自称、美少女錬金術師(26)が雄英の教師になった。 作:さくあけ
テストとアンジュの誕生日絵を描くので長くは続きません。
最近Twitter始めたんですがふとおもいついてこの小説のタイトルを打ち込んでみたら引用ツイート?してくれてる方が一人いらっしゃって、「爆笑してる」って書いてくれててめっちゃニコニコしちゃいました。バカ嬉しい。毎度毎度言ってる気がしなくも無いですがこの作品を見てくれている皆様ありがとうございます!
「――じゃあ、作戦通りにっ」
「あぁ」
頷き合い、ヒーローチームの二人はオールマイトの開始の合図を待つ。
障子は即座に索敵を行えるように個性で、耳を増やす。
『――スタート!!』
初戦と同じように開始の合図が鳴った、障子が即座に索敵を開始する。
「・・・四階、北側の広間に一人、もう一人は同階のどこか、・・・素足だな」
索敵を開始して一分が経とうとした時、障子がそう告げた。
「わかった、・・・透明の子が伏兵として
「―――私には、関係ない」
手を前に突き出して、グッと力を入れて拳を握りしめた。
フシューー、と紫がかったような水色の煙が放出され、その煙を器用に操って、天井にある全階につながる排気管に煙を流し込んだ。
「行こう、目蔵さん」
――――――――――――――――――
開始の合図が鳴る前に時は遡り、ヴィランチーム。
「尾白くんわたしちょっと本気出すわ、手袋もブーツも脱ぐわ」
「う、うん・・・」
突然脱ぐと言われて困惑しながらも尾白は承諾して、核の前に立つ。
そして開始の合図が来るのをゆっくりと待つ。
『――スタート!!』
鳴ったと同時に、神経を鋭く尖らせ、ヒーローを迎撃する体制になる。
そんな尾白の脳内に、つい数分前に葉隠と話した会話がフラッシュバックする。
『相手の障子って人は耳とか目、手、口とかいろいろ複製できる個性ってのは何となくわかってるけど――』
『あの、リゼって子だな・・・・・・』
『体力テストみたいな形でやった個性把握テストの時は、個性を使ってるようには見えなかったんだよね・・・・・・』
『そうなんだよな・・・・・・、もしあれが素だとしたらかなりやばいぞ・・・? 確か、三位だったろ』
『何かしら使ってたとは思うんだけどねー』
・・・結局、わからなかったな。
目の前のことに意識を戻した瞬間、尾白の体が揺れた。
「ッ・・・!?」
なんとか、といった様子で体を支え、立ち直す。
同階で、同室にいる葉隠と繋がった小型無線から焦ったような声が流れ出す。
『大丈夫!?』
「な、なんとか・・・でも、なんだこれ・・・視界が、水色がかって・・・」
『え、水色・・・? ホントだ、なに、こ・・・』
無線越しに、ドサっと葉隠が床に崩れ落ちる音が明確に尾白の耳に届く。
「葉隠さん!?」
そう声を掛けても反応はない。葉隠が待機している場所に行こうとする尾白の意識も、どんどんと薄れていく。
「く、っそ・・・・・・」
そんな、悔しそうな声を最後に尾白も床に崩れ落ちた。
瞬間、ガチャリ、と唯一の入り口のドアが開く。その開閉音に反応できるものはいなかった。
カツン、カツン、とブーツの音をたてながら部屋に堂々入ってきたのはリゼだった。その後から、障子も入ってくる。
「聞いてた話より、すごいな、これ・・・」
尾白が倒れている現場が目に入った障子ははそう声を漏らした。
「体に有害ではないけど、ちょっときつめのにしちゃったかもしれない・・・」
「おいおい・・・」
そう話しながら悠々と歩き、二人で同時に核に触れる。
「ヒーローチーム、WI----N !」
ブーーーッ! 初戦と同様、引き分けではなくヒーローチームの勝利を意味する終了のブザーが鳴った。
―――――――――――――――――
「ではでは、講評と行こうか!」
四人――尾白と葉隠はリゼの治療によって起きた――がモニタ室に戻り、オールマイトによる講評が始まった。
「今回のベストはリゼ少女だ! これは説明しなくともみんな納得できるんじゃないかな?」
ベスト、そう言われてリゼはびっくりした顔をしながらも、目を光らせていた。よほどうれしかったのだろう。
「仲間を巻き込むことなく、そしてヴィランのいない他の階に被害が出ないように個性を操作し、敵を無力化、文句が無かったとは言えないが今の時点では最善の手だったと言えるだろう! そして目蔵少年、君の索敵あってこその勝利だ、二人とも誇れよ」
そして尾白と葉隠の方に向く。
「そしてヴィランチーム、尾白少年は少し呆けていたところがあったな! 訓練とは言えどだ、しっかりと警戒心を保つようにしようか!」
「ハイ・・・」
「葉隠少女の作戦はとてもよかったと言える、だが相手の個性が個性だったな、ドンマイ!」
「・・・あ、それなんですけどリゼちゃんの個性っていったい何なんですか?」
「リゼ少女、説明お願いできるかな? 如何せん説明がうまくなくてな」
「あ、はい」
クラスの面々が気になっていたようだ、リゼに視線が集中している。
「えっと、私の個性は‘‘体内に溜めた毒を操る‘‘こと、です。」
「溜めれるの?」
誰かがそう返すとリゼは例を挙げて答える。
「体外から体に有毒な毒を摂取するとします、普通の常人なら多分摂取して数分もかからずに倒れると思います」
それはそうだよな、と全員が頷く。
「私の場合は、その毒が個性として分解されて体内に溜まるんです。今の私の体の中には多種多様な毒が流れています、その溜めた毒を体内で合わせて体外に放出したりできるのが私の個性です」
「――強くね?」
「いやいや、ヴィランだけに効く毒とかがないから乱戦の時とかは使えないし、手から出せるだけだし――」
「ところで――」
「はい、そこまで、早くしないとやばそうだからリゼ少女に対しての質問は後! 次行こう!」
オールマイトが強引に制止し、次の訓練に移るべく声を掛けた。
――――――――――――――――
「お疲れ様」
モニタ室の隅で休んでいたリゼに水を差し出し、横にしゃがみ込むアンジュ。
「ありがとう、でもいいの? 見てなくて」
「ちょっとだけだしいけるいける」
「なにがいけるんだか・・・」
受け取った水を少し飲み、アンジュに返すとリゼは手をグーパーさせた。
「今回の訓練で、結構感覚掴めた気がする」
「まじ? よかったじゃん。本格的に使うの初めてにしては上出来すぎるんよな」
「あ、いや、実は初めてじゃなくて・・・」
「え?」
「あの~、殺虫剤みたいな感じで使ったり・・・」
アンジュから目を逸らしながらリゼがそう言うと、呆れたように息を吐く。
「ホントは良くないけどそれくらいは良いとして、危険だからマジで気をつけな~?」
「わかった。・・・あ、それはそうと轟さんと戦った時ってやっぱり錬金陣が隠れて使えなかったんだよね?」
「げっ・・・」
「図星、か」
「いや待って、言い訳させてください」
「どーせ、所詮年下の学生って思ってた~とかだから聞かなーい」
「いやっ、ちがっ、実際そうだけども!」
「ほら言った」
アンジュは「降参」とでも言うように両手を上げた。
「リゼには敵わないわ、じゃ、私は戻―――」
瞬間、ビル街を揺らすような轟音が響き、地鳴りが起きた。
それらは一瞬でおさまり、静寂が訪れた。
「おー・・・、結構派手にやってんねぇ・・・」
冷静にモニタを見たアンジュはそう言った。
その言葉につられてリゼはモニタに目を向ける、訓練で使用しているビルを外から移していたモニタだった。
それに映っていたのは下界から上階にかけて壁や窓もろともを抉りとり、大きく風穴を開けたビル。
「全員落ち着け―、これからはよくあることだからなー」
と、アンジュがざわめく生徒たちに向かって冗談めかして言って静かにさせる。オールマイトはビルに向かって行ったので自分がまとべるべきと判断したのだろう。
「この後同じように講評あるから、今見てたこと適当にまとめておきな~」
―――――――――――――――
「――よーし、私はこれ直しますかぁ」
オールマイトによる戦闘訓練の時間が終わり、ガランとしたグラウンド・βにてアンジュは廃ビルと化しそうなビル前に佇んでいた。
地面に散らばっている瓦礫の中からちょうど良さそうな鉄骨を拾い上げ、慣れた手つきで錬金陣を描いていく。ビルを覆うほどの大きさだ。
「っしょい、これでええやろ」
そう呟くと両手を合わせ、錬金陣に触れた。
見る見るうちに崩壊していたビルが修復されていく。あの崩壊したビルの面影は一切と言っていいほど無かった。
「やっぱりすごいね、アンジュのソレ」
「おわっ!? ・・・いるなら一言かけてくれよ。というより、次授業でしょ、暢気にしてる暇ないんじゃない?」
「ま、まー大丈夫だよ、うん」
「っはぁー・・・ほら、走るぞ」
「え、あ、うん」
仕方なく、といった様子でリゼを連れて走り出したアンジュ。
その数十秒後、
「り、りぜぇぇ・・・ちょっとまってぇぇ!!」
と、情けなく走っていたとかなんとか。
―――――――――――――――
「そう言えばなーんか忘れてるような・・・」
職員室にて、アンジュは自身のデスク前でそう呟いた。
「いつか思い出すわよ、それまで何かしてればいいわ」
デスクが隣のミッドナイトが反応する。
「そーっすねぇ・・・、あ・・・、お? んー?」
「思い出した?」
「思い出しそうなんですけど・・・」
うーんと唸るアンジュは突然、バッと立ち上がった。
「そうだ! 手袋だ!」
「手袋? あぁ、いつも手に着けてる・・・」
「ミッドナイト、オールマイトがどこに行ったか知りませんか?」
「オールマイト? あの人ならさっき急いで出て行ったわよ、爆豪って子がどーたらこ―たらって」
「そうですか、ありがとうございます!」
イスに掛けていたコートを羽織ると、アンジュは勢いよく職員室を飛び出した。その瞬間、ドンっとアンジュと誰かがぶつかって、その誰かが尻もちをついた。
「っと・・・ごめんだいじょう・・・ってリゼじゃん、どしたの」
手を差し伸べようとし、相手の顔が見えた瞬間アンジュはほっとした表情になった。
「今なんでほっとした表情になったのよ」
「・・・ほにゅ?」
手を掴んで立ち上がらせながら誤魔化すようにそう言った。
「ほにゅじゃない、ってどこ行くの?」
「ちょっとオールマイトに野暮用が! 気を付けて帰りな!」
「えっ、あ・・・行っちゃった・・・」
少し寂しそうな表情をするリゼ、アンジュに用があったのだろうか。
それはさておき、アンジュは今までにないくらい急いで走っていた。その走っているスピードには触れないとして、これまで急いでいるのには理由があった。
あの手袋は戦闘服の一部だが、自腹で手袋に改造を繰り返していて、そのお金は考えたくないほどだという。そんなものを他人に預けておくのが怖いのだろう、オールマイトを信じていないわけではないだろうが。
「ん、何してんだあれ」
校門前に人影を見つけてアンジュは視線を動かした。映ったのは、今回の戦闘訓練で大暴れした生徒二人、緑谷と爆豪だった。
アンジュはなんとなく、二人が話している内容に耳を傾けた。
断片的にだが聞こえてきた内容にアンジュは首を傾げた。
人から授かった個性・・・? 授かった・・・?
・・・人から人に個性を受け渡せるのなんか一人しか知らないぞ。まさかあの緑谷くんは
でもあんな真面目そうなやつが・・・?
過るのは学生時代の苦い記憶だった。
いやいや、と無理やりに思考を振り払う。そしてあの二人がいた場所にまた目を向ければ、オールマイトと緑谷がいた。爆豪の姿は消えていた。
「オールマイト! 手袋返してください!」
数十秒ほど時間を空けて、アンジュは手を振った。
―――――――――――――――――――――――
どこか不気味な雰囲気を纏ったバーのような場所に誰かがいた。
「見たかコレ? 教師だってさ・・・なァ、
―――
問われた男は薄い笑いを浮かべて答える。
「そりゃあきっと、面白いことになるだろうねぇ」
話の中で書けなかったんですがリゼは個性把握テストの時にはばっちり個性つかってます、無色無臭で人間に害のない毒を両手から出して、走り抜けるとかそんな感じで‥。
アンケートちょっと取ります、この中でにじさんじ知ってる人たちとかどれくらいいるのかなってアンケートです。
にじさんじを知っているか
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にじさんじを知っている
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にじさんじを知らない
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ヒロアカだけを知っている
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どっちも知らない