勝つのは光か絶望か。   作:決別・裏切りの罪 レイン&ネガ

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69,惚れた女の前に弱さを見せて平気なのだろうか?

 

 

 

 

 

 

人類の前に、光の巨人…………。

 

 

 

 

 

 

 

 

フッ!!

 

 

 

巨人は臨戦態勢に入り構えをとる。スフィアの攻撃も両腕から放たれる光の刃で相殺。スフィアは対抗策が無いのか、すぐさまその場から姿を消した。巨人は怪獣に向かって一直線に走り、ダッシュナックルが炸裂。

 

 

勢いをつけた拳は通常より数段威力が強くなる。怪獣は殴られた衝撃で体制を崩した。三点倒立なタイプな為なかなか起き上がれない。

 

 

 

 

 

 

巨人は腕を大きく回して十字に組むと青く鮮やかな光線が、怪獣に命中し消滅した。撃破を確認した巨人は彼方の方へと飛びたって行った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一体…………何だったんだろうか。あの巨人が敵か味方か分からない状況、不用意に信用してはいけない……いけないのだが……。

 

 

 

 

 

 

 

 

ヒビキ

 

 

「アレは、きっとオレたちの街を守ってくれたんだろう。」

 

 

 

確証はないけどな、と少し笑った様子で私に言ってきた。

 

 

 

 

 

 

 

そんな私はあの巨人が分からなかった。何故なら、以前同じ戦士同士が対峙していたのをこの目で見ていたから。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そんなこんなで、初の演習及び任務は終了し帰還した。幸いにも基地は無事であったので良かったには良かったのだが、終始彼は浮かない顔をしていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

何で……

 

 

 

 

 

 

 

何でまた…………やはりボクは…………いてはならないというのか……。

 

 

 

今度もそうやってボクを死に晒すつもりか…!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

つぐみ

 

 

「……ん…

 

 

 

 

 

 

満君ってば!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「………………え?

 

…な、なんですか…?」

 

 

 

 

 

 

つぐみ

 

「なんですかはコッチだよ!

 

何度呼んでも上の空だしっ!!

 

 

 

 

 

……何かあったの……?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「……いえ、ボクは大丈夫です。

 

 

今日はもう終わりですね。早い所休んだ方がいいです。」

 

 

 

 

 

 

そうは言ってもまだ夕方にもなってない。現場はすごくアットホームな人達で賑わってる。そこで旧友と話したいことがある旨を伝え、彼を家に連れて来た。そんな彼は少し表情が強ばっている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

彼を連れてきたのには理由がある。

 

 

 

 

 

 

 

紗夜

 

「……満さんっ!!」ギュッ

 

 

 

 

 

 

 

「………………はい…………貴女だけの満です。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そう、紗夜先輩だ。

所属は同じだが部所が違うので気軽には会えない。少し話し込んだ後、私たち三人でワインを飲んだ。

 

 

*(現在彼は18歳なので厳禁です、現実ではやめましょう。因みに異議を唱えたものは『DNAスパーク』+『デーモンハンド』にて処刑します)

 

 

 

つぐみ

 

「紗夜先輩、聞いてください!!

満君ってばまた1人で突っ込もうとしたんですよ!!私、あれだけ言ってるのに……!!」

 

 

 

 

 

紗夜

 

(ため息)

 

「すみません、羽沢さん…彼も悪気がある訳では無いはずなので………。もう少しだけ彼のことを見ていただけないでしょうか。」

 

 

 

 

 

 

 

つぐみ

 

 

「分かってますよぅ……もう、すぐにつぶれちゃって……。」チラッ

 

 

 

 

 

 

 

「__________」Zzz

 

 

 

 

つぐみ

 

(紗夜先輩……元気になって良かったです。満くんがいなくなってから日菜先輩がいないとダメになってましたし……

 

 

 

 

良いなぁ……満くん…紗夜先輩にすごく愛されてる…。)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

つぐみ

 

 

 

(……私だって……満くんのこと……好き……。)

 

 

 

 

 

紗夜

 

 

(……羽沢さん………すみません……。

 

ですがこればかりは……譲る訳にはいきません………。)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

数時間後…………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「……ん、」

 

 

 

 

 

 

紗夜

 

「あら、起きたのですね……おはようございます。」ニコッ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「……どれだけ寝ていたんでしょうか……。」

 

 

 

 

 

 

つぐみ

 

 

「もう朝までぐっすりだよ。満くん、ちょっと疲れてたんだよ。だから…………………。」

 

 

 

 

 

 

 

 

(そう言えば、なんかやわらかい感覚がする……。)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(満、紗夜のOn the 膝枕)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「…………………………………………。」

 

 

 

 

 

 

 

 

「_____________!!?」

 

 

 

 

 

「……え、な、何で……こうなってるんです…………?」アワワ

 

 

 

 

ボクは今の状況に理解出来ず、恐る恐る聞いてみた。

 

 

 

 

 

 

 

紗夜

 

「フフッ………………

 

満さんが、そこまで甘えん坊だとは……驚きましたが……同時に嬉しいですよ。」

 

 

 

 

 

 

 

 

「……………………え、」ナニソレ

 

 

 

 

 

ちょっと待ってください。甘えん坊ってどういうことですか。

ボクが紗夜先輩に甘えた……?いやまさかそんなことは……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

つぐみ

 

「満君ってば、紗夜先輩のことが本気で好きって、顔にも行動にも出てて、見ててこっちが恥ずかしかったよ。」

 

 

 

 

 

 

 

 

………………思い出した。彼はつぶれてから起きるまでの行動を全て思い出し、顔を赤く染めた。(何をしたのかはご想像にお任せします。)

 

 

 

 

 

 

 

「……や、やめてください……。」アゥ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

紗夜

 

「あら、普段は頼りになるのに、今は可愛らしいですね。」

 

 

 

 

 

 

 

つぐみ

 

 

「両想いで良かったね!

 

甘えん坊な、満君♪」

 

 

 

 

 

 

 

 

「……あぅ………………。」プシューッ

 

 

 

 

 

彼の心はオーバーキルレベルの羞恥に駆られ、気を失ってしまった。

 

 

 

 

 

 

紗夜

 

 

「やりすぎてしまいましたね……。」

 

しかし、嬉しくもあった。ずっと彼に頼られっぱなしだった為、彼のそんな一面が見れたことに、喜んでた。

 

 

つぐみ

 

「……満君も……甘えるんだね。」ナデナデ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

紗夜

 

(きっと、幼い頃から満さんはひたすらに孤独と戦い続けていた。その痛みや悲しみは理解することは……出来ませんが……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こうして、安らぎを与えるのもまた一つの方法です。)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

_____チュッ___

 

 

 

 

 

 

 

 

そうして彼女は満の額にキスをした。その様子を見た隊員は何も言わずに立ち去り、満はこの一連の行動のほとんどを忘れ、彼女はより拗ねてしまった。

 

 

 

 




お待たせしました。内容をずっと考えてた結果、こんなにも期間が空いちゃいました。多分頻度はこんなもんになるかと思います。

ごペンなさい。

次回作は、ウルトラマンと何をクロスオーバーさせましょうか?

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