がっこうぐらし! 「ゾンねえモード」(α版)プレイ風小説 作:障子から見ているメアリー
作者の文才の無さと、それでもなんとかこの小説(妄想の中の「ぼくのかんがえたおもしろそうなモード」を読み物風にしてみたものと言った方が正しいか?)を進めようという意志がみょんな化学変化をもたらしたせいか、とにかく危険です。警告はいたしました。
あ、それと、評価点が入っていることに今気づきました(2020/04/05時点)。月並みですが、本当に嬉しいです。感謝いたします。人から認められるって、いいものですね。これからも精進いたします。
はい、最初から暗いマックスな3回目を始めていきます。
「若狭さん」
ユラァリ…(声の方に振り向く)
「……」
もう泣きそう(素)。
こちらから声をかけたとはいえ、血塗れのシャベルを持った目の焦点が合ってない恵体な女子高生に振り向かれたら誰だって怯える。私だって怯える。
それにしても、これは相当キてますね~。まあ学園生活部崩壊のきっかけを作ったといっても過言ではないめぐねえ本人(ゆうれえですけど)の登場ですからさもありなんといったところでしょうか?
「………」
「………」
やっべ、何喋っていいかわからねえ…(社会的動物の屑)。 実は私、自分から人に話しかけたことほとんどないんですよ(笑)。しかも相手が爆発寸前のりーさんですよ。こんなのっ! どうしようもっ! ないじゃないっ!(先手を打って爆発)
とりあえずりーさんをあまり刺激しないように注意しつつ花しおしお…ではなくて話をしましょう。
「ごめんなさい。私のせいで恵飛須沢さんをこんな風にしてしまって…。」
「……っ!」
ドンッ!(壁を叩く)
ひっ…(ひっという政務官感)
アカンこれ駄目な奴や。
「アンタ!アンタのせいでくるみはっ!学園生活部はっ!どうしてっ! なんでこうなるのよっ! なんでっ! なんでっ! こんなのっ! どうしようもっ! ないじゃないっ!」
はい!りーさんの生どうしていただきましたー!
じゃねーよ!何いきなり怒涛の勢いで話かけて来てるわけ!?事前に罵倒されるとわかっていれば反抗も出来ますがわからない場合手の打ち様が遅れるんですわ!?お!?
「お前のせいで!お前のせいで!お前のせいで!お前のせいでぇぇぇっ!」
ブンッ!ブンッ!(シャベル振る音)
ガンッ!ガッシャァーン!ギャリンッ!(シャベルが奏でる破壊音)
びええええん!(プレイヤーが泣く音)
もうやだ!どうせいっていうんじゃいこれ!こんなのってないよ!(獅堂光感)
いくらゆうれえは物理無効だからといってもブロりーさんの連撃目の前にしたらビビるわぁ!(レ)
……失礼。取り乱しました。
えっとクォレハですね、どうやら「ブロりーさん」を引いたみたいですね。
ブロりーさんは見ての通り、発狂したりーさんの形態のうち、最も攻撃的なりーさんです。
その戦闘力はくるみちゃんに匹敵します(つまりくるみちゃんはブロリーと渡り合える強さということですね)が、発狂するということはその能力が発揮されるのは主に学園生活部などの味方に向けられるという…。
戦闘要員筆頭のくるみちゃんがいなくなっちゃった今回のルートでは「大当たり」ですね。上手く操…もとい、飼い慣ら…ゲフンゲフン!説得できればの話ですが(不安)。
さて、ではりーさんの説得を開始します。一体どうすればいいんだ…(ボソッ)。いえ、なんとかなりますよ!絶対、大丈夫ですよ(むてきのじゅもん)!
少女?(説得方法)考え中…
はい、たぶん何とかこの状況を打開できる可能性があるであろう案が思い浮かびました。具体的に言えば、めぐねえのカラダを差し出します(はぁと)。たぶんこれで大丈夫だと思います。
ちょうどりーさんも疲れたのか少し落ち着いたようですね。周りはひどい状態ですが。派手にやったじゃねえか!(チャー研感)
さて、では提案していきましょうか。
「気は済んだ?」
「………」
「若狭さん、私が憎い?」
「憎いっ!」
おーうノータイム…。心折れそう。
「ならどうしたい?」
「殺してやる…」
。゚(゚ノД`゚)゚。
「なら、やってみる?」
「……はっ?」
「私を殺すの」
はい。これが私の考えた策です。
今はイキっているりーさんですが、れれれ冷静になると自殺に走りかねません。
そこでゾンねえという憎むべき敵を用意してりーさんにくるみちゃんの敵討ちという明確な目標を持たせることにより、自殺を思いとどまらせるとともに戦闘能力を磨き上げる自然な流れに持って行かせることができます(予定)。
「…へえ?面白そうじゃない。いいわ。やってやるわよ。望みどおりに殺してやるわ。せいぜい首を洗って待ってることね」
完 全 勝 利!\ (*´ω`*)/
やりました(kg感。こう略すと重そう。ボソッ)。一時期どうなるかと思いましたが、何とかなりました。これでたぶんおそらくきっとりーさんは立ち直るまでいかずとも自殺しようとする頻度はある程度減るくらいには持ち直したでしょう…(冷や汗ダラダラ)。
それでは次回はりーさんと二人三脚で戦闘訓練を兼ねた校内のクリアリング領域の拡大、それと出来れば今までほかっておいたゾンねえ側の育成もできたらと思います。
そういえば、りーさんばかりにかまけてゆきちゃんが完全にネグレクト状態なんですが、難易度EASYモードですからなんとかなることに期待しましょう。というか私の腕ではりーさんに付きっ切りくらいじゃないとどうにもなりません。ゆきちゃんの元気が学園生活部を救うと信じて!ご視聴ありがとうございました!
<りーさんサイド>
あの時、車の中で私達が交わした約束。
あの時は守ることができなかった。
もし約束を守れていれば、くるみはこうならなかったかもしれない。
信じられないが、私は仮初めとはいえ平穏だったあのころに戻ってきた。
でも、くるみは肉体こそ正常に見えたが、心は「かれら」のままだった。
でも、今度こそ…
「約束は…守るわ…」
「かれら」になってしまったくるみを突き飛ばし、彼女が落としたシャベルを拾う。
そして…
ザシュッ!
一撃。
斃しきれなかったかもしれない。もう一撃。
ザシュッ
苦しんでいるかもしれない。さらにもう一撃。
ザシュ
生き返るかもしれない。もう一「若狭さん」…?
声が、聞こえた。
「ごめんなさい。私のせいで恵飛須沢さんをこんな風にしてしまって…」
「………」
ああ、そうだ…。そうだった…。
めぐねえだ。めぐねえがこうしたんだ。
めぐねえがくるみを噛んだせいで、くるみは変わってしまった。
「コイツ」がくるみを噛んだせいで、学園生活部は壊れた。
「コイツ」が…「コイツ」が…っ!
「アンタ!アンタのせいでくるみはっ!学園生活部はっ!どうしてっ! なんでこうなるのよっ! なんでっ! なんでっ! こんなのっ! どうしようもっ! ないじゃないっ!」
私は叫んだ。もう抑えられなかった。
元凶が目の前にいるのだ。たとえ「かれら」が気づこうが寄ってこようが止まれるか。
「お前のせいで!お前のせいで!お前のせいで!お前のせいでぇぇぇっ!」
私は暴れた。周りのことなど気にしていられなかった。殺してやる。ただそれだけしか考えられず、体力の続く限り暴れ続けた。
「気は済んだ?」
「………」
結果で言うと、殺せはしなかった。
暴れ続ける体力が無くなって、シャベルを振るわなくなったおかげで多少冷えた頭で考えれば当然のことだった。
「コイツ」がここにいるわけがない。「コイツ」は「かれら」なのだから。
だからここにいるのは、私が見ているただの幻覚なのだろう。
「若狭さん、私が憎い?」
「憎いっ!」
幻覚の言葉に私は間髪入れずにこう答えた。いや、勝手に口から言葉が出た。
「ならどうしたい?」
「殺してやる…」
また出た。考えるより先に言葉が出た。ならきっとこれは私の心からの言葉なんだろう。
なら
「なら、やってみる?」
「……はっ?」
「私を殺すの」
驚いた。まさか幻覚からこんな提案がされるなんて。いや、これは私の幻覚だから、むしろ当然ということか。
「…へえ?面白そうじゃない。いいわ。やってやるわよ。望みどおりに殺してやるわ。せいぜい首を洗って待ってることね」
そう、やってやるわ。待っててくるみ。カタキを取ってあげるから。
<ゆきちゃんサイド>
とても悲しかった。
めぐねえに助けてもらいながら放送室にたどり着いて、学校の終わりの放送を流したらみんなが帰ってくれた。
くるみちゃんもきっと助かって、りーさんもみーくんも、わたしの大好きなみんなとまた会えるって思って部室に帰った。
けど、帰ってきたのは部室じゃなくて地獄だった。
くるみちゃんもりーさんも、ひどくボロボロになって死んじゃってた。
そのそばに、そうした犯人だと思うみーくんがいた。
わたしは泣いた。これ以上泣くことはこのあと一生ないんじゃないかと思うくらい泣いた。もう限界だった。
学校の終わりの放送は、みんなにとってだけじゃなくて、わたしにとってもだった。
とても嬉しかった。
何もかもが終わっちゃって、わんわん泣いて、気が付いたらいつもの寝室の布団に横になっていた。
まるで悪い夢でも見ていたのかと思っていたけど、わたしがこうして正気にもどっていたから、あれは夢なんかじゃなくって現実だったんだ。
でも、いつかどこかで読んだ本みたいに、時間が戻ってまた学園生活部が始まったんだ!
とても怖かった。
みんなに心配かけないように、今までのいつものように元気におはようと言って、また楽しい1日が始まると思ってた。
でも、
りーさんが
ザシュッ!
血まみれで倒れていたくるみちゃんを
ザシュッ
何度も
ザシュ
刺していた。
目の前のことが信じられなかった。
どうしてこんなことになっているのか、頭の悪いわたしにはとてもわからなかった。
部室の入り口で呆然としていたら、りーさんがぐるりとこっちを向いた。
すごく怖い目をしていた。そして、
「アンタ!アンタのせいでくるみはっ!学園生活部はっ!どうしてっ! なんでこうなるのよっ! なんでっ! なんでっ! こんなのっ! どうしようもっ! ないじゃないっ!」
わたしのせいだ。わたしがあの書類を見つけたせいでくるみちゃんは地下に行くことになったんだ。せっかくめぐねえが私たちを襲わないようにしてくれていたのに。
わたしのせいだ。わたしがもっと早く放送室に行って、あの放送を流せていたら、みんなああならずに済んだんだ。
ごめんなさい。くるみちゃん。ごめんなさい。りーさん。ごめんなさい。みーくん。
「お前のせいで!お前のせいで!お前のせいで!お前のせいでぇぇぇっ!」
りーさんがくるみちゃんを刺したシャベルをあっちこっちに振り回して部室の中を壊していくのを、私はただただ見ていることしかできなかった…。
もう駄目だった。
わたしは暴れていたりーさんが怖くて、身を護るようにしゃがんで頭を抱えながら体育座りをしていた。
「憎いっ!」
暴れ疲れたのか、少し落ち着いた様子だと思ったら、いきなりりーさんにこう怒鳴られた。
「殺してやる…」
すごく冷たい目で、そういわれた。
もう、駄目だ。
わたしは逃げた。
最初はハイハイをするように、立てるようになってからも音や声をできるだけ立てないようにその場を離れた。
なぜかすぐに追っては来ていないようだけれど、次に見つかったら今度は殺されちゃうと思った。
でも、この後どうしよう。
バリケードの先はまだ安全じゃない。わたしじゃ「かれら」はたおせない。
でも、バリケードの中じゃすぐにりーさんに見つかっちゃう。
助けて…。めぐねえ、助けて…。
わかりにくいであろうところの解説(隙自語多々含む)。読みにくいです(謝罪)。一応、重要なことは番号のすぐ後、その後に言い訳や語録による寒い言い方、となっているつもりです。それでも長いですが、気合で何とか…(重ねての謝罪)。
1.<ゆきちゃんサイド>
「とても悲しかった。」~「学校の終わりの放送は、みんなにとってだけじゃなくて、わたしにとってもだった。」の描写
チュートリアルED「ぜんめつ(こう)」(仮題)の描写です。【(こう)は甲乙丙の甲です。】
人物、情景描写が特に弱いと常々思っていたので、今回挑戦してみようと思い、書いてみました。そのうち第1話をセルフリメイクする時にでも全容を書き足そうかと思っています。とりあえず今は、先に進めることを優先していますので何とか皆様で想像したり行間を読んだりしてみていただければ幸いです。
2.<ゆきちゃんサイド>
プレイヤー視点、及び<りーさんサイド>との変な食い違いについて
端的に言いますと、セリフ、キャラの心情や性格、立ち位置などの偶然(ご都合主義の賜物)が引き起こした悲しい結果(犠牲)です。以下にまとめました。(なお、1.2.と複数あるのは、今後の流れやドラマ性の大小でどっちにするか決めようと思うため。ぶっちゃけ高度な柔軟性を(ryということ^^;)
・ゆうれえ:
1.スキル【霊体操作】はまだ習得したばかり(レベルが低い)ので、効果があるのは1人(りーさん)のみだった
2.チュートリアルEDの時点でゆきちゃんの正気度はまだ残っていた(あるいは覚醒の際にめぐねえや今までの幻覚との決別が済んでいたため、もう彼女らに頼らないと心に決めていた)ため、ゆうれえのスキルの効果が無かった。
・りーさん:逆行という異常事態に直面した、「約束を守った」ことなどによる極度の興奮状態、逆行前に約束を守れなかったことに対する慚愧の念をゆうれえに対する罵倒という形で無意識に逸らし、誤魔化していた。第三者視点で相手がゆうれえともゆきちゃんとも取れる言い回しをしてしまっていた。
・ゆきちゃん:覚醒前から「自分がみんなのお荷物になっている」と漠然と不安に感じていた。それが、「逆行前に下校の放送が遅れた」→「学園生活部の崩壊に繋がった」→「自分が学園生活部のみんなを殺した」という(論理の飛躍があるが)自罰的な思い込みを持つまでになった。そして、以下の位置関係から、ゆうれえへの罵倒を自分への感情の爆発と捉えてしまった。
位置関係(←が部室、→が出入り口)。めっちゃ簡素ですみません。
l(ゆきちゃん)
りーさん→ゆうれえ→l 注:ゆきちゃんは上下どちらか。
l(ゆきちゃん)
※ゆきちゃんはりーさんから一直線ではなく、ちょっとズレた位置にいた。そして、りーさんは怒り、憎しみ等の感情で視野狭窄に陥っていたためゆきちゃんが見えなかった。(ご都合主義?タグにそう書いてあるでしょう?)
3.何だあの<りーさんサイド>の最後のちょっとズレた変なモノ(文章)?
小説を投稿したことのある方なら解ると思いますが、「多機能フォーム」という機能を使ってみたんです。本来は「右揃え+透明文字」という感じにしたかったのですが、できませんでした。誰かやり方教えていただけると助かります^^;まあ今度セルフリメイクか手直しをする時にでも直します。
(完全にりーさんを最低な奴に堕としたくなかった悪あがきだったことは黙っておこう。俺の勝手な未練で下手な希望を残したくはない…)
以下、言い訳(という名のきょうじゅちゅに基づいた調書の内容。ただの駄弁りとも言う)
すみません。ほんのちょっとした出来心で、『世間ですなる「勘違い要素」といふものを へっぽこもしてみむとてするなり』と思ってやってしまいました(土佐日記感)。大事故というものは小さなことが原因となって起こると言いますから、ちょっとしたこと、ちょっとした勘違いで大ごとになるというものをやってみたかったのです。
ほぼ解説オンリーだった第1話、第2話の流れから脱却を図り、人物描写など足らないところに力を入れようとして、「あ、そうだ(唐突)。こ↑こ↓をこうしたら面白いんじゃね?」とか、「ヤベエ…前後の話に矛盾が…修正しよう。(その後自分で読んでみて)あ、ヤベエまたおかしなところが…」と、泥縄的に対処していった結果、「GOLANの有様だよ!」(ゴッドランド感)と大爆死した結果です。
あと、私の小説力ではとてもめぐねえ(ゆうれえ)、りーさん、ゆきちゃんの3人を描写しきるというのが出来そうになかったので、ゆきちゃんを合法的に排除(描写しない)できないかと思い、今回のようになりました。ゆきちゃんは犠牲になったのだ…。筆者の執筆能力の犠牲にな…。
それから、今回の難産を経たため元々ガバガバだったプロットがますますガバガバになってしまったので、さらに更新速度低下、矛盾やご都合主義などの台頭、新たなせ(って)いの芽生え、その他もろもろが発生するでしょう。ホント申し訳ありません。
最後に、評価や感想を入れたり書いてくださった方々、とても励みになります。
本来は自信を持って取り組んでいかないとそのような皆様をけなすことになるのかもしれませんが、自分の文章の出来を見るとどうも…。書いている暗い内容も含めて悲観的な性格がさらに闇に飲まれよ状態に強化されているようでして。やっぱり文章力が高い方がリメイクしてくださったほうがいいのではないですかな?(どこぞのワレワレノトリ並みの露骨な視線)