がっこうぐらし! 『わたしたちはここにいます』エンド 作:ランガー
なんで私より作品への思慮が深いんですか(困惑)。もう読者が書いた方がええんちゃう?
骨組みはさっさと書き上げたけど中身が思い浮かばなさ過ぎてクッソ短いです。閑話的なものだと思って(懇願)
狂い狂わせがっこうぐらし、はーじまーるよー。
四日目の朝です。
みーくんの好感度イベント『貴方の側に』を終えてレベルアップしました。ここまで来たらみーくんの教育(意味深)は十分かな。
そう言えば二日目のレベルアップの分もまだ残っていましたね。
今回取るのは『人心掌握』レベル3と『メンテナンス』レベル2です。
メンテナンスは使用する道具などの耐久力を上げ、壊れた時に修理できます。レベル1は道具類、レベル2で機械、レベル3で建築物にも対応します。(ただし物によっては専用の道具がないと修理でき)ないです。
人心掌握は念のためです。みーくんが順調なのに反比例して、どうもめぐねえがレーヴェになびいてないっぽいんですよね。正直めぐねえは最重要ポイントと言っても過言ではないので、安定を取ります。
みんなが起きたら朝食、次いでミーティングです。
「今日はどうする?」
「物資はしばらく大丈夫だし、のんびりしてもいいんじゃないか?」
あっ(察し)。みんな油断モードに入ってますねクォレハ……。
セーフティーエリアも物資も現時点で十分なので、わざわざ危険を冒してまで階下に行く必要はないという考えになっています。
保守派のりーさんやめぐねえはもとより、何かとアグレッシブな圭や革命分子になりがちなみーくんも賛成のようです。
まあその方が安定安全だからね仕方ないね♂
「レーヴェもそれでいい?」
だが断る(AA略)。安定だとか多数決だとか知ったこっちゃありません。
現在、最大の懸念は七日目の『雨の日』です。純粋にこちらの人数が多いので、カバーしきれずに誰かが噛まれて……なんてことが起きたらリセット不可避。
その対抗策として今日のうちに二階を制圧します。
「えっ、今日も二階に行くの?」
せやで。
これはセーフティーエリアを広げて余裕を持たせるだけでなく、くるみとみーくんを戦いに慣れさせる目的もあります。現時点でも戦闘能力は十分高いのですが、対多数や味方と協力しての戦いなどでいざという時にガバったら困るからね。
某ゴリラを気絶させるほどの戦闘能力を持つチョーカー姉貴も連れて行きたいところですが、どうも今回のチョーカー姉貴はインドア派な模様。正気度や好感度のためにも自発的に参戦するキャラのみ連れて行き、消極的なキャラを無理矢理連行しないようにしようね!
「先輩、私も行っていいんですよね?」
そうだよ(肯定)。おうあく(準備)しろよ。
早速二階に突撃。今回は目的が目的なのでなるべく二人に任せます。もちろん噛まれたら再走なので上手いことサポートしていきましょう。
ただし食堂に関してはかれらが多すぎるので、レーヴェもガンガンいきます。おら、正気度出せ!
二階を掃除したらバリケード構築ですが、これは戦闘員のみでやります。あらかた綺麗にしたとは言え三階よりもはるかにエンカ率が高いので、非戦闘員だと作業中にお亡くなりになります(1敗)。
バリケードの頑丈さに関してはそこまで気にしなくても大丈夫です。巨大な金属板を溶接するか廃材で完全に埋め立てるかしない限り、どう頑張っても雨の日にぶち破られるからね。
二階にある机を適当に積み上げてロープでくくって、工事完了です……。
労働力が三人だけだとやっぱり時間かかりますねぇ!
あとは飯までやることないので一人グータラと――
「レーヴェ、ちょっといい?」
おやりーさん、何事だい? 夜のお誘い(意味深)ならまだ早いぜ?
「部活、初めてみない?」
お、これは。がっこうぐらしのメインイベントでありながら、何かとスルーされがちな『結成!学園生活部』ですね。
これは『三階と屋上を解放している』『佐倉慈と若狭悠里を含む四人以上が生存』『誰か一人でも著しく正気度が低いキャラが居る』を全て満たしていると起きます。メインのくせに条件厳しくなーい?
しかし部活を始めたいという相談を主人公にするのは珍しいですね。この相談は頼れるリーダーに――いやこれ以上は言わないでおこう(迫真)。
学園生活部を否定する理由はないので承認しましょう。会長としては会計の提案に賛成である。
あとめぐねえにもちゃんと相談してあげて(良心)。
「ふふっ、ありがと。じゃあ私は佐倉先生に話を通しておくから部員の勧誘は任せるわね」
おっすお願いしまーす。
……面倒事を押し付けたな?(疑心暗鬼)
「というわけで! このレーヴェ・アドラーの名の下に新しい部活『学園生活部』を設立することにした!」
「いやどういうわけですか」
その日の夜、晩ご飯を食べたあと。
レーヴェは『学園生活部』と書かれたホワイトボードを力強く叩き、みんなの前で開口一番にそう言った。
突然のことにみんなポカンとしているが、レーヴェは全く気にせず笑っている。
「だいたいこんな状況で部活なんて……」
難色を示したのは美紀だ。
美紀は人一倍真面目だから、こういう現実から目を背けるような行為は気に入らないのだろう。
「だからこそ、だよ。こういう状況だからこそ楽しく前向きに生きたいではないか」
「そうですけど……」
レーヴェの言葉に美紀が押し黙る。
「何か問題かしら? 美紀だって楽しく暮らしたいでしょ?」
「う……」
この生活だっていつまで続くのかわからない。安全圏と物資は確保したのだから、次は精神的な拠り所があった方がいい。
生徒会でも悪くないけど、新しく作った方が胡桃たちが気兼ねなく入れるだろう。
「こら悠里、あまり後輩をいじめるなよ」
「いじめてませーん」
美紀を説得していたらレーヴェに注意されてしまった。ペロリと舌を出して答える。
でも美紀だって頭ごなしに否定しているわけじゃない。説得はできるはずだし、できるならみんな納得したうえで入部してほしい。
「それで、その学園生活部?っていうのはどういう部活なの?」
スッと手を挙げたのは圭だ。
「うむ、簡単に言えば学校で楽しく暮らしていこうという部活だ。部活動心得も作ってみたぞ。悠里」
「はーい」
事前に書いておいた心得の紙をみんなに見せる。私とレーヴェと先生で決めたものだ。
『学園生活部心得
・第一条 - 学園生活部とは、学園での合宿生活によって、授業だけでは触れられない学園の様々な部署に親しむとともに、自主独立の精神を育み皆の模範となるべし
・第二条 - 学園生活部は施設を借りるにあたり必ずその恩に報いるべし
・第三条 - 夜間の行動は単独を慎み常に複数で連帯すべし
・第四条 - 決して無理をすべからず。いついかなる時も互いに助けあい支えあい楽しい学園生活を送るべし
・第五条 - 部員は折々の学園の行事を大切にすべし
・第六条 - 待っているだけの者に蜘蛛の糸は下りて来ない。全員が誰かのヒーローとなるよう行動すべし』
「へー、本格的だな」
「こんなにもよく考えたな」
「私とレーヴェにかかればあっという間よ」
「あのー、私も一緒に考えたんだけど……」
みんな興味津々みたいね。美紀以外は賛成してくれるかしら。
「部活を運営する以上、この生活をより楽しくしていくつもりだ。どうだ、入らないか?」
「はいはい! 私も入りたい!」
「あたしも入ろうかな」
「アタシも。ゆきは?」
「うん、私も入る」
圭、胡桃さん、貴依さん、由紀さんが入部を希望する。あとは美紀だけだ。
「まあ、いろいろ言ったが別に強制はしない。部活が無くても私たちの関係は変わらないのだからな。ただ、私はみんなに入ってほしいと思っている」
「もう、そう言われたら断れないじゃないですか……。私も入部します。仲間外れは嫌ですし、私だって楽しく暮らしたいですから」
レーヴェの言葉に美紀が折れ、学園生活部に全員が加入することになった。
早速部活動申請書を書かないとね。
「役職はどうする? 異論がなければ私が
「どこの帝国ですか」
「じゃあ私は親衛隊?」
「あたしは武装親衛隊かなあ」
「いやだからどこの第三帝国ですか」
学園生活部を結成したことは確かに効果があったようで、みんな和気あいあいとしていた。
「成功ですね、若狭さん」
「ええ、そうですね」
終わってしまったものもあるけれど、こうして始まったものもある。
不幸なこともあるけれど、幸せだってちゃんとある。
――この幸せがずっと続きますように。
「そう言えば生徒会長と役員は部活に入れないのでは?」
「校則はあっても執行組織がないからセーフ」
「生徒会長のセリフとは思えないな……」
生徒会長になると他の部活には所属できないと言ったな。あれは嘘だ
まああくまでゲーム開始時点では、の話だから、多少はね?
めぐねえのセリフも出番も全然ないけど次はめぐねえ回だから許して