……どこだ……
闇の中か?
「…………ねぇ…」
誰だ?
「…………気がついたんだね…。ゼロ……。」
ゼロ
「……ここは?
さっきまでオレはベリアルと戦って…………!!
ここは一体なんだ!!」
「ダメだよ……そこから出たら……キミは今度こそ死ぬ。」
ゼロ
「…………!!」
「……全く…目の前からずっと見てたけど…ホンっっっっとに危なっかしい子だね。」
ゼロ
(さっきから見てた?
何でこいつが俺を知ってるんだ?
接点がないどころか会ったことすらねぇぞ…………?)
ゼロ
「!!!
まさか…………アンタは……」
ベリアル
「……うん、
『ベリアル』……だよ。」
ゼロ
「____ッ!!!!!」バッ
彼はベリアルの手を振り払い構えをとる。
ゼロ
「テメェ……!!
何の真似だ!!」
彼の中は悪として定着していて彼の行動が理解出来てないのだ。
ベリアル
「……まぁ…………それが、普通の反応……だよね。」
ベリアルは、ゼロのカラータイマーを指し、
ベリアル
「けど……少なからずとも、ボクが守ってなきゃ……キミは今頃……消えていただろうね……。」
ゼロ
「!!!」
ベリアル
「……大丈夫。今……みんなが光を集約させてる……キミのためにね。」
ベリアル
「……っていっても、それも少し時間がかかる様子だから……落ち着きながら待ちなよ……。」
ゼロ
「………………さっきまで………」
ベリアル
「………。」
ゼロ
「さっきまでオレを殺そうとしていたベリアルは……向こうにいる。
……………
______なら、アンタは…?」
現状、彼が居なければゼロは確実に闇に打ち倒されていた。しかし、やはり理解が出来なかった。悪のベリアルがこんなことをするのか……殺さないのは何故なのか……。
そこである結論が出た。
あの闇とは違うのでは無いのか。と、
ベリアル
「言ったはずだよ……。
ボクはベリアル………まぁ、」
ゼロ
「___ッ!!!!」
ベリアル
「『負けた方』の……………ね。」
ゼロ
「!!
コレは……!!?」
ベリアル
「……簡単に言えば、
力不足だったんだよ。
ゼロ……キミだったら……ボクのこと………………止めてくれるんじゃないかって……思ってね。」
ゼロ
「……ベリアルの光……
信じるわけねぇだろっ!!!
………だって……ベリアルは………闇の力に惹かれて……あの姿になったって……!!」ガクッ
ベリアル
「…………あぁ、そういうことにしてたね……。」ハハッ
ベリアル
「……まぁ、何にしたって罪を犯した事実は覆らない。
同じだからね。」
ゼロ
「っ!!!」キッ
ゼロ
「『同じ』な訳がねぇだろっっ!!!!!!」ガッ
ベリアル
「っ!?」
ゼロ
「それならっ!!
その罪はオレだって犯した!!!」
ゼロ
「アンタはこれ以上の……罪は無いはずだ…………!!」
ベリアル
「…………信じないんじゃなかったんですか?」アキレ
ゼロ
「ッ…………信じたく………………なかった……。
だって……!!オレは……………………」
ゼロ
「オレは……ベリアルを倒さなきゃ………!!!」
その時、彼の背後から眩い光が照らし出された。
ベリアル
「……迎えが来たみたいだね。」
ゼロ
「…ぇ?」
ゼロ
「アレは…」
ベリアル
「アレで…キミは復活できる。」
ドンッ
ベリアル
「行きなよ……皆がキミを待ってるよ。
このまま…………闇に呑まれたくないでしょ?」
ゼロ
「ッ!!!!
オレは……アンタを……傷つけたくねぇ………………
殺したくねぇっ!!!!」
ベリアル
「はぁ…………
全く……。しょうがない子だ。
もう、
ボクには何も無いんですよ。」
ベリアル
「ボクを助けたいって言うなら尚のこと、
『ベリアル』を倒すんだ」
ゼロはノアの力を授かり、超戦士へと変貌を遂げた。
ベリアル
「皆の光の力で……
『ケリをつけてくれ』。」
コレが……俺達の………光だ!!!!
その思いに答えるようにして、彼の剣がベリアルの全てを貫き、消滅した。
「おい、もう行くのかよ。」
ゼロ
「……ああ、ちょっと……頭……冷やしてくる。」
「気をつけて帰れよな!!」
ゼロ
「……………………ああ、またな。」
一番助けなきゃならないはずの奴を…………救うことが出来ずに……この手で殺した。それを信用はおろか理解する人もいなかった。
これ以上戦う気にもなれず一度故郷に帰ることにした。
ゼロ
「…………この時の俺は『帰る』ってことしか考えてなかったからな。」
ゼロ
「まさかアンタが生き返ってたなんて思わなかったぜ!!!」バンバンッ
ベリアル
「…………まあ……ね。」イタイイタイヨ
ジード
「そうなんだ……ところでどうやって生き返ったの?」
ゼロ
「そいつは追々な…。」ヘヘッ
ベリアル
「そっか…………アレから……もう、十年も経ってたんだね…。」
パァァッ
ゼロ
「あれは?」
ベリアル
「…………どうやら……もう一仕事…ありそうだね。
行ってくるよ。」
ジード
「父さん…帰ってくる…よね………?」
ベリアル
「……心配しないでいい……ちょっと調べて帰る……。」
そう言い残し、光と共に消えた。
ベリアル
「……また会ったな…………『満』。
また、君の体に迷惑をかけるよ。」
そうして、彼は闇の姿を抱えたまま………………
『彼女達の世界』に魂を呼び戻された。
すいません、これ以上続けると変な感じで終わるからここで行かせてもらいます。楽しみにしてくれたみんな、ありがとうございます。感想も高評価もどしどし送ってください。なんでもやります。(するとは言ってない)
次回作は、ウルトラマンと何をクロスオーバーさせましょうか?
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