遊戯王があれば幻想郷でも生きていけるのでは? 作:てばれもん
ーーー人里から魔法の森への道中ーーー
小鈴の依頼を受け魔法の森へと向かう黒木とチルノ
「そういえばさ 黒木って……飛べんの?」
チルノは普通に聞いたつもりだったが、黒木は一瞬何を言っているのかわからなかった
……?何を言ってんだ? 飛べるわけないだろ人間が……それとも頭が飛んでいるって言いたいのか?
「飛べないぜ……大丈夫かチルノ?」
「ふーん……アタイは飛べるんだけどね」
と言って宙に浮くチルノ
それを見た黒木はあり得ない光景に目を点にしていた
何ですかこれ!?トリック?舞○術?えっ?これが普通なの?この世界!?
「まぁ、アタイら妖精は飛べるけど 飛べないやつもいるからね」
「そうなのか……」
へー 妖精は便利だなー
チルノは飛ぶのをやめて黒木と歩く事にした
ーーーーーーーーーー
「ん?行き止まりだ 道が無い」
一本道をひたすら歩いて来た二人だが黒木の言った通り目の前には、大きな木あり道の邪魔をしている。
「変だな……こんな所にあったかなぁ……」
チルノは指で顎を持ち、今朝の事を思い出していた
アタイは確かにこの道を通ったけど……やっぱり何にも無かったような……
「……なんかこの木怪しくないか?」
黒木は最初に見た時から不自然だと思っていた
「確かに……どうする?」
「そんなもん決まってるじゃねぇか」
「「えっ?」」
一瞬何処からかチルノと同じタイミングでそう言った声がしたが、黒木には聞こえなかった。
「こうするんだよ!!」
黒木はデュエルディスクを起動させ、デッキの一番上のカードをひいた。
要は燃やせばいいんだろ?……簡単だぜ!
「出でよ!!『タイラント・ドラゴン』!!」
黒木がカードを置くと 咆哮を上げながら翼を広げ二足歩行の巨大なオレンジ色のドラゴンが現れた
『タイラント・ドラゴン』
効果モンスター 星8 ドラゴン族
攻2900 守2500
相手フィールド上にモンスターが存在する場合、
このカードはバトルフェイズ中にもう1度だけ攻撃する事ができる。
このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、
このカードを対象にする罠カードの効果を無効にし破壊する。
このカードを他のカードの効果によって墓地から特殊召喚する場合、そのプレイヤーは自分フィールド上に存在するドラゴン族モンスター1体をリリースしなければならない。
「俺が今持っている中での最上級モンスターの一体だぜ!!」
「す……すごく大きい……」
黒木は誇らしげにそう言い、チルノは格好よさに見惚れていた。
「いくぜ!!『タイラント・ドラゴン』!!ドラゴン・フレイム……」
黒木は邪魔な木に向かって攻撃宣言をしようとした その時……………
「待って!!」
木から声が聞こえた
「うぉ!?木が喋った!?」
まさかこいつ…… ウィスピー○ッズなのか!?
急に木が喋ったので慌てて『タイラント・ドラゴン』の攻撃を中止した黒木……『タイラント・ドラゴン』は口から炎を吐くのをスタンバイしていたが、急にキャンセルされたので不満そうに黒木の方を見ていた。
「あれ?」
その時黒木はある事に気がついた……
これよく見たら………看板じゃね?
ーーーーーーーーーー
「ごめんなさい……つい出来心で……」
黒木の目の前には謝っている三人の妖精の姿があった
どうやらこの三人『サニーミルク』『ルナチャイド』『スターサファイア』は今日考えた本物そっくりの木の看板を使い道を塞ぐ悪戯をしていた、道を通る人の邪魔をしていたが黒木のモンスターを見てつい叫んでしまったらしい……
「あんたら本当に暇なんだね」
どうやらチルノはこの三人と面識があるようだ
「うるさいわね!チルノの癖に!!」
「何を〜!?」
チルノと口喧嘩をし始めたサニーミルク
「はいはい、止めろ止めろ」
チルノとサニーの間に割って入って喧嘩を止めた黒木
「チルノ?俺らがするべきなのは依頼だろ?……口喧嘩じゃない」
「そうだけど……」
少ししょんぼりしているチルノ
おいおいそんなに傷つくのか?仕方ねぇ……
黒木はチルノを慰めるため頭を撫でてやった。
「!?………………っ!?」
その後三妖精の方を向いて
「お前ら二度とこんな事するなよ……… もし、もう一度やってたら止めないからな?攻撃…」
と三妖精に笑顔で優しく言ったつもりだったが、三妖精から見ると恐ろしかったようで……
「「「ひいぃ!!もうしません!!」」」
三人仲良く逃げて行ったのでした。
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行ったか……全く 変な物に絡まれたな……
「よし、気を取り直して行くか!チルノ!…………………チルノ?」
「………………………………………………………………」
チルノは顔を赤くし、下を向いたまま棒立ちになっており少し震えていた。
黒木は察しがついた
あー……男に撫でられるの初めてだったんだなきっと……戻るまで待つか……
その後チルノが戻るまで数分かかった。
?「「「あ……………………あの人に名前聞くの忘れた……」」」
どうしてレベル8のモンスターが生贄なしで召喚されているのかだって?……よくアニメのみんなやってるじゃない……生贄なしの急な召喚……