結月ゆかりになってしまったというお話   作:色龍一刻

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どうも、
思い付いたままに書いてて手詰まりになりそうで怖い黒龍一刻です。

前回にいっぱい感想を貰えて嬉しい嬉しい...。
頑張って皆さんにゆかりん成分をお届けできたらなと思います。

ゆかきずは正義。やっぱりあかりちゃんかわいいよね。
妹にしたいです僕。


03・結月ゆかりは街を進む

どうも、結月ゆかりとなった青年(※18歳)です。

今現在、自転車(※変化済み)をこぎこぎしながら近所のスーパーに向かっています。

外の変化は...見た限り見つかりません。改変前とほぼ同じようです。

 

視線は...ある程度感じますが。あまり気にしない方針です。

 

...結月ゆかりなってからというもの、図太くなった気がします。

 

身長が一気に30cm(※元180cm)ぐらい変わったせいか、

世界が違って見えます。

少し懐かしい気分なのは、小さい頃(150cm時代)の記憶の影響でしょうか。

 

体が軽く、体幹や運動神経なども全体的に上がっているような感じがしますが、やはり通常馬力は下がっているようです。

 

 

 

※20分後

 

 

到着しました。

いつも来ていたスーパーです。

規模としては小さい方に入ると思いますが、結構何でも揃っています。

 

駐輪場に停めて、いざ入店。

今夜は定番の肉じゃがにしようと思っています。

保存も安易ですので、食べる量の変化にも対応できますし。

お米はまだあるので、買うのは豚肉、じゃがいも、玉ねぎ、人参、しらたきですね。僕の時もお世話になった簡単料理の一つです。

朝御飯の材料はまだ今日のが残っていますし、

お昼御飯はそこら辺の喫茶店で済ませますか。

 

いつもはお昼御飯の材料も買うところですが、

なぜか通帳の貯金額も増えているようですので贅沢してしまいましょう。

 

 

※30分後

 

 

会計のおばちゃんに捕まっていました...

昔からいるあの人ですが、過去の改変も予想通りあったようで、

 

「もー、いつの間にかこんなべっぴんさんになっちゃて、ちゃんと食べてるかい?私の娘なんて...」

 

あの人は会うたびに「大きくなったねえ」と言うので、

「いつの間にかべっぴんさん」には他意は無いでしょう。

私が『結月ゆかり』になったことを「いつの間にかべっぴんさん」で済ますわけないはず...ないよね?(心配)

 

 

自転車に荷物を乗せて...Let´s go!(EXボイス風)

 

 

※15分後

 

 

僕の時、良いコーヒー店探しに街をネットとかも使いながら探索したことがあります。

その時に見つけた喫茶店。

とても美味しいコーヒーや、軽食、果てはパン物や御飯物を出してくれる隠れた名店。

こっちではアルバイトを募集していなかったので、

もう一つ見つけることのできた喫茶店の方で働かせてもらっていますが、

コーヒーの旨さや料理の出来は、どちらも格別です。

 

威圧感満載、無愛想なおじ様が店長(※他店員無し)ですが、

両親がいない僕を何度も助けてくれた恩人です。

社会からの逃げ場にしていたのも遠い思い出です。

 

もう一つの喫茶店...マスターの店は口コミやTwitterとかである程度人気なお店だったので、

気軽に行ける気がしなかったのもありますが...あそこはあそこで仕事に没頭できた避難場所でした。

 

 

 

チャリンチャリン

 

 

 

「...いらっしゃい、お嬢。」

 

ドアに付けられたベルギーを鳴らしながら、

私は仄かに明るい店に入ります。

 

香る渋い匂い、街の喧騒が消えた静かな空間。

 

そこには三つのテーブル席と、カウンター席。

 

そこで私はカウンター席に向かい、一言。

 

 

「コーヒーとハヤシライスをお願いします。」

 

 

返事は無し。

こちらに一切向かず厨房へと向かう厳ついマスターを尻目に、

持ち込んだゆかり印に変化している大型ヘッドホンを頭にはめて目を閉じます。

顔に当たると痛いであろう髪止めはもう外してありますので、

そのままカウンターにもたれかかります。

 

流れるのはジャズ。

 

料理ができるまでのいつも通りの光景。

来たかどうかは机の振動でマスターは教えてくれます。

マスターがくれた優しい時間、それが僕の生き甲斐の一つでした。

 

驚きの連続で脳が疲れていたのか眠くなって来ます。

あの人は凝り性です。

ハヤシライスとなれば時間がかかるでしょう。

 

少し、おやすみなさい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ああ、今日は来たようだ。数日ぶりだな。

 

兄が()()に墓参りを促して、帰ってきた後...か。

 

なにやら容姿が様変わりしているようだが、

 

癖も雰囲気も根本こそ変わらない。

 

()だ。

 

何があったか。

 

どうしてそんな姿なのか。

 

俺は聞かない。

 

ここは坊主にとって安息の場所として提供してやっている。

 

...あいつらの約束通りに。

 

それをわざと壊したりしないさ。

 

俺はただの店長。

 

変わらず珈琲と料理を渡すだけ。

 

安心して眠ってる。

 

顔色にも変化は無い。

 

健康。精神的にもな。

 

それで結構。

 

 

 

 

 

...いやに綺麗になってきたな。

 

女になったというのに無防備なことだ。

 

子守り時代に逆戻りか。

 

まだ昔よりはマシだろうがな。

 

さて、

 

煮込み終わるまで時間がかかる。

 

珈琲の準備を始めよう。

 

 

 

 

 

 

 

 

こん、こん。

 

 

頭に音楽とは違う異音が響く。

 

 

こん、こん。

 

 

ああ、できたようですね。

起きなければ...。

 

顔をあげ、顔をタオルで拭く。

いやに長いもみあげにも、メタルマカロンをはめ直す。

ヘッドホンは折り畳んでバックに。

 

 

「ふぁぁ......」

 

欠伸一発。

 

そして隣にはハヤシライス。

美味しそうな匂いに、急激に空腹感が襲ってくる。

 

我慢。

 

最初は、

 

「ありがとうございます。いただきます。」

 

「おう。」

 

 

 

※30分後(食レポ?むりむり。)

 

 

 

おいしかった。

食後のコーヒーもやっぱり素晴らしい。

挽きたて香るオリジナルブレンド。

ここのはあっち(アルバイト先)のマスターの挽くコーヒーと違って苦味が強い。

だから、ちょっと多目にミルクや砂糖を入れる。

 

よくミルクや砂糖をコーヒーに入れるべきではないと言う人がいるけど、

そんなことはないと思う。

 

やっぱり、人それぞれの美味しさがコーヒーにはあるのだから、

その楽しみ方も人それぞれでしょうね。

 

 

 

ごちそうさまでした。

 

 

おう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ねえきりたん。

 

何ですか?あかりさん。

 

お姉ちゃんと会えたら何のゲームで遊ぶー?

 

悩みますね。ゆかりさんはFPSでもサンドボックスでも難なくこなしますから。

...ホラーゲームとかはどうでしょう。銃系のアクション無しの。

 

んんー?

 

ゆかりさんの場合、銃があるとホラーがアクションゲームになってしまいますので。

怖さが半減するんですよ。

 

なるほどー。確かにお姉ちゃん、銃の扱い上手だもんねー。

 

そういうあかりさんはゆかりさんと会えたら何がしたいですか?

 

一緒にお風呂とかお布団とか!耳かきとかもしてほしいなー。

 

あー、今はずん姉様に耳かきとかしてもらっていますけど、

やっぱり感覚が違いますか。

 

うん、お姉ちゃんがやっぱりいいなって。ごめんね。きりたん。

 

別に気にしませんよ。誰だって家族が一番ですもの。

私もずん姉様を選びますし。

 

早く見つからないかな。お姉ちゃん。

 

あかりさんはすぐふらふらと迷子になるんですから勝手に探しに行っちゃ駄目ですよ?

 

むー。そこまでふらふらしてないもん。ただいい匂いがいっぱいしてきて...

 

その食欲からの来る大食らいの栄養は全て胸に行ってるんでしょうねーこの、このっ。

 

ひゃっ、そんな胸を揉まないでよきりたんー。止めてってばー。

 

...私も大きくなる未来はあるのでしょうか。

 

お外に出ていっぱい遊んだら大きくなるんじゃない?私はなったよ!

 

引きこもり体質に無理を言わないでください...日光なんて浴びたら炎上ダメージ受けちゃいますよ。

 

 

「きりちゃん、昼御飯にしますよー。あかりちゃんも連れて降りてきてくださいー。」

 

 

手伝いにいこー?

 

ちょっと待ってて下さいセーブポイントまではっ。

 

だーめ、だよー。

 

あ"ぁーそんな殺生なぁーー。

 

そのまま放置していくよー。ポーズボタンで止めてあるしいいでしょ?

 

キリが良いところまでやりたかったんですよ。

 

本当にきりたんはゲームが好きだねー。

 

そういう貴女は?ゲーム滅茶苦茶上手いじゃないですか。

 

私はお姉ちゃんの隣で見てるのが好きだよ?

ゲームの仕方はお姉ちゃんを見て学べるし。

 

これぞゆかり式英才教育法か...ぜひ学びたいものですね。

 

今日の御飯はなーにかな♪

 

あかりさんはいつだっていつも通りですね...私は気になって仕方がありませんが。

 

一生会えないなんてありませんから。お姉ちゃんと私は絆と縁で繋がっていますし。

 

...上手いこと言いますね。確かに、そうですね。

 

 

ずん子さん、来ましたよー。何か手伝いたいです!

 

あ、じゃあ手を洗ったら皿運びをお願いできますか?

 

合点!さあきりたん行きますよー。

 

うぇぇい...。(EXボイス風)

 

 

 

 

 

 




設定小出しコーナー。

・結月ゆかり

紲星あかりの従姉。
胸はネタとして気にしてる風を装ってる。
お姉さん気質は変わらない。
AIM力は強い。

・◼◼縁

結月ゆかりとなった青年。
両親は事故で他界。
二つの喫茶店の店長が生活を助けてくれている。
心にわけありを抱えているご様子。



※馴れてなくて間違って途中で投稿してしまった。許して許して。
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