レム「お目覚めになられましたか。」
ラム「やっと目覚めたのね、お客様。」
天井しか見えない彼にとって人が来るのは、とてもありがたく、ましてや二人も
来るとは思わなかった。
レン「あぁ。今起きた。というかここどこなんだ?」
レム「ここはメイザース家の領地にある、領主ロズワール様のお屋敷です。」
レン[全然わかんない場所に来ちまったな。]
レン「そうか。聞きたいことが山ほどあるんだが、まずは体が起こせないんだ、
起こしてくれないか。」
レム「まあ、お客様が接触を試みてますわ。聞きました、姉様。」
ラム「ええ、気持ち悪いわね、聞いたわよ、レム。」
レン「いいから起こしてくれないか。とか片方口がずいぶん悪いな。」
ラム「いいわ。レム、お客様を起こして差し上げて。」
レム「はい。姉様。」
青髪のメイド、レムはベッドの横に立ちお客様の背の裏に手を入れゆっくりと
上体を起こしていく。彼女の優しさか、彼の体を気遣ってゆっくり起こす。
その間に彼は自分の体を起こしている彼女を確認する。
彼は驚いた。とてもかわいらしい顔立ちをしているのだ。身長はみたところ
155で大きな青色の瞳に桃色の唇、顔の小ささから幼さと可愛さを感じさせる。
レン[ヤベェ、緊張する。女なんていつぶりだ。」
そう。そうなのだ。彼は女性と関わりがなかったのだ子供の頃の記憶はなく
常に森で戦いをしていた彼にとっては無縁の存在である。そして彼は思春期
真っ只中である。女の子を意識してしまう彼は思わず声がうわずる。
レン「ありがと↑う!」
レムラム「?!?!?!」
レム「ふふふ。お客様、緊張なさらないでください。」
ラム「そうよ。.....かわいらしいわね。」
彼は赤面した女顔で言う。
レン「い、いまのなし!聞いてなかったことに.....。」
ラム「いえ、しっかり耳に入れたわ。そうでしょう、レム。」
レム「はい。しっかり耳に入れたました、姉様。」
彼の目に映るのは瓜二つの顔をし、ショートボブで揃えた髪とのメイドで髪色が
桃色と水色のメイドである。違いを言うならば、髪色と隠している目が互いに
違うことだろうか。
レン「まぁいい。、と名前を知りたいんだけど、青髪の君がレムちゃんで
赤髪の女の子の名前が...?」
ラム「ラムはラムよ、お客様。」
レム「姉様は姉様よ、お客様。」
レン「じゃあレムちゃんとラムちゃんか、よろしくな!」
ラム「ちゃん付けはやめていただける?」
レン[姉が口悪いのか。まぁ、その方が話しやすいからいいけど。]
レン「じゃあレムとラム、体が動かないんだがどうすればいいんだ?」
ラム「今日...えっと」「レンだ」
ラム「レンは足りないマナ溜めるため一日中ベッドよ。」
レム「後にロズワール様と一緒にもう一度来るので、知っておいてください。」
レン「あぁ、わかった。明日から動けるんだな、ならよかった。」
ラムレム「では、失礼します。」
「では、失礼するわ。」
30分ほど経つと部屋に3人の人が入ってきた。
レムラム「失礼します。」
???「目覚めてよかったぁーよ。レンくん。」
レンが目にしたのは濃い藍色の髪色をし、青と黄色のオッドアイ持つ目、その顔
には道化師のようなピエロメイクをした細身の美男。異様な喋り方をする。
その姿から思わず口からどんどん出た第一声が
レン「え?」
ロズ「目覚めよかったぁーよと言ったんだーよ。」
レン「あぁ。まぁな、おかげ様で。あんたがロズワールか。
迷惑かけたな明日には治るんだろ?そしたら出てくよ。」
ロズ「そのことなんだけぇーどね、君には頼みがあってね、動けるようになったら
この家の傭兵にならなぁーいかい?私はこの屋敷をよく空けるからねいざ
なった時に戦える者がいてほしぃーんだよ。」
レン「傭兵なら無理だ。」
ロズ「即答かい。..どうしてだい?」
レン「俺には傭兵は大きすぎるからだ。自分の身を守れないようじゃ人は守れねえからな。」
ロズ「君は充分強いじゃないか、君から発しているオーラはずいぶん
大きいんだけどぉーね。それに君を助けた恩が私にはあるはずだぁーよ。」
レン「そうだな。だが、無理だ、他の頼みじゃないと俺は応えれない。」
「この二人の使用人が鬼族だとしてぇーも?」
レン「なにが言いてぇんだ。」
ロズ「君は鬼族じゃないかね?」
レムラム「?!?!」
ラム「ロズワール様、彼女は本当に鬼族なのですか?」
ロズ「うん間違いないよ。だけど」
「彼は」
レン「俺は」
「「男だよ。」」
ラム「.....この顔でですか?」
レム「...私も女の子だと思っておりました。」
レン「マジかよ。お前ら失礼だな。」
ラム「そうかしら。その顔ならそう思ってもしょうがないでしょ。」
レン「覚えとけよ。お前ら」
[くそッ。前にも王都で間違えられたし俺はそんなに女に見えるのかよ。]
レン「まぁいい。あぁ、鬼族の生き残りは俺だけのはずだ。」
ロズ「私は彼女らが逃げているところをみつけて助けたんだよ。」
レン[....まさか、あの夢の....まさかな。だがだとしたら]
ロズ「ね?いいだろう?条件としては「闇の鬼神」..いや「殺戮の悪魔」レンくん?」
レン「その名を知っているのか。だがその名をもう呼ぶな。」
ロズ「そぉーか。すまないねぇレンくん」
レン「まぁわかった。頼みをのもう。だが条件が2つある。」
ロズ「私にできることなら考えよーか。」
レン「1つは俺もこの二人の仕事を俺が手伝うことだ。」
レンは二人のことをよく知ろうとしていた。自分と同じ鬼族である二人のことを当然知りたく、
多くのことを聞きたいからである。なによりも夢に出てきた自分が助けた二人の少女の可能性が
あるからだ。本当に自分の過去か?無くなった記憶を取り戻す為に出した条件だった。
ロズ「んー是非ともそうしてもらいたい。傭兵兼使用人ということで頼むよ。」
レン「もう1つの条件は俺に魔法を教えることだ。この世には魔法もあるんだろう
王都のの商人が言っていた。俺にも使えるなら教えてほしい。それが条件だ。」
ロズ「君が強くなることは屋敷の安全がより確保できるからねぇー
だけど私は厳しく手加減なんでするつもりなんてなぁーいよ?それでもいいかい?」
レン「もちろんだ。」
「「交渉成立だ」」
今回はここまでです。やはり難しいですね。おかしくないか不安で自信がなくなりますね(笑)
誤字の指摘、アドバイス、感想おねがいします!!
追記
レンは青髪の長髪165cm 鬼族 17才 剣使い 魔法は使えないが 剣にマナを込めることができる。(本人は気づいていない)
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