Re:黒鬼から始める異世界生活   作:えだまめん

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これからも何卒よろしくお願いします   



輝きと過去

コンコン

ロズ「レンくんはいるかな?」

レン「.....」

ガチャ

入って見えた視界には、布団から足がでた横向きに寝ている少年がいた。

そう彼は寝相が悪いのだ。慣れない気持ちいいベッドからか甘い吐息が漏れている。

 

ロズ「おぉーお、なんと無防備。...男の子とは思わせる要素ぎないねぇー私も思わず

襲ってしまいそーぅだよ。」

紺色の服を着た男はゆっくりと近づく、見えるのは青髪の少年の顔。

その顔は綺麗、いやかわいらしい顔立ちだった。まんまるな目、スッとした

小さな鼻、何より唇である。紅く染まった唇はやわらかそうで口づけをしたく

なるようである。

 

レン「ろず..わーる?」

 

彼はゆっくり体を起こし、口から垂れたよだれ拭き取り申し訳なさそうに言う。

「ごめん、寝すぎたか?」

 

ロズ「そうでもなぁーぃよ。それに君の寝顔を見られたから嬉しいよぉ」

レン「ほんとか笑?でも冗談だとしても気持ち悪い。」

ロズ「本音だーよ。ずいぶんひどいことを言うじゃなぁーいか?

まぁ、なれてくれていてよかったぁーよ。」

レン「んで、何の用だ?俺の顔を見に来たわけじゃないだろ?」

ロズ「一緒に、お風呂でもどうかなと?話したい事もあってね。」

レン「そうか、もちろんお供する。俺も聞きたい事がある。」

ロズ「なら良かったよぉ。お風呂は階段を降りて右の廊下の突き当たりだぁーよ。

先に行ってまっておくからぁーね。」

レン「わかった。」

 

バタン

 

レンは考える。朝の夢ことを。

[あの夢は、本当にあったことなのかだとしたら、俺はどうして記憶がないのか。

自身はどうやってあの状況で助かったのか。俺はどうして森にいたのか。

どうして自分は魔獣、魔女教を憎み、殺すのか。2人の女の子は生き延びたのか。

レンはわからないことが山のようにあった。]

 

「やっぱりあの子達は、レムとラムなのか。。。考えても無駄か。

ロズワールに聞いてみるしか。」

 

レンは用意された下着と服を持ち部屋を出ようとドアノブに手をかけようとする。

レン 「うおっ!」 バンッ!

 

レンは突然開かれたドアに頭をぶつけて思わず倒れ込む。

???「ごめんなさい!大丈夫ですか?!」

差し伸べられた手をとって立つとその先を見る。

 

そこにいたのは銀髪でキラキラした紫紺の眼をもつハーフエルフがいた。

彼女の容姿は完璧だった。ただ1つのことを除いて。彼女の姿は「サテラ」

かつて四百年前に世界を滅ぼしかけた、誰もが知る「嫉妬の魔女」と呼ばれる魔女

と瓜二つだった。

 

その姿を見てレンは思う。

[ああ、彼女は容姿が同じだけで嫌われて、恨まれてここまできたんのだろうな。

毎日差別され、罵倒されているはずなのにすぐに相手を気遣って手を伸ばす。

当然というかそれなりのことをしたが。その目には心配そうにこちらを見る優しい眼。

その透き通った綺麗な眼から彼女の人柄性格がうかがえる。というかここには美女しかいないのかよw]

 

レン「あぁ。大丈夫だ!」

エミリア「なら、良かった!急にごめんね、私はルグニカ王国、王候補のエミリアよ。

ロズワールから話は聞いたわ、レン、でも、傭兵になってがっかりしたでしょう..。」

 

エミリアは少し俯く。嫉妬の魔女と同じ容姿の自分の住む屋敷の傭兵なんて嫌だろう思った

エミリアの顔は暗かった。それを感じたレンは目を見て優しく言った。

 

レン「暗き王に民の瞳に光あらず。」

 

エミリア「...え?」

レン「自分の容姿を気にして暗い王に国民はついてこないぞ。

顔上げて、民に希望を与え続けるものが王だ!

胸を張るんだ。エミリア!」

レンの言葉が廊下全体に響く。

当然でようで難しい王の義務を教えてくれた。レンの言葉に宿った魂の叫びのようだった。

その言葉に心を打たれたエミリアは目に光を輝かせ胸に手を当て、嬉しそうに言う。

 

 

エミリア「.....レンの言う通りだわ。こんなんじゃだめ!自信を持って胸を張るわ!

これができないようじゃ王が務まるわけない!とても大事なことに気づかせて

くれてありがとう、レン!」

レン「おう!」

レン[フン、今の言葉だけで良い目に変わったな、さすが王候補とだけあるな。]

 

「じゃあ俺、風呂入るから。また明日な!エミリア。」

「うん!おやすみ!レン。」

 

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浴場にて

 

 

 

レン「フゥー!何年ぶりに湯に浸かったかなぁ。」

 

あまりの気持ち良さにレンはにやけてしまう。それはそうだ、普段は森の湖で体洗う程度の

なのに、湯船に肩まで浸かることなんて当然ないからだ。それに大きな浴槽は池にも負けない

大きさでそれを2人だけで過ごすのは気分が良くなるに決まっているのだ。

 

 

ロズ「それは良かったよぉ。とはいえ本当に男だったんだぁーねぇ。」

 

ブツを見てロズワールは言う。そのブツはロズワールの半分にも満たない大きさだった。

レンのが小さいとはいえロズワールのモノが大きすぎるのだ。だから比べるとより小ささが

目立つのだ。

 

レン「見んじゃねえ。恥ずかしいだろぉが。」と言いながら背を向けて隠す。

ロズ「レンくんのはずぅーいぶん小さいんだねぇ。..?!」

 

ロズワールは驚いた。レンの背中にはクロスの傷跡があった。

その傷は見るだけで痛々しいものだった。その傷は治したというよりは

治ったというべきか、自然に治ったようだ。ロズワールはその傷を見て

よりレンのことに興味が湧いたようだった。

 

レン「お前のが大きすぎるだよ!ったく何食ったらそんなになるのか。」

ロズ「まぁ、それよりぃー話をしていいかぁーな?」

レン「あぁ、さっき言ってたやつか。いつでもいいよ。」

ロズ「今から話すのはレムとラムの過去のことだよ。」

 

真剣に話すロズワールの顔と話し方から身構えて聞くレン。

 

「レムとラムは昔は村に住んでいた。だがね、そこに魔女教が襲いに来たんだ。

襲われた村は燃え、村の人たちはどんどん魔女教徒に殺されていくなか

レムに襲いかかった教徒がいた。その攻撃を庇うように受けたラムは

鬼の象徴である、たった1つの角を無くすことになったんだよ。そこから逃げていく二人を

私は飛行していた時見かけて、助けここの使用人にしたんだよ。」

 

 

レンは夢と照らし合わせた。レンはその時確信を得た。レムとラムが夢に出てきた

女の子であることを。だがレンはこの事を隠す事を決めた。自分がその時の少年と伝えたら

混乱してしまう事を分かっていたからだ。

 

レン「そうか。そんな過去あったのか、じゃあ俺が魔女狩りをしているの知った

時反応したのはこれが理由だったのか。」

 

ロズ「ラムはツノをなくした事はもう気にしていないがねぇー。レムは気にしているんだぁーよ。

だけど君会ってどうしたものか変化が見られるんだぁーよだから。きにしてあげてぇーね。」

レン「あぁ、分かった。」

 

ロズ「ところで君が言っていた話したい事とはなんかねぇ?」

レン「もう気にしなくて良いぜ。また聞くからよ。もう俺は上がるな!」

ロズ「そーかぁい。残念だなぁーもう少し居たかったんだけどぉねー。」

 

レンは湯から足を上げて浴槽から出るとペタペタと足音を立てながら浴室から出ていくと

置いてあるタオルを使って体についた水滴を拭き取ると服を着る。ゆったりした

服がレンには合っていて子供っぽくなっていた。

部屋に戻り、自室のドアを開けるとそこにあるはずベッドとは別の部屋だった。

そこは大きな書庫のようなものだった。大量にある本にレンは圧倒された。

 

レン「ほえーーすごい量だな。」

 

辺り見渡していると奥から出てきたは、黄色のクルクル巻きの女の子だった。

女の子はずいぶんと小さかった。身長が。もちろんお胸も。

 

???「誰かしら?勝手に入ってきたお前は。」

レン「口が悪いなー。俺はレンだよ。君の名前は?」

ベアトリス「ベティーはベティーよ。分かったら早く出て欲しいかしら。」

レン「ベティーか。そのクルクルどうなってんだ。触らしてくれよぉー」

ベア「やめるかしら?」

 

ビューードンツ! バタッ

 

レンが一歩近づくとベアトリスが突き出した手共にレンは廊下へと吹き飛ばれた。

風魔法の類いのだろうか。と考えベティーに聞こうとレンは閉められたドアを勢いよく

もう一度開けるとそこには、あったはずの書庫とベアトリスが居なくなっていた。代わりに

あったのは自分の寝ていたベッドと自分の荷物だけだった。

 

「はっ!どういうことだ?なにかの魔法を使ったのかよ。」

 

と渋々部屋に入ってフカフカのベッドに寝そべって、一日を振り返った。

ピエロの屋敷の傭兵になって瓜二つの双子とお喋りして

王候補のエミリアに会った。その一日はまるでカルピスの原液のようだった。(?)

レンはそのまま気持ちよさそうに眠っていった。。。。。。。

 

 

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レム視点

 

 

レンが眠りについた頃レムはラムの部屋に来ていた。二人は話をしていた。

もちろんレンのことだった。

 

 

レム「姉様、やはりレンくんはあの時私たちを助けてくれた、レンくんじゃないでしょうか?」

ラム「レム、そうかもしれないわね。だけどまだわからないわ。でもそうならあの時の話を

してみたいわね。」

 

レム「レムはあの時からの気持ちを...伝えたいです。」

 

レムは確かにレンに好意を抱いていた、異性として。そして何より助けてお礼を言いたかった。

そして自分を犠牲にしたことを怒りたかった。ラムも同じことを考えていた。確信がないにほ関わらず

もしかしたらと思う二人の女の子の頰には冷たい雫が垂れていた。この何年レンのことを考えていた二人

は嬉しさと悲しさが混ざっていたのだ。

 

ラム「そうね....私も言いたいことがたくさんあるわ。」

 

 

 

 

 

ラム「もう今日は遅いわ。明日朝、レンの部屋に

レムは行くんだからもう部屋に戻って寝なさい。」

レム「はい。姉様。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




遅れてごめんなさい。リアルが今日忙しくて。。。。。
夜中頑張って書いたのでおかしなところが多かったおもいますが次回も
お待ちください!

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