ガンダムビルドダイバーズ クオンタムエリート   作:しゅみタロス

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EP20 学園祭とGPデュエル

10月、この時期は学校が学園祭で活気付いてる頃だろう。

 

当然紅葉の通う天風高校もその一つだ。多くの人が集まる中、紅葉たちは……

 

紅葉「うめえええ!!まさかカレー出してくれるなんて、西狩さんにマジで感謝!!」

貴信「皆、どんどん食べていってくれ」

 

貴信が出展するカレー屋台でカレーを掻き込む紅葉。そして当然いつものあの顔ぶれがやって来る。

 

ツバキ「お待たせ~」

愛理「仕事終わったよー」

紅葉「お疲れ」

 

紅葉は紙皿とスプーンを捨てて立ち上がる。

 

ツバキ「他の3人は?」

紅葉「そろそろ来ると思うぜ」

凍夜「待たせたね?紅葉君」

レア・蒼海「終わった……」

 

げっそりとする二人に紅葉は聞く。

 

紅葉「何でそんな疲れた顔してんだ?この二人」

凍夜「僕たちの屋台で小籠包出してたんだ、ここの二人は皮包みの作業凄く頑張ってくれたんだよ!!」

ツバキ「学園祭で小籠包出展する人初めて見た」(汗)

 

だが気が付けば……

 

レア「あれ?紅葉君いないよ?」

蒼海「ホントだ!!」

 

そして後ろから……

 

紅葉「凍夜!!この小籠包滅茶苦茶うまい!!」

メンバー「ズッコォォォ!!」

 

一瞬で消え、小籠包を片手に現れた紅葉にメンバーはズッコケる。

 

ツバキ「トランザム並みに行動力速いよ!!」

レア「話してまだ10秒くらいしか経ってないのにもう食べてるよ……」

凍夜「買ってくれて嬉しいよ、ありがとう」

紅葉「こういう時ぐらいうまいもんは全部食べないとな」

 

そんな中、愛理がパンフレットを出してある場所に指をさす。

 

愛理「皆さん、3年生の教室に丁度GPデュエルを出店してるお店があるので一緒に行きませんか?」

紅葉「GPデュエルか、面白そうだな」

 

愛理の誘いでGPデュエルコーナーに向かった。

 

3年生の教室 GPデュエルファイターズ。

 

プレイヤーA「行けええええ!!ドーガァァァァ!!」

プレイヤーB「ディジェ、頭をもぎ取れえええ!!」

 

ディジェが頭をブレードで斬り落とす、ギラ・ドーガは機能停止すると同時にフィールドにコールが入る。

 

司会「さあ、次の挑戦者は誰だ!!声を上げてステージに上がってください!!」

 

そして立ちあがった選手は……

 

客人A「ええ!!」

客人B「あれ、フロンティアダイバーのレアと蒼海じゃねえか!!」

 

客席では落ち込みながら観戦する4人がいた。

 

レア「4人には悪いけどじゃんけんで決まった戦いだからね」

蒼海「お互い全力で行こう!!」

レア「よし!!」

 

お互いガンプラをインストールしてグリップを握る!!

 

レア・蒼海「よし、行くぞ(よ)!!!」

司会「まさかの元フロンティアダイバーの二人が飛び入り参加、会場全体が熱気に燃えるこのフィールドで正にスペシャルマッチが始まります!!」

 

レア「カツラギ・レア、ウィングガンダムフルバリア出撃!!」

蒼海「三津寄蒼海、ガンダムⅩレイムーン出る!!」

 

ガンプラが同時にフィールドに立つ、砂漠の中でフルバリアがエネルギーブレードを手にⅩブレードを二つ展開してぶつかり合う。

 

蒼海「流石にウィングガンダムでは近接戦有利ですね。カツラギ会長」

レア「ガンダムⅩベースの機体は遠距離攻撃特化だけどここまでデメリットを克服したガンダムⅩは素晴らしい。だけどッ!!」

 

フルバリアはシールドを背中にマウントすると変形し、上空へと飛び、急降下しながらレーザー攻撃を行う。

 

紅葉「フルバリアって変形するんだ」

ツバキ「まあ、ウィングガンダム系列の機体だからね」

 

レーザーによって撒かれた砂によって視界が遮られ、フルバリアを捉えられないレイムーンに突撃する。

 

レア「蒼海くん、悪いけどそれを背負っているのは僕にとって都合が悪い」

レア「カツラギ会長、まさかッ!!」

 

ズゥァクゥッ!!

 

背後からエネルギーブレードで攻撃され、レイムーンのリフレクターが剥ぎ取られた。

 

蒼海「しまった、サテライトキャノンを封じてきたか。だが、対策はしてある」

 

蒼海はアーマーをキャストオフし、砂嵐のエリアを脱出し、上空のフルバリアに斬りかかる。

 

レア「機動戦に入るか、リフレクターを斬られただけで終わらないは好きだよ」

蒼海「先輩でも会長でもやり合う時は全力で行きます!!」

 

Ⅹブレードでフルバリアを追撃し、レイムーンは腕からワイヤーを射出してフルバリアを補足する。

 

レア「しまった!!」

蒼海「これはお返しですよ!!」

 

バッキイイィィィィィィン!!

 

ワイヤーを巻き上げてフルバリアのウィングを根元から引きちぎる。最も機動性の高いバードモードへの変形を封じられたフルバリアはバスターライフルを手にレイムーンを狙撃する。

 

レア「こっちだってまだ攻撃の手段は残っているんだ」

蒼海「さあ、幕引きといきますか」

 

レイムーンはⅩブレードを二つにつなげ、太陽光の光が剣にエネルギーを与える。

レアは攻撃を読み、胸にライフルを接続して3丁のライフルを合体させる。

 

蒼海「ライジングⅩフルセイバーーーーー!!」

 

黄金に輝く剣で相手に迫るレイムーンにフルバリアは引き金を引いた。

 

レア「僕は負けないッ!!トライバスターライフル・シューティングスターーーーーー!!」

 

ライジングⅩフルセイバーがエネルギーを斬り、フルバリアに近付いていく。だがアーマーを脱いだ事で機体が耐えきれず、溶解し始める。この一撃によるダメージはフルバリアも例外ではなくフルバリアもボディから火を噴き、関節が崩壊する。

 

蒼海「まさか、こんな……」

レア「あと一歩、届かなかったな」

 

トライバスターライフルが止まり、目の前に映ったのは腕と頭を失ったレイムーンと左腕を失い、膝立ちをしたフルバリアの姿だった。

 

司会「バトルエンドオォォォ!!ダメージ総数はレイムーンが上回った。これによりGPデュエルのこの戦いの勝者はフルバリアだアアアア!!」

 

ワアアアアアア!!

 

歓声の中で勝利したレアは蒼海に手を差し伸べた。

 

レア「いい試合だった、ありがとう」

 

蒼海はレアの手を握り、笑顔で誓う。

 

蒼海「今日は僕の負けだ、でも次は負けませんよ。カツラギ会長」

レア「期待してるよ、戦友」

 

 

 

その後

紅葉「今日は楽しかったな」

凍夜「10月の最後にいい思い出が出来たね」

ツバキ「11月からのテスト忘れないでよね?」

紅葉「ああ、わかってるって」

 

学園祭の後の祭り、話はまた次の機会に。

 

 

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