響「それはいいんだけど、なんで俺TS化してるの!?」
主人公が男の方が書きやすいんや!!
翼「ぎ、逆ギレ起こした…」
ということで、第一話どうぞ!
「誠に申し訳ございません!!」
ん?これどういう状況?いつのまにか変な白い世界?みたいな場所にいて、俺の目の前では女神みたいな格好した女性がいる。
「あ、「女神みたいな」じゃなくて本物の女神です」
心読んだ!?ってちょっと待てよ。
「なんで俺に謝ってたの?」
「私のミスであなたを死なせてしまったんですぅ!」
「うん、そんな気がしてたよ。本当は俺じゃない他の誰かが死ぬはずだったんだのに間違えて俺が死んだのね。」
とは言っても俺、死因覚えてないんだけど…
「ですので、あなたを転生させます!」
「え?マジで?」
「マジです!特典も三つつけます!」
おお、特典三つはありがたいな。
「ちなみに転生先は『戦姫絶唱シンフォギア』という世界です」
・ ・ ・ え?嘘だろ!?マジかぁ、モブに厳しいあの世界かぁ、なら
「じゃあ、この特典でお願いできますか?」
俺が頼む特典は、
・オーマジオウの力
・なんでも作れるラボ
・天道さん並みの家事能力(料理を特に能力あてて)
この三つである。理由を言うと、まず一つ目、あんなヤベーイ世界ならこれぐらいの力がなきゃヤベーイんです。次二つ目、これは物作りが趣味だったからだ。バイクとか作れたら最高じゃね?(ライダーなのでバイクあるんだけど……)イヴェルうるさい。これは男の浪漫よ、浪漫!(あ、そうですか)最後の三つ目はとりあえず家事ができればなぁと思ってこれにした。
「では、この書類にサインをお願いします」
そう言われて俺は紙にサインする。
「はい!では第二の人生をお楽しみください!」
そう言われると俺の周りが光だして夢から覚めるような感覚と共に目を覚ます。
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「あ、間違えてTSした主人公に憑依転生する書類にサインさせちゃった!?」
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その頃、転生した立花響はというと
「なんでだああああああああああああああああああああああ!?」
自分の部屋で叫んでいた。ご愁傷様です。
いやぁ、皆出かけててよかった!おかげで叫び声聞かれずに済んだからね!しかしあの駄女神ぃい!やりやがった。まぁ、ちゃんと確認しなかった俺も悪いけどね。とりま、家を探検したりしますか。
結果わかったもの
・自分の歳が17歳
・念じると異空間にラボができる。
・オーマジオウのベルトはちゃんと出せる。
・バイク免許もある。(ssおなじみの御都合展開)
とりあえずこんなところかな?しかしマジかぁ。原作の二年前だったとは……(つまりオリ主は風鳴翼より一つ歳上)はぁ、この時点で原作が変わってるよ。よし、それじゃ次h、っていきなりのノイズ警報ですか……いや、ポジティブ思考ポジティブ思考!オーマジオウの力を試せると思えばいい!
「よっしゃ、行くか!」
────────────────────────────────────────────場所変わって二課では赤髪の巨漢〈風鳴弦十郎〉がヘリに乗っている〈風鳴翼〉と〈天羽奏〉に指示を出していた
「翼!奏!もう少しでノイズの発生ポイントだ!」
「了解です。司令」
「よーしっ!頑張りますか!」
そんな中一つの報告が舞い込んできた
「ノイズとは別の謎の高エネルギー反応を検知しました!」
その報告に二課の技術顧問である〈櫻井了子〉がエネルギーの解析および照合を急ぐよう指示するが何にも当てはまらない。それと同時にノイズの反応が減ってきている
「旦那、どうかしたか?」
「翼、奏!現場に急ぎ行き謎のエネルギーの正体を確認してくれ!」
その指示に翼と奏は了解とうなずき現場に急いだ。
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二課でのやりとりがあった頃、響はというと
「じゃ、やりますか」
そう言うと重い鐘のような音を鳴らし腰にオーマジオウドライバーが巻かれる。そして、
「変身!」
響はそう言ってドライバーの右側の装飾『オーマクリエイザー』と左側の装飾『オーマデストリューザー』を同時に押し込む。
祝福の時!!
最高!
最善!
最大!
最強王!
オーマジオウ!!!
その変身音と共に黒のアンダースーツ『ノーブルアジャストストライクスーツ』に身を包み、『オーマラディアントアーマー』などの黒色と金色の装飾のようなアーマーを身に着け変身が終了する。その姿は正しく威厳ある王のそれだった。オーマジオウに変身した響は自分の両手を見て握っては開くを繰り返す。
「まず、変身は問題無し。次は戦闘」
そう言って響は『ジカンギレード』と『サイキョーギレード』を召喚し合体させ『サイキョージカンギレード』と言う魔王剣にしノイズとの交戦を始めた。しかし、圧倒的なパワーの上にノイズは為す術もなく斬り倒され、後に残ったのはノイズが炭化したあとだった。
「よしっ!戦闘も問題無しだな。って今気付いたけど俺、声が○山力也になってんだけど戻せるかな?」
そんな事を自問自答していると上からローター音が聞こえ、響が上を見上げると二課のヘリがやってきていた。
(ヤッベ!二課来ちゃった)
そんな事思っているとヘリから2人の少女が飛び降りできた。
〈Imyuteus amenohabakiri tron〉
〈Croitzal ronzell gungnir zizzl〉
「なぁアンタ、一つ聞いていいか?ここにいたノイズはアンタが倒したのか?」
「……いかにも。この私が倒したが何か悪いか?」
「いえ、では我々に御同行願えますか」
「ふむ。私にはまだやることある。なので今日はお断りしよう」
〈クロックアップ〉
響はそう言ってクロックアップして逃走する。それを止めようと翼と奏は駆け出すがさすがの装者も音速並みの速度には勝てず取り逃がしてしまった。
──────────────────────────────────────────── その後、一課と二課の職員が到着し炭化したノイズの後始末を行った後、翼と奏は二課に帰投し、コーヒー片手に話していた。
「何者なんだろうな、アイツ。なぁ、翼」
「えぇ、あの強大な力。上から見ていても途轍もなかった」
(それに、あの剣。隙がなかった)
「そういやそろそろだったな」
「え?何が?」
「「何が?」って、あたしら《ツヴァイウィング》のライブ!」
「ああ、そういえばそうね」
「あのライブは《ネフシュタンの鎧》の起動実験も兼ねてるからなぁ」
「えぇ、頑張らないと!」
そうして2人は世間話をやめ自宅に帰っていった。
次回の魔王絶唱オーマシンフォギアは、
「助けて!」
「助けを求める声が聞こえた。だから来た」
「王の本気を見せてやろう」
第二話『時間旅行!過去改変!」
お楽しみに!