時は陽日7時.
コンコン
「レムです。朝になりました、レンくん起きてますか?」
ノックを2回ほどしたレムは部屋の外から声をかける。
数秒待って起きてないことを確認したレムはで中へと入る。
ベッドの横で寝ていたのは、青髪で長髪の男。落ちたと考えるが
落ちたまま寝ていたレンは見てレムは驚く。
レムは彼のそばにしゃがむと、寝顔を見る。じっくりと。時間かけて。
レム「ずっと見ていたい。レンくん、もうどこにもいかないで、
もう離れたくない、ずっとそばにいて。」
レムは確信していた。あの時自分は助けてくれたヒーローであることを。
彼の頰に手をかけると、レムは少しずつ寝ている彼の顔に近づく。
「れむ??」
急いで顔を離した彼女は手でかおを隠す。
隠した指の隙間から見た彼の目はとじ、カーテンからこぼれた光が彼の顔に
かかっていた。レムは彼の体を起こすように揺らすと。
レン「起きたから。起きたからもうやめてくれ。」
レム「朝ですよ。レンくんは初日から寝坊して遅れるつもりですか?」
レムはなにごともなかったように話す。
レンは目を少しずつ開き体を起こして辺りを見渡す。
レム「早く着替えてください。」
レン「ごめん。今すぐ着替える。」
レンは渡されたレムから渡された制服に手を取る。
レンはブツを見られたくないのでレムに背を向けて、着替える。
見せたくない彼を見たレムは少し拗ねたように待つ。
レン「よし、着替え終わったぞ。」
レム「では、行きますよ。」
二人は部屋を出て朝食の準備をするため、調理場に向かう。
レン「ラムはいいのか?」
レム「姉様は、先に準備をしていますよ。」
レン「あぁ、そうなのか。意外にラムは起きれるんだな。」
レンは二人で並んで歩くのが懐かしくに感じる。
昨日会ったばかりのレムと慣れたように話すレンの顔は明るかった。
レムは誇らしいのか胸を張って手を腰に当てて言い放つ。
レム「姉様は朝が弱いので、レムが起こしましたから!」
レン「きつくないのか?」
その動作をスルーする、れん。
レム「レムは慣れてますから!」
二人は他愛ない会話しながら歩く。
そして、奥の部屋に人影が見えたレンはラムだろうと思いのぞくと
そこには野菜の皮むきをするラムがいた。
レム「お連れしました。姉様。」
ラム「ありがとうレム。れんれんはじゃがいほの皮むきはできるかしら?」
と言いながらラムはじゃがいほと包丁をレンに渡す。
レンは渡されたじゃがいほを上に投げると一瞬にして皮をむく。
その皮は1つにつながっていた。
「俺に刃を使わせて勝てるものはいねぇ。」とドヤ顔を決める。
それから1分も経たないうちにそこにあったはずのじゃがいほは全て
丸裸にされていた。
ラム「驚いたわ。こればかりは認めてあげようじゃない。」
レム「すごいですね!レンくん、レムは感激です!」
その包丁捌きはレムをゆうゆうと超えるレベルだった。
レン「フッ。ラムよ少し違うんじゃないか?認めてあげるんじゃなく
認めるしかないんだろ。」
レンなラムに反撃を食らわす。
頼みのレムも負けるほどの腕前だったため
完璧な返しにラムは何も言えなくなってしまった。
その後もレンは流れるように野菜を切り分けた野菜たちを使って
レムがスープを作り上げていく。ラムは簡単にできる、パンを焼いていた。
時が経ち、全ての作業が終わった3人は食堂で待つ。
最初にきたのはロズワールだった。
ロズ「おはぁよーぅ。今日も頼むよぉ。」
レムラム「「おはようございます。ロズワール様。」」
レン「おっおはよう!」
ロズ「今日からしっかり頼むよ。レンくん。」
レン「おう。任せとけ。」
そして、エミリアが来る。
エミ「おはよ!みんな!」
甲高いエミリアの声が食堂に響く。
エミ「昨日はありがとうね!レン。」
レン「おう!尊敬してくれてもいいんだぜ!」
エミ「調子に乗らないの!」 ポカンッ
と軽くレンの頭を叩く。そういいながら叩く彼女の表情は
満面の笑みを浮かべていた、昨日のことがよっぽど嬉しかったのか。
声のトーンがいつもより高い。
レム「昨日何かあったんですか?」
???「そのことは僕が話してあげよう!」
そういいエミリアの髪から出てきて肩に乗っているのは、世にも珍しい
喋る猫。ではなく精霊だった。その姿は灰色の毛並みで見るからにモッフモフだった。
体長は10センチぐらいのかわいい見た目だった。
レン「うおっ!猫が喋った!」
???「猫なんて失礼だなぁ。僕は猫型の精霊。そしてエミリアと
契約を結んでいるパックだよ!よろしくね。」
レン「あぁ、そうなのか。それは失礼したな。俺はレンだ。よろしく頼む。」
パック「青髪のお姉ちゃん、話をするとね、昨日の夜、レンがリアを励ますのに、
胸を張れ!、顔を上げろ!とか熱いこと言っちゃてねー。」
とレンのマネをしながらパックは教える。
一方、レンは
レン[俺そんなこと言ったけ、めっちゃ恥ずかしいぃぃぃ!
いいこと言ったとしても 他の人から見たらただの熱い奴じゃねえか。
過去に戻って言い換えてぇぇぇぇえ!!!!!!」]
当の本人は羞恥心により顔を真っ赤にしていながら心で叫ぶ。
エミ「パック。レンがすごーく恥ずかしそうにしてるからやめてあげて!」
レン「そ、そうだよ。それ以上はやめてくれぇ。」
レンはこれ以上はとパックに念を押す。
パック「他にも言ってたけど、リアが言うんなら手を打ってあげるよ。レン。」
その話す姿を見たレムは火を宿して悟った。
レム[エミリア様も、もしかして...。エミリア様でほ負けてなんか、いられない!]
レンは猫姿のパックが悪魔に見えるようになり、猫のことが嫌いになったようです。
レン「そういえば、パックあの時居たっけ?」
エミリアは結晶を手に取り
エミ「パックは、日中しか活動できなくて、普段はこの結晶で休んでるんだけど
その中から話しを聞いていたみたい 。」
ロズ「とりあーぇえず、食べようじゃないかぁ。」
ロズワールが長く続きそうだった話しを切って椅子に座る。
それと一緒にエミリアと俺が座る。それを引き止め、ロズワールの横に強引に
に連れて行ったのはラムだった。
ラム「あなたは一応使用人なんだから後で食べるのよ。」
レン「えっまじかよ。。」
ラム「大まじよ。」
そして食事が始まる。
さっそくエミリアはレンが皮を剥いた野菜の入ったスープを食べる。
エミ「今日のスープは少しじゃがいほが多いわね。」
ラム「申し訳ございません。エミリア様。バカレンが調子に乗って
多く準備してしまいましたので多くなりましたわ。」
とロズワールの横に立っていたラムとレムが頭を下げる。レンもしぶしぶ下げる。
それからは、レンの仕事や、エミリアの王選の話をして食事は終わった。
ラム「れんれん、今からやる仕事内容を言うわ、一度しか言わないから
聞き逃すなんてことをした時は死になさい。」
「一階の部屋の掃除と洗濯と浴そ----」
レン「いや、ちょとまてちょとまてお姉さーん。最近僕への当たりが強くなって
はいませんか?女の子にそんなこと言われたらさすがに辛くなってくるよ?」
さすがに、死になさいという言葉をスルーすることはできなくて、ラムにツッコミを
を入れる、事実先程から、ラムはレンにキツく言っている。仲が良いのか悪いのか
曖昧だが、多分仲は良いのだろう。
ラム「..........。浴槽の掃除、そして昼食と夕食の準備、そして村に食材の買い物に
レムと行きなさい。」
レン「わかったけど、そのあとに時間はあるのか?」
ラム「あるわ。その時間にロズワール様との修行をしなさい。」
レンはもちろん強くなりたい。
だからロズワールとの修行を楽しみにしていた、レンは今までの戦いは全て
黒刀で戦ってきた、魔法なんて使ったことがないレンにとっては新しいゲームを
買ってもらえるも同然なのだ。
ラム「とりあえずは、ラムがあれんれんに教えるわ。
変な真似をしたらただじゃおかないわ。」
その目は感情に任せた、恐ろしい目だった。
こうしてレンの一日が始まる。。。。。。。。。
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