遊戯王があれば幻想郷でも生きていけるのでは?   作:てばれもん

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あっ どうも


食い違い

「はぁ……はぁ……うぇっ」

何だ?どうして俺の顔は濡れているんだ?寝ぼけたのか?

 

ん?

 

にしても何処だここ?なんで俺は外に居るんだ?デュエルの最中じゃ……

あぁ……そういや、なんか吸い込まれたんだっけ『次元の裂け目』に……

あれ?じゃあ俺のガチデッキは?……嘘だ!!頑張って集めたのに!全部

無くなった……あぁ俺のデッキ達…………ん?

 

 

 

あー?なんだ?緑色の髪の毛をした少女が近づいてきたぞ?

なんか羽もついてらっしゃる……

あ!そうか!

あれは天使サマで、俺は死んだのかー納得納得……

 

 

「大丈夫ですか……?」

俺にこう聞いてきた天使サマ

「大丈夫ですよ、それよりお迎えですか?いやーすみませんねー」

頭を掻きながら俺が言ったら……

 

「えっ?」

 

って驚かれた……まぁ確かに急にすみませんって言ったらそりゃ困惑するわ!

「あのー……貴方まだ死んでませんよ?」

……ちょっと待ってほしい、死んでない?……冗談はいけないぜ天使サマ……

……なんか変な目で見られてんだけど!やめてそういうの!

 

「じゃあ……ここはどこですか?あの世じゃないんですか?」

俺は緑髪の少女に聞くと

「ぷぷっ……貴方は死んでもいないしここはあの世でもないですよ」

と、笑いを堪えながら言った。

 

 

 

 

俺は緑髪の少女「大妖精」と後ろに居た青髪の少女「チルノ」から情報を得た。

どうやらここは幻想郷と呼ばれており、俺の居た世界とは全く違うところらしい……

これが異世界転生ってやつ?

この世界にはさまざまな種族が存在するらしい、中でも目の前の二人は妖精に分類されるという……

どうなってんだよこの世界……

 

 

「ところでまだ貴方のお名前を聞いてませんが……」

大妖精が俺の顔を見ながら言ってきた、自己紹介しないとな

 

「俺は黒木……黒木潤だ!年齢は21歳、職業はデュエリストだ!」

 

まぁ自己紹介ってこんなもんだろ……とか思っていたら大妖精が

「でゅ…でゅえりすと?」

と職業に関して聞いてきた。あー……そうか説明がいるのか……

「言ったら戦う……『決闘』をする人たちの事かな?」

と俺が簡単に言った途端に

 

「えー!潤は決闘が出来るの!?」

と目を輝かせ興奮ぎみのチルノが俺に聞いてきた、まぁ戦うって憧れるのかな?

 

 

 

「じゃあ………アタイと決闘しろ!!」

 

 

……はい?

一瞬何を言ったのか理解出来なかった。

 

 

「ちょっと!やめなよチルノちゃん……黒木さんはまだここに来たばっかりで……」

とチルノを止めようとする大妖精

「うるさい!アタイは潤と決闘するのー!」

駄々をこねて言うことを聞かないチルノ……仕方ないなぁ

「いいよ」

俺が言うとチルノは嬉しそうに

「やったー!アタイが勝ったらアタイの子分になってもらうからね!」

いやいや子分になるのかよ俺……それだけはごめんだぜ!

俺は自身のプライドにかけて勝利すると決めた。その時

 

 

「さぁ!カードは何枚にする?私は3枚!!」

チルノが俺に聞いてきた、枚数?そんなの40に決まってるだろ?

 

「えっ?……40だろ?普通……」

そう言うと

 

 

「えっ?40枚?何言ってんの潤……そんなに用意できるわけないだろ!」

と少し怒り気味のチルノ

 

 

 

……うーんお互い決闘を勘違いしているらしい……じゃあここは!

 

 

 

「お互いのやり方で決闘をしようぜ」

俺はこう言って、自分のデュエルディスクを起動させた。

 

 

「わかった!絶対負けないからな!」

と了解したチルノ……そして

 

 

 

 

「「決闘(デュエル)!!」」

二人の戦いが始まった……

 

 

 

 

「俺のターン!ドロー!」

俺は手札を確認していた、すると……

 

「くらえー!!アタイの弾幕!!」

なんとチルノが氷柱を飛ばしてきたのだ、流石の俺も

 

「げぇ!なんだそれ!」

と声をあげたが、間一髪で横に緊急回避を行い、避けることが出来た。

地面に刺さった氷柱を見て

 

「あと少しだったのに!」

と悔しがるチルノ いやいや危ないだろ!氷柱なんて!

しかしこのまま終わるわけにはいかないので、俺も負けじと

 

「俺は手札から『ドル・ドラ』を召喚!」

刺の生えた翼を持つ二つの首を持つ竜が現れた

 

 

『ドル・ドラ』

効果モンスター

星3/風属性/ドラゴン族/攻1500/守1200

このカードの効果はデュエルで1度しか発動出来ない

場のこのカードが破壊され墓地へ送られたターンのエンドフェイズに発動できる。

このカードを墓地から特殊召喚する。

この効果で特殊召喚したこのカードの攻撃力・守備力は1000になる。

 

「なんだ!?その化物!?」

チルノは大きく動揺していた、よしっチャンスだ!

 

「ゆけっ!『ドル・ドラ』チルノに攻撃!!」

潤の命令によりチルノ目掛けて突撃する『ドル・ドラ』

 

「くっ……仕方ない……」

自分の懐に手を入れなにかを取り出したチルノ……カード?

 

 

「くらえー!氷符『アイシクルマシンガン』!!」

「何!?」

チルノの持っているカードが光り、チルノの手から大量の氷柱が発射された。

急な攻撃を避けれるはずも無く……何本か『ドル・ドラ』を直撃し、耐えていたが

大きな一本が刺さり破壊された。

 

「くっ……」

 

 

LP8000→LP6500

 

 

あれ?なんでライフが減った?しかも初期8000になってるし……

いろいろ重なって混乱した俺だがデュエルに集中し、

 

「『ドル・ドラ』のモンスター効果発動!!』

破壊された『ドル・ドラ』が潤の場に首をクロスにした状態で復活した。

 

 

『ドル・ドラ』 守備力1000

 

 

「破壊された時、1度だけ復活できる!」

「カードを2枚セットし、ターンエンド!」

 

黒木潤LP6500

手札3枚

場 『ドル・ドラ』守備

魔罠 セット2枚

 

 

「なら、そいつをまた倒すだけだ!!」

再び手から氷柱を飛ばして攻撃するチルノ

 

「させるか!罠カード発動!『攻撃の無力化』!」

カードから赤と青の螺旋が発射され氷柱を打ち消した。

 

 

『攻撃の無力化』

相手モンスターの攻撃宣言時に、その攻撃モンスター1体を対象として発動できる。

その攻撃を無効にする。

その後、バトルフェイズを終了する。

 

「あれ?アタイの弾幕が消えた?」

自分の手のひらを交互に見て戸惑うチルノ

 

「このカードの効果によりお前の攻撃は無効にされたのさ!」

「なんだよそれ!ずるい!」

抗議の声を上げるチルノ

 

「ずるくない、俺のターン!ドロー!」

このまま押し切ってやる!

 

「俺は『ドル・ドラ』を生贄に!『ダークフレア・ドラゴン』を召喚!!」

『ドル・ドラ』が消え、胸のコアから炎が漏れている黒い竜が出現した。

 

 

『ダークフレア・ドラゴン』効果モンスター

星5/闇属性/ドラゴン族/攻2400/守1200

このカードは自分の墓地の光属性と闇属性のモンスターを

1体ずつゲームから除外し、手札から特殊召喚できる。

1ターンに1度、手札とデッキからドラゴン族モンスターを1体ずつ墓地へ送る事で、

自分または相手の墓地のカード1枚を選択してゲームから除外する。

 

「いくぞバトル!行け!『ダークフレア・ドラゴン』!」

『ダークフレア・ドラゴン』は少し飛翔し胸のコアに力を貯めている、

 

チルノはまずいとおもったのか、

「させるかぁ!氷塊「コールドスプリンクラー」!!」

チルノが2枚目を出すと、手に氷の塊を出したちまち氷は槍へと変化し、

ドラゴンに向かって投げようとするが

 

この瞬間、俺はみんな大好きなこのカードを発動した

 

 

「罠カード発動!『神の宣告』!」

「へ?」

 

 

『神の宣告』カウンター罠

(1):LPを半分払って以下の効果を発動できる。

●魔法・罠カードが発動した時に発動できる。

その発動を無効にし破壊する。

●自分または相手がモンスターを召喚・反転召喚・特殊召喚する際に発動できる。

それを無効にし、そのモンスターを破壊する。

 

「俺はLPを半分支払い!」

 

 

LP6500→3250

 

 

「お前の発動したカードを無効にし破壊する!」

俺はチルノへ指をさし宣言した、チルノの使ったカードはどんどん灰色になり……消えた。

 

「嘘……アタイのスペルカードが……」

チルノは今起こった事が理解出来ずにただ立っていた。

 

「とどめだ!攻撃!」

力の貯め終わった『ダークフレア・ドラゴン』が炎を吐き出し、チルノを襲った

 

 

「ぎゃあ!!」

 

 

ピチューン

 

 

チルノはその場に倒れ、俺の勝利だった。

 

 

 

 

 

 

 

 

しばらくして

「うー!強すぎるよ!!そのカード!」

と俺の体をグーでポカポカし悔しがるチルノ

「馬鹿言うな、そっちの方がつよいだろうが!!」

と反論する俺

「今度は勝つからね!」

と俺に指をさすチルノ

「はい、はい」

と雑に返す俺だった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

木の陰

「はぁはぁ……チルノちゃんが戦ってる可愛い……たべちゃいたいな…へへへ……」




疲れた
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