【RTA】マギアレコードRTA チームみかづき荘ルート 作:ironplate
地雷原をバギーで突っ走ったような気分になるRTAはっじまーるよー。
ある程度会話したのでみふゆさんとは別れました。
そして時間も午後4時ごろになってきましたので、メシ買って帰ります。
ご飯は必ず自炊をしておきましょう。
自炊スキルが高いとチームみかづき荘に入った際に料理でメンバーのコンディションを意図的に整えたり崩したりできるようになります。
おっと、魔女センサーに感知ありです。
ダイナモ感覚でささっと倒してしまいましょう。
魔女の形は地面に立っているタイプの人型...いけますね。
魔女は特定の種類であれば『工作』を使わずとも倒す事ができます。
そんなに難しいことじゃありません。
包丁を構えて走り、加速したらスライディングしながら左足の健を切ります。
するとバランスを崩すので、切り替えして首を一直線に切り落とします。
ほら、簡単でしょう?
スピード感が大事です。
さて、グリーフシードも手に入ったのでお家に帰ってきました。
開始時はあまり見ていませんでしたが、そこそこの一軒家を持っているのにひとり暮らしみたいですね。
両親はどこへ行ったんでしょうか。
まぁどうでもいいわ♂
住めればいいんです。
親との関係なんて知るか!(投げやり)
魔法少女同士でちゃーんとコミュニケーションとれてりゃいいんだよ!
それでは自炊の時間です。
チャートにあるので真面目にやりましょう(チャートを厳守する走者の鏡)
...失敗しとるやんけ!
まぁ最初はこんなもんです。
なのかちゃんは料理のスキルが若干低めみたいですね。
しかし経験を積めばそこそこ上手くはなるでしょう。
目指すは万々歳と同等くらいです。
では一部が炭になった焼き魚と妙に具材が大きい上に少し硬いじゃが玉をいただいては1日を終了します。
おはよーございまーす。
次の日になりました。
今日は月曜日なので学校に行く必要があります。
高校3年生ですからね、受験も控えてますし。
と言う訳でてきとーに勉学に励みましょう。
...だけで終わったらRTAタグはいりません。
問題なのは1日過ごしても未だななかさんの片鱗すら見えてこないことです。
通常であれば情報収集くらいはするつもりでしたが、ガバが怖いのでやめました。
なので学校でできる事をします。
学校にやって来ました。
さてまずは教室で誰がクラスメイトなのか把握しなければなりません。
なのかちゃんのクラスは...ここですね。
おはようこざいまーす!
うーん、早く着きすぎましたかね、人が少ないです。
まぁロスではないのでいいです。
「おはよう木星さん。」
オッスおはようございまーす。
気さくに挨拶してくる子がいるってことはまだ風評は問題ないですね。
風評が悪いと他の魔法少女と知り合うときに若干支障が生まれます。
まぁここでやる事はこのくらいですね。
さて授業が始まりました。
残念ながらできる事はありません。
真面目に受けると知識のステータスが上がりますが、別にいりません。
しかしやるだけはやっておきましょう。
どこかで役に立つ事があるかもしれません。
お昼の時間になりました。
ここでやるべき事はたった一つです。
そうですねみふゆさんの好感度上げですね。
隣のクラスみたいなのでお昼を誘いに行きましょう。
すんませんそこのお嬢さん!みふゆさん呼んでくんねーか!?
「...どうしたんですか?なっちゃんがワタシを呼びに来るなんて、何かあったんですか?」
ここでの誘い方は多少強引でも構いません。
前回でそこそこ好感度があることが分かっているのでなおさらです。
お前とメシが食いたかったんだよ!
「えぇと、それは構いませんけど...。」
OK!行くぞオラァン!
と言う訳で今日の好感度稼ぎは屋上で一緒に昼食です。
みふゆさんはやちよさん特製の弁当で、なのかちゃんのご飯は自作の弁当です。
弁当を作ることで朝から自炊スキルを高めることが可能です。
やればやるだけ成長しますので失敗してもくじけず続けていきましょう。
「それで要件はなんですか?」
何故かみふゆさんが疑いの眼差しを向けてきています。
お昼に誘うくらいそんなに不自然なことではないような気がしますが...。
下手に好感度下がっても嫌ですしただお昼一緒に食べたいだけとでも言っておきましょう。
嘘ではないです。
「えっ、本当にそれだけですか?」
そうだよ(応答)
一体何があると思ったんですかね...。
「いえ...ですが...。」
俯いてしまいました。
何か地雷踏み抜いちゃったかもしれません。
しかし焦ってはいけません。
地雷は踏んでも足を離すまでは爆発しないんですよ。
落ち着いて処理しましょう。
「なっちゃんはもういいんですか?ワタシはてっきりまだ...。」
ちょっと良くわかりませんね。
とぼけて反応をみましょう。
「とぼけないで下さい。かなえが死んだのがショックでなっちゃんはみかづき荘を出ていったんでしょう?」
...なるほど。
衝撃の事実の発覚です。
なのかちゃんは元チームみかづき荘でした。
あー、経歴読みてぇー...。
隅々まで穴が開くほど読みあさりてぇー...。
そんな事をすれば大ロスなのでしませんが。
みふゆさんの好感度が妙に高かったのも東西のトップが知り合いだったのも合点がいきました。
ワンチャン『呼び水になりて綻び』に関わっている可能性が微レ存...?
しっかしアレですね。
思わぬところで短縮に繋がりました。
どういうことかと言うと、これでやちよさんの好感度が保障されましたので、好感度稼ぎをする必要が無くなったんですね。
いやーリセポイントが1つ減って気が楽になりました。
メル魔女化の時点から、やちよさんは好感度が高ければ高いほど距離を置くようになります。
これらは彼女なりの優しさからくる行為なのですが、この時好感度を稼ぎすぎていると全く話を聞いてくれなくなり、だからといって無というのもありえないので適度な調節が必要だったんですね。
だがその心配ももうフヨウラ!
重要な情報が手に入ったので今日はもう十分ですね。
あとは適当に話しておけば好感度は上がるでしょう。
さて、学校が終わり放課後です。
取り敢えずななかさんを探しに行きましょう。
もちろん魔女を狩りながらです。
さて、魔女センサーに感知ありです。
パパっと侵入してパパっと殺s...おっと先客のようです。
お手伝いしますから敵対しないでね!
「ちゃらーっ!」
おっとこの独特の叫び声は...?
え、ちょっと待って、こマ?
「そこにいたら危ないよ!どいてどいてー!」
うぉぉぉおおおおお!!
来た、来た、来たァ!
由比鶴乃ちゃんです!
彼女は本RTAにおいて最強最悪の難関『キレーションランドのウワサ』のキーパーソンです。
というか取り込まれているだけとはいえウワサそのものなんだから当たり前だよなぁ!?
キレーションランドはホントにもう...試走を思い出しただけで頭痛がします。
まず鶴乃ちゃんを取り込んでる時点で最悪です。
いろはちゃんたちがほぼ無力化されてしまいます。
無理やり倒すと鶴乃ちゃんは死亡し、みかづき荘メンバーとの絆に亀裂が入ります。
かといってあんまりにも時間をかけすぎると鶴乃ちゃんが完全にウワサに飲まれて助けられなくなったり、一般人に被害が出てしまい助かったとしても大きな精神的ダメージが入ります。
また、ウワサにたどり着く過程でもマギウスの翼総出の大乱戦があったり、マギウスの連中と戦わなければならなかったりで大忙しです。
ちなみにその前の段階である洗脳を回避することは一応できますが、リスクが大きすぎる上に成功確率が非常に低いので実質無理です。
さらにみかづき荘のメンバーが魔女化を知らないという状況が生まれてしまいかねないのでやるメリットも少ないですしね。
ではどうすれば解決できるのか。
詳しいことはその時になってから解説しますが、とにかく今言えることは鶴乃ちゃんの大量の好感度が必須条件だということです。
何故かと言うと鶴乃ちゃんをウワサから引き剥がすには思いが通じ合っていなければなりません。
この「思いが通じ合う」というのが曲者で、一見お互いに信頼しあっていないとダメなように思えますが、実は違います。
鶴乃ちゃんが心の底から信頼してくれていて、心の内を吐露できるような関係さえ築けていればこちらから鶴乃ちゃんに対する思いは適当でいいんですね。(人間の屑)
ただ、たったそれだけのことが鬼のような難易度を見事に実現してるんですけどね!(震え声)
鶴乃ちゃんは信頼できる仲間にすら本心を打ち明けず我慢し続けるような鬼メンタルの持ち主です。
そう簡単に甘えてはきません。
なんせ難易度ノーマルでも放置してるとチームみかづき荘が一回心を通じさせるのに失敗しますからね。
もちろんノーマルだからこそ二回目がありますが、ハードでそんなことをすれば即死です。
ですのでより早く会えることが非常に望ましいんですよ。
本当はもう少し後にエミリーの相談所イベントがあるのでそちらで会う予定でした。
これは大短縮の匂い...素晴らしいです。
しかし何でしょうかね、嫌な予感がするのは。
やちよさんといい鶴乃ちゃんといい運が良すぎると思います。
今にしっぺ返しが来そうで怖いです。
まぁもらえる幸運は貰っときましょう!
後で何か来てもそれは何もかも親譲りのガバ運のせいです。
それよりも魔女をさっさと倒してしまいましょう。
といっても鶴乃ちゃんがだいぶ削ってくれてますね。
『工作』の接着魔法で床に固定して援護してあげましょう。
魔女の足元に滑り込み、地面をタッチします。
するとここに触れた瞬間永久にくっついてしまうトラップが出来上がります。
上手いこと踏んでくれました。
鶴乃ちゃんとどめオナシャス!
「分かった!ちゃらーっ!」
扇子から吹き出す炎で魔女はこんがり焼けてしまいました。
「ありがとう!ちょっと手こずってたから助かるよー!」
いえいえそんなそんな(謙遜)
「私は由比鶴乃!最強の魔法少女だよ!よろしくね!」
木星なのかでーす。
こちらこそよろしくオナシャス!センセンシャル!
あ、何かの縁ですし連絡先交換しません?
あ、いいの?やったぜ。
鶴乃ちゃんは用事があるみたいなので帰りました。
もう夕暮れ時です。
これ以上むやみに探してもななかさんは見つかることは少ないでしょう。
魔法少女が活動するのは夕暮れから夜中辺りなので、自由に動かれると遭遇率がグッと下がります。
しかし無収穫もアレなのでここは帰る前に確実に情報を手に入れたいところですが...ん?
これはチラシですね。
何でこんな道中に...ってこれはまさか...。
『華心流活花展覧会』
うわぁ...(驚嘆)
運が良すぎて本当に心配になってきました。
しかも開催日は明日です。
怖いですが行かない手はありません。
今日はもう遅いので帰ってご飯にしましょう。
どうも。
悶絶料理専属調教師のなのかと申します。
さぁ今日調教する料理は肉じゃがです。
オラッ!跪くんだよ!
失敗しました。(絶望)
料理スキルが低すぎる!
何だこれはたまげたなぁ。
もういいです。
明日は待ちに待ったななかさんとの交流ですのでさっさとふて寝します。
といったところで今回はここまでです。
ご視聴ありがとうございました。
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「おかえりなさい、みふゆ。」
「ただいまです、やっちゃん。」
みかづき荘で本を読んでいると、みふゆが帰ってきたので声をかける。
他には誰もいない。
みふゆは荷物を置いて、カウンターに座る。
「皆さんお出かけですか?」
「まだ帰ってないだけよ。遅くなるって連絡はあったから。」
「そうですか。」
少しばかり沈黙が続く。
本のページをめくる音だけが部屋に響いていた。
そしてその沈黙を破ったのはみふゆだった。
「やっちゃん、お話したい事が。」
「何かしら。」
「なっちゃんの事です。」
そう言った時、私はは少し固まってしまった。
そして本を閉じてカウンターに置く。
「なのかがどうかしたの?」
「実は今日、一緒にお昼を食べてきたんです。」
「昨日も呼び出されてなかったかしら?」
「えぇ、ですからワタシも何か用があると思っていたんですが...。」
「...無かったの?」
「ただお昼を一緒にしたいだけだと。」
「奇想天外な行動は相変わらずね...。」
思わずため息が出てしまう。
どうして予想通り動いてくれないのだろうか。
「あの子に限って何も目的がないってことはないでしょう?」
「そうは思うんですが...。」
思えばなのかはいつもそうだった。
なのかはいつだって、唐突に意味のないようなことをよく始めて、それは大抵の場合一つの目的に繋がっている。
かなえと合わせて4人でみかづき荘に住むようになった時も、それは変わらなかった。
その行動のおかげでギリギリでなんとかなった場面も本当に多い。
「気まぐれ屋なように見えて実は計算高いですからね...。」
「そうね。とにかく気をつけましょう。あの子が動いたってことは近いうちに何か起こるのかもしれないわ。」
その時、玄関の扉が開く。
「やちよししょー!来たよー!」
あの元気な声は鶴乃だ。
すると靴を脱いで上がってきて、私に駆け寄ってとんでもないことを言った。
「ししょー!今日スゴイ人に会ったんだよ!なのかって人でこう...何かしたら魔女がピターッ!って固まっちゃって!」
思わず面食らってしまった。
どうしてこう予想を軽々と超えてくるのだろうか。
「...ししょー?どうしたの?具合悪いの?」
「いえ、何でもないわ。...そのなのかって人が知り合いだっただけよ。」
「ええっ!それは何という偶然!ねぇねぇどーゆー関係なの!?気になるよー!」
「こらこら鶴乃さん、あまりやっちゃんを困らせないであげてください。」
「あっ、ごめんなさい。」
「いいわ。あまり話してあげられる事はないけれど...聞きたいかしら?」
「はいっ!聞きたいです!」
なのかと知り合ったのは私達が高校に入学したばかりの時期だったわね。
最初の出会いは...魔女の結界の中で襲われてるあの子を助けた時。
その時は魔法少女じゃなかったんだけど、一週間程して、同じ学校のみふゆと魔法少女として知り合ってしまっていたから驚いたわ。
どういう人なのかと聞かれると反応に困るけど、計り知れないって感じね。
いつもヘンテコな事ばかりするくせに、ここぞという時にだけ大活躍するのよ。
昔は一緒にみかづき荘で住んでた事もあったのよ。
まぁ、もう出て行っちゃったんだけどね。
ソウルジェムが...あっ。
「どうしたの?続きを聞かせてよ!」
「...まだあなたには言えないことよ。」
「えーっ!?そりゃないよー!」
「修行が足りないわ。出直してきなさい。」
「なんでさー!」
危なかった。
この子たちにこれを伝える事はできない。
思い出に浸ってしまってつい口が滑ってしまったが大丈夫だろうか。
...かなえが死んで、それからなのかは数日部屋にひきこもってしまった。
そしてやがて、書き置きを残して出ていってしまった。
なのかの部屋はまだ残してあるけれど、それは私がまだあの頃を引きずっている証拠なのかもしれない。
でも、私はあの子に対してずっと思っていたことがある。
一緒に魔女退治をしていたあの頃。
なのかが魔女を見る目は、いつも何か妙だった。
それがどういった感情だったのか、私には未だわからない。
今の所アーティスト要素が少ないですが予定調和です。
別になのかちゃんは感性を持ってるだけで作品を作ったりするわけではありませんからね。
ただどこかでガバとして帰ってくる気がします()