龍騎神弓クラシカルサキ 〜with魔法戦記リリカルなのはForce an official if〜 作:高町魁兎
私自身の真実は、まだこの時には気づけていなかったけど、少しだけ勘付いてしまう出来事が、この日起きる。
龍騎神弓クラシカルサキ 始まります
『なんで回収しなかったの?』
「まだ頃合いじゃ無いと思っただけ、でもいい収穫はあったよ。」
『自らの真実に気がついていなううちの方が・・・』
『だが、そのクリスタルだけでも十分さ・・・だが既に次の場所の大まかな目度は付いた、一度戻ってそれからそこに向かいたまえ、そして。』
「その時に二人で捕まえて来いと。」
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「ソウシくん!・・・そんな・・・。」
あれから、双賜くんは意識が回復せず、息も無いまま、でも心拍はある状態のままになっていた。 とりあえず、墜とされた時の傷を診なきゃだね・・・とりあえず、腕や足を確認した感じは恐らく骨折はしてない、上衣を捲ると、すごく小さいけど、確かに深く斬られた傷がある、恐らく竜形態で攻撃を受けたのが幸運だったのか傷口は小さい。
「うっ・・・、うっ・・・ぐぅ・・・。」
「ごめんね・・・痛いの・・・ちょっと我慢してね。」
一応野宿の準備をしておいたお陰でガーゼ類は鞄に詰まっていた。傷口を指圧すると、神経から来た痛みで息を吹き返し、痛そうに悶える、でも意識はまだハッキリとしていない。
そしてある程度指圧していたガーゼを止める為の包帯が無いので、日除けのアームカバーで縛って固定して、鞄を背負わせた後、私の背中におぶさった、私より身長が少し低いと言えど、体に力が入っていないせいで、少し軽く感じた。
「このまま山を下るしか・・・無いのかな?」
「it’s unavoidable (やむを得ません)」
「だよね・・・」
「master, is you’rallowance good?(自分の手当てはしなくて良いのですか?」
「ソウシくんのお陰で擦り傷程度だし、へっちゃらだよ。」
ホントはやせ我慢してる、でも、私を庇って痛い思いした彼に比べたら、きっと擦り傷くらい屁でも無いと思う、だから、私も・・・
「こんな所で何してるんですか?・・・ってどうしました?その傷。」
「あっ、それは・・・。」
この黒い制服・・・本局員・・・
「お話、少し聞かせてもらって良いですか?」
「はい、構いません。」
「それと、傷の手当ても、擦り傷だらけだし、そのおんぶしてる子も・・・」
「じゃあ、あの弓使いがあなたで、その子が・・・でしたら少しお話しを聞きたいので、本部までご同行願います。」
擦り傷に消毒と絆創膏と言った応急処置と、ソウシくんの方も、しっかりと今度は包帯による固定になり、そして事情聴取をガッツリされたあとで、ティアナ・ランスター執務官の運転で移動することに・・・でも、こうして移動してる間にも彼は昏睡状態のままでした。
「怖がらないでいいですよ。」
「あっハイ。」
「ホントは勤務中だからダメなんですけど…」
ティアナさんが私の緊張を解そうとした時、やはり待ってはくれないようだ。
『ランスター執務官、応答願います。』
「はい。」
『ええか?ダブルヘッダーになってまうんやけどなぁ、近くでもう一個反応をキャッチした、向かってくれへんか?』
「了解です、重要参考人2名を降ろし次第・・・。」
「着いて行っちゃダメですか?」
「・・・コラ!」
『せやなぁ・・・って当然ダメや、このまま逃げへんええ子なのは十分わかったけどなぁ、危険には晒せへん、大人しく待機。』
「確かめたいことがあるんです・・・もしかしたら、居るかもしれないので。」
『それでもダメや、さっきもゆーたけどなぁ・・・』
「とりあえず車はパーキングに入れました、・・、そちらは?」
『こちら、アレグッサー1、ヘリで現場に急行中、合流ポイントは…』
「了解。・・・ほら、危ないからここから動かないで。」
それだけを告げて、ティアナさんが行ってしまった・・・。
「what should you do?(どうしますか)」
「アークウィンガー、専門家に任せよう・・・無理に私がやる必要なんか・・・」
「master!」
「まだ何かあるの?って近っ!」
間一髪、エアバックで助かった、でもドアロックがさっきの衝撃で外れた、危うく巨大な拳に・・・ってもうこんな所まで移動して来た!?。
「porobadely the individual she was talking about earlier (恐らく彼女が話していた個体です)」
「って事は、また誰かのリンカーコアで・・・そして野放しにしたら、違う人のリンカーコアが喰われる・・・。」
「master please fight(戦ってください)」
「・・・。」
私で、勝てるの・・・これに・・・。
「master!」
「だから・・・。」
巨大な拳が再びこちらに迫る…その時、拳はある影に遮られた。「サキ・・・大丈夫だよ、僕が全て受け止めるから、恐れずに撃って。」
「ソウシくん・・・。」
「サキには僕より先に死んで欲しくないから、痛い思いして欲しく無いから始めて僕が盾になる、だからサキが撃ち抜いてよ。」
「・・・バカ。」
「泣いてるの?」
「泣いてない、いいから行くよ。」
「うん。」
「アークウィンガー・・・セットアップ!
我乞うは天翔る・・・盾竜転生!」
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「また、あの竜・・・。」
「キャロ。」
「すみません、ボーっとしてて。」
「降下ポイント到着、ハッチ開けます!。」
「ちょっと待って、あれ。」
ハッチを開けて目に飛び込んできた状況では、黒い竜に乗った女の子が丁度ゴーレムを射抜いて石に戻した所でした。
「またですね・・・。」
「とりあえず、回収に降りよっか。」
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「やったね、ソウシくん♪」
「うん♪」
事を済ませて地面に着地して、ソウシくんにかけた召喚魔法を解除した、さて、回収は6課の皆さんに任せてもど・・・。
「意外にも簡単だったわね。」
「でも、いいの?これで。」
何者かにいきなり後ろから拘束され、口元に布を当てられた・・・この匂い、もしかして・・・あれ・・・意識が、遠退いて・・・。
「これ・・・あの子達の鞄・・・。」
「ティアナさん、どうしたんですか?ってこれ・・・ハンカチ・・・でしょうか?。」
現場の事後調査の際に落ちていたのは2つの鞄と、ハンカチくらいのサイズの布だけでした。
「これ・・・なんでしょうか。」
「嗅いじゃダメ、多分これ睡眠薬だから。」
「じゃあ、誰かがここで…」
「私の推測は一つ・・・理由はわからないけど、多分・・・咲ちゃんと連れてたあの男の子が誘拐された。」
To be continue
次回予告
走馬灯の様に蘇る記憶、朦朧とした意識の中、真実が記された、一冊の本にたどり着く
次回 龍騎神弓クラシカルサキ
diary10「肉親」
嘘だ、そんな事・・・信じたく無いよ