インフィニット・ストラトス -Record of ATX- 作:No.20_Blaz
それぞれの時系列ですが、ISはアニメ一期の終了後。
スパロボは第二次OG終了後ですが、ゲストのみは「来なかった」
と言うことになったます。そこら辺については追々・・・
Record05 「Unknown Girl」
波乱の学園祭から二日が経つ。
ようやくと言って良いほど、学園は安定し平和を謳歌していた。
だが、矢張り何処からも、色々な火種は現れるものだった。
「ふーん・・・ビルトシュバインって原型があるのね・・・」
ISの技術などの授業を終えた鈴はやや解らない所があったので、其処をアリスに聞いていた。どうやら、話の内容は現在の最新型についてだったらしい。
「はい。ビルトシュバインは元々、「ゲシュペンスト」って言う機体が元なのですが、その設計思想が後の「ヒュッケバイン」に受け継がれています。」
「なるほどねぇ・・・・元がゲシュペンストだからその設計が元でPTの方は開発されたと。」
「そうですね。ISの方ではビルトシュバインはロールアウトしていますが、ヒュッケバインやゲシュペンストはまだロールアウトしてませんからね。」
「え?何で?」
「量産性とかから見てビルトシュバインが向いていますし、スペックもこちらの方が高いですからね・・・」
「・・・どうせなら試作機でも良いから作らないのかな・・・・」
「あははは・・・・・それは・・あるかも知れないので・・ねぇ・・・・・」
「話を振るな。」
そう言って話を振られるラウラだったが、それはアッサリとスルーされたのだった。
だが、そんな時、シャルロットが何かを思い出し、唐突に箒に質問したのだ。
「あ。そういえば最近、グルンの新型作ってるって聞いたけど?」
「いや、厳密にはグルンガストの機種の一つが開発されただけで新規開発ではない。」
「それでも機体が開発されたと。」
「ああ。開発されたのは弐式。壱式はまだ設計最中だ。」
「あり?何で?」
「・・壱式は未だに使われている機体だ。それに・・・・・・。」
「個人的な意見も?」
「・・・あるなぁ・・・・」
「何よそれ・・・・」
ちなみに、個人的な意見と言うのは言わずと知れた壱式のパイロットの意向で機体開発自体はあまり乗り気でないと言うしょうもない理由なのはココで語っておこう。
だが、弐式が優先開発された理由はもういくつかある。それは、スペック的な問題と壱式の機体の戦闘経験からデータのフィードバックなどの目処が立たないからである。
壱式は現役で使われている機体。対し弐式は再調整などが行われている機体と言う理由だからである。
さて。そんな会話をする一行。そして、一日の授業が終了し、それぞれが自分の時間となった頃。アリスの携帯が突然鳴ったのだ。
「アレ?」
「誰からだ?」
「・・・・・あ。ラドム博士から・・・・えっと・・・『データ、受け取りました。そのまま続けるように。』と。」
「流石博士・・・抜け目ナシだね・・・・」
「この調子だと、ミハル博士も送っきそうだな・・・」
その後。マジで送られてきたのは箒とラウラしか知らない。
そんな中、職員室では・・・
「転入生?こんな時期ですか?」
千冬は真那から転入生が来るという事を聞き、頭をかしげていた。
こんな時期に何故転入するのかと。だが、それは真那にも解らず、更には・・・
「はい。それに・・・その子の両親が不明でして・・・」
「不明?行方不明と言う事ですか?」
「いえ・・その住所には誰も居ないのですよ。」
「・・・居ない・・・?」
「どうします?これは流石に危険と言うか・・・・・」
隣でオドオドとしている真那を無視し千冬は少し考えていた。
だが、やがて千冬は真那に質問をし、結論を出すのだった。
「・・・この子は何処に入るのですか?」
「う・・ウチです。」
「そうですか・・・・・なら、いいでしょう。」
「・・・・・・・ええ!?」
後日・・・
「シャルちゃん、おっは~」
「おっはー!」
翌日になり、本音がシャルロットにのんびりと挨拶をしていた。
だが、来ていたのは本音だけで少し疑問があったセシリアは本音に問いを投げたのだ。
「あら?いつも三人で行動しているのに・・・」
「ああ。二人は今ねー極東基地に訓練生として出向中だよ~」
刹那。意外な一言にラウラや箒、アリスは吹き出し、ラウラに至っては飲んでいた缶コーヒーをぶちまけていたのだ。やがて、三人は咳き込み、セシリアはラウラが吹いたコーヒーを拭き、本音は頭に「?」を浮かべていた。
そして、いつの間にか来ていた鈴が本音に問いを言ったのだ。
「えっ・・・あの二人・・・マジで?」
「と言うか学園の大半の子は学園祭の後に訓練実習で行ったよー」
「なるほど・・・・そう言う事・・・・・」
「どうりで三人が咳き込む訳ですわ・・・」
「だ・・だがどうして極東基地だ?別に日本にもIS関連の基地や施設なら多くある筈だ。」
一番最初に咳を戻した箒は本音に聞くが、本音は「ん~」と考え、もしかして理由を聞いてないのかと思っていたが、やがて本音が答えを言ったのだった。
「確か~生徒会長が勝手に進路変更したって聞いたけど~元々は横須賀の基地で生の軍人からのとか極東からの出向する人たちから教わるって聞いてたけど~何か反対になっちゃったって。」
「ヨコスカ?」
「さ・・最近、基地の改装が終わった基地ですね・・・それで確か日本の自衛隊が保有するISの七割が其処にあって確か・・・」
「あ。あそこね。確かイギリスも機材の提供とかで協力してなかったっけ?」
「ええ、確かに。」
「つまり、行く場所が逆になり、出向するのも反対になったと言うことか。」
「・・・ラウラ大丈夫?」
「問題ない。」
「鼻の奥からコーヒーの味がしない?」
「・・・・・・・・。」
(あ・・・してるんだ・・・・)
「お前達。話は其処までだ。ホームルームを始める。」
すると。其処に千冬が入り、鈴は急いで自分の教室に戻った。どうやら千冬の顔から察するに何かあるらしい。
「さて。実は、今日からまた一人転入生が入ってくる。」
「えっ・・・この時期にですか?」
「誰か入ってくるなんて・・・最近生徒が出向したりしているのに、変ね。」
「もしかして、また誰か戻ってくるとか?」
刹那。千冬が手を叩くと視線は千冬に集中した。
そして、千冬はそれを確認すると話しを再会したのだ。
「静かに。それでは、山田先生。」
山田は了承をするとドアの向こうに居る転入生に合図を送った。
しかし、数秒しても入ってこず、可笑しいなと顔をかしげる教師二人だった。
だが。
ガラッ・・・
やがて少しだけドアが開き、やっとかと思った。のだが・・・
バンッ!!
突如一気に残りのドアを開け、全員はそれに驚いた。
そしてそれとは裏腹にロボットの様な動きで、その転入生が入ってきたのだ。
容姿は日本人の様で黒い長髪と眼鏡が特徴でマジメな雰囲気をかもし出している。
だが、今もロボットの様にカチコチの動きで生徒達や教師二人も「大丈夫か・・?」
と心配していたのだった。
「・・・・・・・。」
(ありゃまぁ・・・・・)
「え・・・えっと、それじゃあ自己紹介を・・・・」
「は・・はい!えっと・・・よ・・「ヨン・ジェバナ」と言います!日系ですが、純日本ではありません!!」
(・・・大丈夫なのか?)
(と言うか・・・・純系ではない?)
「・・・ジェバナは確かに家系から日本の血も入っているが、これでもノルウェーの代表候補だ。解らんことがあれば、聞け。いいな。」
「は・・・はい。」
そして。ホームルームを終え、一時限目からISの実習と言う事で移動する一組の生徒。
その中でラウラは一人、千冬に少し呼ばれ耳元で千冬はささやいたのだった。
「ボーデヴィッヒ。ジェバナから出来るだけ目を離すな。」
「・・・・どうしてですか?」
「・・・・実はな、少しアイツについて気になることがあったのでな。それを調べるまで
見ていてくれ。」
「・・・・・了解。」
「ありゃ。あれは・・・・」
「「ラファール2nd」と「激震」ですね。」
全員が着替え、フィールドに集まると、其処には数機の打鉄とラファール。そして、新型であるラファール2ndと激震が一機ずつ安置されていたのだ。
ここで簡単に2ndと激震の説明をしよう。
言うなれば、この二機はラファールと打鉄の後継機でそれぞれの長所をより伸ばした機体であり、実戦をも視野に入れて開発されている機体である。
打鉄の後継機である激震は肩部などの装甲を増設、専用刀の改良を行い。
ラファール2ndは容量の増加、汎用性の継承などが挙げられる。
「さて。今回はラファールと打鉄のテストとこの二機を使っての簡易テストを行う。無論、これは点に入るからな。」
「ねーねー、シャルちゃん達ってアレ、触ったことあるの?」
実習と言う事でかつてと同様、専用機持ちの面々が先生役となってラファールと打鉄を動かすと言う事になったのだ。その中で本音はシャルロットの所に居たのでシャルロットに質問したのだ。
「僕も流石にあの機体は触ったことは無いよ。」
「そっかー・・・」
「でも、実際あんま変わんないんじゃないかな、ラファールとは。」
「やってみなきゃ解んない?」
「そう言う事なのだよ♪」
「・・・・・・・。」
「どうした、ジェバナ。」
「へっ!?あ・・いや、新型と聞いて居ても立ってもいられず・・・・」
一方でラウラの所に居た、ヨンは新型の二機に興味津々で、それを聞かれたヨンは顔を真っ赤にして機体から離れたのだ。
「もしかして・・・ジェバナさんってメカオタク?」
「うぐっ・・・・・」
そして、他の生徒からの容赦ない言葉がヨンの心に刺さったのは彼女だけしか知らない・・・筈。
自習が始まり、それぞれ打鉄やラファールに生徒達を乗せて動作訓練、射撃訓練などをしていた。ちなみに、テストの内容は射撃・格闘と基本動作と攻撃回避の四つである。
それに対し新型のテストは始めての使用となる為、動作のみである。
と言うことなので、矢張り指導にも違いが出ており、今回もそんな違いをそれぞれ見ていこうと思う。
箒チーム
「打鉄は防御が高いから多少コケても怪我は無い。だから安心して動かしてくれ。」
「あ・・はい・・・!」
箒の班は打鉄を選択し、動作の練習をしていた。と言っても簡単に歩くだけなので矢張り生徒達には簡単な事であった。だが・・・
ラウラチーム
「打鉄はラファールよりも防御が高い。だから多少の無理をしても問題は無い。だから・・・」
「「「だから・・・?」」」
「正面から突貫するんだ。」
一方、ラウラの班も打鉄を選んだが、格闘戦の方法をラウラが力説し、それを聞いた班の生徒達は「えー・・・」と声を漏らしていたのだった。
「お前、何時からそんな突貫女になった・・・・・」
「あー・・心当たりはあるかな・・・・」
「ありますね・・・・一人。」
「っ・・・!」
「あら、キョウスケ。珍しいわね、くしゃみなんて。」
「誰かが噂・・・か?」
「かもねー?大方ラウラちゃん辺りじゃない?」
「・・・・かもな。」
と言い、鋼鉄の孤狼が白銀の堕天使と水着姿(方やパンツ一丁だが)で一人はのんびりとし、もう一人は新聞の競馬を見ていたのだった。
シャルロットチーム
所変わってシャルロットの方はラファールを選択し、簡易ターゲットを使用した射撃練習をしていた。使用する武器は単発のライフル。反動も少なく威力も保障と言う武器で訓練用にも用いられる武器だ。
パウッ!
「っと・・・!」
「大丈夫。そのライフルはしっかりと脇で後ろを持って構えたら狙えるから。それに、そのライフルは自動的に照準を機体に流すから補正はちゃんとできるよ。」
「よし・・・それなら・・!」
パウッ!
「あ!」
「おー!流石ですなー!」
「ふふん!私だってやればでき・・」
「では、今度は僕が手取り足取り・・・」
ドゴッ!!
「・・・先輩?」
「ご・・・御免アリスちゃん・・・お願いだからマジのはやめて・・・」
「解りました。次からは八割で殴ります。」
「いや、そう言うわけじゃ・・・」
「仲いいんだね~」
「いや、違うだろ・・・」
「寧ろ、主従関係と言うか・・・・」
「それは違うだろ・・・・・」
ちなみに、セシリアの所は矢張りと言うべきか、細かい言い方で生徒が付いて行けず、
四苦八苦していたのだった。
「少しは考えてやれ・・。」
「いや、ちゃんと考えてるのですけど・・・」
「セシリアさんの場合、考えたらコレになるって事ですよ・・・」
「・・・それ、遠まわしに私を馬鹿にしてません?」
「では。そろそろテスト・・・と言いたい所だが・・・山田先生がまだか・・・」
千冬はそう言いアリーナの空を見上げていた。どうやら、一部のテストに真那が機体に搭乗して手伝うと言う事になっていたらしい。しかし。その本人は未だに現れず、千冬も少し心配をしていたのだが・・・
キイイイィィィィ・・・・
「あ。来た。」
シャルロットが指差す方を全員が見ると、其処には空気を切る音と共に一機が向かってきていたのだ。機体カラーは蒼。形状はラファールに近い。それを見て一部の生徒はラファール2ndか?と思ったのだが、実際は違っていたのだ。
「けど・・・機体の細部が違うっていうか・・・アレって・・・」
「ラファールの改造機ですか?」
「正解だ、デュノア。あれはウチの預かりとなったラファールを独自に改修した機体だ。」
「へえ・・・・で。
アレ、突っ込んできてません?」
シャルロットの言葉に千冬は焦り、真那の居る方向を見ると、どうやらそうらしくスピードが落とされていなかったのだ。それどころか、スピードは上がっており、このままでは激突もありえたのだ。
「・・・・・・・。」
「相変わらずだな・・山田先生は・・・・・」
「異星人との戦いでは結構奮戦していたというのに・・・・」
「うわああああああああああ!?ど・・・どいてくださあああいッ!!」
「あちゃー・・・・」
「どうします?たいち・・じゃなかった・・」
「・・・アリス。すまんが頼む。万が一の時は私も手伝う。」
「あ。ハイ・・・・」
アリスは苦笑してラウラの頼みを了承し、真那の居る方向に走り出した。
そして、ジャンプをすると同時にビルトシュバインを展開。スラスターを吹かして、正面から向かって行ったのだ。
「うわわわわわ!?ラックフィールドさん、危ないですって!!」
「大丈夫です!」
刹那。アリスは真那の肩を掴み、スラスターを全開にした。
それでも、ラファールのスピードは落ちず、このまま両者追突と言う事がありそうだった。
しかし。段々とラファールのスラスターの出力が落ちていき、やがてはスラスターの機能が停止。突然の事に真那は驚くのだった。
「あ・・・あれ?」
「・・・ふう・・・・・止まった・・・・」
「えっ・・・一体何が?」
「実は、ラファールのシステムデータに入ってスラスターの制御システムを強制的にシャットダウンさせたんですよ。」
「え!?」
地上・・・
そして。その光景を見ていた生徒や千冬たちも驚いており、千冬はシャルロットたちに質問をしていたのだ。
「・・・しかし。一介の兵士がそんな事出来るのか?」
「出来ちゃうのですよ。アリスちゃんだから。」
「・・・・?」
「アリスちゃんが引き抜かれた理由は二つ。一つは兄が軍人でスキルがあるから。そして・・・」
「あらゆる状況に対応できる即応性があるから。」
「あらゆる・・だと?」
「そうです。こういう機体の異常の時の対策の為のウイルス。ハッキング対策のワクチンと防壁の構築。反対にアクセスコードの製作等。」
「実はアリスちゃんってかなり電子系に強いんですよ。」
「・・なるほど。それでああも簡単にか。」
そう言い、箒が納得するとアリスがゆっくりと真那と共に着地した。
そして、アリスはビルトシュバインを戻すと軽く息を吐いたのだった。
「ふぅ・・・・・」
「ご苦労、ラックフィールド。すまなかったな。」
「いえ。この位なら大丈夫です。」
そのアリスの行動に生徒達は驚くか、拍手をした。その光景にアリスは突然の事に照れていた。だが、その中でヨンだけが一人、アリスを唯、じっと見つめていたのだった。
そのシェバナに気付いていたのは、ラウラだけで鋭い目でヨンを見つめるのだった。
「さて。改めてだが、今回のテストは専用機持ち以外の生徒は全員参加。専用機持ちの面子は自由参加だ。」
「内容は先ほど言った通り、私の攻撃をどれだけ回避できるか。ちなみに銃は模擬弾を使用しますので、被弾した個所はこのペイントでカウントされます。」
改めてテストの説明をする千冬と真那。ここでテストの内容をもう少し詳しく説明しよう。
制限時間は二分。内容は真那の機体からの攻撃をどれだけ回避できるか。と言うもので、そのカウントにそれぞれ色の違うペイント弾が入ったマガジンを使用。色は赤・蒼・黄・緑の四つ。班ごとに一人ずつ機体にのり、四組ある班から一人。計4人が同時に行われる。
ちなみに真那自身は動かないという制約があり、生徒だけはフィールド内を自由に逃げることが出来ると言う事だ。
そして、これは蛇足ではあるか。
ババババババババ!!!
真那は射撃に関しては一切、手を抜かない。
「「「「ぎゃああああああああああああああああああああああああああああ!!!」」」」
その悲鳴がフィールドから響き、客席でその様子を見ていた面々は顔を青ざめていた。
フィールドには
「ち・・・ちなみにみなさん大丈夫ですよね・・・・・」
「そうでもないぞアレ・・・・」
「相川に至っては魂が抜けてるぞ・・・・」
そして、三番目の四番目の生徒達に担がれ、最初のテストを受ける生徒達はピットに戻って行った。その後。次の二番手のメンバーが出撃し、その中には本音も居たのだ。
「あ。のほほんだ!」
「手並み拝見だな。」
『では・・・・始めッ!』
刹那。千冬の合図と共に真那はライフルを発砲。
この時、一機が逃げ遅れて大量に被弾するという事になった。が、残りの三機は飛翔し、それぞれバラバラに散らばって行ったのだ。真那はそれをしっかりと捕捉し、ライフルを構えて発砲した。その方向には一機のラファールが飛んでいたが真那の射撃補正が高いのか、直ぐに被弾してしまい、背中に大量のペイントをつける事になったのだ。
「やるな。本音の奴。」
「相手の動きと弾を良く見ている。それに判断力もあるし早い。」
「ラファールは打鉄よりも機動性は高い。それを利用して行うマニューバーも流石ですわ。」
しかし。真那もそれで終わる者ではない。レベル2として今度は両手にライフルを構え、同時に複数の相手に乱射したのだ。これには生き残っていた二人も驚き、一瞬思考を止めたが、直ぐに立て直し、再び回避に専念したのだ。
「ありゃりゃ。次はレベル2ですか。」
「二丁になると、一気に弾幕が増えるからな・・・」
「それでも本音さん、かなり余裕の表情ですよ。」
「~♪」
結果。本音は被弾数は2。もう一人は被弾数4とトップをもぎ取ったのだ。
ちなみに、本音曰く、「少し怖かったけど、大丈夫だったよ~」との事である。
そして、最下位は被弾数15と言う圧倒的差だったのだ。
(さて。次はあの転入生か・・・・・)
ラウラがそう言いピットの方を見ると、其処にはラファールを展開しているヨンが居た。
顔からして其処まで緊張はしていない様だが、問題は彼女の実力だった。
果たしてその実力はどうなのか。そう思い、ラウラは合図と共に開始されたテストを見ていたのだが・・・
「・・・・・・・・・・・・。」
それは意外すぎる事だった。
何と、ヨンの被弾はゼロだったのだ。
その圧倒的結果に専用機持ちの面々も唖然としており、千冬や真那でさえも驚きを隠せずにいたのだ。
そして、その本人は平然としており、涼しい顔でピットに戻って行ったのだ。
「まさか・・・・ゼロだなんて・・・・」
「一体・・・・アイツは何者なんだ・・・・?」
新たに現れた少女、ヨン・ジェバナ。彼女の謎がまた一つ、この時増えたのだった。
次回予告
誰にも黒歴史と言う存在はある。それは人によって様々な存在だ。
その中で、少女達の黒歴史と言う存在はとても残酷な物だった。
次回「機人戦争」