龍騎神弓クラシカルサキ 〜with魔法戦記リリカルなのはForce an official if〜 作:高町魁兎
龍騎神弓クラシカルサキ 始まります
新暦0082年8月3日
「起きろー、オーイ、起きろー。」
「ふぁぁぁ・・・あっ。」
目を覚まして自分の手元を見ると、筆記用具と日記帳が拡げられたままだった。
「おはようございます、シスターセイン。」
「おはよう、日記つけてるとかマメだなぁー、私そうゆーうのどうも苦手だからさー。」
「でも、日課みたいなものですし・・・そんなことより、泊めてもらった上にご飯までご馳走になっちちゃって・・・」
「いーって、聖王教会は困ってる人達の味方だぞ♪」
「そろそろ良いでしょうか?」
シスターセインの背後には栗色の髪と緑色の瞳を持った少女が資料を抱き抱えるように持って立っていた。
「あっイクス、こうして会うのは初めてだよね?」
「はい、画面越しでしか会った事は無いですがちゃんと覚えてますよ、はじめましてサキさん。」
彼女はイクスヴェリア、通称イクス、私が保護された事件と同じ日に保護された子で、今は治療士をやっているらしい。
と言っても直接対面は今回で初めて、画面越しにはヴィヴィちゃんが複雑骨折した際に画面越しで…ヴィヴィちゃんって言うのは無限書庫司書資格をわずか9歳で取った私の一個下の子で、フルネームは高町ヴィヴィオ。
「という訳で昨日させていただいたお二方の健診ですが、まずはサキさんの定期健診の結果です。」
「そんな昨日やって今日結果出る物なんですか?」
そう言われて二つ折りの紙を手渡されて、私が目を通してる間に説明がもう始まった。
「今回の健診結果で言うと、特別悪い部分は無いですが、やはり平均に比べると体重が少し少なすぎの様な気がします、ですので今回はBとさせていただきました。」
「おかしいなぁ、食生活に結構気を使ってる筈なんだけど。」
「サキさんの身長でしたら、もう2Kgほど多くてもスタイルは崩れませんし、そちらのサイズも…」
「胸のサイズで弄んないでください。」
「さすがにジョークです。」
「そう言われても・・・ちょこっと傷付いたかも。」
どーせセインたちみたいなたわわなものは持ってませんよーだ。
「なので今日はセインに頼んでこの結果に因んだ朝食メニューにして貰いました。」
「ちょっと!」
「なんだよ、味はお墨付きだぞ。」
「違います!とことん太れと?」
「サキさん、筋力増進ですよ。」
「私、職業柄あんまり運動しませんよ。」
「あと、やはり相変わらず視力は鳥並で、4色型色覚のまさに鳥ですし。」
あっ話流したし。
「あとサキさん、最近徹夜続きでしたか?」
「ウソッ!、なんでバレたの?」
「一応基準値内ですが、軽度のタンパク尿です。サキさんの場合、野菜多めにしがちですし、いくら好きといえど卵料理ばかり食べる様な人じゃ無いので、ストレスによるものかと。」
ええー、こう言うのってそんな如実に出るの?
そう思いながら、診断書のある欄に目を通した。
「サキ、なに見てるんだ?ああそっか。」
「そういえばサキさん、苗字・・・無いんでしたっけ。」
「でももう私15ですし、あと3年すれば・・・」
一応言っておくと、私は記憶が一切無いまま身元不明児童として引き取られ、受け入れ先の家庭は見付からないまま15才を迎えていますが、18才以降は自分で姓名を持つ事ができるとか。
「でも15才でしたら、もう自分の意思でDNA鑑定を申し込めますし、この機会に予約しておきますか?」
「うーん。」
私の肉親が今更見つかった所で、会いに行ける覚悟は無いや・・・でも、血の繋がった人が居る、それは私が人造生物で無い限りは確実に2人は居る・・・ってそういえば
「ゴメン、この話は後にして・・・もう一枚ってやっぱり。」
「ええ、サキさんが救出されたこの子の検査結果です、一応結論だけ言わせてもらうと脳震盪による気絶でした、ですが。」
「「ですが?」」
「それにしては意識不明なままの期間が長く無いですか?」
「確かに。」「そうなの?」
ウソでしょ、シスターセイン・・・ホントに年上なのかなぁ?
そう思いながらベットの横に腰掛けて、この子の顔を伺う、まあガッツリ熟睡と言った感じだけどね。
「なあなあ、サキ、この後はどこ行くんだ?」
「このあとですか?、一応これから行きたいのは、この電波塔の展望台とか、景色がいいって評判のフィールドアスレチックとか・・・とにかく、景色が綺麗な場所に行きたくて。」
「景色が綺麗なところかぁ・・・」
「良いですねー、でも宿の予約はとってないんっでしたっけ?』
「そうだよ、でもいざとなれば野宿もできる様な物はありますし・・・テントも小さいですがこんなのがありますし。」
「それでも安全性を考慮してしばらく聖王教会にに泊まって行かれても。」
「大丈夫、このお休みの間は、着の身着のまま気の向くままにって決めてるんで。」
「そうですか。」「そっか。」
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「綺麗な石・・・誰かの落とし物かな・・・って・・・何!?これ・・・なん・・・なの」
同日12:30
電車に揺られて数十分、久々に訪れた中央都市クラナガンは相も変わらずの大都会、群を為す人々を高層ビルが囲み、平日とは言えども今は8月、目的地までの道のりでも沢山の人に押されて流されてで疲れて来たので、とある公園にて一旦休憩、あのアイス屋さんもこの猛暑の中では大繁盛っぽいね。
「気温は30度超えか・・・去年よりは涼しいけど。」
暑さに気が滅入りそう・・・そうやって空を見ると明かに大きな飛行物体が見える、幻覚かな・・・いや、周りも騒がしい、ってことは本物!?
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「行かなきゃ・・・」
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空に浮かぶ気色悪い生物・・・なんなんだろう、逃げ惑う人々に紛れて私も避難する・・・訳にもいかないっぽい、ちっちゃい子が一人転んでしまう、でも他の人は気がついてない・・・私が行くしか・・・そう思ってる間にも、アレは攻撃の準備に入ってる、迷ってる暇なんかない、私が、私しかいない…助けないと、あの子を!
To be continue
次回予告
時空管理局特務6課、今回私たちが担当することとなったのは、とある厄介なロストロギア。
その性質は…
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そして、事件現場では、暴れ回る鳥の様な生物と、乱入者…そして
次回 龍騎神弓クラシカルサキ
diary4「特務参入」
撃ち抜くよ、この理不尽な状況を!