食堂に着いたけど、周りの生徒の様子がおかしい。みんなで食卓を囲んでること自体問題ではない……
『満さんだけ』が、一人で静かに食事を進めている。誰も彼に近づこうとせずに………………確か、満さんの班は…………
紗夜
「満さん、隣……失礼します。大和さんと松原さんも一緒に。」
そうして、三人は隣に座った瞬間周りの視線が集まった。一体何があったのかしら……そして、気づけば……満さんは人知れずして姿を消していました。
海音
「…………………………。」
その様子を鬼龍さんは遠巻きに見ていました。
紗夜
「あの、何かありましたか?」
花音
「あ、あのね…満くんが、覗いたって……」
………………………………え?
パスパレやAfterglowに私達のことを助けてくれた、あの満さんが…?見ず知らずの通りすがりの人までも必死になって助けた満さんが…………
紗夜
「何かの間違いでは?満さんがそんなことをするとは…」
麻弥
「はい、ジブンもそう思ったんですけど……現場にいたって皆さん口を揃えて言ってますし……」
輝
「なあ、どう思ってる…この件は……」
海音
「……決まってる……アイツは紛れもなく被害者だ。奴らの犯行の瞬間も抑えてる。それなのに…………」
輝
「先生の奴らは全く信用してねぇな…………こうなったら……どうすんだよ。」
オレは、電話を在る人物にかけた。
『Hey!!海音!!遅いわよ、もっと早めに連絡よこしなさいよ!!』
そう叫ぶチュチュ。だが今は構ってられない……悪いな。
海音
『すまん、ちゆ……調べて欲しいことがある。』
『…………何やら深刻ね…………Okay……資料を渡しなさい。』
すぐさま通信を切り、チュチュへ決定的瞬間の映像を調べてもらい、実写であることを証明してもらう。
しかし、やはり学校側としても面倒事を背負いたくないために、彼に全てを押し付けようとしてるその様は……非常に滑稽だった。
「あのねぇ、もういい加減に認めなよ。キミが『覗きました』っていえば、それで済むんだからさ……もうこんなにも証拠は揃ってるし、勝ち目なんて無いよ?」
と断固として発言をしない満に、若干疲れを感じながら先生は言ってくる。
満
「勝ち目が無いなら…………その中から勝算を見つけるまでです。」
しばらく続く押し問答の中…………
「っつーよりも、サッサと認めてくんないか?先生だってこんなことはしたくないんだよ?」
その問いかけを最後に……ボクは、その場を去った。この人間の全ての疑念と記憶をかき消した上で…………
ボクは……結局……何がしたいんだろう……ボクは……
その時、ふと目に入ったのが…………
『ゾイガー』の翼の一部だ。この時点から……とてつもなく嫌な予感がした。
【アイツ】が来る。
ボクはこの事を海音君に連絡し、やまと先輩達と隔離された屋根下で初日を終えた。
今日はみんなでテーマパークで遊ぶのだから周りの男子生徒はもう大はしゃぎ、まあ、ボクは彼女達のそばに近寄れない。先生が見張ってるから。ボクとしてはその方が助かる。いつ悪魔が目覚めるか分からない。
彼女達は残念そうにしながら楽しんでいた。でも幸せの時間は長くは続かず、ゾイガーが姿を現した。
満
(こんな街の中にまで現れるなんて…。)
それは彼も同じようで、ウルトラマンティガへと姿を変えた。
すぐさまスカイタイプへチェンジするも、それ以上のスピードで突き放していく。そこでボクは駆けつけたガッツウィングへ乗り込み一緒に飛び立った。そこからはエンジン全開でフルブースト状態。ふたつのスピードが合わさり漸く追いつくことに成功。撃墜し、ティガフリーザーで凍結&ランバルト光弾を放つ。
見事に爆散し、ティガも宇宙へ帰っていく。
みんなは安心していたがまだ終わりではなかった。
突如として、霧状の闇が迫り来る。触れた人間は勿論のこと、電子機械をも破壊する。
ココからが……ホントの絶望だ。
逃げ惑う人類、倒したはずのゾイガーの群れの飛来、破壊され火の海と化す街、夕暮れの日も闇に覆われていく空……
フゥゥアアアアアアアアアアアンンッッッ!!!!
浮上した古代都市と共に…………完全な闇へ染め変えたとんでもない怪物が…………復活した。
隔離された空間でさらに自身の結界を張り巡らせ、闇の霧を力の限り侵入を防いだ。が、周りの人々からは希望の声など聞こえやしなかった。
それもそうだ……
今度の相手は……怪獣なんかでは無い。
怪獣を通り越した『邪神』だ。
勝てるかなんて誰も分からない。
運命の暗黒の支配者と光の巨人の最終決戦の火蓋が、
切って落とされた。
次回作は、ウルトラマンと何をクロスオーバーさせましょうか?
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