勝つのは光か絶望か。   作:決別・裏切りの罪 レイン&ネガ

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4,鳥籠の歌姫と光を継ぐ者

…………

 

 

 

 

 

今、うちの目の前に、怪獣と巨人が戦っている。知り合いに聞いただけやけど、コレが………………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ジュアッ!!!ハァッ!!!

 

 

 

巨人は怪獣達の猛攻もなんのその、軽く弾きのけ、蹴りやパンチを入れていく。

 

 

 

(…チィ…………羽を広げて飛びまわりやがって…目障りだ。)

 

 

光の戦士は空飛ぶ怪獣に対し、回し蹴りだけで墜とした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(奴はもう立つのがやっとだ…ここでキメてやる!!!)

 

 

 

 

…ッハァァァァァァァァァ!!!!!!

 

 

 

 

 

 

古代怪獣一体は地中に潜り姿を消したが、巨人は突き出した両腕を左右に広げ、光を集中させた光線を放ち、古代怪獣メルバを撃破した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(古代怪獣………………そして、古代から存在する戦士……………………何やら嫌な予感しかしないな。)

 

 

 

 

 

 

怪獣を倒した巨人は、役目を終えたかのように空の彼方へと飛んで行った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私は、チュチュさんのいる場所にまでたどり着けたけど、あの巨人…………ウチの方見てたけど…どないしたんやろうな。

 

 

 

 

 

 

 

 

海音

 

 

「オマエら…!ここに居たのか。無事…………む、パレオ…………クソッ…」

 

 

と、海音さんが無事に合流出来た。服装も若干乱れ、息も上がっていることから走って追いかけたのだろう。

 

 

 

とにかく無事でよかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アレから数日、オレは弥助の援助を下に、スタジオを速攻で建て直し、パレオの治療には満が回ってくれたお陰で予定より早く動ける。感謝しても足りないくらいに満には世話になってる。

 

 

 

 

そんな俺は今、ライブスタジオ『GALAXY』に来ている。理由?そんなモノ分からん。ただ、あの六花のことだ。バンドのことを聞くんだろうな。念の為にも、刀をコートの背に隠して訪れた。

 

 

そこまでする必要は無いかもしれんが、念には念を……だな……

 

 

 

 

 

 

 

 

扉を開けると、案の定…六花がスタッフとなって、働いていた。こんな歳に仕事って………………凄いな……。

 

 

 

 

 

 

六花

 

「…あ、海音さんっ!!来てくれたんですね。良かったぁ……急にお呼び立てしてごめんなさい!!」

 

 

 

 

 

ものすごく必死になって謝ってる。別にそこまでしなくとも、理由さえ答えてくれるなら、しつこく言ってきたりなんかはしない。

 

 

 

 

 

 

 

 

海音

 

 

「来たはいいけど、何のために……?」

 

 

 

 

 

 

 

 

六花

 

 

「あの、その…………いつもRASの指導してくれてるので、是非お礼がしたくて……」

 

 

 

…………ああ、あのことか………………気にする必要なんてないけどな。

 

 

海音

「礼をしたいのなら、音で返してもらう。」

 

 

と、無愛想な彼なりの対価を求めてきた。

ウチはそれが堪らなく嬉しい。

 

 

 

 

 

 

 

 

パレオ

 

 

「スゴいです!!たった一回の演奏で一冊分を纏めてくださったんですか!!」

 

 

オレは別にみんなの気になる所をまとめあげただけの事…………そんな大掛かりなことを背負った覚えはない。

 

 

 

 

 

ますき

 

 

「にしても、すげーな。ここまでわかりやすく書いてくれてよ…………辛くねえのか?」

 

 

 

 

 

……………………そんな台詞は聞きたいとは思わん。別にあんた達を憐れむほどに、そこまで俺も落ちぶれちゃいない…………だが、今答える訳にはいかない。

 

 

 

 

海音

 

 

「…………辛いなんて思ってたら、今更ここには居ない。オマエらが幸せだから、俺がある。」

 

 

 

ますき

 

「お、おう…………そうか。よくそんなセリフ言えたもんだぜ。」

 

 

 

 

 

 

 

…………?

 

佐藤は、何をどういった意図でそんなことを…………それに、よく見たら少し頬を赤くして俯いてる……ますますらしくない……。

 

 

 

 

 

チュチュ

 

 

「これなら…………Roseliaに…勝てる!!!」

 

 

 

 

はい?Rosa...何だって?一体なんの事だ?

 

 

 

 

 

 

チュチュ

 

「Roseliaは湊友希那率いるガールズバンドよ。私達はそのRoseliaをぶっ潰して、ガールズバンドの新たな時代の幕開けとなるのよ!!!」

 

 

 

 

 

 

……湊友希那…………Roselia………………

 

 

あああ…………思い出した。満が弦巻のバンドと一緒に面倒見てたんだった。確かに、アイツらの実力は決して低いものでは無い。だが、決定的な何かが足りない…………その答えはオレと満はもう知ってはいるが、アイツらの成長の為にも答えてはならない。

 

 

 

 

 

 

 

パレオ

 

 

「と言うか、もうコチラにいらしてますよ?」

 

 

 

 

 

 

 

チュチュ・海音

 

「What!!?(何だと!!)」

 

 

噂のRoseliaがもう近くにいるってのかよ。にしたってチュチュのリアクションが中々にオーバーよ。もう少し控えたりできないものかねえ。

 

 

 

 

チュチュ

 

「……湊友希那……」

 

 

 

 

 

 

「あら、貴方は……」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

なんと、ココであのRoseliaのメンバーが勢揃いし、ここを通り掛かったのだ。それについても驚きだけど、何だかコイツらって仲悪いのか?明らかな敵意向いてるけど………………

 

 

チュチュ

 

 

「あなた達……FWFに出るつもりね?」

 

 

 

 

 

「ええ……私達はその為に練習をしているもの。目指すは頂点………………それ以外に無いわ。」

 

 

 

 

なるほど…………この凛とした銀髪少女が、例の湊友希那ねぇ………………確かに弥助の言う通り、実力はとても高く、最高の本格バンドと言われていたが、これも納得がいくね。

なんて事を遠くから眺めてたら………………

 

 

 

 

 

 

「ところで、後ろの彼もあなた達のバンドメンバーかしら?」

 

 

 

 

 

…………まさか気づいてたなんてな…こうなったからにはもう逃げられん。俺は諦めて姿を表した。

 

 

 

 

 

海音

 

 

「…………感がいいんですね。」

 

 

 

どうして、氷川がいるんだよ!それによく見たらあの今井までもいるじゃねえかよ…とことんついてねえよ。

 

 

海音

 

 

「オレは、コイツらの管理をしてる、海音だ。」

 

 

 

「そう、貴方が…………それと、これを落としてたわよ?」

 

 

 

そういうと、彼女はオレに青い石を渡してきた。

その瞬間だった。

 

 

 

 

 

海音

 

(………ッ!!!!)

 

 

 

 

『来るな……化け物!!殺さないでくれ!!!』

 

 

 

ヤメロ………………!

 

何故だ…………震えが止まらない…頭も痛くなりやがる………………ただ落とした物を渡してきただけなのに………………手を差し出してるだけなのに、どうしても重なってしまう…………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『何であんた生きてんの?ほんと最悪…死んでよね。』

 

 

 

 

 

 

『あっち行ってよ………気持ち悪い……』

 

 

 

…ヤメテクレヨ……………………!!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

「「……ヒィッ!!!」」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

チュチュ

 

 

「止めなさい!!!」

 

 

 

 

パレオ

 

 

「海音さん、すごい汗ですよ…?」

 

 

 

 

オレ………………は…………何を…………

パレオに寄られていて…………そうか、

彼女の声で正気に戻った。気が付けば、オレはいつの間にか怯えている彼女達に暗黒の闘志が勝手に…………

 

 

 

 

 

オレは、なんてことをしていたんだろう…………

 

 

 

紗夜

 

「貴方…………先程から見せるその態度と言い、その手元の刀と言い………………」

 

 

 

 

 

 

 

友季那

 

 

「……大丈夫?」

 

 

 

と、彼女はオレに近づいてくる……それに連れてオレは後ろへと下がる…無礼と分かってはいても汗は止まらないし呼吸もおかしくなり始めている。

 

 

…………ヤメロ…………クルナ……!!

 

 

 

 

 

 

 

そんな時だった…………

 

 

 

 

 

 

 

チュチュ

 

「んなっ!!!?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

オレは今……………………何が起きている。

オレは……友希那に抱き締められていた。

オレは勿論、RoseliaやRASまでもが驚いてたり顔を赤くしていたりする。

 

 

 

 

 

 

 

友希那

 

「大丈夫よ……ここに居る私達は…………貴方を…………少なくとも否定したりなんてしないわ…………安心してちょうだい。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

海音

 

 

「ア………………ガ…………」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「海音君!!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

…………………………満?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「…………海音君…………やっぱり…………完全には制御が……」

 

 

 

 

 

レイヤ

 

「制御?海音君?………………君、海音の知り合い?」

 

 

 

 

 

 

海音

 

 

「満……まさか、お前がこころのところだけじゃなく、そっちにもついてたなんてな……」

 

 

 

 

 

 

「ははは…………まあ、海音の事は僕に任せて、今日は……もう解散した方がいいよ。」

 

 

 

 

 

 

友希那

 

「分かったわ……それじゃぁまた……」

 

 

 

 

言い残すと早々に行ってしまった。だが、友希那の与えてくれたあの感覚…………思い出せないが、知っている。この温もりを…………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

六花

 

 

「あ、あの……海音さん……大丈夫ですか?もし、優れないようでしたら……ウチに来てください!!!」

 

 

 

 

六花…………そうだな…………ココのところ全然張り詰めてばかりだ…………クソ、アイツがここに戻って来てからずっとこの調子だ。

 

 

 

 

 

 

 

 

「海音君…………やっぱり…………ここに来てから変だよ。どこか調子が…………」

 

 

海音

 

 

「……弥助のとこには今日は戻らない…………。そう伝えてくれ……」

 

 

 

 

その時に満は六花に近づき、

 

 

 

 

 

「………………六花ちゃん…………海音君…お願いするよ。」

 

 

 

 

六花

 

「ええ!?はい…………」

 

 

 

 

 

そう言うと、彼も暗い夜道の方へ歩いていき、姿を消して行った。この場には、RASの皆さんと海音さんだけだ…ダメだ…………緊張する…。そんな時に海音さんは口を開いた。

 

 

 

 

海音

 

 

「六花……今日は…………お前の家に立ち寄らせてくれ……」

 

 

そう頭を深く下げた…。一瞬…………私は何を言ってるのかわからなかった……それはRASの皆さんも同じかもしれない…………それはもちろん男性の方が来てくれるのは滅多にないことですし、それも同じ歳頃の海音さんなら尚更、意識してしょうがないです……。

 

 

…………にしても、さっきの海音さん…………少しだけでしたけどRoseliaさんに敵意というか…………殺気が立っていて怖かったです。まるであの人達を殺さんとばかりに………………

 

 

 

 

 

それも、海音なのか分からないくらいに負の感情が、彼を包んで支配していた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

友希那

 

「…………あの子…………何だか不思議な感じがしたわ。」

 

 

 

 

リサ

 

 

「ホントホント!!でも、何か……あたし達を凄い警戒してたよね……すっごく睨んでたし…」

 

 

 

 

 

紗夜

 

 

「ほんとにアレが海音さんでしょうか…………土にも違和感を感じますが…しかもあの刀をどこから…………」

 

 

あこ

 

 

「あれって、あこ達に向けられてたのかな…りんりんと同じような……」

 

 

 

 

 

燐子

 

 

「きっと………………アレは、私達のことを…………本気で怖がってましたし、あの刀………………とてつもないものを感じるんです。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

リサ

 

 

「にしても友希那〜♪あんな風に男子を口説くってやるじゃん!!」

 

 

 

 

 

友希那

 

 

「そんなんじゃないわ…………ただ、あの子………私達以上のものを背負っているみたいね…………。」

 

 

 

 

 

 

と、彼女は先に歩いていった。

リサは友希那を除いた4人でこう話し合った。

 

 

 

 

 

リサ

 

 

「ねえ、あの子…………どう思う?」

 

 

あこ

 

「あの海音さんですか?あこ達も気づけなかったのに、友希那さん、なんで分かったんだろ……」

 

 

燐子

 

 

「それに、私たちに凄い警戒してたのに、湊さんだけは普通だったから…きっと不思議な力が伝わったんじゃないかな…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

紗夜

 

 

 

 

「では、それを促した彼は一体…………何者?」

 

 

 

 

リサ

 

 

「友希那もその年頃なんだよ〜♪」

 

 

 

 

 

それが聞こえてたのか、やめてよと聞こえたのだ。

 

 

 

 

 

 

友希那

 

 

(彼のあの瞳………………何故かあの時の私を彷彿とさせるようで、放ってはおけない…………それに、彼自身も気づいてるだろうあの黒い感じ…………彼は………………私達と同じように苦しんでた………………)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

海音

 

 

 

(湊友希那…………他人が近づく事でさえも俺を見下げるようで嫌だったのに、アイツだけはどういう訳か普通だった…………何も感じない…………これは…………俺が異常なだけなのか?それとも、アイツに特別な力が備わってるというのか……)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

二人

 

(彼[アイツ]は何者[なんだ]なのかしら?)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

互いに同じ疑問を抱きながらよるべき所へ帰ったのだ………………

 

 

 




ダメだ…………ウルトラマンのストーリー……よく思い出せない…………ほんとに特撮好きとは思えない構図かもしれない…………

ほかのバンドの交流を見たいかな?

  • もちろん!ってかやれ
  • 要らん、早く次の怪獣と戦わせろ
  • ほかのメンバーともイチャイチャしろ
  • 早く満のエピソードを作れ
  • そんなことより吉野家の牛丼食べたい
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