がっこうぐらし! 『わたしたちはここにいます』エンド 作:ランガー
油断したら唐竹割りながっこうぐらし、はーじまーるよー。
二日目、三階侵攻再開から。
隊列はレーヴェ・くるみ・めぐねえ・みーくん、R・K・M・Mって感じで。
基本的にレーヴェが倒し、討ち漏らしをくるみが討伐、みーくんが
めぐねえ? マスコット枠だよ(震え声)。
めぐねえは覚醒していないと、グロテスク耐性や生徒に攻撃する覚悟が決まっていないのでぶっちゃけ役に立ちません(無慈悲)。生徒を殺して正気度を回復するレーヴェを見習ってホラホラ(鬼畜)。
まずは職員室に行きます。
おっす、おじゃましまーす。
お、先生が三人居ますね。敵の潜水艦(陸上)を発見!
殺しましょう。
「先輩、私も……」
ダメです(即答)。
確かにもうレベル上げは必須でないので、必ずしもレーヴェが倒す必要はありません。でも『殺人衝動』持ちのレーヴェにとってかれらは正気度回復ギミックなので、結局はレーヴェが倒した方がいいでしょう。
くるみとみーくんはあくまでガバった時の保険です。
勤務ご苦労、さようなら(吸血鬼並感)。
はい次行くぞ次。
終始こんな調子なので倍速倍速ゥ!
中央の階段まで解放したら、待機していた非戦闘員組を呼び出します。
レーヴェと……いや、一人でいいか。
レーヴェが残りを制圧。他メンバーはここでバリケードを作らせます。くるみと覚醒みーくんが居ればかれらが来てもやられることはないでしょう。
「先輩、一人で大丈夫ですか……?」
大丈夫だって安心しろよ~。
精神異常のおかげで内心ウッキウキで殺しに行くので目撃者は居ない方がいいです。
孤軍奮闘もバイノハヤサデー。
基本的には近くに居る奴をヌッ殺して窓からポイーです。
教室内もクリアリングし、ロッカーの中などもしっかり確認しておきましょう。
端までクリアリングしたらみんなのところに戻り、二手に分かれてバリケード作りです。
バリケード構築は机と椅子を積み上げてロープで固定していきます。通常なら一日は掛かる作業ですが、今は8人も居るので夕方前には終わるでしょう。
特別仲の悪いメンバーは居ないはずなのでチーム分けは適当でいいや。
レーヴェ・みーくん・ゆき・めぐねえチームとくるみ・貴依・圭・りーさんチームでいいかな。一応交流も兼ねて今まで関わりが少なかったであろう異種混合パーティにします。
KTKRチームはコミュ力おばけが二人と戦闘力おばけが一人居るのでよっぽどのことがあっても大丈夫だと思いますが、RMYMチームはみーくんが何か言いやがらないかが不安ですね。
まあそのためのレーヴェ。あとそのためのめぐねえ? 大丈夫だって安心しろよ~。
ど う し て 等 速 に 戻 す 必 要 が あ る ん で す か ?
「あっ」
あっぶえ!
ゆきちゃんが転んだところを間一髪レーヴェが支えました。
いかん、危ない危ない……♂
「ご、ごめんなさい……」
もう許せるぞオイ!
力仕事は得手不得手がはっきり分かれるのがツラいところ。
まあ今は人手が欲しいので不得手でもこき使いますがね(鬼畜)。
「わたしドジだし、力ないし、居るだけでみんなの足手まといだよね……迷惑だよね……」
おっと、ゆきちゃんが弱気モードになってますね。アニメのこのシーンだいすこ(隙自語)。
もっと眺めていたい気分ですが、ロスなのでさっさと立ち直らせましょう。
あっ、おい待てい(独逸っ子)。
そんなことないゾ。こんな状況とは言え力仕事だけが存在意義じゃないってそれ一番言われてることだから。
どんな者だろうと人にはそれぞれその個性にあった適材適所があるんだゾ(名言)。
むしろ力仕事だけのゴリラだと縛られたり暗殺されそうになったりするんだよなぁ(別世界の記憶)。
ゆきちゃんの頑張りはみんな知ってるから大丈夫だって安心しろよ~。
「そう……かな」
「そうよ。丈槍さんの笑顔にみんな助けられているの。だから元気出して、ね?」
そうだよ(肯定)。ゆきちゃんの笑顔はみんなを癒す、はっきりわかんだね。
「……うん。私、頑張る。頑張るよ!」
「笑顔は頑張るものじゃないですよ、由紀先輩」
「えへへ、そうだね」
ゆきちゃんの好感度イベント『いつも笑顔で』をクリアしました。やったぜ。
バリケードを作ったら次はお掃除タイムです。
かれらの死体はレーヴェが捨てましたが、いたるところに血がべっとりな上に割れたガラスなどが散乱しています。このまま生活するのは、いやーきついっす。
これも人数に物を言わせれば今日中に終わります。
よーしみんな掃除道具を持てー。あっ、ガラスの破片には気を付けるんだゾ☆
「こんなところでいいかしら」
「だいぶ綺麗になりましたね」
ぬわあああああん疲れたもおおおおおん。
こういう時に一般野郎主人公だとメイン労働力なので大変ですね。まあその分早く終わるわけですが。
今日の労働は終わったので満を持しての食事タイムです。と言っても物資確保に行っていないのでなるべく節約します。
問題は分け方ですが……。
「それではみんなで均等に分けましょうか」
共産主義者め……。
悪いがその分け方はキャンセルだ。断固拒否しましょう。
食料は限られているからか、この場面では誰が仕切ってもこの共産主義案が出ます。ほぼ全員の合意付きで。
でもそれじゃあ困るんだよなぁ。男子高校生のレーヴェは女子たちと同じ食事量では足りません。常にスタミナや正気度が低い状態で活動することになるでしょう。
戦闘要員のレーヴェとしては、頃したかれらの数に応じて報酬を貰える死体本位制を要求したいところですが、それだと非戦闘要員が死んでしまいます(ダーウィン)。
自分の分を多めに要求するだけにしておきましょう。
でも反対が主人公一人なら数の暴力でねじ伏せられます。誰か味方に付いてくれないかなー(チラッ)。
「あー、あたしも出来ればちょっと多めがいいかなーなんて」
やったぜ。まあ予定調和だけどな。
先程『
と言っても何もなしに反対するわけではなく、『くるみ以外の誰か一人以上が反対した時、くるみも反対側につく』というようになっているとか。
まあ他のみんなは反対しないので、実質『主人公が反対した時』になります。
「そうよね……空腹で倒れても大変だし」
「やっぱり運動する二人はたくさん食べた方がいいんじゃないかな?」
反対派が二人ならこのように採用されます。反対が主人公だけなら総スルーするくせに(小声)。
そして、これが起きるとなぜかくるみの好感度が上がります。どうもこれ好感度イベントらしいですわよ。
このイベントを専門用語で『防共協定』と言います。テストに出るゾ☆
食事を終えたらおやすみの時間です。
さすがに生徒会室には入りきらないので、近くのLL室で寝てもらいましょう。オフトゥンは職員休憩室にあります。
「見張りはどうします?」
任せとけ! スーパー生徒会長レーヴェにかかれば一徹くらいどうということはありません。
「いえ、先生がやります。みなさんはしっかり休んでください」
いや無理しなくていいから(良心)。
「大丈夫ですよ。何かあったらちゃんと起こしますから」
うるせえ!(豹変)
初プレイの時にその言葉を信じてめぐねえ一人に任せた結果、寝落ちして全滅したの忘れてねえからな(根に持つタイプ)。
めぐねえはご存知の通り生徒思いの優しい先生ですが、いかんせんクソ真面目すぎる。『大人だから』『生徒のために』といろいろ溜め込んでは無茶をしてガバって死にます。
まあどれだけゴネても折れないので二人でやるんですけどね。
と言ったところで今日はここまで。
次回、『学園
☆
レーヴェ・アドラー君。
みんなに慕われている、
その認識は、間違っていたのだろうか。
三階を確保するに当たって、私達は教室や職員室に居た『かれら』を協力して排除した。
中でも率先して戦ったのがアドラー君だ。いや、結局のところアドラー君しか戦っていない。
それはまだいい。生存者の中で唯一の男性なのだ。教師として生徒を矢面に立たせるのは情けないが、身体能力の差は覆せない。
『フンッ、まあこんなものか』
彼は人だったものを、生徒だったものを、ためらいなく殺していった。
『コイツらは頭を破壊すれば完全に死ぬらしい。脳が機能しているのかはわからんがね』
返り血も気にせずナイフを頭に突き刺し、動かなくなったかれらを慣れた手つきで窓から放り捨ていた。
――楽しんでいるようにすら見えた。
彼は、生徒のことをどう思っていたのだろうか。『かれら』になった生徒をどう思っているのだろうか。
私達への気遣いは確かにあるのに、私にはそれがひどく恐ろしいものに感じた。
あれじゃあまるで
人間ではない、怪物のようだ。
――日が暮れてしばらく経った。
もうすでに暗くなっており、か弱い月明かりだけが辺りを照らしている。
比較的被害が少なかった職員休憩室で寝ることになった。ちょうど宿直用の布団もあり、よく眠れることだろう。
私とアドラー君は見張りだ。廊下に椅子を並べ、静かに座っている。
私も彼も何も話さない。聞こえるのは風の音と時計の針の音くらいのもの。
静かに時が過ぎていく。
「……あの、アドラー君」
「どうしました?」
私の声にアドラー君が振り向いた。
「あなたは……何者ですか?」
『本当に人間ですか?』と聞こうとして、慌てて言葉を変えた。
昼間は確かに恐ろしさを感じた。でもバリケードを作っていた時に、転んだ丈槍さんに見せた優しさは嘘ではないと信じたい。
食事の時も恵飛須沢さんが意見を言いやすいように、みんなの意見に反対していた。
こうして一緒に見張りをしてくれているのも、私やみんなを心配してのことだろう。
彼の正体は優しい生徒会長なのか。それとも快楽殺人鬼なのか。
「さあね。私もよくわかっていませんよ」
アドラー君は私の質問に少し悩み、自嘲気味にそう答えた。
「私は先生が思っているほど自己をしっかりと持っていない。か弱く、不安定な生き物なんです。……信じられませんか?」
じっと見つめる紅い瞳。吸い寄せられるようなその目を前に、私は答えることができなかった。
☆
夜。職員休憩室にあった簡易布団を並べて休むことになった。
周囲を見れば圭や悠里先輩たちはもう寝静まっている。
昼間に肉体労働があったので疲れたのだろう。
対して私はなかなか寝付けないでいた。
目を閉じれば外で見張りをしている先輩たちのことや残り少ない物資のことが頭を駆け巡る。
……私は思ったより心配性らしい。
『……』
『……』
ふと、話し声が聞こえてきた。先輩たちの声だ。
……聞き耳を立てるのはマナー違反だろう。早く寝よう。
しかし、声を完全に遮断するには部屋の壁では頼りなく、また周りが静かすぎた。
『あなたは、何者ですか?』
『さあね。私もよくわかっていませんよ』
「…………」
たった一問一答。
でも先生が先輩に不信感を抱いていることはわかった。
先輩に何か問題でもあったのだろうか。それとも先生が疲れているだけなのか。
佐倉先生。あなたは味方ですか?
それとも先輩の
もしそうなら、その時は――
こんなサブタイトルなのにカルテット解散早スギィ!
次回予告は悪手、はっきりわかんだね(無くすとは言ってない)
ヤンデレと言えばりーさんという人は多いと思いますが、みーくんもポイント高いと思う。
冷静系理詰めヤンデレ。
☆解説
・死体本位制
食料分配におけるルールの一つ。殺したかれらの数に応じて食料を獲得できる。
食料管理はかなり楽になるが、戦えないキャラが無理に戦おうとして感染、制度に不満を持ち内乱や暗殺など、事故要素が非常に多い。
・防共協定
胡桃の好感度イベントの一つ『大食いコンビ』のこと。食料の平等分配案に反対すると起こる。
――乙女心とは複雑で難しいものだ。