インフィニット・ストラトス -Record of ATX-   作:No.20_Blaz

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機体の詳しい紹介ですが、それはまだ少し後になると思います。
後、キャラはメインの三人を先に出そうと思います。


Record06

Record06  「機人戦争」

 

 

 

テストが終了し、それぞれの部屋に戻った少女達。

その中で箒は自分達の部屋のシャワールームのボディソープが無くなった事に気付き、変えのボディソープのボトルを持ち、シャワールームのドアをノックしたのだった。

 

 

「すまん。ボディソープの変えを渡すのを忘れていた。」

 

「ん。大丈夫だ。」

 

ラウラがそう言いドアを開けてボディソープを受け取り、そのまま戻ろうとしていたのだが、箒がある事に気付き、ラウラは何かと思い、質問した。

 

「・・・どうした。」

 

「お前・・・その傷・・・」

 

「・・・。」

 

その時はそのままで終わったが、箒はその時見た傷を忘れられなかった。

 

 

 

その後。ラウラがシャワールームから上がると箒が窓の方を向いて立っていたのだ。

それを見たラウラは静かに自分のベットに座り、頭を拭いていた。

だが、やはり言うべきか。

そう思ったラウラはタオルを頭に乗せたまま静かに話し始めたのだった。

 

「この傷は「あの戦争」での傷だ。」

 

「・・・矢張りか。」

 

「たった四ヶ月。それでも・・今でも忘れたいと思っている。」

 

「・・・・・・。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

四ヶ月前。

 

 

地球連邦は度重なる異星人との戦いを経験し、現状の軍事力では地球壊滅も時間の問題と思っていた。其処で、極一部の軍部などが過去から極秘裏に開発していた機動兵器の発表を提案したのだ。

 

政府は軍備を大幅に拡張していたのでその為の生産工場や技術施設などの建設を許可し、

ココに機動兵器のAM、PT、特機の三種が表舞台に姿を現したのだった。

 

その性能と汎用性、何より、男性の有用性を高く評価された事により、瞬く間に機動兵器は世界各地へと配備されていったのだった。

 

これで地球は守られる。

誰もがそう思った。

 

しかし。世界は、女はそれを認めなかった。

 

機動兵器登場まではIS一強の時代であった事により、女尊男卑主義が広がっていた世界。

それが技術者の男性率が上がり、さらに機動兵器の登場により、全てが無に帰ったのだ。

 

こんなにアッサリと終われと言われれば、当然誰だって終わりたくない。

女尊男卑主義者達は抗議デモなどをし、これを反対。しかし、現状からISのみでの地球防衛は不可能と判断され、結果軍備は拡張され続けた。

 

そして。

 

 

機動兵器配備宣言から二週間後の事である。

 

日本、横須賀基地にて女性による反乱が発生したのだ。当時、横須賀基地は異性人との抗争での修復作業中で、事件当時には多くの被害が及んだ。反乱参加者はほぼ全員が女性で軍人だけではなく、技術者や医者、更には一般市民なども居たといわれている。

 

そして。その反乱が火種となり、欧州・米大陸などでも反乱が勃発。

ISパイロットだけでも実に八割の軍人が反乱軍に回ったのだ。

 

コレに対し、連邦政府は反乱軍として認定。政府内の女尊男卑主義者の粛清などをし、反乱軍鎮圧に乗って出たのだ。

更に、この事件で初のAMとPTが実戦投入。ISを主力とした反乱軍に対し圧倒的な戦果をもたらしたのだ。

 

反乱を起こしたISパイロット以外の二割は、大半は新兵で練度も低い者達ばかりだった。

だが、当然その二割の中に、ラウラ達ATXチームも入っていたのは事実だった。

彼女達の最初の反乱軍との戦いは自分達の拠点であるラングレー基地の防衛任務だった。

 

 

 

 

 

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四ヶ月前、ラングレー基地防衛ライン

 

 

防衛ラインには既に多数の戦車や対空戦車、新型のAMから「ランドリオン」「バレリオン」「リオン」の三種の混成部隊更にはゲシュペンスト。そして、ISのATXチームのメンバー全員が配置に着いていたのだ。防衛ラインは渓谷の中に設定され、地形に沿って地上機体が配置されていた。残る空戦機体は後方にある仮設司令基地から出撃し、其処から部隊を送るという戦法を取ったのだった。

そして、ラングレーの残存したIS部隊はラウラのチームを入れて四隊。更に、不幸中の幸いか、四隊の内の一隊は練度が高い部隊であったのだ。

 

 

『ラングレーHQからシタデルHQ。そちらの状況を説明せよ。』

 

「こちらシタデルHQ。現在、敵反乱軍のストーク艦は捕捉されず。引き続き警戒を強める。」

 

『ラングレーHQ了解。』

 

城砦(シタデル)と呼ばれた仮設司令基地では定期的な通信が行われ、反乱軍への警戒を強めていた。どうやら、反乱軍が渓谷を通ってラングレーに進軍すると言う情報が伝えられたので、司令官であるキリヤが其処に仮設基地を建設、迎撃の体勢を取ったのだ。

 

 

「んで。相手の規模ってどれくらいなの?」

 

「報告から、反乱軍はストーク級二隻を主力とした部隊をこの渓谷に送ったらしい。」

 

燦々と太陽日出る渓谷の仮設テントにはATXチームの三人がブリーフィングをしていた。

だが、其処にはついでとばかりにAMやPTのパイロット達も話しを聞いており、周りには十人ほど集まっていたのだ。

 

「ストーク二隻を旗艦とするとは・・・一体連中何処からそんなものを・・・」

 

「恐らく、襲撃した基地からか、反乱を起こした基地から鹵獲したんだろうな。」

 

「くそっ・・・ようやくって時にアイツ等は・・・」

 

ラウラ達の話しを聞いていた中の隊員の一人が舌打ちをして怒りを言葉に出していたのだ。

それを聞いた数名の隊員は肯いたが、少し年配の隊員はそれを注意したのだった。

 

「口を慎め。このご時勢なんだ。彼女達が怒る理由も一理ある。」

 

「・・・しかし、大尉・・・」

 

「それに、それでも彼女達は私達に味方してくれている。全部が全部と言う理由ではあるまい。」

 

年配隊員の言葉に重みを感じたのか、若い隊員達は直ぐに黙ったのだ。

 

「すみません、大尉・・・・」

 

「構わんさ。私は、君達がラングレーに入隊してから見ていたからな。」

 

「・・・・・・。」

 

 

「なーんか僕達蚊帳の外の様な感じが・・・」

 

「あはははは・・・・・・」

 

 

 

「・・・では、作戦の説明をする。敵の戦力は解っているだけで一小隊四機。計四小隊のIS部隊とストーク級戦艦。そして、航空戦力として戦闘機のF-32が20機程・・・。」

 

「水増しにしちゃ凄い数だな・・・」

 

F-32。AMが出るまで、ISとタッグを組んで連邦軍などの主力となっていた戦闘機だ。

その生産性と性能から高く評価され、かつては各地で大量生産されていたが、AMなどの登場によりその生産工場をAMの生産ラインに変えられるという事が多くなったのだ。

なお、この戦闘機の開発元はイスルギ重工である。

 

「更に、ISの編成はラファールを中心に新型の2ndが二機鹵獲されて反乱軍の戦力になったとの事だ。」

 

「新型もかよ・・・こりゃ極東とか大丈夫か?」

 

「他人の心配より、まずは自分達だ。敵部隊の最後の足跡はここから北東に200キロ。そして、現在無人偵察機が偵察に出ている。」

 

「って事は、もしかししてココに必ず来るって保障ないんじゃない?」

 

「そうなるが・・・・・・」

 

「そうなれば、後は回り道をして通らねばラングレーには到着できない。つまり、燃料などを考えるとこの渓谷を通るのが最善と言うことだ。」

 

「にゃるほどね・・・」

 

 

「最後の足跡は基地を発って既に五日。そろそろ燃料を考えての事だな。」

 

すると、其処にまた新たに一人の女性が現れた。髪は黒く、目つきは鋭いがそれでも強さと優しさを持った雰囲気をかもし出していたのだ。その女性は軍用の黒いISスーツを着ていたので話しに出ていた大尉が女性に質問をしたのだ。

 

「貴官は・・・」

 

「申し送れた。今まで色々な所に出ていたからな。ラングレー基地、第3・IS小隊隊長のエリン・シール中尉であります。」

 

「エリン・・・確か、異星人との戦争で中米での戦いで多くの戦果を上げた・・・」

 

「そういわれてもいますね。」

 

エリンと呼ばれた女性がそう答えると隊員達はざわめいた。どうやら、彼女は相当の有名人らしい。それに、実力もある。彼女達こそ、ラングレーに残った、ベテランのIS部隊の隊員達だったのだ。

 

「わお。わっかいねーお姉さん幾つ?」

 

「先輩・・・」

 

そのエリンにセクハラをしようとしたシャルロットだったが、直ぐにアリスに止められており、それを見てラウラは溜め息を吐くのだった。

 

「それより、中尉の部隊の機体は・・・」

 

「後期生産のラファールと私はラファール2nd。それでも、貴方達も居るから大丈夫よ。」

 

後期生産とは、デュノア社が出していたラファールの今までのデータを元に開発したラファールで性能が若干ではあるが前期よりも優れているのが特徴である。そして、その後新規開発としてラファール2ndがロールアウトしたのだ。

 

「ならば尚更安心はできる。期待しているぞ、中尉。」

 

「ハッ!」

 

 

 

 

 

その時。

 

 

 

 

 

ヴィー!ヴィー!ヴィー!

 

 

 

突如仮設基地のサイレンが鳴り響き、隊員達は一斉に立ち上がり、慌しく動いたのだ。

どうやら、反乱軍の戦艦をトレースしたらしく、サイレンと共に全域に放送が響いたのだ。

 

『北東90に敵部隊を確認!航空部隊及びIS・PT・AM部隊は総員配置に掛かれ!』

 

「もう来たか!」

 

「AM・PT部隊は出撃用意ッ!リオン出撃後、ゲシュペンスト部隊を出せ!」

 

「了解ッ!!」

 

 

「ボーデヴィッヒ少佐!」

 

すると、エリンがラウラに話しかけ、どうやら部隊配置について早めに話したそうだった。

 

「何だ。」

 

「私達の部隊は右翼に付きます。左翼の方は任せます!」

 

「・・・了解した!」

 

 

そして、エリンは軽く笑うとその場を後にし、ラウラ達も出撃の用意をするのだった。

 

 

 

 

 

渓谷の反対側ではストーク級の戦艦二隻とIS部隊、そしてF-32の戦闘機が出撃しており、IS部隊などか先行して渓谷を通っていたのだ。

 

「ブラスト1からバード全機へ。異常はない。」

 

『バードリーダー了解。もしかして連中ココに網、張ってない?』

 

「それは無いわ。ここで迎撃しないと防衛はふか・・・」

 

 

 

 

刹那。大量のミサイルが反乱軍IS部隊を襲い、それに伴って戦闘機も数機が撃墜されたのだった。

 

「ぐあああああああああああああああああああ!?!」

 

『なっ・・・ミサイル!?』

 

『各機回避!上に逃げろッ!!』

 

そう言って部隊は上に逃げるのだが、其処にはリオンなどが配置づいており、さらにはATXチームとエリンの小隊も配置づいていたのだ。

 

「嘘ッ・・・・!?」

 

「くそっ・・・各機迎撃よ!」

 

 

『ランドリオン、及び、バレリオンの小隊はゲシュペンスト部隊と共にストーク級を抑えろ。こちらは出てきた敵を片付ける。』

 

『ガイアリーダー了解。航空部隊、無茶はすんなよ!』

 

渓谷の道を進軍していた地上部隊は戦艦を破壊する為、反乱軍のISと戦闘機を航空部隊に任せて渓谷の中を進んで行った。それに気付かず、反乱軍は航空部隊を相手取り、戦いを始めたのだが、新型であるAM部隊には戦闘機は赤子同然の様にあしらわれていたのだ。

 

「くそっ・・・何であの戦闘機もどきに当たんないのよ!!」

 

 

「戦闘機だからって侮るな!リオン隊はホーミングミサイルで一斉攻撃だ!」

 

 

ガシャ!

 

 

すると、リオンの装備していた背部のポットが開き、其処から大量のミサイルが撒かれた。

それを回避か迎撃しようと反乱軍は動くが、ホーミングである為、嫌でも追撃され、振り切っても他のに落とされるといった状態だったのだ。

 

 

「ば・・・馬鹿な!?たったあれだけで部隊の半数が!?」

 

「続けて行くぞ!各機続け!」

 

リオン部隊は背部のミサイルポットをパージし、再びスラスターを吹かして戦闘機などを相手にしていった。リオンの基本装備は簡易腕部に装備されている武装と固体のマシンキャノンのみで腕部には重量が軽いレールガン。そして、シールドを兼用するミサイルポットを装備している。

 

「コイツのミサイルって追尾性が低いのがネックだよなぁ・・・」

 

新兵の一人がリオンのコクピットで操縦をしつつミサイルの用意をした。そして、発射ボタンを押すと左腕部に装備されていたミサイルポットから四発のミサイルが放たれ、その内二発が戦闘機に着弾。残る二発はラファールに撃破されたのだ。

 

「やっぱ難しい・・・!」

 

『あ・・・こ・・・こちらクロウ4!!ISに後ろを取られた!誰かたすけ・・・』

 

 

だが、その隣で叫びを上げたリオンが一機、ラファールにコクピットを打ち抜かれて撃破された。それを見て兵士達が敵討ちとばかりに怒りをあらわにし、オープン回線で叫んだのだった。

 

『てんめええええええええええええ!!』

 

『よくもやりやがったな!このクソアマァッ!!』

 

「ハッ!雑兵如きが偉そうなんだよッ!!」

 

 

しかし。反乱軍の戦闘機はリオンのミサイルなどに次々と落とされ、残るも数機ほどとなっていたのだ。それに気付いた反乱軍の隊長は舌打ちをして、母艦からの援護射撃を妖精した。

 

「ちっ・・・!母艦!援護射撃を!!」

 

 

だが。援護射撃は行われず、それよりも通信が返って来ない事に疑問を持っていた。

 

「・・・?ストーク1、どうした!?」

 

『きゃあああああああああああああああああ!?!?』

 

「っ!?どうしたんだ!?」

 

 

 

 

『こちらガイアリーダー。こちらは現在ストーク級を攻撃している!後少しで一隻沈められるぞ!』

 

『スカイリーダー了解!その位置だとそろそろ対空部隊の射程内だ。一気に畳め!!』

 

『了解ッ!!』

 

気付けば、ストーク二隻が所々から火を出し攻撃されていたのだ。周りにはゲシュペンストとランドリオンの部隊が攻撃を仕掛けており、更にはバレリオンの部隊が砲撃体勢に入っていたのだ。

 

「バレルリーダーよりバレリオン全機。レンジ2に入り次第一斉射。確実に仕留めるぞ!」

 

『バレル2了解!対空戦車だけに重荷はさせません!』

 

「一斉射・・・・・・撃てッ!!」

 

刹那。バレリオンの部隊も攻撃を仕掛け、ストーク級二隻は下部から一斉攻撃を受け、被害を増やして行った。だが戦闘機なども唯指をくわえて見ていると言う事は嫌なのかバレリオンなどにも攻撃を仕掛け、更にはストークも残った砲座が渓谷の地上部隊に砲撃を仕掛けるのだった。

 

 

『対空戦車部隊は下がれ!このままでは狙い撃ちにされるぞ!』

 

「くそっ・・・!ゲシュペンスト各機へ!ジャンプして一斉射だ!」

 

『了解ッ!!』

 

連邦軍も被害を出す中、反乱軍も次第に劣勢の色が濃くなっていった。

そして、IS部隊も被害が増えていたので一旦左右から別れて挟撃をしようと考えていた。

 

「くそっ・・・!各機左右に散開ッ!挟撃して敵を倒すぞ!」

 

 

 

 

刹那。

 

 

 

 

 

 

バウッ!

 

 

突如左右に分かれた途端、反乱軍の一機が狙撃され、撃墜されたのだ。

それと同時に反対側の方も数機が狙撃されて撃破されたのだ。

 

「なっ・・・!?」

 

「レンジに反応あり!!これは・・・!?」

 

 

 

 

「よし。アサルト各機。右翼のIS部隊を叩くぞ。」

 

其処にはラウラのたちの部隊とエリンの部隊が配置づいており、好機とばかりに攻撃を始めたのだ。更に、エリンの部隊も攻撃をはじめ、逆に反乱軍が挟撃されるのだった。

 

「そんな・・・連邦のIS部隊!?」

 

「しかもアイツ等・・・ラファールなどじゃありません!?」

 

 

 

 

「相手はひぃふぃみぃ・・・・・・一人頭三機かな。」

 

「向こうは二機・・・残りは十五機って事ですね。」

 

「そうだな。だが、今は向こうは向こうに任せて、此方はこっちの敵を倒すぞ。」

 

「了解。」

 

「らじゃー」

 

先制攻撃でシャルロットがライフルで長距離から攻撃し、その隙を突いてラウラとアリスが突撃し、一気に距離を詰める。そして、アリスのビルトシュバインはザンバーを。ラウラはステークを使い、ラファールを撃破していったのだ。

 

「ザンバーッ!!」

 

「獲ったぞ。」

 

 

 

そして。反対側ではエリンの小隊が相手をしており、四機のチームワークで確実に相手を撃破していたのだ。

 

「バルゴラ2、後方に一機。追わせて3に対処させろ。」

 

『バルゴラ2了解。』

 

バルゴラ2と呼ばれたラファールは相手をわざと追わせ、上空からバルゴラ3に撃破させた。更に、残るバルゴラ4と共にエリンはM950マシンガンで反乱軍のラファールを撃ち抜いていった。

 

「何て連携だ・・・このままでは我々は・・・!!」

 

「我々は・・・何だ?」

 

 

 

 

そして。気付けば、反乱軍のIS部隊のリーダーは後ろからエリンに撃ち抜かれ、ラファールは破壊されたのだった。

 

「がはっ・・・!!」

 

 

「さようなら。愚かな女。」

 

 

 

 

 

 

「バルゴラ2からバルゴラ1へ。敵ISの全滅を確認。」

 

『バルゴラ1了解。反対側の状況は?』

 

「こちらバルゴラ3です。どうやら反対側ももう終わったようですよ。」

 

『・・・そう。なら、これで終わりかしら・・・』

 

 

 

 

 

 

「アサルト1から各機。状況は終了したが、増援の可能性を考えてレンジから目を離すな。」

 

「了解です。」

 

「向こうもけっこー手際が良かったね。」

 

「・・・だな。」

 

 

 

その後。大方の予想通り、ストーク級は撃沈し、戦闘機部隊も壊滅。

これにより、反乱軍の残存勢力は確保され、捕虜となったのだった。

対し、連邦軍側も被害が出たのは事実で、リオン二機・バレリオン一機・ランドリオン二機、そして、対空戦車四台の損害を受けたのだった。

 

『こちらバルゴラ1。アサルト1、流石でしたね。見事な手際です。』

 

「其方も。練度が高く、自分達も勉強になった。」

 

『・・・ありがとうございます・・・でいいのでしょうか?』

 

「・・・かもしれんな。」

 

そんな会話をし、軽く笑っていたラウラ。しかし、エリンは空を見上げ、何かを考えていたのだ。それが不適な笑みだったと気付かずに。

 

 

 

 




次回予告

戦争の次の場所はラングレーへ。
総員で基地を守るが予想以上の戦力にATXチームは苦戦する。
果たして基地は守れるのか。

次回「ラングレーズ・ブレイク」
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