【RTA】マギアレコードRTA チームみかづき荘ルート   作:ironplate

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迷ってた今後の方針がやっと定まったので初投稿です。

・追記
誤字報告ありがとうございます。


Part.19 ガバは過去を未来にするか?

神浜のウワサを消し去り続ける『神浜ローラー作戦』は順調だった。

かこ達の協力もあってか、予定より早くにマギウスが釣れそうだ。

そんな時だからと言うわけではないが、久しぶりに部屋の中を掃除してみた。

...もしかしたら十七夜に言われた事が気になっているからかも知れない。

あの時、確かに私はかなえの一件を正確に思い出せないでいた。

今もまだ、曖昧な部分が多い。

何故か全然気にしてこなかったが、思えばなのかとの関係は曖昧なことが多い。

知り合った経緯も曖昧で、みかづき荘に入った理由も曖昧だ。

...よく今まで違和感を抱かなかったなと思う。

そんな事を思いながら棚の中を漁っていると、一枚の紙切れが出てきた。

 

 

『出ていく。大丈夫、家に帰るだけだ。』

 

 

そう書かれたその紙は、確かなのかが出ていくときに残したものだったはず。

...いや、なのかは確か私に出ていくと『告げて』出ていったはず...。

これも記憶が混濁しているというの?

...私の人生、生い立ちはしっかり思い出せる。

ぼやけるのは...4人でみかづき荘に住んでいた時期の事だけだ。

そもそもだ、何故私も、みふゆも、なのかの家を知らないのか?

いや...知ってるはずなのに知らない?

そもそも住んでいたという漠然とした意識だけがあるので、実際にそうだったのかも怪しい。

何だか分からなくなってきた。

 

 

「はぁ...一体何なのかしら。」

 

 

そう呟いてベッドで横になると、なんだか眠くなってきて、目を閉じてしまう。

 

 

 

 

 

 

 

 

これは...一体?

私が地面に倒れている姿を空から俯瞰しているようだ。

周りにはなのか、みふゆ、かなえの姿。

みんなこちらを見上げている。

...何だろう、何もかもが憎くて、悲しくて、地の底の、更に最奥に落ちていくような感覚。

なのに、体はどんどんと上っていく。

するとふと、なのかがソウルジェムを取り出した。

 

 

『...なっちゃん、やるんですね。』

 

『仕方なくだけどな...。』

 

『大丈夫...きっと上手く行く。』

 

『かなえ、みふゆ...分かった、やろう。』

 

 

そう言うと、なのかのソウルジェムから閃光があふれる──。

 

 

 

 

 

 

 

 

「やちよさん!大丈夫ですか!?やちよさん!」

 

「...ハッ!」

 

 

目が覚めると、とてつもない汗をかいていた。

動機も激しい上に頭が痛い。

いろはが私を起こしてくれたみたいだ。

 

 

「よかった...うなされてたみたいだったので...。」

 

「...そう。ちょっと悪い夢を見ていただけよ。もう大丈夫だから。」

 

 

あの夢は...何だったのか?

覚えはない、だけど心の奥底から湧き上がって来るようなこの感情...。

それにあれは...なのかの魔法?

あの子の固有魔法は...確か...。

 

 

「ッ...!」

 

「やちよさん!?」

 

 

頭が痛い、ノイズが走ったみたいに何も考えられなくなる。

 

 

「ハァーッ....ハァーッ...。」

 

 

少しするとそれは治まって、何事も無かったかのように去っていった。

後に残ったのはとてつもない倦怠感だけだ。

 

 

「本当に大丈夫なんですか...?」

 

「...少し寝るわ。」

 

「...分かりました。」

 

 

一人にしてほしい事を察してくれたのか、いろはは部屋から去っていった。

一体どういうことなの?

...なのかの固有魔法にヒントがあるのかもしれない。

しかし、以前私は彼女が『ソウルジェムの交換』をできる事を知っていた。

どこで知ったか、なぜ直感的に思い出せたのか、全く分からない。

いや、そんな危険な魔法をロクに警戒もしていなかった事のほうが問題だ。

 

 

「...本格的に調べる必要があるわね。」

 

 

このままではいけない。

...一度頼んで見ることにしよう。

そう思い、私は電話で十七夜に連絡した。

 

 

 

 

十数分後、私達は空き地で集まっていた。

 

 

「...それで緊急の要件とはなんだ?」

 

「私の心を覗いてほしいの。」

 

「む、それは...以前の事が原因か?」

 

「そうよ。どうしてもハッキリさせておきたいの。」

 

 

十七夜なら私の記憶も見通すことができるかも知れない。

この現象が私だけに影響するものか、それとも十七夜にも影響するものかで事態の把握もしやすくなるだろう。

 

 

「...分かった。やってみよう。」

 

 

十七夜は快く了承してくれた。

私は座り込み、十七夜の目を真っ直ぐ見る。

十七夜もまた、こちらの目を真っ直ぐ見返してくる。

...心の中に注射針が刺されるような感覚。

無事に見れているらしい。

 

 

「む...これは...何だ?」

 

「何が見えるのか教えて頂戴...。」

 

「いや、何分ノイズが激しくてな。ん...これは木星か?...ッ!」

 

「どうかしたの?」

 

 

すると十七夜は少し息を整えてから再び話し始めた。

 

 

「いや...とても変な気分になっただけだ。絶望の底とでも言えばいいのだろうか...。」

 

「...どういう事?」

 

「景色までは見えなかった...すまない...。」

 

 

謝ることはない。

頼み込んだのは私だし、危険を承知でこの頼みを受けてくれた十七夜には感謝しなくては。

結局、その後私の記憶について明らかになることはなかった。

 

 

 

────────────────────

 

 

 

今日もまた情報集めるだけのRTAはっじまーるよー。

 

 

今日こそ一人で...と思っていましたが、その前に組長から報告があり、神浜ローラー作戦が開始されたみたいです。

そして報告は済んだはずなのに組長が離れてくれません。

今から大事な作業するから離れて♡

 

 

「嫌です。」

 

 

ふざけんな!(八つ当たり)

まぁ集中を乱されなければそれでもいいですけど。

さて今日の見守り役が決まった所で、また同じ作業を繰り返します。

運が良ければこのあたりで見つかるかな...。

 

 

集中...集中...今です!

あっ普通の世界だぁ!

興味無し!切断!

 

 

次!...見なかったことにしよう!

 

 

次!これは...来た!来た!来たァ!

ワルプルと戦っているシーンです!

そしてここから更なる集中!

この時間軸のワルプルの魔力パターンを必死で覚えましょう!

...よし!記憶した!切断!

 

 

ふぅ、あともう少し接続してたらドッペル出してました。

それにしてもあの時間軸やけに魔法少女が連携してましたね...何というか、とてつもない絆を感じましたよえぇ...。

見覚えない栗毛の子も一人いましたし...あんな魔法少女いたっけ?

まぁいいです。

結果は上々ですし、これを幼女に報告しましょう。

組長待っててね!

 

 

「...私も付いていきます。」

 

 

駄目です。

流石にイブまでは連れていけません。

後でご褒美上げるから、ね?

 

 

「そうですか...そういう事なら...。」

 

 

ハイ、じゃあヨロシクゥ!

 

 

 

 

おーいサイコ!朗報だ!

ワルプルギスの魔力パターンが分かったぞ!

 

 

「...早いことはいい事だけど、なんか悔しい。」

 

 

そう拗ねんなって。

それよりこれを元に呼ぶんだろ、早よ呼べ(命令形)

 

 

「電波塔はもう出来てるし、数日あれば呼べるよ。」

 

 

わーすごいねー!

じゃあ呼べ!さっさと呼べよ!

こちとらRTAしてんだぞ!

 

 

「そんなに急かしても何も出ないから!」

 

 

 

 

さてと、これにて最重要課題が終わりましたので、あとは流れるままストーリーを進めていけば無事ワルプルに辿り着けるでしょう。

今日も例のごとく疲れたので寝るため、部屋に戻ってきたら組長がいました。

...待ってろってそういうことじゃない。

『何か言うまで自室で』待ってろであって『要件が終わるまで部屋で』待ってろではない。

じっとこっちを見てきてます。

ご褒美上げるってさっき言っちゃったからなぁ...。

ごめん、ご褒美また後でもいい?

 

 

「構いませんよ。」

 

 

ありがとナス!

...もうすぐいろはちゃんが諸々を取り戻しに来る頃かな?

心配なので寝てる間に組長には偵察に行ってもらいましょう。

 

 

「分かりました。」

 

 

場合によっては交戦も許可します。

死なない程度に頑張ってこい!

 

 

 

──────────────────

 

 

 

なのかさんに言われて、私は破壊されたウワサの跡地まで来ていた。

海沿いにある倉庫、ここが発生源らしい。

ここにあったウワサがなんだったかはよく知らないが、とにかく調べなくては。

...なのかさんの頼みなのだから。

思えばあの人にここまで取り入るようになってからそんなに経っていない。

確か、あの人が絡んだ事件を調査していてその時に見t─────

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

────私は元からあの人に尽くしてきた。

だからこうやって従う、それだけだ。

倉庫の扉を開け、中に入る。

内装はとても広い。

飛行機1つくらいは入るだろうか。

しかしそれ以外には何もなく、ただ空間が広がっているだけだった。

なんとも殺風景だ。

しばらく物色したり魔力の痕跡を追ったりしていると、後ろから何人かの気配を感じた。

隠れたくても身を隠すものがないので、正々堂々真正面から迎え撃つ。

 

 

「...ななかさん。」

 

 

現れたその姿は、見慣れた人物のものだった。

 

 

「かこさん。お久しぶりです。」

 

「...こんな所で何を?」

 

「調査ですよ。ウワサを破壊して回っている輩がいるらしいので。」

 

「...それは私です。」

 

「...なるほど。」

 

 

予想していなかった訳ではないが、実際に起きてみると少し不本意だ。

しかし元仲間だろうが今は敵。

退けることになんの気兼ねもない。

 

 

「そこをどいてください。」

 

「無理です。」

 

「...どいてくれねば少し手荒な真似をせねばなりませんよ?」

 

「承知の上です。...私もあなたを力づくでも取り戻すつもりですから。」

 

 

取り戻すとは大層な。

まるで自分が正義で私が間違っているようなその言い方には少し腹が立つ。

正義と相対するのは別の正義だということを知らないんだろう。

 

 

「はぁ...仕方ないですね...では、参ります。」

 

 

変身して刀を構える。

あちらも変身して槍を構える。

...少しの静寂が倉庫内を満たしていく。

外の波の音が聞こえてくるくらいに静まり返ったその時、あちらが動いた。

突撃して槍を一直線に突いてくる。

なんとも短絡的な攻撃だ。

私は鞘でそれを受け止め、横に流す。

すかさず鞘の後側の刀を抜き、こちらが下段から切り上げる。

そこで決まったと思った。

しかし、あちらは流された槍を手放して、しゃがみこむことで回避した。

そしてあちらが転がって距離を取ったことで、お互いに向き合う形に戻った。

 

 

「...腕を上げましたね。」

 

 

かこさんは前より確実に強くなっている。

前までの彼女であれば先程の攻撃を避けるなどあり得なかっただろう。

 

 

「あなたへの執念がそうさせたんです。」

 

 

その気持ちは分からないでもない。

私にも女だからと小馬鹿にされたことに執念で打ち勝った事もある。

だからといってこちらも負けるわけにはいかない。

...少し全力を出すことにしよう。

構え、集中し、相手を見定める。

 

 

...ここだ。

 

 

「ハァッ!」

 

「!?」

 

 

金属音が鳴り響く。

あと少しばかり速度を出せれば当たっていたが、刀は惜しくも槍で防がれてしまった。

しかし少しは応えたようで、あちらにも焦りの表情が出てきている。

ならば攻め続けるまで。

一気に詰めて何度も斬りつける。

それらは全て防がれているものの、防戦一方といった形だ。

 

 

「セィッ!」

 

 

槍の柄をたたっ斬る。

ついに耐えられなくなった槍は情けない音を出して真っ二つに折れ、回転しながら私の後ろに飛んでいく。

そして衝撃でかこさんは尻餅をついた。

 

 

「うっ...。」

 

「ここまでです。」

 

 

先端を顔に突きつけ威嚇する。

...何も殺す理由は全然無い、このまま少し眠ってもらおう。

そう思って蹴り上げて気絶させようとしたその時、彼女の顔が笑っているのに気づいた。

 

 

「...ここまでなのはあなたの方ですよ。」

 

「どういう事ですか?」

 

「油断しましたね!背中がガラ空きです!」

 

 

そう言われて振り返ると折れた筈の槍の先端がこちらに向かって飛んできていた。

 

 

「!?」

 

 

慌てて刀で弾き返すが、そのせいで後ろからタックルを食らってしまう。

 

 

「ぐっ...!」

 

「さぁ!ソウルジェムを渡してもらいます!」

 

 

さっきのはきっと『再現』の魔法...。

最初の突きを折れて飛んでいった槍の先端に再現させたようだ。

おかげで今、お互いに取っ組み合いになってしまっている。

しかも私が下だ。

体格差があるとはいえ魔法少女、力の差はいくらでもカバーできる。

このままではソウルジェムを奪われて無力化されるのは必然...どうする...?

 

 

 

 

私はずっと...先頭に立つものとして正解、不正解の責任を負ってきた。

華心流の先頭に立ち、家の先頭に立ち、魔法少女としてチームの先頭に立ち、持つ情報は最先端で駆け引きでは常に優位な立場。

それらは私にとって特別なものでもなく、ただの日常だった。

特に苦しみだとかは感じなかったが、心地よさも特段無かった先頭という立場。

成功しても予定通りなだけで、失敗すれば責任の重圧が押し寄せる。

リーダーとはそういう物だ。

だけど、なのかさんに『正解』を提示されて、心が安らいでしまった。

危険など承知の上だ。

ただ、不正解の責任を共有できることが何よりも安心できてしまった事が私を決定的に狂わせてしまったんだろう。

もう、戻ることはできない。

 

 

 

 

体の奥から湧き上がって来る『何か』。

冷たく、生気を感じさせない黒いもやのようなものが視界と脳内を埋め尽くしていく。

無念、孤独、重苦、様々な感情が渦巻いていき、やがてそれは体の外へ噴き出すようにして現れた。

 

 

体が吊られているようだ。

あぁ、このまま揺らされているのも良い。

だけど...帰らなきゃいけない。

ここで帰れなければなのかさんの責任を私が肩代わりできないじゃないか。

なのかさんばかりに苦労をかけてしまう。

必ず、帰らなければ。

 

 

 

──────────────────

 

 

 

おはようございまーす。

多分夕方ですね。

寝てばっかりでも体がなまりますし、どっかで運動でもしてきましょうか。

...っと電話ですね。

相手は...組長ですね、もしもし?

 

 

『...なのかさん、すいませんが少しこちらに来てもらえませんか?』

 

 

おっガバか?(一抹の不安)

何があった!?

 

 

『いえ...少し...動けないだけです。』

 

 

えぇ?

組長が動けないとか相当ですよ...。

すぐ向かうから待ってろよ!

 

 

 

 

と言う訳で組長に支持したウワサの跡地にやってまいりました。

この海沿いは...懐かしいですね...。

実は写す理由もないなと思って倍速してたんですが、更紗帆奈の死体ってこの海に捨てたんですよね。

もちろん重しをつけて沈めました。

なのでこの海の底には彼女の死体があるはずです。

見に行く理由も無いのでいいですけどね。

よしんば見つかったとしてもソウルジェム喪失死とか迷宮入り確実ですから。

さて、この倉庫がウワサの跡地の筈なんですが...なんだこの状態!?

屋根とか壁とかボロボロで穴だらけですよ...一体何があったんですかね?

おーい!組長いるかー!?

 

 

「すいません...ここです...。」

 

 

お、いたいた。

仰向けで地面に寝転がってました。

ここで何があったんですか?

 

 

「...この破壊跡は私のせいです。私の元チームメンバーが現れたので退けたんです。」

 

 

それにしては酷くない?

こんなことフェリシアちゃんでもやらないと思うんですけど...。

 

 

「あぁそれは...ドッペルとやらを出したんですよ...そのせいです。」

 

 

えードッペル出しちゃったの?

というか出ちゃう状況まで追い込まれるって相当ですね...。

ななか組が実力を上げてきてるみたいです。

要警戒ですね。

取り敢えず組長は帰るぞ!

立てるかい!

 

 

「あ、立てます...大丈夫で...あっ。」

 

 

おっと倒れてんじゃねーよ!

危ねぇ...そういう時は頼ってほしいものです。

ホラ抱っこしてやるから乗りな!

 

 

「いえそんな...申し訳ないですよ...。」

 

 

はぁーほんと強情だねぇ!

しかしこのままだといつまで経っても帰れなさそうなので無理矢理背負って行きましょう。

オラ乗るんだよ!

 

 

「あっ...すいません...。」

 

 

いいって事よ。

そーいえばそのチームメンバーは何処へ?

 

 

「...必死だったので良く覚えてませんでした...。」

 

 

まぁいいや!

生きてりゃ儲けもんですよ。

 

 

 

 

今回はここまでです。

ご視聴ありがとうごさいました。

 

 

 

─────────────────────

 

 

 

「...ハッ!」

 

 

目が覚めると、そこは暗い部屋の中だった。

辺りは石で出来ており、乱雑に置かれたマットの上に寝転がっていたみたいだ。

私はどうなってしまったのだろうか?

さっきまでななかさんのドッペルと戦っていて...あぁそうだ、油断した隙に吹き飛ばされて海に投げ出されたんだった。

そこから...どうやって助かったんだっけ?

 

 

「目、覚めたかい?」

 

 

突然背後から声が聞こえた。

振り返ると部屋の隅っこに黒羽根のフードを目深に被って三角座りをしている人がいた。

体格と声からして少女、それも魔法少女だろう。

 

 

「あなたは...?助けてくれたんですか?」

 

 

そう聞き返すと、その子はある方向を指差してこう言った。

 

 

「あっちが出口だから...動けるならさっさと出てって。」

 

「...。」

 

 

指さされた方向を見ると、そこには光が差し込んでいた。

外に出て様子を窺うと、そこは波止場の下の空間、下水道の一部であることがわかる。

取り敢えず戻ってくると、彼女からまた声をかけられた。

 

 

「...アイツら、『木星なのか』と『常磐ななか』にやられたのか?」

 

「...あの人とななかさんを知っているんですか?」

 

 

するとその子は、突然震えだして怯えたような声で勝手に語り始めた。

 

 

「知ってるも何も...あたしは何でここで生きてるのか分からないんだよ...。あたし、アイツらに殺されたはずなのに...。」

 

 

...今なんて言った?

木星なのかに、ななかさんに殺された?

ななかさんがそんな事するはず...。

 

 

「...失礼ですが名前を伺っても?」

 

「あたしの名は...『更紗帆奈』...。」

 

 

たった今名乗ったその人物が、今後の鍵となることを私は、そして私達はまだ知らない。




結構勇気がいる展開でした(小並感)
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