勝つのは光か絶望か。   作:決別・裏切りの罪 レイン&ネガ

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58,弥助「今日も目の前で死んでもらうぜwww」満「…もう、突っ込みませんよ。」

 

 

 

 

弥助

 

「よしっ!今度はモニカの奴らを一気に仕掛けてくぜ!!!」

 

 

 

 

 

 

……また始まった……。

しかも話には三人一気にやるって……もう既に胃が痛いよ……一歩間違えたら通報案件ですよ。ギリギリを攻めるスリルがいいと言うけど、ボクはそうは思っても行動に移すことは基本ない。でも、言いたいことは分かる……

 

 

 

 

 

 

 

 

『犠牲なくして進化は訪れない』ことは……ボク自身がわかっている。

 

 

 

 

気は乗らないけど……やろうか……

 

ちゃんと……『また会える』と言えるように……。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今回はボクらだけじゃ不安が残るので、彼に協力を仰いだ。

 

 

 

 

 

「お前も中々ガッツあることするじゃねえか。さては、誰か惚れてんのか?」

 

 

 

なんてこと言ってるけど、彼自身もボクがどうなるのか。その結末を知ったため、そんな冗談を言えるのだ。まあ、今までのでも充分刺激的だけどマンネリ化してきたかもしれないから、今度はもっと派手にやろうと思う。

 

 

 

 

 

 

 

そうと決まったら早速作戦開始だ。

 

 

倉田先輩に【ライブの練習、見てくれませんか?】とちょうど誘いが来たもので、ボクら三人で出向くことにした。

 

 

 

 

 

 

 

着いたはいいけど、

 

 

 

 

 

つくし

 

「……………。」ジーッ

 

 

 

 

 

 

二葉先輩からの視線が気になってしょうがない。だってライブハウスに来てから凄いんだよ。まあ後をつけてたのは知ってたけど、敢えて何も言わなかったから、慢心したんだろうかここまで大胆な行動に出て来て……それが裏目となるのに……

 

 

 

 

 

そうそう、大胆な行動ってことで思い出した。

倉田先輩も露骨に手を握ろうとしてくる。まあ、顔には出さないが激痛が走るのでそれを避けてはいたが、あまりに寂しそうにするもんだから余計に困る。

 

 

 

 

七海

 

「お、ヒッキーも来たんだ〜。」

 

 

 

「だからそのヒッキーは辞めろ。引きこもってなんかねぇから。」

 

 

輝はヒッキーというあだ名がきにいらないのか、言われる度にそんなことを言う。まぁ実際にお兄さんよりも活発に動いてるしね。

 

 

 

 

 

 

 

瑠衣

 

「早速で悪いけれど、私達の演奏聴いてもらいたいわ。」

 

 

 

 

 

 

みんなが楽しんでたところに瑠衣がずいっと割り込んできた。うん、本質はそっちだしね。

 

 

 

 

 

 

 

透子

 

「そ、そうだね!んじゃあ、いっちょ行きますかー!!」

 

 

 

なんてこと言ってるが彼女自信が物凄く辛いのは知ってる。他のふたりも名残惜しそうにして離れていった。八潮先輩、正直……助かりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

透子

 

「どうっ!!ウチらの実力、マジピカってたっしょ!!」

 

 

 

 

「はい、この音はあなた達にしか出せないものです。この調子で引き続き練習に励んでください。」

 

 

 

七海

 

「ん〜、なんか足りないよね〜。」

 

 

つくし

 

 

「ってことで、週末私達とデート貰うね!!」

 

 

 

 

 

 

 

「…………え、」

 

 

ちょっと待って、なんかすごい嫌な予感する……助けて。

 

 

 

 

 

 

「ああ、悪ぃ……ちょいと用事が出来た。満……行くぜ。」

 

 

そう言って、輝は一本の剣を背中にしまい込み、満を連れてブースを出る。

 

 

 

 

 

 

 

 

さあ、行動開始だ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ありがとう………彼女達があんなにまでなるなんて予測してないですよ。」

 

 

 

 

 

 

 

「ま、良いんじゃねぇか?それよりも……作戦通りに行くぜ。」

 

 

 

 

「うん、ひと思いにやってくれ。」

 

 

 

 

 

 

 

ズブッ!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ましろ

 

 

「……遅いな……何してるんだろう。」

 

 

別行動から数分で、もう心境に変化がある奴が三人……

 

 

 

つくし

 

 

「」ソワソワ

 

 

 

 

 

 

透子

 

「ねーえー、みっつーまだー?」

 

 

 

 

 

 

 

 

ましろ

 

 

「……行ってくる!」ダッ

 

 

 

 

 

 

 

弥助

 

「あ、おい!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

行かなきゃ……満くんが私たちを待ってる……

 

 

 

 

 

 

 

でも、

 

 

次の光景が見えた瞬間、全てが真っ白に染まった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「」チマミレ

 

 

 

 

床 チマミレ

 

 

 

 

 

 

 

 

ましろ

 

「」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

つくし

 

「」

 

 

 

透子

 

「え、何?どうなってんの?」

 

 

 

 

 

 

 

七海

 

「ヒッキー……どうして?」

 

 

 

 

 

 

 

 

「ああ、バレちまったか。」

 

 

 

彼女達が見えたその先には、剣を胸に突き刺され死んでる満の姿があった。それも剣の柄の部分にドクロのマークが刻まれてる。正真正銘輝の剣だ。

 

 

 

 

 

 

 

瑠衣

 

「質問に答えなさい。何故こんなことを?」

 

 

 

 

 

 

 

 

「はっ、奴は悪魔だ。お前らに何するか分かっもんじゃねぇ。それに、奴自身が頼んだことだ。お前らがオレを責める権利はねぇよ。」

 

 

と、あたかも当然の如く切り捨てた。分からない……

 

 

 

 

未だ現実を受け入れられず絶望の淵に立たされる。

 

 

 

そろそろ潮時か……

 

 

 

 

 

弥助

 

「」スッ

 

 

 

 

『ドッキリ

 

大・成・功!!!』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「…………?」キョトン

 

 

 

みんな豆鉄砲食らった顔してる。まあ、純粋な気持ちを弄んだことに罪悪感はありながらも、自然と立ち上がる。

 

 

 

 

「あ〜、みんな…悪ぃな、全部嘘だ。」

 

 

つくし

 

「嘘……?」

 

 

 

 

瑠衣

 

「あなたの事だからそうだろうとは思ったわ。でも、こんな現実的すぎることは、嫌われるわ。気をつけなさい。」

 

 

 

 

 

 

 

 

「…………はい、すいません……しかし、誰かが死ぬのは……見たくない………………それは、ボクの役目です。」

 

 

 

 

 

 

 

その途端、透子に抱きしめられた。

 

 

 

透子

 

「そんなことない…ちゃんと生きて…お願い…………。」ウルウル

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そう涙目で懇願する彼女を前に、彼は黙って頷くしか無かった。

一方、その場を離れた二人はと言うと……

 

 

 

 

 

 

 

「なあ、何時になったらその日が来るんだ。もう、時間はねぇんだろ?」

 

 

 

 

 

弥助

 

「ああ、RASにパスパレにRoselia……どれもとてつもない好意を寄せてるヤツらが揃ってる……そんなことをすれば……まあ、アイツなら何とかやってくれるさ……それに、あいつ自身も……あの風紀委員に素直になり始めてるしな。」

 

 

 

 

「ああ、その風紀委員に『お別れ』を告げなきゃならないんだぜ?下手したら壊れちまうぞ。」

 

 

 

 

弥助

 

「……大丈夫さ。アイツは…………ちゃんと戻ってくる。」

 

 

 

 

 

 

刻一刻と迫るカウントダウン…………

 

 

それは、誰に向けたものだろうか……。

次回作は、ウルトラマンと何をクロスオーバーさせましょうか?

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