ガンダムビルドダイバーズ クオンタムエリート 作:しゅみタロス
蒼海「これでどうだアアアアァァァァ!!」
ロケットランチャーを構え、カオスフォームをロックオンする。
Tカスタムの放ったミサイルがカオスフォームを襲う。
レア「これだけは使いたくなかった」
カオスフォームはスカートファンネルをキャストオフし、ランスと合体させる。
レア「カオス・ルキフグス!!」
蒼海「これは、ダメージを相殺する気か!!」
レアはミサイルを三又になったランスで薙ぎ払う。
レア「ううっ!!」
だが突如としてカオスフォームにダメージが走る。
レア「最大にしてこの反射ダメージ。勝負が分からなくなってきた」
カオスフォームの攻撃で被弾したTカスタムは最後の切り札を使う。
蒼海「無茶な事をする、そんなボディじゃ高威力オーバードライブ攻撃には耐えられないはずなのに……」
蒼海は背中の中心から巨大なバスターライフルを取り出し、カオスフォームに向ける。
蒼海「当たれええええええええ!!」
高威力の粒子砲が発射され、カオスフォームは……
レア「見事に、やり返されたな」
カオスフォームは攻撃をその身に受け、機能停止した。
アナウンス「凍夜チーム、G-ルシファーカオスフォーム。ブレイクエンド」
蒼海「ギリギリ勝てた、後は頼みます」
ツバキ「はっ!!やああっ!!」
二つの大型のブレードでクワトロネイルを追い詰めていくサヴァイブ。
愛理「トランザムシャドウ!!」
再び分身を作り、7体のクワトロネイルが襲い掛かる。
ツバキ(分身の中に紛れて身を守る戦法、命知らずだけどこうするしかない)
クワトロネイルは好機とばかりに攻撃を始めた。
愛理「セブンスディストラクション!!」
クワトロネイルがサヴァイブの身体を鋭い爪で斬り裁いていく。
ダメージ率が40%近くになった次の瞬間
バキィン!!
愛理「そ、そんな!!」
ブレードがクワトロネイルの上半身を容赦なく切断した。
脚部を失ったクワトロネイルは機能停止する。
アナウンス「凍夜チーム、ガンダムスローネ・クワトロネイル。ブレイクエンド」
二人は機体から降りる。
愛理「なんで、分かったんですか?」
ツバキ「影よ」
愛理「え?」
ツバキ「あの分身は質量は大きいけど実体があるのは本体だけ、だから影が映ればそれが本物。影は実体のあるものにしか現れないからね」
愛理はその理由に納得し、ツバキは愛理に手を差し伸べる。
ツバキ「良いバトルだったわ、ありがとう」
愛理は手を取り合うと背後から……
蒼海「いやー、大変だった」
レア「お疲れ、皆」
ツバキ「後は紅葉君だね」
愛理「見届けましょう!!」
二人はフィールド外から紅葉と凍夜の戦いを見届ける。
ガキィィ!!ズバァァ!!
強烈な剣戟に加え、切り傷が痛ましい姿へと変わる両機。
それでも互いに剣戟をやめない、魂の戦いが続く。
紅葉「トランザム・オーバーロード!!」
凍夜「シードチェイン!!」
紅と黄金を纏う刀身、そして剣を手に高速で斬撃を交える。
紅葉「トランザム・アクセルソード!!」
凍夜「フリーダム・ブレイカー!!」
ズガガガガガガガガガガ!!
ギュオォォォォォォォォ!!
吹き荒れる疾風がステージを飲み込み、周囲の建物が崩壊を始めていく。
ツバキ「なんて威力。こんな斬撃合戦無茶苦茶だよ!!」
レア「皆、しっかり捕まって!!」
紅葉「負けるかアアアア!!」
凍夜「僕が、勝つんだアアアア!!」
斬撃が互いに装甲を剥がし、フレームが露出し、ダメージも大きくなっていく。
そして、
ブシュゥゥゥ!!
フレームが暴走を起こし、煙と同時にフリーダムが崩れ落ちる。
紅葉は見る影もない、フレームだけのアドヴァンスフリーダムの胴体に……
紅葉「うおおおおおおおお!!」
バキィィン!!
GNソードが突き刺し、凍夜に告げる。
紅葉「すっげえ、楽しかったぜ」
凍夜「君にそう言われるの、嬉しいよ」
アドヴァンスフリーダムは機能停止し、アクセラレータライザーは剣を引き抜いた。
アナウンス「トライバトル、紅葉チームvs凍夜チーム、勝者は紅葉チーム。全機体ブレイクエンドにより、バトルマスターランキング7位となります」
ツバキ「おーい紅葉クーン」
愛理「お疲れー!!」
仲間に駆け寄る紅葉と凍夜、二人はマスターバトルランキングで手に入れたバッジをお互いに二つに分けて渡す。
紅葉「俺たち3人が勝者じゃない、6人で勝者だ」
6人はバッジを天に掲げ、重ね合わせた。
紅葉「俺達の」
6人「ガンプラバトルは、これからだ!!」
トライバトルを通じて重なった結束と共にクリスマスがやって来るのだった。