龍騎神弓クラシカルサキ 〜with魔法戦記リリカルなのはForce an official if〜   作:高町魁兎

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8月も中盤、山の中に散った翼、この日は、私の人生が大きく変わった日。
私自身の真実は、まだこの時には気づけていなかったけど、少しだけ勘付いてしまう出来事が、この日起きる。

龍騎神弓クラシカルサキ 始まります


diary9 ダブルヘッダー

『なんで回収しなかったの?』

「まだ頃合いじゃ無いと思っただけ、でもいい収穫はあったよ。」

『自らの真実に気がついていなううちの方が・・・』

『だが、そのクリスタルだけでも十分さ・・・だが既に次の場所の大まかな目度は付いた、一度戻ってそれからそこに向かいたまえ、そして。』

「その時に二人で捕まえて来いと。」

「ソウシくん!・・・そんな・・・。」

あれから、双賜くんは意識が回復せず、息も無いまま、でも心拍はある状態のままになっていた。 とりあえず、墜とされた時の傷を診なきゃだね・・・とりあえず、腕や足を確認した感じは恐らく骨折はしてない、上衣を捲ると、すごく小さいけど、確かに深く斬られた傷がある、恐らく竜形態で攻撃を受けたのが幸運だったのか傷口は小さい。

「うっ・・・、うっ・・・ぐぅ・・・。」

「ごめんね・・・痛いの・・・ちょっと我慢してね。」

一応野宿の準備をしておいたお陰でガーゼ類は鞄に詰まっていた。傷口を指圧すると、神経から来た痛みで息を吹き返し、痛そうに悶える、でも意識はまだハッキリとしていない。

そしてある程度指圧していたガーゼを止める為の包帯が無いので、日除けのアームカバーで縛って固定して、鞄を背負わせた後、私の背中におぶさった、私より身長が少し低いと言えど、体に力が入っていないせいで、少し軽く感じた。

「このまま山を下るしか・・・無いのかな?」

「it’s unavoidable (やむを得ません)」

「だよね・・・」

「master, is you’rallowance good?(自分の手当てはしなくて良いのですか?」

「ソウシくんのお陰で擦り傷程度だし、へっちゃらだよ。」

ホントはやせ我慢してる、でも、私を庇って痛い思いした彼に比べたら、きっと擦り傷くらい屁でも無いと思う、だから、私も・・・

「こんな所で何してるんですか?・・・ってどうしました?その傷。」

「あっ、それは・・・。」

この黒い制服・・・本局員・・・

「お話、少し聞かせてもらって良いですか?」

「はい、構いません。」

「それと、傷の手当ても、擦り傷だらけだし、そのおんぶしてる子も・・・」

 

 

 

 

「じゃあ、あの弓使いがあなたで、その子が・・・でしたら少しお話しを聞きたいので、本部までご同行願います。」

擦り傷に消毒と絆創膏と言った応急処置と、ソウシくんの方も、しっかりと今度は包帯による固定になり、そして事情聴取をガッツリされたあとで、ティアナ・ランスター執務官の運転で移動することに・・・でも、こうして移動してる間にも彼は昏睡状態のままでした。

「怖がらないでいいですよ。」

「あっハイ。」

「ホントは勤務中だからダメなんですけど…」

ティアナさんが私の緊張を解そうとした時、やはり待ってはくれないようだ。

『ランスター執務官、応答願います。』

「はい。」

『ええか?ダブルヘッダーになってまうんやけどなぁ、近くでもう一個反応をキャッチした、向かってくれへんか?』

「了解です、重要参考人2名を降ろし次第・・・。」

「着いて行っちゃダメですか?」

「・・・コラ!」

『せやなぁ・・・って当然ダメや、このまま逃げへんええ子なのは十分わかったけどなぁ、危険には晒せへん、大人しく待機。』

「確かめたいことがあるんです・・・もしかしたら、居るかもしれないので。」

『それでもダメや、さっきもゆーたけどなぁ・・・』

「とりあえず車はパーキングに入れました、・・、そちらは?」

『こちら、アレグッサー1、ヘリで現場に急行中、合流ポイントは…』

「了解。・・・ほら、危ないからここから動かないで。」

それだけを告げて、ティアナさんが行ってしまった・・・。

「what should you do?(どうしますか)」

「アークウィンガー、専門家に任せよう・・・無理に私がやる必要なんか・・・」

「master!」

「まだ何かあるの?って近っ!」

間一髪、エアバックで助かった、でもドアロックがさっきの衝撃で外れた、危うく巨大な拳に・・・ってもうこんな所まで移動して来た!?。

「porobadely the individual she was talking about earlier (恐らく彼女が話していた個体です)」

「って事は、また誰かのリンカーコアで・・・そして野放しにしたら、違う人のリンカーコアが喰われる・・・。」

「master please fight(戦ってください)」

「・・・。」

私で、勝てるの・・・これに・・・。

「master!」

「だから・・・。」

巨大な拳が再びこちらに迫る…その時、拳はある影に遮られた。「サキ・・・大丈夫だよ、僕が全て受け止めるから、恐れずに撃って。」

「ソウシくん・・・。」

「サキには僕より先に死んで欲しくないから、痛い思いして欲しく無いから始めて僕が盾になる、だからサキが撃ち抜いてよ。」

「・・・バカ。」

「泣いてるの?」

「泣いてない、いいから行くよ。」

「うん。」

「アークウィンガー・・・セットアップ!

我乞うは天翔る・・・盾竜転生!」

「また、あの竜・・・。」

「キャロ。」

「すみません、ボーっとしてて。」

「降下ポイント到着、ハッチ開けます!。」

「ちょっと待って、あれ。」

ハッチを開けて目に飛び込んできた状況では、黒い竜に乗った女の子が丁度ゴーレムを射抜いて石に戻した所でした。

「またですね・・・。」

「とりあえず、回収に降りよっか。」

「やったね、ソウシくん♪」

「うん♪」

事を済ませて地面に着地して、ソウシくんにかけた召喚魔法を解除した、さて、回収は6課の皆さんに任せてもど・・・。

「意外にも簡単だったわね。」

「でも、いいの?これで。」

何者かにいきなり後ろから拘束され、口元に布を当てられた・・・この匂い、もしかして・・・あれ・・・意識が、遠退いて・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「これ・・・あの子達の鞄・・・。」

「ティアナさん、どうしたんですか?ってこれ・・・ハンカチ・・・でしょうか?。」

現場の事後調査の際に落ちていたのは2つの鞄と、ハンカチくらいのサイズの布だけでした。

「これ・・・なんでしょうか。」

「嗅いじゃダメ、多分これ睡眠薬だから。」

「じゃあ、誰かがここで…」

「私の推測は一つ・・・理由はわからないけど、多分・・・咲ちゃんと連れてたあの男の子が誘拐された。」

 

To be continue




次回予告
走馬灯の様に蘇る記憶、朦朧とした意識の中、真実が記された、一冊の本にたどり着く

次回 龍騎神弓クラシカルサキ
diary10「肉親」
嘘だ、そんな事・・・信じたく無いよ
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