仮面ライダーエルフ   作:青ずきん

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はじめまして。この度、オリジナルライダー小説を投稿させていただきます、青ずきんと申します。中学の頃の本当に残念な脳みそ(今も。)で考えた作品なので、どうか暖かく見守っていただければと思っています。


2022/2/27 追記
本作の前書き・後書きは大体変なことを書いています。軽く流し読みしていただければ幸いです。


第1話 Heroー隠れ里からの使者

ーエルフの里

 

「うわああアアア‼︎?」

「キャアアアアッ‼︎」

「おかあさん! おかあさん!」

 

 銃声が響いた。

 甲高い悲鳴と命乞いの叫びが谺している。嘗て緑に満ち溢れていたこの里が、人間達の手に因って、さながら阿鼻地獄の様に成り果てているのだとしったのならば。()()()は、怒り狂うだろうか。

「お願い! この子だけは殺さないで!」

「やめてくれ! 頼む‼︎」

 …それとも、嗚咽を漏らすだろうか。何れにせよ、僕が理解出来たことは唯一つ。

───僕が下した判断は、遅過ぎたという事だけだ────。

 

 

「…えっ、違ぇの!?」

「当たり前だろお前…」

 俺 ー 横屋 京太郎 は、友人の石月 凱と大学内の休憩所で談笑を交わしていた。話題は、「エルフと妖精は違うのか」だ。…いや大体一緒じゃね?ほぼおんなじだろどうせ。

 …とか考えていると、凱が反駁してきた。

「あのなあ。そもそもとして同じだったら名前の違いとかねぇだろ。」

「そりゃあそうだけどさ、なんかあれだろ? どっちも魔法使うんだろ? じゃあ一緒じゃん」

「脳みそステゴサウルスかよ…」

「それどういうツッコミだよ!?」

などと会話していたその時。

「「!!?」」

 突然、爆音が鳴り響いた。

「はあ⁉︎ なんだ? 何が起こった⁉︎」

「落ち着け! いいからはなれるぞ!」

 パニクる俺の手を引いて凱は走り出した。

「なんなんだよアレ!」

 俺は走りながら問い掛けた。数秒の間を置いて凱は答える。

「ンなもん俺が知るか!」

 夢中で疾走していた俺たちは、いつの間にか目の前の空間が僅かに揺らめいていることに気付けず、「何か」にぶつかってしまった。

「っで! なんだ…?」

 しかし、その正体はすぐに分かった。空間が揺らめいていたわけではなかった。俺たちが空間の揺らめきだと思っていたのは、怪物の輪郭だったのだ。

 揺らめきは、元の色を取り戻す。白色透明の人体、蛙じみた頭、透けて見える内臓の様な何か。まさに、怪物と呼ぶに相応しい出で立ちだった。

「おいおい…こんなUMA知らねぇぞ…!」

 俺たち二人が立ち尽くしていたその時。

「ハアッ‼︎」

 何かの足が、俺の顔を横切り、怪物を蹴っ飛ばした。

 黒いアンダースーツに赤い装甲を身に纏った戦士。側頭部にある尖った耳の様なものが特徴的だった。

 俺たちが呆気にとられていると、白い人魂の様なものが近づいてきた。

「やあやあ人間の諸君。遅れてすまないね。こっから先は僕たちがなんとかするから、君たちは逃げなよ。」

「うええっ、しゃっ、喋ったァ⁉︎」

「…分かりやすい反応してくれるね、君。」

 人魂が喋った。嘘だろ?え?どういうことだ?え?わからんわからん…

「…いくぞ」

 凱が手を引く。俺も無言で走り出す。…でも。

「…悪りぃ。やっぱ俺もどるわ。」

「はあ⁉︎ アホかお前! 体育の成績3が敵う相手じゃねぇんだぞ‼︎」

「大丈夫だ。俺が落としてんのは…保健だからなああああああ!!!!!」

「そういう問題じゃねぇんだって‼︎」

 命の危険。それは勿論分かってはいるが、どうしても好奇心が抑えらんねぇ。凱には悪いけど、どうしても気になるんだよ。

 

「ガアッ⁉︎」

 戦士の正拳突きに、怪物が怯む。その隙を突き、戦士は必殺技を発動する。

【サラマンダー!】

「…これで終わり」

 ベルト右側の太いレバーを下ろし、力を込める。

【カモン! フレア! スピリチュアル!】

「はああああああああ‼︎」

 戦士は飛び上がり、右足を突き出して蹴りを放った。

 戦士が着地したと同時に、怪物も地面に叩きつけられ、その勢いで転がる。

「グゥッ、ガアアアッ‼︎」

 咆哮と共に怪物は爆散する。

「うおー、すっげぇぇ…」

 あまりの迫力に京太郎は声を出してしまった。

「誰ッ⁉︎」

 戦士は声を荒げながら後ろに振り向く。

「うぉっ⁉︎」

 吃驚した京太郎は声を出す。マズいことをしている自覚から、冷や汗が滴る。

「…」

 戦士はベルトに嵌まっていた球体を取り出し、変身を解いた。そこに、現れたのは。

「女…の子?」

 金髪碧眼、容姿端麗、おまけに京太郎より少し背が低いという、京太郎にとってドストライクな美少女が立っていた。

 呆然とする京太郎を尻目に、その美少女はすたすたと表情を変えることなく近づいて来た。

(えっえ?何だ?もしかして俺のこと心配してくれてる⁉︎)

 しかし、その美少女が発した言葉は、京太郎の想像の斜め上を行くものだった。

 突然京太郎の胸ぐらを掴み、鬼の様な形相で囁く。

「死にたくなかったら今すぐこの場から消えて」

 それだけ言って、荒々しく手を離す。

 状況を理解出来ずにいる京太郎を置いて、美少女は歩き去ってしまった。




もう一度はじめまして、青ずきんです。初投稿なのでビクビクしながら書いてますが、同時にドキドキもしてます。是非これからもよろしくお願いします。
よければ感想とかもお願いします。

ミスとかしてないよね?大丈夫だよね?あー怖いわー…
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