチュはパレオに任せっきりな面も多かったが、最終的には自分でやるようになったので安心した。今でも、RASとの交流はつづいており、こうしてパーティに招待されることも。
ますき
「にしても、チュチュ…おまえ……デカくなっても可愛いな。」
チュチュ
「うっ、うるさいわね!!」
六花
「きっと海音さんのお陰で、成長出来たんですよ!!」
チュチュ
「誤解を招くからやめてちょうだい!!」
海音
「……何がだ。何が誤解なんだ。」
と、振り返るとそこには、たくさんの血が付いた海音が立っていた。
レイヤ
「ちょっと海音!!いきなりビックリするよ!どうしてこんなに血だらけなの。」
海音
「……血…?なんの話だ。」
だって血がたくさん……Wait……血の匂いが無い…という事は、
チュチュ
「海音っ!!!
このわたしを騙すなんて…!!」
チュチュは身体をプルプル震わせて怒りを表してた。
海音
「いや別に、驚かそうと思っただけなんだが……」
そう言うと、彼は困った感じに頭を掻き始めた。ホントに、ヒヤッとしたわよ。
パレオ
「流石です!!演技も料理も1級品ですね!!」
海音
「……一級品……そうか、そう感じるか。」
チュチュ
「ムッ…………」
何故だろう、海音が他の女に目を向けると、不思議とこちらの胸が痛くなる。ワタシの方が海音をわかってるのに…!他の女に海音を盗られる気がしてならなかった。
チュチュ
「海音っ!!テラスに出るわよッ!!!」
海音はわかったの簡単な返事で着いてきた。もとい、連行した私は…………
チュチュ
「海音…アンタはワタシと繋がってるの、その自覚はあるの?」
海音
「勿論だ。そうでなけりゃ、こうしてお前の隣には居ない。」
チュチュ
「それは分かってるわ。でも、少しはワタシにも目を向けなさいよ!!」
……このセリフを聞いたのは、もう何度目だろうな。最初に出会ったちゆはホントに小生意気で、我儘で融通の効かん奴だったが、今じゃすっかり仲間を思いやることが出来る、そんな女になった。Roseliaに対しても、Poppin’Partyに対しても高圧的態度は変わらないものの、どこか挑戦的な視線も感じられるようになった。怪獣の出会いを通じて変わったんだろうが………………なによりも…
それもこれも、全て『満』のおかげだ。ホントにアイツには感謝しても足りない位だ。
さて、テラスから眺める夜景はほんとにキレイだ。今まで倒した怪獣を忘れてしまいそうなほどに……だが、それ以上に……風になびかれ髪が揺れるその間に映ったチュチュのオレを見つめる姿が、どの花よりも可憐で美しかった。その大人になったちゆの瞳にオレは夢中になっていた。
チュチュ
「……Don't look …………恥ずかしいわ…………」/////
と、あまりにも見つめてたものだから、彼女は顔を赤く染めあげ明日の方へ向いてしまった。だが、どんなちゆだろうともキレイさ…………それだけは断言出来る。
チュチュ
「愛してるわ…………海音…これまでも、これからも……私のそばにいなさい!!」
海音
「……当然のことを言わせるな、オレはRASがいて、チュチュがいて、そしてオレがいる。お前らを更に輝かせてやる。」
そして、暗い月夜の下で………………
二人は永遠の愛を誓い合った。
パレオ
「みなさん、しばらくそっとしてあげましょう!」
ますき
「ああ、海音の奴…ついに男を見せたか。」
レイヤ
「何言ってんのますき。海音は最初からそうだったでしょ。」
六花
「は、ハワァァア…!!お二人とも…素敵です。」
その様子を遠くから生あたたかい目で見守るRASであった。
番外編ってのはどうしても、こう…………キャラが崩れやすいのですが、コレでも頑張った方なので、許してくだせぇ。