Re:黒鬼から始める異世界生活   作:えだまめん

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隠された力

レンは自室に戻ると、森にいた頃の服に急いで着替えると、

走ってロズワールのいる庭に向かう。

「やっと、魔法を使えるようになるのか!」

 

レンは夢にまで見た魔法を使えることに興奮していた。屋敷から出たレンは、

庭を見回すと、椅子に座って紅茶を飲んでいたロズワールを見つけて声をかける。

 

「来たぜ、ロズワール。」

「お仕事お疲れださまだぁーよ。初仕事はどうだったかぁーね?

レン「んーめっちゃ疲れた。だけど森にいた頃よりはだいぶ楽だった。」

ロズ「そぉーかい。なら仕事をもう少し与えるようラムに伝えておくよぉ。」

レン「それは勘弁してください。まぁ早くやろうぜ。」

 

ロズ「そうだねぇ、まずは魔法のことをよく知ってもらうよ?

ではないと、魔法の軸、イメージが足りないからね、よく聞くんだぁーよ。」

レンは頷くと体をロズワールの顔へと向けて正座をする。

 

ロズワ「魔法とはねぇ、体内にあるマナを使う魔法の必要な量を同じ体内にある

ゲートを通じて変質させぇーる。そして詠唱して現実に放出させて影響を与えるのぉーが

魔法だぁーよ。」

 

ロズ「そして魔法を使うにはまず6つの属性のどれかの適性が必要だぁーよ。

さらに、よりつよぉい魔法を使おうと思うと私のようにぃー強い適性度が

必要となってくるわけだぁーよ」

 

レン「俺にはその適性がある...よな?」

 

ロズ「そのことについて、私はレンくんに興味が湧いたんだぁーよ。」

ロズワールは少し考えこむとレンの顔をじっくりとみつめると彼に近づき

小さな声で話す

 

レン「な、なんだよ!」

ロズ「君には私より高い適性をもった、風と水魔法が使えるんだ。」

レン「つまり俺は、風と水魔法に関してはロズワールを超えるということか!」

ロズ「そういうことだぁーよ。そしてこの先は考察なんだけどぉーね。」

 

ロズワールは黙りこむとレンの顔を真剣な眼差しでみる。

 

ロズ「君には適性度が今までにないほどで今まで居たことはない、

『雷の適性』をもっていると思うんだ。」

普段に比べて何倍も真剣に話すロズワールの言葉に嘘はないと感じた。

 

レン「どうしてそんなことがわかるんだ?」

ロズ「君がこの屋敷に来た時治療したのは私なんだけどね、その時君から

ビリッとした電気のようなものを感じたんだぁーよ。そこからそう考えんたんだーよ」

 

レン「わかった。とりあえず、ロズワールもわかる風魔法を教えてくれないか?」

 

ロズ「そうダァーね。まずは体に流れているマナを感じるだぁーよ。それを手に集める

イメージそして、それもイメージをしながら飛ばす。」『エルフーラ!』ヒゥーン‼︎ スパッ バターン

 

そういい、ロズワールの手から飛び出たのは風の刃のようなものだった。

飛び出した風は庭にあった木を切り落とした。そんなことに驚かず手本を見たレン

自分もやってみようとよロズワールの言われた通りにする。

 

レン「手から飛ばすように....っと。」ヒゥーン‼︎

レン「出た!!やっぱ俺才能あったんだなぁー」

 

レンは手を顎につけてキメ顔をする。

それに対してロズワールはものすごく驚いた。いきなり風魔法を使えたことで驚くのではなく...

 

ロズ「レンくん!今君は無詠唱で魔法を‼︎!」

レン「へ?なんか言わないとできねえの?」

ロズ「私はとんでもなぁーいのを雇ってしまったよーだね。レンくんふつうは『エルフーラ』など

詠唱をして使うものなんだけどぉーね、君はずいぶんすごいんだぁーよ。」

 

その後もレンは水魔法も無詠唱で使えるようになると、雷にも挑戦した。

ロズワールの予感は当たっていたらしく、レンは電気を放つことができた。

レンは魔法を使っていたかのように加減もできるようになっていた。

彼のセンスはロズワールを圧倒的に超え、マナの限界値も高かった。

 

ロズ「レンくん、私と少し模擬戦をしてくれなぁーいかい?」

レン「さすがにまだ、ロズワールの相手にはならねぇよ。」

ロズ「それは承知のうえだぁーよ?手加減はもちろんするからぁらね?」

 

レンは自分の力を試したいと思っていたので了承すると、二人は少し離れて戦いを始める。

 

 

 

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ロズ『エルゴーア』

 

戦いはロズワールの火魔法から始まった。

レンは持ち前のスピードと身のこなしでで避けると無詠唱で風の刃を飛ばす 。

無詠唱のぶんロズワールの反応は遅れるとはいえ、ロズワールは慣れたように正確に

同じ風魔法を風魔法へと当てる。

 

レンは相手が本気を出さないとはいえ、勝つ気でいた。

頭と魔法をフルに使い相手を追い詰めるつもりだった。

 

ロズ『今度は避けられるかぁーな?」『エルゴーア』

 

先程の魔法より早いスピードで飛んでくる火球にレンは待っていたかのように、ニヤリと笑うと

水球を当てる、当てたことにより爆発が起き互いの視界をなくす。ロズワールは風魔法で

視界を取り戻す。だがそこにいたはずのレンは消えていた。

 

ヒゥーン‼︎

 

後ろから飛んで来た風魔法に気づいたロズワールは振り向き胸に傷を負う。

先制打はレンだった。

 

「隙ありだぜ!ロズワール!」後ろにはレンがいた。

 

ロズ「戦闘のセンスはずぅーいぶんあるようダァーね。油断していたよぉ。」

 

そういいながら傷口に手を当てて水魔法の一種の回復魔法を使う。

傷口は一瞬でふさがっていた。

 

レン「げっ!そんなことされたら俺勝ち目ねぇじゃねーか。代わりに降参させてやるよ!」

 

ロズ「それは楽しみだーよ。」

ロズワールは左右の手から火と水を出すと水から爆発を起こしてさっき同様のことを起こす。

そしてスピードのある風魔法を使って勝負を決めるつもりだった。

 

ロズ『エルフーラ』

 

レンは前方から飛んでくる風の刃を避けきれないはずだった。

レン「やべえ、顔に当たっちまう。避けれる速さじゃねえし。

せめて剣があれば防げるのに....?!」

 

キーンッ

 

 

 

ロズワールは風を起こし辺りを明るくする。そこには、青色の剣を持っていたレンがいた。

先程までは持ってなかった剣を持つレンに驚くロズワール。

 

 

ロズ「レンくんその剣はいつから持っていたぁーんだ?」

 

レン「俺も気づいたら持ってたんだ。剣があればどうにかなると思ったら...。」

 

レンは持っていた剣を離すと消えて無くなってしまった。

 

ロズ「どういうことかぁーな?」

 

二人は模擬戦を止めると、先程のことを研究し始めた。

 

 

 

 

レン「つまり俺は、空気中のマナを自由自在に具現化できるってことか?」

ロズ「おそらくそうだろーねぇ。その能力が発動した時にレンくんの体内の

マナは動いたりしていないからねぇ。」

 

 

 

二人はその摩訶不思議な能力の名前を単純に「変幻自在』と付けた。

その能力をまとめると、

・空気中にあるマナをレンの思うように物体へと変えることができる。

・本人の無くすという意思があれば物体はマナへと戻る。

・作り出した物体の硬度は半端じゃない。

ということがわかった。

 

ロズ「レンくん、『変幻自在」と『雷属性」については屋敷の者以外には

知られないようにすることだぁーよ。」

 

レン「あぁ。わかってるよ!」

 

ロズ「今日の練習はもう終わりだぁーよ。また空いてる日には朝、声をかけるかぁ〜らね。」

 

そういうとロズワールは急いで屋敷に戻っていった。

レンはというと椅子に座って能力について考えていた。

 

レン「はぁー。強くなりたいと思ってたけど、ここまですごい力を持っていたとはな。

強い能力とはいえ油断はしないようにしないとな。なんか急に眠気が...zzz

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




間に合えばもう一本出します!

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