勝つのは光か絶望か。   作:決別・裏切りの罪 レイン&ネガ

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彼がいなくなりはや七年。平和が訪れようとした時、サーキット場にて彼に似た姿があり、取材をした。お面を取ってもらう彼女たちの願いを叶えてくれたと同時に、彼は……帰ってきたのだった。


英雄、再臨す! (満√)《現代編》
67,いつまでも、先輩は先輩


 

 

 

 

 

 

 

 

……。

 

 

 

紗夜

 

「今日は羽沢さんの所に行こうかしら。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

彼女は成長しても、彼の事をひたすらに追い続けている。七年たった今もだ。たまには羽沢珈琲店にお邪魔させてもらうくらい落ち着いては来たが、やはりどこか寂しそうにしていた。

 

 

 

 

 

 

つぐみ

 

 

「…紗夜さん、順調ですか?」スッ コーヒー

 

 

 

 

 

 

 

 

 

紗夜

 

 

「………ええ、今のところは収穫はありませんね。」

 

 

 

 

 

 

 

つぐみ

 

 

「……。」

 

 

 

 

 

 

しばらく沈黙が続いた後、扉が開いた瞬間周りの空気が変わった。

 

 

 

 

 

 

 

その人が入ると、羽沢さんは急いで、私の隣の席に案内した。そんな羽沢さんはとても嬉しそうにしてた。

 

 

 

 

 

紗夜

 

 

「 ……D2さん、せめて店内ではヘルメットは外して下さい。」キッパリ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

D2

 

 

「………すみません、それは事務所からの要望で、外すことは自宅を覗いて厳禁なのです。」

 

 

 

 

 

紗夜

 

 

(どこかで聞いたことがある声……それに初めての感じではないわね。彼は一体……いえ、ダメ………こんな不真面目な態度、満さんがとるはずがない。)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それからは彼と話すことはなく、店を後にした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

D2

 

「…………………………。」

 

 

 

 

 

向けられた視線にも気付けなかった。

 

 

 

 

 

 

 

バッ

 

 

紗夜

 

「〜〜!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

D2

 

「……では、ボクは………これで……。」

 

 

 

 

つぐみ

 

「………頑張ってください!!応援してます!!!」グッ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

きっと……あの人は…紗夜先輩を追いかけるんだろうなぁ。それもそうだよね………。あんな一方的過ぎる別れをされたら、お互いに心残りだよね……。それにしても……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

満くんは……どうやって帰ってきたんだろう…。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

D2

 

 

「…………途絶えた…。」

 

 

 

でも、心配はいらない……

 

 

 

もう目的地に着いてるから…………。

 

 

 

 

 

 

 

 

D2

 

 

「……七年ぶりの救助任務…………やりましょうか…。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ボクは急いで体術用スーツを着込んで、しまっていた安全ピンを引き抜き、屋根の上から通常の数十倍の破壊力へ魔改造した破片手榴弾を落とした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ドォンッ!!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

紗夜

 

「________ん、

 

 

 

!!!?」

 

 

 

 

 

 

 

 

(何で!?何で私、縛られてるのっ!?)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(それに……服が破かれてる…!!!)ジタバタ

 

 

 

 

 

 

紗夜

 

 

「んー!!!」

 

 

 

 

 

「お、お目覚めだぜ!!」

 

 

 

 

「よ、ようやく目が覚めたんだね。紗夜ちゃん…。」

 

 

 

 

 

 

 

紗夜

 

(何で!?どうしてこの人がいるの!!?確か…あの時満さんに…!!!)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「おっと、叫んでも誰も来ないよ…防音対策はすんでるから…カメラも回ってるし…」

 

 

 

 

「そんじゃ、まずは俺から行かせてもらうぜ…!!」

 

 

 

 

 

 

 

紗夜の服に手をかけられた刹那、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ドォンッ!!!!!!!

 

 

彼が落とした破片手榴弾が信管と接触し、大爆破。

 

 

 

 

 

「へぶっ!!!」

 

 

 

 

 

一人は爆風で飛んできた鉄製扉の餌食となりあえなく撃沈。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「誰だ!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

D2

 

 

 

「……………いけませんよ……そんな違法行為……ボクは…見逃しません。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「んだよてめぇ、正義のヒーロー気取ってんじゃねぇぞ!!!!」ブンッ

 

 

 

 

 

男が拳を振るうも、動いてすらいないのに、当たってる様子がない。そうして攻撃をし続けるうちに、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私は彼に救助された。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

紗夜

 

「………あ、あの……!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

D2

 

「……怪我はない………良かったです。」クルッ

 

 

 

 

 

 

「そんなにその女が大事ならそいつから殺してやらぁ!!!」ダァンッ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私はもうダメ、そう思い瞼を閉じる…が、いくら待っても痛みも衝撃もない、恐る恐る開けると……

 

 

 

 

 

銃弾を放った男はいつの間にか倒れていた、きっと彼が倒してくれたのだと……。しかし、その代償は大きかったのか………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

青年

 

「……………………………。」パラパラ

 

 

 

 

 

D2のつけたお面が割れ素顔が顕となった。

その素顔を見た紗夜に電流が走った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

紗夜

 

 

「!!!!!!!!?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

紗夜

 

(嘘………………そんな………!!!

 

 

 

 

 

 

 

あの人は………………………どうして……!!)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

紗夜

 

「……………『満』………さん…。」ポロポロ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「……………………先輩…。

 

 

 

……ただいま……あなたの元に……帰還……です。」

 

 

 

 

 

 

 

諸悪の根源とされた英雄が……

 

 

 

 

 

 

再び彼女の前に現れたのだ。




漸く現代編が本格的に始動出来ました。感謝感激雨あられ!

次回作は、ウルトラマンと何をクロスオーバーさせましょうか?

  • BanG Dream!
  • 艦隊これくしょん
  • プロジェクトセカイ
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