おい、見ろよ。
お面なんかもってきて何しようってんだよ。
文化祭の気分なんだよ。今日だし……。
しかもあのお面ってあの巨人の顔じゃねえかよ!!
…………確かに、ボクは巷で大人気のウルトラマンティガのお面をバッグにつけてる。それも、お祭りに置いてあるようなものではなく、目の所の穴はなく、完全に見えない。一から彫刻して、実物のように色付けしたから………………
子供たちもお面をつけてはゼペリオン光線の構えをとっては、相手はうぎゃーなんて叫びながら倒れ伏す。それを親御さんは微笑ましく見守っていた。
確かに、ボクもヒーローに憧れているのは間違いない。しかし、理由は別にある。この醜い素顔を見せたくなかったから。今日の文化祭は外の交流も含めて屋外でお店を構えるそうだ。きっと、学園長直々の計らいだろう。全く、あの人はいつまでも心配性なんだから………………そこまで気を回さなくたって、誰にも素顔を晒すつもりはないのに……
だけど、いまは少しだけ有難い。ガールズバンドのみんなもきっと来るだろうから、少しでも心配してくれる人がいるだけで心強い。それに、なにか面倒事も起きそうだし………
って言ってる側から上原先輩達来ちゃってるし、因みに、お店は三つだして商店街と学校付近に配置されてる。ボクはそこの商店街エリアに就くことになりました、はい。クラスメイトもボクを気遣ってくれたりでもう言うことは無い。やれる限りの事をやり抜くだけ。
______さて、ボクもそろそろ出陣しますか!!
満
「………………………………。」
開始早々問題発生。
案の定、ガールズバンドのみんなが来てた。そして、その全員が、僕の出番を待っていた。いや、今ボクバックヤードの方で後片付けなんかやってたんですけど、いつの間にか彼女達が仮面を付けた少年のメニューがとても素晴らしいという噂を一般のお客様があげたのだろう。ここでは、『D』の名前で通してもらってる。
……それを聞き付けたみんながボクを指名してくるものだから、流石に疲れる。
だって、他の店舗にはあまり客入りが少ないんだよ?
さらに言えば、彼女達は全員、ボクを指名しては長時間独占するものだから、他のお客様のオーダーがとれない。
あ、因みにボクらがやってるのは指名をされた店員が例えば、『一緒にフライアウェイな食べさせ合いコース』を注文すれば、そのコースに合わせたセリフを言って、お客さんの口にメニューを運ぶって言う、所謂メイド喫茶みたいな感じだと思ってくれて構いません。
と、呼ばれたので行ってきます。
満(D)
「…お待たせしました、ご注文をお伺いさせてもらいます。」
彩
「それじゃあ、この『あなたの従順執事コース』!!」
満(D)
「かしこまりました。それでは、お嬢様…何なりと。」
コースを堪能した丸山先輩はいつも以上に幸せそうな顔をしていて、こちらとしても嬉しい。
と、次の指名だ。行かなきゃ……………………
ちょっと待ってください…帰っていいっすか?
何で紗夜先輩がいるんですかねぇ……待って怖いんだけど……丸山先輩を相手してた間ずっと睨まれてたんだけど……待って?そういうやましいのじゃないんですだからそんな怖い顔しないで〜?ボクじゃなかったら確実に押しつぶされちゃうよ。急いで向かう。機嫌を損ねてしまってはコッチにも影響が出てしまう。
満(D)
「ど、どうかなさいました?」
紗夜
「先程から、随分と楽しそうでしたね。」
恐る恐る聞くとそう短く答えた。そして、こう思った。
満
(コレ完全に激おこですやん〜!!!!!セリフ自体は淡々としてるけど、そこに怒気を感じるんですけどぉぉぉ!!!!)
紗夜
「コレはもう、『徹底折檻☆いじめ放題コース』を注文しなくてはなりませんね。」
いや、待って!!その裏メニューだけはっ!!!待ってください!!お願いします!!!!!助けて!!助けてください!ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ッッッ!!!!!!!
紗夜
「覚悟して下さいね♪」
いや凄いいい笑顔、でも今はそれが物凄い怖いっす。
満(D)
「コレでどうか、気を紛らわせてくださいね。」
けど、引き込まれないようにボクは彼女の手にキスをした。
紗夜
「な、な、な、何をしてるのですか!!!」
そう言って顔を赤く染める先輩も中々絵になる。
紗夜
「もっとキツいお仕置きが必要ですね。フフ、楽しみです。」
Oh……………………なんてこったい。さらに火に油を注いじゃったぜ。まあ、種を巻いたのはボクだ。甘んじて受けようか。
一通り氷川先輩に
はぁあああああ〜〜…………疲れたァァァ!!!
何を呟いてたって?
…………それは想像に任せるよ。書いたら間違いなく指定されること不可避だからさ…………
そんなこんなで、ハチャメチャな文化祭はやっと終わった。何でお前だけ女子に囲まれてんだよって?知らない。僕にはわかんないよ。
いや、嬉しいには嬉しいんだ。ボクを指名してくれるし、褒めてくれるし……でもね?
それにしたって限度ってものがあるんですよ。千聖先輩は小悪魔の微笑みで顔を近づけてくるんだもん。アイドルってこと、分かってます?
あとは上原先輩にはレシピを教えてもらおうと頼み込んでるし、別にそこまで懇願しなくたって教えてあげるのに…
でも、ガールズバンドのみんなもそうですが、特に羽沢先輩に氷川先輩、大和先輩と松原先輩そして、朝日先輩が恥ずかしそうにして、甘えてきましたね…………………………………………朝日先輩ッ!!??
あぃえええええ!!!朝日っ!!!??朝日なんで!!!?
どっから聞いたの…………あ、そう言えば朝日先輩も羽丘の生徒でした…………なんてこったい。
朝日
「あ、あの……今日はこんな素敵なイベント…ありがとうございました!!」
満
「ああ、いえ、みんなが満足してもらったなら何よりです。」
閉店時間までボクはみんなの相手をさせられ、正直言えば疲れた…でも、彼女達の幸せそうな顔を見れただけで、満足…なのかな。
あれ、なんだろう…………感謝されると…すごく……心が……………………痛い…
怖い…………感謝されてから…ボクの素顔を知られた時のみんなが、ボクに恐怖するのだけは…………嫌だ。
だからボクは……君達とは……………………
今日はAfterglowの練習の日だった。でも、以前と違うところがある。
蘭
「………………………」
満
「………………………………」
会話が無くなった。話しかけようにも話を被せてくる。まるで、私たちを避けてるように…………前までは笑ってる姿がほとんどだったのに、今じゃそれがぱったり無くなった。笑顔を見せるもそれは空元気のように見えてしまう。それは他のバンドの時もそうで、一切笑顔を見せなくなった。今はお面を被って悟られないようにしてるかもだけど…………
モカ
「ねぇー、何かあったの?」
練習終わりに、モカちゃんがふとそんなことを聞いてきた。満くんは「平気です。」と機械的に返した。私達はそれが心配でならなかった。そういう人に限って大丈夫じゃないことは、誰もがわかってる。
満
「_____________ッ!!!!!」
彼は心臓の痛みに耐えきれずついに膝を着いてしまう。それを不審に思った蘭が、
蘭
「ねぇ、何かあったの?さっきから様子が変だけど……」
巴
「まさかいじめられてんじゃないよな。」
満
「違います…!」
本気で心配そうに近づく。彼女達は何も悪くはないんだ………………悪いのは…………彼女達の意思は悪意がないに関わらず、過去のしがらみに囚われ、恐怖して精神病を患ってるボクがいけないんだ。
そう、
弱いボクがいけないんだよ………………。
あたりはもう陽は沈みかけてる。彼と別れたAfterglowのみんなだが、
ひまり
「ねぇ、どう思う?」
巴
「ああ、絶対に隠してる…」
蘭
「お面をかけて表情を無理やり変えてるのはわかるけど、何があったんだろう…………」
モカ
「ならさぁ〜、追いかけてみようよぅ〜。」
つぐみ
「モカちゃん?」
モカ
「て言うか、追わないとダメな気がするんだよねぇ……」
いつものモカじゃなくいつになく真剣な眼差しだった。こういった時のモカに従うのが正解だ。
モカ
「それじゃあ、行ってみよ〜。」
彼と別れてからさほど離れていないはずなのにもう彼の姿が見えない。というか、どこを探しても見当たらないため、今日は大人しく帰ることにした。それを、彼は建物の影から見据えていた。
さっきから感じる殺気が日に日に強まってる気がする。もう近くに潜んでるかのように…………考えても仕方ないから、学校には行くけどね………………
満
「………え、」
着いたその先の光景は、
満
「ねぇ、どうしたの?起きてよ……ねぇ!!」
いくら呼びかけようとも、その返事が来ることは無かった。
「…………………………」
無惨にも殺された生徒、抵抗も虚しくやられてしまった教員たち、石田さんに葵さん、菜那子さんと琴里さんまでもが赤い鮮血を垂れ流して死んでいた。でも、どれもこれも、事故死では無く誰かに傷つけられたような跡が残っている。そして、ボクの前に…………あの女が立っていた。間違いなくアイツがみんなを殺したんだ。
「ほら、邪魔な奴らは片付けたわ…早く戻ってきなさい。」
ダメだ……もう、何も聞こえない…………………………
もう……………………耐えられない……
満
「ウウウウウウゥウウウオオオオオオオオォア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ッッッッッ!!!!!!!!」
激しい悲しみと憎しみ、怒りが限界を超えた彼は、日本人形のような和装の姿では無く、赤と黒の交互に別れた正しくピエロみたいな……いや、ピエロにも見えるし、胸に禍々しい紫に輝くカラータイマーをもち、いつものような優しい瞳はなく、憎悪に満ちた目をした赤と黒の戦士の姿に変わった。左眼は黒く、右眼は赤い瞳を持ち、どちらにも八の字に溝が掘られている。黄色い髪も今や青白く、穏やかな笑顔は消え、完全に無表情だった。まるで、誰かの操り人形のように…………そこからは一瞬だった。
あの女の姿は消え、残ったのは黒い左頬から黒い涙、赤い右頬から赤い涙が流れていた。
満(?)
『フフフッ……………………ハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハア゙ア゙ア゙ア゙ッ!!!!!』
いつの間にか、
ねえ、ヒロイン誰が良い?教えてちょうだい。あとね、高評価押してってね!!約束だよ。
特撮ヒーローが大好きなら尚更!!
……後投票するにしても、どのキャラを希望するのか具体的に書いてね…分かんないから。
ヒロインは誰がいい?
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山吹沙綾
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美竹蘭
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上原ひまり
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羽沢つぐみ
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丸山彩
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大和麻弥
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若宮イヴ
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湊友希那
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氷川紗夜
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今井リサ
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白金燐子
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瀬田薫
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松原花音
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奥沢美咲
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倉田ましろ
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二葉つくし
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桐ヶ谷透子
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朝日六花
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バンド毎のルート制作希望す
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その他のキャラ(必ずコメントすること。)